これからも拙作をよろしくお願いします
職場体験が終わり……また雄英の教室へと入る。
緑谷出久、飯田天哉、轟焦凍の3人を見てアウルム・ミダスティアは言葉をかける。
「3人とも大変でしたね……アドレスだけ送られてきた時は何かと思いましたよ……あのあとTVのニュースを観て驚きました、まさかヒーロー殺しのステインと出会うとは……しかしネットで検索するとまぁ……出てきますねステインの思想、これ暫く続きますよ……この思想に触発された
そして……オールマイトによる救助訓練レースが行われた。
それが終わり……女子更衣室にて。
女子陣と今日の訓練について色々と話していると隣の男子更衣室から峰田実の声が聞こえてきた。
「八百万のヤオヨロッパイ‼︎ 芦戸の腰つき‼︎ 葉隠の浮かぶ下着‼︎ 麗日のうららかボディ‼︎ 蛙吹の意外オッパァぁいい‼︎ そして他の追随を許さないアウルムの爆乳オッパイ‼︎」
よく見ると壁にほんの少し穴が空いており向こう側が見える。
男子更衣室が……アウルム・ミダスティアはため息を吐きながら自身の手でその穴へと触れ黄金化して補修する。
峰田の残念そうな叫びが女子更衣室まで響いてきており女子陣一同溜め息を吐く。
そして教室へと戻ると……相澤先生より通達が為される。
もう直ぐ夏休みであり、林間合宿が行われる。
ウッキウキで皆が言葉を紡ぐ。
相澤先生が睨み、それが落ち着くと相澤先生が言葉を紡ぐ。
「ただし……その前に期末テストがあるからな? 期末テストで合格点に満たなかった奴は補習地獄だ」
そう言われて切島や上鳴が、みんながんばろーぜ‼︎ と叫び……そして時は流れて6月最終週。
期末テストまで残す所1週間を切っており芦戸三奈が全てを諦めた笑顔を浮かべ和やかな表情でサムズアップしながら呟く。
「何にも勉強してない」
上鳴電気もそれに呼応するかの様にサムズアップしながら良い笑顔で歯をキランッとさせながら言葉を紡ぐ。
「体育祭やら職場体験やらで全く勉強してねー‼︎ 中間試験は入学したてで範囲狭かったから特に苦労しなかったけど……行事が重なったのもあるけどやっぱり期末は中間と違って演習試験もあるのが辛い‼︎」
それを聞いてアウルム・ミダスティアは笑顔で上鳴電気と芦戸三奈に向けて言葉を放つ。
「2人とも頑張りましょう、全員で行きたいですもの、林間合宿」
そう告げると2人は血涙を流し手を合わせながらアウルム・ミダスティアに叫ぶ。
「アウルム‼︎ 中間テスト1位のお前に頼みがある‼︎ 勉強教えてくれ‼︎ このままだと演習はともかくとして座学の方は赤点一直線の未来しか残されてねぇよ‼︎」
そう頼み込んできた2人と共に一部解らない所があるから私もお願いしたいと告げてきた耳郎響香や瀬呂範太、尾白の5人に対してアウルム・ミダスティアは頬を掻きながら告げる。
「私1人では流石に効率が悪いです……八百万さん……一緒に教える側をお願いしても良いですか?」
そう問いかけると凄い嬉しそうな表情になり講堂がーとか好きなお茶の好みはーなどと聞いてこられてシンプルに生まれの違いを叩きつけられるがプリプリしててとても可愛いのでアウルム・ミダスティア含めて皆一様に笑顔になっていた。
そして……試験当日がきた。
アウルム・ミダスティアは筆記を全て終えて各教科を自己採点する、おおよそ98点位は取れていると確信していた、そこから+-2〜3点といったところか。
そして……筆記試験が終わり2日後、演習試験が始まった。
始まる前に相澤先生より告げられる。
「それじゃあ演習試験を開始する、この演習試験でも当然だが赤点はある……林間合宿行きたかったらみっともないヘマはするなよ‼︎ そして諸君なら事前に情報を仕入れて何するかを薄々分かってると思うが……」
それを聞いて芦戸三奈や上鳴電気がウキウキで答える。
「入試みてぇなロボ無双だろー‼︎」
「イェーイ‼︎ 花火‼︎ カレー‼︎ 肝試しー‼︎」
既に何をするかが分かっているのか余裕そうに構える芦戸三奈や上鳴電気。
実際、入学試験でもやったロボを壊すだけなら余裕である、しかしそれを覆すかの様に相澤先生が呟く。
「残念、ハズレだ」
それを聞いてアウルム・ミダスティアは考える、なーんか嫌な予感がすると。
そう考えていると相澤先生の首の操縛布より根津校長がピョコンと出てきて叫ぶ。
「残念‼︎ 諸事情から今回からガラリと内容を変更したのさ‼︎」
その言葉を聞いて途端に膝をつく芦戸三奈と上鳴電気。
八百万百が問いかける。
「変更って……一体」
それを聞いた根津校長は話し始める。
「それはね……」
そう前置きして会議の内容を伝える。
要約するならば……ロボとの戦闘訓練は実戦的ではないという事、そもそもロボは『入学試験という場において人に危害を加えるのか』等のクレームを回避するためのもの。
相澤先生は無視しときゃいいんだそんなもん……と一蹴したらしいが。
これからは対人戦闘及び対人活動を見据えたより実戦に近い教えを重視するとの事。
相澤先生より告げられる。
「という訳で……諸君らにはこれから2人1組でここにいる教師1人と戦ってもらう、尚……ペアと対戦する教師は既にこちらで決めてある、動きの傾向や成績、親密度、諸々を踏まえて独断で組ませてもらったから発表していく、まず……轟焦凍とアウルム・ミダスティアがチームで……俺とだ」
そう告げて相澤消太は会議で自身が言った事を思い出す。
『まず轟焦凍、判断力や応用力など一通り申し分ないですが全体的に力押しのきらいがあります……そしてアウルム・ミダスティア、こちらも個性である『黄金』を用いて黄金化を攻守共に使いこなしていますが『黄金』による力押しは轟焦凍のそれ以上です……2人とも何かしらの近接格闘術を収めている様ですがそれを加味してもやはり2人共……異常なまでの力押しが目立つ、よって俺が『個性』を消して近接格闘と操縛布による捕縛で弱みを突きます』
そう告げられたアウルム・ミダスティアと轟焦凍はお互いをチラッと見て視線のみで会話を行い無言で拳を合わせて微笑を浮かべ合う。
その後宣言されたチームと対戦する教師陣が纏められた。
芦戸三奈&上鳴電気VS根津校長。
蛙吹梅雨&常闇踏陰VSエクトプラズム。
麗日お茶子&青山優雅VS13号。
尾白猿夫&飯田天哉VSパワーローダー。
切島鋭児郎&砂藤力道VSセメントス。
耳郎響香&八百万百VSプレゼント・マイク。
瀬呂範太&峰田実VSミッドナイト。
葉隠透&障子目蔵VSスナイプ。
爆豪勝己&緑谷出久VSオールマイト。
アウルム・ミダスティア&轟焦凍VSイレイザー・ヘッド。
そして……期末テスト演習試験がスタートした。
機械音声による放送が響く。
「一回戦目、アウルム、轟チーム演習試験スタート」