【完結】黄金郷のヒーローアカデミア   作:紅葉紫苑

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めちゃくちゃ評価や感想がきてて感動でとてもびっくりしています
これからも頑張りますので拙作をよろしくお願いします



襲撃の終わり

 足元のアウルム・ミダスティアを踏みつけながら手を模した装飾品を身体の至る所に着けた(ヴィラン)は言の葉を紡ぐ。

 

「人質がいるだけで動けなくなるってかぁ? ヒーロー?」

 

 オールマイトと相澤先生は(ヴィラン)に踏みつけられているアウルム・ミダスティアをどうやって助けようかと思案しているが刻一刻と時が流れていく。

 オールマイトが痺れを切らして突進しようとしたその刹那、数発の銃声が響き渡り手を模した装飾品を身体の至る所に着けた(ヴィラン)の四肢が撃ち抜かれる。

 黒霧ともう1人の(ヴィラン)がUSJの出入り口を見ると救援を呼びに行った飯田天哉と雄英の教師陣が到着しており先程の銃声はスナイプ先生によるものだとクラスメイト達は理解できた。

 手を模した装飾品を身体の至る所に着けた(ヴィラン)が痛苦に悶えた一瞬の刹那を見逃さずにオールマイトはアウルム・ミダスティアの手に触れぬ様に黒霧と手を模した装飾品を身体の至る所に着けた(ヴィラン)へ向けて蹴りを繰り出し距離を取らせるとアウルム・ミダスティアを抱え相澤先生へと預ける。

 相澤先生は他の教師陣の下へと緑谷出久達と共に退避し頭部外傷を負ったアウルム・ミダスティアの応急処置と状態をプロヒーローとして、またバイスタンダーとして対応していた。

 それを踏まえて手を模した装飾品を身体の至る所に着けた(ヴィラン)は残念そうな声音で呟く。

 

「あーあ……ゲームオーバーだ……両手両足撃ち抜かれてめちゃくちゃ痛いし……帰ろうか黒霧」

 

 そう告げると黒霧と呼ばれた(ヴィラン)は恭しく礼をして雄英教師陣に聞こえる様に言の葉を紡ぐ。

 

「分かりました……死柄木弔……ではヒーロー達、今は退きましょう、おさらばです次はもっと手駒を揃えて襲いに来ますよ」

 

 手を模した装飾品を身体の至る所に着けた(ヴィラン)、死柄木弔もワープゲートに包まれながら怨嗟の声を響かせる。

 

「なんだかんだ言って……今日の所はアンタの偵察だ、どれだけ弱くなってるかをこの目で見ておきたかった……次は殺す」

 

 そう言ってワープゲートに包まれて消えていった。

 教師陣の何名かから応急処置を受けていたアウルム・ミダスティアも意識を取り戻し起きあがろうとしたが頭部を踏みつけられていた為に頭部外傷という事で寝たままの状態で点呼をとられ教師の1人が付き添いとして救急車へと同乗し10数分後、近くの病院へと救急搬送されて行った。

 そして同日16.10分。

 警察の事情聴取後、帰りのホームルーム前に教室の扉が開かれて其処に居たのは頭に包帯を巻いたアウルム・ミダスティアであった、皆の視線が刺さる。

 アウルム・ミダスティアはおずおずと絹の様に薄い手袋を嵌めた手を振って困惑している様な……強張った表情を浮かべながらゆっくりと言の葉を紡ぐ。

 

「た……ただいま?」

 

 一瞬の沈黙の後……クラスメイト達から口々に心配の声がかけられる。

 

「心配したよおおおおおお‼︎」

「怪我は!? 怪我は平気なの!?」

 

 皆から一斉に声をかけられて困惑しつつ返事をするアウルム・ミダスティア。

 

「え……えぇ、取り敢えず頭部CTとMRIの結果は異常無しとの事で……この包帯は左側頭部に2cm程の裂傷が見受けられるとの事で……一応後日また来て下さいとの事で……ま、まぁ皆さんも無事で良かったです」

 

 ぎこちない笑みを浮かべながらそう告げるアウルム・ミダスティア。

 色々とクラスメイトに説明をしているといつの間にか相澤先生が教壇におりホームルームが開始される。

 

「さて……詳しい事は後日語るが……とりあえず明日は臨時休校となった……各自、身体を休めるなり勉学に時間を充てるなりしとくと良い……ホームルームは終わりだ解散、あとアウルム・ミダスティアは残れ、少し話しがある」

 

 相澤先生よりそう告げられホームルームが終わって5分後、相澤先生に連れられてアウルム・ミダスティアが着いたのは応接室。

 中に入ると警察の人が数人おりそのうちの1人、名前を塚内と言うらしい……成程、救急搬送や診察で受けれなかった事情聴取を此処でやると告げられた。

 

「こんにちは、私の名前は塚内だ……よろしく」

 

「えぇよろしくお願いします」

 

 そう言って手を出してきた塚内に対して絹の様に薄い黄金の手袋を嵌めたまま握手をするアウルム・ミダスティア。

 其処から事情聴取が開始された。

 氏名年齢、スマホの電話番号……etc.etc……。

 隣にいた制服の警官が呟く。

 

「えぇっと……最後に両親の連絡先と職場の電話番号を……」

 

 隣にいた塚内の耳に届いた刹那塚内が小声で叫ぶ。

 

「あッバカ……それは‼︎」

 

 両親……その言葉を聞いた刹那、アウルム・ミダスティアの脳裏に幼少期のあの事件が思い起こされ幻視する。

 家の中で血溜まりに倒れ伏している両親だったモノ……私を助ける為に押し入れに私を隠して息を殺して私達が良いと言うまで絶対に出て来るなと念押しされた……個性が発現した私が目当て(・・・・・)でおきた強盗殺人事件。

 過呼吸が起き数分……ようやく落ち着いて話しを続けて20分。

 事情聴取が終了して帰宅する。

 アウルム・ミダスティアは帰り道1人呟く。

 

「帰りに日用品と食品と雑貨を買わなければ……そろそろ洗剤や化粧品の残りが尽きる」

 

 翌日、朝7.00……休校となってはいるがいつも同じ時刻に起きている為に自然と目が覚めるアウルム・ミダスティア、寝ぼけ眼を擦り生欠伸をしながら寝巻きから着替えて台所へと立つと簡単な朝食と何日かの作り置きの料理を作り作り置き目的で出来た料理を端から黄金化していく。

 黄金化した作り置きの料理に料理名と日付を記入した付箋を貼って埃を被らない様にサランラップを被せて空間を触り黄金を創り出して保管庫を生成して其処に作った料理を保管する。

 時計を見ると既に9時になっており20数品作り終わると余った野菜や肉を黄金化して重ねて置いて後片付けを行い、いつもの日課として行っている近接格闘術の訓練を行っていった。

 

 そして休日が終わり……また学校が始まった。




感想・ブクマ・特に評価。飢えております。  低評価をもらったら少し傷つきますが、傷も創作のプラスになることはある(私の場合です)。でも無評価=虚無は創作のマイナスにしかならないッス(私の場合です)!  なので、無言で投げれるので、ぽちぽちっと☆を頂けると嬉しいです。多い分には困りませんよ!

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