呪いの王inキヴォトス転生   作:Uruto

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?<待たせたな☆

?<待たせたわね☆


vol.0 厄日と狐の嫁入り

「はぁ…最近賞金稼ぎしすぎて疲れたなぁ…。」

 

今はD.U.地区でゆったり物見遊山と言ったところだ。ちなみに今日は休日。

 

にしても、ココ最近いろんな事があったなぁ…。

 

「トリニティにミレニアムに…。はぁ…次は何が来るのやら…。」

 

ヒュー…

 

「…うん?…っ危ねぇ!」

 

ガガァン!!

 

住んでのところで回避したけどコレは…

 

「…鉄骨?」

 

作業員「おーい、大丈夫か〜い?」

 

「あ、はい。大丈夫で〜す。」

 

作業員「すまないネェ…ちゃんと結んだんだが、引きちぎれたみたいでネェ…。」

 

「あーいや、全然大丈夫ですよ!」

 

作業員「そうかい、ありがとネェー!」

 

「ふぅ…。」

 

…にしても、なんで急に鉄骨なんて。

 

「物騒だなぁ…全く。」

 

ヒュー…

 

「…あ?」サッ…

 

ダァン!

 

「…またかよ。今度は…ボーリングの玉?」

 

上を見るが特に何もいな…ん?なんかビルの屋上のフェンスになんか…引っかかってる?

 

「アレは…般若の仮面…?」

 

なんでビルの屋上からボーリング玉が落ちてきて、その屋上のフェンスに般若の仮面が引っかかってんだ…?

 

「訳わかんねぇ…まぁ、いいか。」

 

屋上で変人が人間ボーリングでもしてたんだろ、きっと。

 

?「…フフフッ。いい度胸ですわ…。」

 

む?なんか殺気を感じる様な…?気のせいか。

 

「ここは…商店街?」

 

店員さん「お、そこの兄ちゃん!コロッケ食っていかねぇか?」

 

「お、折角だし頂こうかな。」

 

最近は賞金狩りしまくってるから結構懐にも余裕があるんだよな、これが。

 

「ウメー!」(IQ3)

 

店員さん「お、いい反応だなぁ!せっかくだしコイツもサービスしとくよ!」

 

「ん?コレは…福引券?」

 

店員さん「あぁ、ほらそこでやってるぜ!」

 

「マジですか、ありがとうございます!」

 

店員さん「なぁに、礼はいらねぇよ!次も来てくんな!」

 

さて、この福引は何が…

 

「ん?射的?」

 

商店街の人「お、やってくかい?これはそのおもちゃの銃で的に当てりゃ勝ちさ!」

 

さすが銃社会キヴォトスだな。

 

商店街の人「あ、でもこの銃結構拡散するからきぃ付けなよ〜!」

 

「あい、分かりやした!商品は…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

(ビックリ)賞 商品券10万円分

1等 某夢の国(○ィズニー)フリーパス

2等 焼肉無料団体券

3等 家電製品一つ/DX○ャレンバックル♢

4等 手榴弾の詰め合わせ/洗剤の詰め合わせ

5等 弾丸の掴み取り/お菓子の掴み取り

6等 ポケットティシュ/たわしの掴み取り

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「メチャクチャいいな…。」

 

商店街の人「だろ?さぁ兄ちゃんも撃った!撃った!三発までだよ!」

 

「ま、大丈夫でしょ。」

 

店員さん「さぁ、コレ持って!」

 

「これが銃か。」

 

おもちゃにしては意外とズッシリしてるな。流石キヴォトス。

 

「さてと…。」

 

構えてみるがそんなに違和感ないな。見た目は旧式のライフルかな。

 

パァン!

 

商店街の人「う〜ん、コレは6等だね!」

 

「あ〜!ティッシュか〜、次!」

 

パァン!

 

商店街の人「お!コレは3等だね!お客さんいいエイムだね!」

 

「ヨシ!バックルか〜、最後d…へっ、くしゅん!」

 

パァン!

 

シュン!

 

「うん?」

 

なんか今頭の上通り過ぎた?

 

商店街の人「お!お客さん!(ビックリ)賞だよ!おめでとさん!」

 

「へ?」

 

なんか今…別の弾丸が飛んで来なかったか?

 

「運が良いのか悪いのか…。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

〜帰り道〜

 

「はぁ…なんか今日は厄日か天赦日よく分からんな。」

 

どっと疲れたしもうさっさと帰ろう…。

 

「とんだ休日になったな…。」

 

ヘルメット団A「居たぞ、アイツだ!!」

 

「あぁ?」

 

ヘルメット団B「やれェェェェ!!!」

 

「…。」

 

ざっと見て二十人………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『不愉快だ、さっさとやるか。』

 

 

グシャ…

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「はぁ…なんだコイツら?急に襲ってきやがって…。」

 

?「フフフ…私がけし掛けたのですよ…?」

 

「あ?…誰だ…オマエ?」

 

ワカモ「あら、失礼いたしました。私は『狐坂ワカモ』貴方には『厄災の狐』と言った方がよろしくて?」

 

「……。」(やっべー、マジべーは、コレ。)

 

ワカモ「ウフフ……貴方は私の名前をご勝手に使ったそうで……。ウフフ…」

 

「…。」(…どうしよw)

 

ワカモ「今日は貴方にそのお礼参りに数々の不幸の連続で震えさせ、私の前でごろごろにゃーにゃーと泣き叫ばせたかったのですが…。」

 

「…え?」

 

ワカモ「…ウフフ。気付きましたか?先ほどまでの数々のf…「さては可愛いな?オマエ?」

 

ワカモ「…え?」

 

「ごろごろにゃにゃーか〜……ん?あ、ごめん。言葉遣いが可愛いなと思って…。」

 

ワカモ「…時間稼ぎのつもりですか?」

 

「え?あ、いや本心ですけど…と、いうか気になったんで聞くけどその仮面もしかして自前?」

 

ワカモ「え?あ、はい。そうですが…何か?」

 

「いや…可愛いなと…」

 

ワカモ「…そんな戯言には惑わされませんよ?」

 

「戯言て…本心なんだがなぁ?」

 

ワカモ「…さて、気を取り直して。お喋りはここまでと致しましょう?」

 

「うん。…うん?え、戦うの?」

 

ワカモ「まさか、怖気付いたのですか?私の名前を使っておきながら?」

 

「あーいや、その件は本当にすまん。この埋め合わせは後でするよ。」

 

ワカモ「…いいえ、今ここで支払っていただきましょう…そう、貴方の命…いえ、身体でどうでしょうか?」

 

「え?ワカモさんってそういう趣味だったの?イヤ〜ン///」

 

ワカモ「ちっ、違います!比喩ですよ比喩!」

 

「あ、比喩か。すまんすまんw」

 

ワカモ「…では、やりましょうか?」

 

「…はぁ、『恩人』と戦いたくないんだけどなぁ…。」

 

ワカモ「…え?」

 

「じゃ、さっさと終わらせますか。」

 

ワカモ「いや、それはどういう…」シュン!

 

ワカモ「(な…早い!?)」

 

「…。」

 

ワカモを傷つけずに倒す方法…それは………

 

 

 

 

 

 

『アレ』しかないな。

 

 

『▫️』

 

(フーガ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『狂唄』

 

 

 

『動くな』

 

キィィィィーーーーン…

 

ワカモ「な……」

 

『口だけは動かすことを許可する』

 

ワカモ「な…何なんですか…コレは!?」

 

「ん?あぁ、そんな珍しいモンでもないだろ。」

 

「『言葉に意思を込める』…それ自体はオマエもやっているだろう?」

 

ワカモ「え…?」

 

「俺はそこにただ『恐怖(呪い)』を混ぜ込んだだけだ…似た様なことをオマエもやっているだろう?」

 

ワカモ「…つまり私は『恐怖』で動けなくなっていると?」

 

「いや?違うな。まぁ、でも根本が違うだけで結果は同じかもな。」

 

ワカモ「…。」

 

確かにこの男…いや、『如月スクナ』の言う通りだ。

 

この瞬間でさえ指一本も動かせず、ただ『恐怖』をしているのだろう。

 

彼にフラれた…拒絶された、あの時と同じ。

 

「あー…話したい事があるのでこの拘束を解くが…絶対に逃げないで欲しい。」

 

ワカモ「…何故です?」

 

「…君と、話がしたいから。」

 

ワカモ「…?」

 

「あーいや、その…まぁ、解いてからでいいか…。」

 

『▫️』

(フーガ)

 

『狂唄』

 

『動いて、ヨシ!』

 

ワカモ「…ハァハァ……ふぅ…。」

 

「えと、その、ごめんね?」

 

ワカモ「……何がでしょうか?」

 

「その、コレで急に縛っちゃった事。」

 

ワカモ「………私は貴方に襲いかかったのですよ?」

 

「それは…少しお互いのことを理解してなかったからじゃないかな?」

 

ワカモ「…理解?」

 

「うん。ワカモさんと俺は今こうやって話せてるようにお互いを理解し合えると思うんだ。だから、ワカモさんも俺もケンカするのは話し合ってからでも良いと思うんだ。」

 

ワカモ「…話し合うも何もないでしょう?………私は貴方のことを今日一日ずっと付け狙い、殺しかけたのですよ?」

 

「でも、俺は死んでない。」

 

ワカモ「!」

 

「…それをさせた原因は俺だ。それに、今日1日はすごく楽しかったし、ワカモさんのおかげでより一層良い日になったんだ♪」

 

ワカモ「…!」

 

「だからその『恩返し』がしたい…というか、簡単に言うとお礼がしたいんだ〜。」

 

「まぁ、だからその…『付き合ってくれない?』(カフェに行くから。)」

 

ワカモ「…!?」ズキューン!

 

ワカモ「…え?えぇ!!!???」

 

それってつまり、『お付き合いしてくれ』……ってコト!?

 

私が!?この方と!?

 

え?確かにかっこいいですわ!一見弱そうに見えて強く、そしてとても美しく愛らしいこのお姿…

 

何よりこの『異質感』…とでも言えば良いのでしょうか?この引き込まれるようなこの雰囲気とそれ以上の慈悲深さ…

 

あぁ…なんとも…って私は何を考えてッ!?

 

確かに最初に姿を見た時は言葉には表せない感情が蠢いて居たけれども…

 

それはきっと殺意で…

 

「…あの、ワカモさん?」

 

ワカモ「ひゃ、ひゃい!!」

 

「あ、そのもし迷惑だったら別に強制はしn…「行きます!」

 

ワカモ「…え?」

 

「いいの!?ありがとう!!」

 

ワカモ「…。」

 

…言ってしまった……。気がついた時には言っていた…。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

〜とある喫茶店の前にて〜

 

「さ、ここだよ。」

 

ワカモ「…///」

 

「…もしかして、嫌だった?」

 

ワカモ「…ふえぇっ!いや!全然そんなことは/// …ないんですが………///」

 

「そう?それなら良かったけど…。あ、そうだ。その前に…」

 

ワカモ「…?どうされたのですか?」

 

「ハイ!この帽子被ってもらっていい?あと、コートも。両方俺のだから嫌かもしれないけど…。」

 

ワカモ「ふええっ!?」

 

「ワカモは目立つし、一応しちゃいけないことしたんでしょ?だから付けてもらいたいの。」

 

ワカモ「あ…貴方は……私のことを咎めないのですか…?」

 

「?…別に今は関係ないし、俺はワカモさんが良い子だって、勝手に思ってるから大丈夫だよ?」

 

ワカモ「…!カァァッ…///(この人は…!///)」

 

まぁ…正直俺はどうでも良いしな。周りに合わせる必要もないとは思うが、今はワカモさんがいるしちゃんと『ゴメンナサイ』するまでは俺が守ってあげないとだしな。

 

さて、いざ入店して適当な席に座る。

 

店員さん「ご注文はお決まりですかー?」

 

「うーん、そうだなぁ…。じゃあ、苺大福とわらびセット2つと…みたらし団子で。」

 

店員さん「かしこまりました。少々お待ちください。」

 

「さて…ん?ワカモさん?」

 

ワカモ「…///」シュ~…

 

「大丈夫か?」

 

ワカモ「…ハッ!はい!」

 

「そう?ならよかった。で、話の続きなんだけど…」

 

ワカモ「は…ハイ……。」シュ~…

 

「その〜…ごめんなさい!」

 

ワカモ「…え?」

 

「勝手に名前使ったこと、すごく謝りたかったんだ。本当にごめん!」

 

ワカモ「い…いえ…大丈夫です……。」

 

「マジで!?ありがとう!ワカモさん!!」

 

ワカモ「ん!!!///」

 

店員さん「あ、その〜…お持ちしても?」

 

「ん?あぁ…大丈夫ですよ?ありがとうございます。」

 

店員さん「あぁ、いえ。…では、ごゆっくり。(さっきまで修羅場ぽくなかった?)」

 

「さ、食べてよ。俺からのお詫びの気持ちだ。」

 

ワカモ「い…いえ、そんな……。」

 

「あぁ、そんな遠慮しなくてもいいよ?コレはワカモさんのおかげなんだからね。」

 

ワカモ「…え?」

 

「あの商店街の福引の時の銃弾…あの的倒したの実は俺の銃弾じゃないんだよね。」

 

ワカモ「え…?」

 

「多分ワカモさんが撃った弾が当たったんだと思う。俺の弾は安定性が悪すぎて的のブースの外に飛んだんだと思う。」

 

「だから、これもワカモさんのおかげなんだ♪ありがとう、ワカモさん。」

 

ワカモ「!…///」

 

「あ、そうそうよかったらこのみたらし団子もいる?(俺が食べようかと思ったけど。)」

 

ワカモ「あの…いえ…その……」

 

「ホイ、あ〜ん。」

 

ワカモ「!!あ…あーん。んッ!」

 

「…どう?」

 

ワカモ「…お、美味しいです///」

 

「それはよかった。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「いや〜、美味しかったね!」

 

ワカモ「…ハ、ハイ///」

 

「さてと…あ、後そうそうコレコレ…」

 

ワカモ「…?」

 

「この商品券。残り9万以上分は残ってるから、ワカモさんに使って欲しいんだ!」

 

ワカモ「!!……いえ、それはお納め下さい。」

 

「え?なんで?」

 

ワカモ「あなt…いえ、貴方様…ぜひそう呼ばさせてください…。」

 

「!?」

 

ワカモ「私は貴方様のことをお慕いし、お守りしたいのです………これからずっと…。」

 

「え〜と、ワカ…モ……?」

 

ワカモ「えぇ!そうです貴方様!私のことはぜひワ・カ・モとお呼びください♡」

 

「え、えーとワカモ?」

 

ワカモ「はい♡貴方様のワカモでございますよ。」

 

「…。」

 

ワカモ「ハァ…貴方様のことを考えると今にもココロが張り裂けそうですわ!必ず貴方様のことを私ワカモは『射止めて』見せます!それまで私ワカモは貴方様のことをずっと見守っています!」

 

ワカモ「…待って居てくださいね、貴方様♡」シュン、タタタタタ…

 

「…。」

 

『射止めて』見せるって………まさか、殺害予告?

 

 

「…よし、帰るか。」

 

なお、その日の夜はどこからか視線を感じ、余り眠れなかったという………。

 

 

 

 

 

 

 

次回「vol.0 先生大好きファンクラブ」

 




はい、と言うことで今回はみんな大好きワカモ姉さんでした☆

次回は日常回かな?(白目)

先生の性別はどっち?

  • 男先生
  • 女先生(イケメン)
  • 女先生(元気系)
  • ゲマトリア先生
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