呪いの王inキヴォトス転生   作:Uruto

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Fとか表記したせいでエピローグ書けんかった…
というか2年も経ったらプロローグな気がする…。

あ、番外編のスクナの技集、追記したので気が向いたら見てください!
(※ネタバレ注意)

あと最後にもう一つだけ…
前回の最後の会話だけは2年も経ってません。


vol.1 対策委員会編
vol.0,5 エピローグ


黒服「…なぜ生きているのでしょう?」

 

「なんでって…あぁ、そういう意味ね。」

 

 

『ビナーは、俺が殺した。』

 

 

黒服「……私はドローンで貴方の戦いを見ていました。…まぁ、途中に気付かれて撃ち落とされましたが。」

 

黒服「ですが、貴方は確実に死にました。あの未曾有の砂嵐がその証拠です。」

 

「だが、俺は今ここにいる。」

 

黒服「…そうですね。私としたことが現実を素直に受け止めきれないとは……」

 

黒服「…失礼しました。それで、本日は何のご用でいらしたのでしょうか?…私を始末しにでも?」

 

「まぁ、それもいいが……」

 

黒服「…。」

 

「オマエのその裏工作の手腕は惜しい。」

 

黒服「……と、いうことは?」

 

「…オマエが今回カイザーに根回しして、あのよく喋る『カイザー兵2人をあんな辺境に配置した件』は許してやる。」

 

黒服「…対価は如何ほどで?」

 

「フフッ、話が早い。」

 

「そうだなぁ……俺は今後表向きには死亡した事にして、裏で活動する事にする。」

 

黒服「…その際のバックアップですか?」

 

「あぁ……いや、違うな。具体的に三つの条件を出す。」

 

黒服「……条件?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一つ・アビドスの地とそこに住む者達へ、金輪際一切の干渉を禁ずる。これはゲマトリアの全員に抵触する。

 

二つ・アビドスの借金とアビドス自治区の土地の権利を全て俺へ売る事。ただし、これは後の来たるべき時に執行する事とする。

 

三つ・この契約の一つ目は、俺の意思で『一度だけ』一時的に解除できる事とする。しかし、その後は解除不可とする。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

黒服「…なるほど。」

 

「どうする?断るならばそれもよし…」

 

黒服「いえ、自身の命より惜しいものはありません。」

 

黒服「『暁のホルス』と『オシリス』は惜しいですが……この内容で契約しましょう。」

 

「フフッ、良い判断だ。」

 

黒服「さて…用は以上でしょうか?」

 

 

 

『…何を言っている?』

 

黒服「…ッ!」ゾワッ!

 

「『契約』はここからだろう?」

 

黒服「……どういう意味でしょう?」

 

「さっきの契約で、『カイザー兵2人をあんな辺境に配置した件』は許すと言った。」

 

黒服「ならッ……!」

 

「しかし、オマエがカイザーを(そそのか)し、ヘルメット団を(けしか)けた事について、俺は許すとは言っていないぞ?」

 

黒服「…それは私がカイザーの社長に提案したまでで、私が直接嗾けた訳ではありません。」

 

「それを唆したというのだよ、黒服くん?それに…」

 

『…まだオマエは俺と対等な立場と思っている様だな?』

 

黒服「ッ!?」

 

「俺は先ほどの契約で許すとは言ったが、命の保障まではした覚えはないぞ?」

 

黒服「クックックッ……分かりました。契約内容はどの様なものでしょうか?」

 

「フフッ……賢明だな。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一つ・一度だけ俺に協力すること。

 

二つ・この契約により、『オマエの命』は奪わない。

 

三つ・俺の住む場所を用意し、そこの生活費を2年分払うこと。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

黒服「…まぁ、良いでしょう。」

 

「ふぅむ…意外にすんなりと受けいれるのだな。」

 

黒服「…その代わり、貴方の力について一部分でも良いので教えていただけないでしょうか?」

 

「ふぅむ……まぁ、良いだろう。」

 

このまま渋ってもなんだしな。呪力の基礎の情報だけ出すか。

 

『いい機会だ、教えたやる。』

 

『本物の呪術という物を…』

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜2年後・ヴァルキューレ警察学校にて〜

 

モブ生徒A「知ってるか?今日は『あの日』なんだぜ。」

 

モブ生徒B「あの日?なんだそれ。」

 

カンナ「おい!早く持ち場に行け!」

 

モブ生徒達「「は、はいぃ!!」」

 

カンナ「ハァ……全く。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『あの日』

 

『鬼神』が消えた日…

 

あの日から全てが変わった…

 

犯罪率が跳ね上がったり、各学校の生徒の一部が暴徒化したり…

 

『連邦生徒会長』が対応してくれたからキヴォトスは存在しているが…

 

カンナ「ハァ……全くアイツ、クソッ……。」

 

「ハロー?」

 

カンナ「あ?誰ですかあなた?」

 

見たことのない黒の制服…うずまきみたいなボタン?

 

聞いたこともない。そして……

 

カンナ「……なんだその仮面。」

 

「ん?ただのたぬきの面だぞ?」

 

カンナ「狸?」

 

緑の…たぬき?

 

「あぁ、流石に誰かわかんねぇか!」

 

「ホイよ。」

 

カンナ「…なッ!」

 

仮面を取ったそのツラは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……『存在しない』はずの顔だった。

 

「ハイ!オッパッピー♪」

 

カンナ「なッ…んで……!?」

 

「あー…まぁ、話せばlong time何だが……」

 

カクカクシカジカ…

 

カンナ「…なるほど。」

 

「まぁ、そういうわけだからさ。」

 

「今後は『虎杖悠仁』として活動すっから。」

 

「……んでですか」

 

「…ん?」

 

カンナ「なんで…こんな事を…したんですかッ!」

 

「おぉう…まぁ落ち着け。ほれ、メロンソーダ飲むか?」

 

カンナ「あ、ありがとうごz……じゃなくてッ!」

 

「ハハッ☆(裏声)」

 

「まぁ、何と言いますか……今まで死にかけだっただけだよ。」

 

カンナ「…本当ですか?」

 

「ホントホント。」

 

まぁ、嘘だが。

 

カンナ「…まぁ、信じましょう。で?死人がなんの用ですか?」

 

「Oh〜辛辣ゥ〜!てか、キレてる?」

 

カンナ「キレてませんッ!!」

 

「まぁ…アレだよ。『鬼神』二代目としてまた賞金首狩りすっから、どうせバレるだろうしね。」

 

カンナ「はぁ……そうですか。」

 

「あ、またよろしくねカンナ!」

 

カンナ「…よろしくお願いします。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜スクナの家(New)〜

 

「…。」

 

「俺が死んだ理由……か。」

 

正直最初はあの状況…

 

 

 

…ホシノ達との日常を楽しんでいた。

 

でも、思い出したんだ。

 

俺の最初の目標の一つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『原作通りにする。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして『ハッピーエンド』にすると…ね。

 

だから、ユメ先輩を助けた。

 

だから、ユメ先輩みたいな性格を演じた。(まぁ、元々あんな性格だけど…。)

 

 

 

そして……死んだ。(フリをした。)

 

そうすれば、ホシノは原作通りの性格になるだろうな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺という異物がいる限り原作通りにはならない。

 

だからもうこのまま賞金首狩りを続けつつ、ストーリーにも関わらず、

 

平和な世界を堪能しながらのらりくらりと行こう……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…と、思ってたんだがなぁ。

 

心配ごとが一つある。

 

『先生』のことだ。

 

もし万が一、『シッテムの箱』の中の人が『プラナ』だった場合…

 

 

 

 

 

 

 

俺の積み上げたハッピーエンドが一気に瓦解して、

 

『バットエンド』確定になっちまう。

 

 

「…そんな事になるわけにはいかないな。」

 

だから、今後干渉が楽になるようにカンナにだけ正体を明かした。

 

今後は『虎杖悠仁』こと、『鬼神』として生きる…

 

全く別人として生きる…か……

 

 

 

 

 

 

なんだか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……虚しい((ᓀ‸ᓂ)ばにばにしい)な。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

〜アビドス高等学校にて〜

 

?「ホシノ先輩、知ってます?」

 

ホシノ「どしたのアヤネちゃ〜ん?」

 

アヤネ「最近アビドスに変な噂が出回ってるんですよ。」

 

ホシノ「ん〜、もしかして妖怪点滴ナメナメとか?」

 

?「いや、何その化け物!?」

 

?「セリカちゃん知らないんですか〜?」

 

セリカ「いや、ノノミ先輩は知ってるの!?」

 

ノノミ「ハイ〜♪なんでも夜道に白くて大きめの和服を着ながら、『ケヒヒッw』とか言いながらココアシガレットを吸ってるらしいですよ〜♧」

 

セリカ「何それ!?ただの変質者じゃん!?」

 

ホシノ「ココアシガレットか〜。おじさんはその妖怪と気が合いそうだなぁ〜。」

 

セリカ「いやダメでしょ!!」

 

?「ん、私も吸ってみたい。」

 

セリカ「いやダメでしょシロコ先輩!」

 

シロコ「ん、でも吸ってみたい。」

 

アヤネ「あはは……。」

 

ノノミ「そういえば一時期流行りましたね〜☆」

 

ホシノ「そうだったね〜。」

 

シロコ「ん、ホシノ先輩も吸ってるの?」

 

ホシノ「まぁね〜♪」

 

シロコ「ん、美味しいの?」

 

セリカ「いや、アレって燃やしてるだけでしょ?」

 

ホシノ「美味しいよ〜?もうこれ無しじゃ、おじさん生きていけないくらいねぇ〜。」

 

セリカ「がっつり依存してる〜っ!?」

 

アヤネ「あはは……でも、アレって甘い匂いはしますけど、タバコみたいに吸うって言うよりも、どっちかって言うとお香みたいな感じじゃないんですか?」

 

ホシノ「まぁ、そうかもねぇ〜。」

 

ノノミ「…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

…私は知っている。

 

ホシノ先輩がココアシガレットを吸う理由。

 

 

 

……ホシノ先輩の同期…『如月スクナ』さん。

 

一度アビドス高等学校に見学しに来た時に会った事がある。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「あっつい…暑くて干からびそう……動いてないのに暑いよ~…。」

 

ホシノ「…そんな事を言える暇があったら外回りにでも行って、お得意の賞金首狩りでもしたらどうです?」

 

「殺す気かな?」

 

ホシノ「いいでしょ、スクナはどうせ死なないし。」

 

「いや、酷ない?」

 

ユメ先輩「はぁい、皆んな〜!ちゅうも〜く♪」

 

ホシノ「どうしたんですか?先輩。」

 

「ん?」

 

モゾモゾ…

 

「なんだその…箱?」

 

なんか動いてない?

 

ホシノ「…先輩、今度は何やったんですか?」

 

ユメ先輩「ふえぇ!?」

 

「ついに銀行強盗したんですか!やりますねぇ…。」

 

ユメ先輩「いや、違うからね!?」

 

ホシノ「じゃあ、なんですか?コレ。」

 

「拾い犬か猫と予想。」

 

ユメ先輩「はい、せ〜の……ドンッ!!」

 

?「は、はい…オッパッピ〜?」

 

ホシノ「…。(…誰?)

 

「…。(…ノノミじゃねぇか!)」

 

ノノミ「…。(き、気まずいなぁ〜。)」

 

ユメ先輩「…。(…あれ〜?)」

 

「…あの、先輩?」

 

ユメ先輩「は、ひゃい!」

 

「…このべっぴんさんはどなたで?」

 

ノノミ「!?」

 

ホシノ「あ?

 

ユメ先輩「はい、いい質問ですねぇ〜。この子はいずれアビドス高等学校(ウチ)の後輩になる『十六夜ノノミ』ちゃんだよ〜♪」

 

ホシノ「…は?」

 

「…左様ですか。(だろうな。)」

 

ノノミ「よ、よろしくお願いします〜。」

 

ホシノ「…先輩。」

 

ユメ先輩「…な、何かなぁ〜ホシノちゃ〜ん?」

 

ホシノ「なんで事前の相談もなしに?

 

「ヒエッ!」

 

ユメ先輩「い、いやぁ…その〜…。」

 

「まぁまぁ…悪気がある訳じゃねぇし、後輩も見てるんだから…。」

 

ホシノ「スクナは黙ってください。」

 

「オイオイ…そんなだとシワg…「あ?」」

 

「…なんでもございません。」

 

ホシノ「…まぁ、いいでしょう。で?今日は何の用で呼んだんですか?」

 

ユメ先輩「いや〜未来の後輩に今の先輩の勇姿を見せたくてねぇ〜♪」

 

「痴態の間違いでは?」

 

ホシノ「…その子『あの事』知ってるんですか?」

 

ユメ先輩「ん?なんのこと?」

 

ホシノ「ハァ……。」

 

ノノミ「あ、あの〜…。」

 

「…ん?」

 

ノノミ「…借金のことなら知ってますよ?」

 

「なんだ知ってたのか。」

 

ユメ先輩「何を隠そう!この子は『セイント・ネフティス』の令嬢なんだよ〜。」

 

ホシノ「『セイント・ネフティス』……」

 

「…アビドスの土着企業か。」

 

ホシノ「先輩……自分の問題くらい自分で解決しましょうよ。」

 

ユメ先輩「いや!?違うからね!?」

 

「じゃあ…ただの後輩ってことか。」

 

ノノミ「えと…ユメさんに止められて。」

 

ホシノ「…懸命な判断だな。」

 

「…。(ギスギスしてんなぁ…。)」

 

「……ん?なんかきたな。」

 

ホシノ「…え?」

 

ヘルメット団「「「オラァァァッ!出てこいやぁ!!」」」

 

ホシノ「はぁ…こんな時に。」

 

「あ、処理してくるわ。」

 

ユメ先輩「あ、おねが〜い。」

 

ノノミ「…え?1人で任せて良いんですか!?あの方ヘイローありませんでしたよね!?」

 

ホシノ「…そこの窓から見てみて。」

 

ノノミ「え…はい。」

 

ノノミ「…。」

 

ユメ先輩「…どう?」

 

ノノミ「……鏖殺ですね。」

 

ユメ先輩「でしょ?」

 

ノノミ「…。」

 

ユメ先輩「アハハ〜凄すぎて声が出ないって感じだねぇ〜。」

 

ノノミ「ハイ……。」

 

ホシノ「まぁ……ココに入ったら慣れるよ、多分。」

 

ノノミ「!……はいっ!」

 

ユメ先輩「…ふふっ♪」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そして……ユメさんからスクナさんの訃報を聞いた。

 

…本人が一番苦しいのに。

 

…本人が一番信じたいのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから……ホシノ先輩は性格が変わった。

 

…いや、変えた。

 

どちらかというとユメさんの方に似てる気もするけど……

 

……サボり癖とタバコ(?)癖はおんなじになった。

 

ノノミ「…。」

 

セリカ「ノノミ先輩?どうかしたの?」

 

ノノミ「……いや、なんでもないですよ〜♪」

 

シロコ「ん、そういえば最近、私もおもしろい噂を聞いた。」

 

ノノミ「へぇ、どんな噂ですか〜♧」

 

シロコ「ん、昔に『鬼神』っていう伝説の賞金狩りが居たんだけど…」

 

ノノミ「…!」

 

ホシノ「…。」ピクッ…

 

シロコ「なんでも、最近になって二代目の『鬼神』が出たんだって。」

 

ノノミ「…へぇ〜、そうなんだ。」

 

ホシノ「…まぁ、おじさんは二代目さんには興味ないかなぁ〜。」

 

セリカ「て言うことは、その二代目は初代『鬼神』の子供かなんかなワケ?」

 

ホシノ「…その話、詳しく聞かせてくれない?」

 

シロコ「!ホシノ先輩、急に食いついてきた。」

 

アヤネ「ちょ、ちょっと…怖いかも……。」

 

ノノミ「そ…それで、その『鬼神』さんがどうかしたんですか〜?」

 

シロコ「ん、なんでもその二代目『鬼神』は初代より強くて、別の異名で呼ばれてるらしい。」

 

ホシノ「へぇ………なんて?」

 

シロコ「ん…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……『呪いの王』

 

 

 

 

 

 

 

 

次回「vol.1 プロローグ」

 




今回戦闘無しです…。

先生は、元気系の女先生に決まりました。

スクナだと、どう正体がバレる?

  • ホシノかユメ先輩が気づく、うへぇ〜
  • ワカモがさり気なくバラす♡
  • 仮面が割れてバレる
  • 自分からバラす
  • 先生がペロる<レロレロレロ…
  • ん、取り敢えず撃つ。
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