THE・MARGARET (ザ・マーガレット) 作:しゅみタロス
東京 渋谷のカフェ
青葉「いやー、久しぶりに名倉さんと出会えて嬉しいです。だよね、ねねっち」
ねね「アメリカでの活躍は電撃PSマガジンで見させてもらってました、お帰りなさい」
青葉「それと初めまして、マーガレットさん」
マーガレット「社長秘書のマーガレットです、社長がお世話になっています」
青葉「いえいえ、そんな……」
名倉「わざわざ俺に会いに来るとはな、良いのか?他に連中に伝えなくて」
青葉「まあ、それは追々……」
マーガレット「……」ぱあああ!!
私は今、憧れの日本にいる。社長からある事情で日本に1週間帰る事を告げられ、そのついでに日本観光をしている。
名倉「マーガレット、行きたい場所は決まったか?」
マーガレット「まずはラジ館行きましょう!!」
青葉「私達もついて行きます」
ねね「久々のラジ館だ!!」
そこから電車で揺られて20分。
マーガレット「ここが……秋葉原……」
自ら降り立った場所はオタクカルチャーのエネルギーを感じる巨大電気街、歩き進めるその先にはまだ見ぬ様々なショップが並ぶ。
名倉「折角だし、寄り道するか?良い店知ってるぞ」
マーガレット「はい、是非!!」
立ち寄ったある一件の中古ゲーム店に行くと大量のゲームソフトに圧倒される。それも全部安い。
マーガレット「これは、ロックマンXコマンドミッション。シャドウ・ザ・ヘッジホッグ、エターナルダークネスまで。Gキューブの名作がこんなに」
青葉「ねねっち、見て!!ルイージマンションだよ。本物のソフト初めて見た!!」
ねね「こっちはガチャフォースだ、しかも状態凄く綺麗」
名倉「この店Gキューブ関係のゲームソフトの品揃えは世界一でな、よく外国人観光客がソフト探しに集まるぐらいの聖地なんだ」
マーガレット「好きなだけ買っていいですか?」
名倉「むしろ買え」
こうしてGキューブのソフトで遊んだことのない有名タイトルを13本買ってしまった、ラジ館まで歩き始めたのに私の欲望は尽きず……
コスプレショップ
マーガレット ジャン!!「どうですか?」
青葉「凄い、ファイナルファンタジー13のライトニングそっくりだ!!」
名倉「悪くないぞ、マーガレット」
青葉「次、私達も!!」
ねね「じゃあ、あれやろう!!」
選んだ服は
青葉・ねね「じゃじゃじゃじゃーん!!」
マーガレット「アイスクライマーですか!!流石です!!」
名倉「ていうかこの店ゲームキャラ関係のコスプレの品揃ええげつないからな。それなら俺も一つ」
青葉「一体どんなコスプレが……」
数十分後
名倉「これが俺のコスプレだ!!」
ねね「ダンガンロンパの十神白夜だ!!」
マーガレット「流石社長、時間をかけただけ素晴らしいセンスです」
青葉「ほ、ホントに名倉さんなの?」
名倉「ちょっとしたテクニック使えば180度印象まで変えられるからな。ま、どうやったかは教えねえけど」
青葉「何でも上を行きますね、本当に」
名倉(とは言ってもイーグルジャンプ時代にひふみの趣味に付き合わされただけで手に入れた技術なのは黙っておこう)
そしてようやく
ラジ館へとたどり着いたのだった。
マーガレット「凄い、本物だ……」
青葉「でも、どうしてマーガレットさんはラジ館に行きたかったんですか?」
マーガレット「あの上に、タイムマシンが突き刺さっていたんですね」
ねね「ああ、それってつまり……」
名倉「マーガレットは強烈な科学アドベンチャーシリーズのファンだからな、シュタインズ・ゲートの聖地にどうしても行きたかったんだろ?」
青葉「ああ、そういう事……」
マーガレット「中にも入りましょう」
軽い足取りで階段を上り、テナント一つ一つを見ていく。どれもシュタインズ・ゲートで見た光景が鮮明に映る、こんなにワクワクすることは無い。全てが現実だ。
一通り巡り、ラジ館を出た頃には日が暮れていた。
居酒屋
マーガレット「今日は本当に楽しかった!!付き合い感謝します、青葉さん、ねねさん」
青葉「こっちも久々に名倉さんとお出かけできたし、マーガレットさんの事を色々知れて良かったです」
ねね「あ、そうだ、ライン交換しません?」
マーガレット「はい、是非ともお友達になりましょう!!」
名倉「ホント、お前ら仲良くなるの早いな、なんならもうちょっと遊ぶか?」
青葉「今日は朝まで飲むのも悪くないかもしれませんね」
マーガレット「是非とも付き合わせていただきます」
名倉「よし、次は浅草でハシゴ酒だ、飲むぞ」
4人「ガッテン!!」
日本観光の夢が叶い、幸せの絶頂に居た私達だが……
大手電機企業 本社
役員「すまないね、仕事を頼んでしまって」
七海「いえ、でもこれで世界は変わります。とても楽しみですよ」
役員「では七海君、君には次世代型PSで開発するゲームの監査の為、本日をもって異動となる。
異動先はイーグルジャンプだ、頑張り給え」
七海「わかりました」
七海(青葉ちゃん、待っていてね。僕も、すぐにそっちに向かうから)
それは、新たな戦いの始まりだった。