魔術とは、大地や生命から溢れ出る力を自分のものとして現実に干渉して放つことが出来る。
「魔術教えてくれないか?ピピピ」
「どうしたんだ?キュウに」
「やっぱ、ここで生きてくためには手段が多い方が良いだろうし、知ってたら有利だからな」
「ソンナラマァ、家にコイ」
「あっ、今の発音良かったよ!」
「おぉ、慣れテきたぜ!」
世間話をしながらピピピの家に向かう。
「そこスワレっても、スライムじゃツネにそんな状たいか。それじゃあ、魔ジュツのリロンからオシえるぞ」
「よろしくお願いします」
ピピピにオーラのようなものが点々と現れたと思ったら、それは変な陣のような形となり、黒板のようなものが浮かび上がる。
思ったより、時間がかかるしなんか薄いな。
「まず、魔ジュツとは―――」
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「まじゅつについて分かったか?」
「要するに魔術っていうのは魔法を真似て複雑な効果を付け足した技で、人間は魔力っていうのが豊富で体内から、俺たち魔物は魔力は少ないから外から使う、だろ?」
「ウム、さんジカンのベンキョウにしては覚えてるナ。これから、ジツギをしていくからオトナしくしてろよ」
触手が成雪の体に食い込み魔力と呼ばれる物が液体のように伝っていく。
「イワカンあったらそれが魔リョクダ」
「い、違和感どころじゃない。痛い」
「触覚が敏感なのかな。お前、特別な技巧あるからな。まぁ、外の前に体内からだ。頑張れ」
体の中で異常な速さで循環しているのが見つかった。
「見つかった」
「それじゃあ、しょくしゅをヒトのウデにしてみせろ」
自分の元の体積よりも大きくなるような触手を生み出して、5本に枝分かれさせて外観を似せることに成功する。
「早いな。でも、調子には」
「スライムは魔力とアメーバがみたいな微生物の集合体だから他の奴よりも習得速度は早いんだよな」
「そうだ。それじゃあ、ここからサイノウのジカンだ。魔ジュツ陣を作るからセイコウしたら魔ジュツをしよう」
ピピピが魔術陣を作ったので、ゆっくりながらも魔力を流していく。そうすると、魔力が現実の物となり撃ち出される。
「おぉ」
「ま、一旦ここまでにしよう。人狩り行くか?」
「ん、うぅん、うん」
魔物は魔力を吸収するために人間を狙うらしい。過剰な魔力と体内の魔力の一部が抜けて体が重い。
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ソロの人間がたくさんいるとはいえどうやって誘い出すか考えているとピピピが人間の姿を真似する。
「確か、それは魔力で幻覚を見せる魔法よりの出来損ないだっけ」
「せいかい、人間はゲンカクマジュツのショホにしてる」
ピピピがソロの人を誘い出して森に近づいてくる。どうやって殺すかと考えていると一瞬にして人間の首を飛ばした。
「持ってきたぞぉ」
「いや、バレたらどうするんだよ」
「そんなの新しい体にすれば良いだけだよ。それに今の奴は自殺しに来たんだ。スライムはあいての魔リョクをツカってショウカするから、マ力がオオい人間からしたらすぐに逝ける」