研究者の悪魔奇譚   作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ

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C-5:師団争奪戦

「争奪条約‼」

「一年の師団勧誘にあたりくれぐれもほかの師団に迷惑をかけず!」

「場所を譲り合って!」

「仲良く!」

「節度を持った行動をとる!とーー、、では」

 

「建前は異常!邪魔者はつぶして進め!」

 

「一年生争奪戦開始‼」

 

「「「「ウォォォォォーーーー!!!!」」」」

 

 

そして、扉は開かれた。

 

<><><><><><>

 

やぁ、え?使い魔授業の続きはどうしたかって?適当に遊んだだけだし、割愛する。(超絶メタ発言)

 

改めて、やぁ!今俺は、

 

後ろを振り向けば、鬼の形相で睨んだりしてくる上級生が見える。

 

とまぁ、追われている。

 

さぁッ!逃ーげるんだよぉ!

 

「来いッ!【ジャスティティア】【ラブ】!」

 

そう叫び、俺は審判鳥のギフト。そして、溶ける愛の防護服を装備する。

 

そして翼を出し、

 

「追いつけはしねぇだろッ!!」

 

全力で飛んだ。

 

「あっ!クソッ!なんであんな早えんだ!」「あいつが着たやつの効果じゃね?」「ってかあれどこから出したの⁉」「俺に質問するな」「モーほかのさっさと狙おーっと」

 

ンッーンー…実にすがすがしい気分だ!

 

「さて、そろそろ俺も、目当ての師団を探すかなぁー」

 

【戦闘師団】とかあったらいいけど…

 

と探していると、【戦争師団】の札を持ったちびっこが叫んでいるのが見えた。

 

「戦争師団!入りませんかぁー!」

「戦いを追求するための師団でぇーす!!」

 

…ウン。イイネ!

 

「ねぇ。ちょっと見学用紙もらっていい?」

 

俺は後ろから話しかけてみる。

 

「ッ⁉⁉」

 

バババッ!

 

少年は一気に俺の首に手刀を合わせてくる。

 

「あっ、スイマセン…びっくりすると反射やっちゃって…で、見学申請用紙ですよね?はいどうぞ!」

 

Oh…随分と鍛えられてるこって…

 

「あざまーっす」

 

とりあえずその場はそう言って紙を受け取り、離れることにするのだった。

 

<><><><><><>

 

視点:戦争師団のちびっこ

 

「フゥー…よかったぁ…」

 

私はそっと胸をなでおろし、勧誘の続きを再開する。

 

「にしても…あの子、私に反応するとはねぇ…」

 

私は曲りなりにも代々軍人の家系の悪魔。幼少から(まだ小さいけど)多くの訓練をしてきて、今では生徒会長の一つ下、【ה(ヘー)】の位階を所有している。

 

反射とうそをつくための手加減とはいえ、少しでも反応できるだけで上出来。

 

「将来有望…かな!」

 

すると、曲がり角で師団員に出会った。

 

「ン?団長?なんかいいことでもありました?」

 

「ンー…未入団の生徒が私の手刀に反応した。って言ったら理解できる?」

 

「あぁ…」

 

なんだその「その生徒可哀そうだな」みたいな目は。

 

「じゃ!私はまだ勧誘してるから!」

 

そういって、私は紙をかけなおし、走るのだった。

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