白夜。それは、ロボトミーコーポレーションで、最も倒しやすくて、大分厄介【だった】もの。
一度でも作業服を手に入れられれば、基本安定して収容できる。
ペスト医師を収容しただけならば、だいぶ厄介。
それでも、適当なエージェントに信仰させて生贄にすればフツーにやりやすい。
まぁ、攻撃はだいぶ強くて危険度はそれ相応にあるが。
そして、その白夜ですら、
《[エエ。つまりあなたは、私のE.G.Oを分けてほしい。と]》
こんな風にフランクに話してくれるとはなんというご都合主義…!転生最高!
「ああ。武器、防護服。ギフト。その三つともすべてが欲しい」
「できればもらいたいんだが…」
《[ダメですね。防護服はboxesをしっかり貯めて、武器はあとで戦いましょうか。マァ…ギフトなら直ぐに上げますから]》
「ヤッター!!」
それから、俺は休み中ずっと、白夜のboxesをため続けて…戦い続けて…そして…
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「おはよーございまーす」
「「「服変わってるゥゥ⁉⁉」」」
「あっ、ダリ先生に許可はもらってるから心配するなよ!」
「「「ソコじゃねぇよ!!」」」
みんなにスゲェ驚かれた。
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「で、それが今日からお前の正装になったと…」
「うん。全攻撃を0.2倍の威力にする神防具だから戦争師団に入る俺も安心だね!」
「うん安心だなー。ってそうじゃねぇよ!!」
「あっ、あとこの翼ホントは左だけなんだけど親切で両翼くれてさぁー。翼が二対四枚になったんだよね!」
「翼もカッケェ…!」
クラスメイト達もたいがいおかしいようで、だいぶ早くこの服装でいる俺に慣れている。
「あ、あと武器も増えてー…ジャーン!」
そういって俺は【失楽園】を取り出す。
「ゴッツ!」
「重くないのですか?」
「軽いね」
うーん。先端にリンゴがついてるからかビビる様子がない…そうだ!
「ちなみに幻想体のくれる武器の中でこれは、一番強いものになるよ!」
「…そ、それはどのくらいの攻撃力で…?」
ゲーム好きのリードが聞いてくる。
「んー…よくわからん。大体50~60くらいのダメージ。ちな、リードの場合は運が良くても二発で死ぬかな」
「大体56くらいだから」
「ヒィッ!」
ハッハッハ。そんなビビるなよ。お前たちには使わないって。
教室のほとんどが「ホッ」とした表情になる。
ボソッ)「ま、俺に敵対しなきゃ、だけどね」
「ん?なんか言ったでござるか?」
「いんや?別に―?」
そう話しながら、俺たちは次の授業のための教室移動を開始するのだった。