研究者の悪魔奇譚   作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ

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C-7:白い夜の名を冠するモノよ

白夜。それは、ロボトミーコーポレーションで、最も倒しやすくて、大分厄介【だった】もの。

 

一度でも作業服を手に入れられれば、基本安定して収容できる。

 

ペスト医師を収容しただけならば、だいぶ厄介。

 

それでも、適当なエージェントに信仰させて生贄にすればフツーにやりやすい。

 

まぁ、攻撃はだいぶ強くて危険度はそれ相応にあるが。

 

そして、その白夜ですら、

 

《[エエ。つまりあなたは、私のE.G.Oを分けてほしい。と]》

 

こんな風にフランクに話してくれるとはなんというご都合主義…!転生最高!

 

「ああ。武器、防護服。ギフト。その三つともすべてが欲しい」

「できればもらいたいんだが…」

 

《[ダメですね。防護服はboxesをしっかり貯めて、武器はあとで戦いましょうか。マァ…ギフトなら直ぐに上げますから]》

 

「ヤッター!!」

 

それから、俺は休み中ずっと、白夜のboxesをため続けて…戦い続けて…そして…

 

<><><>

 

「おはよーございまーす」

 

「「「服変わってるゥゥ⁉⁉」」」

 

「あっ、ダリ先生に許可はもらってるから心配するなよ!」

 

「「「ソコじゃねぇよ!!」」」

 

みんなにスゲェ驚かれた。

 

<><><><><><>

 

「で、それが今日からお前の正装になったと…」

 

「うん。全攻撃を0.2倍の威力にする神防具だから戦争師団に入る俺も安心だね!」

 

「うん安心だなー。ってそうじゃねぇよ!!」

 

「あっ、あとこの翼ホントは左だけなんだけど親切で両翼くれてさぁー。翼が二対四枚になったんだよね!」

 

「翼もカッケェ…!」

 

クラスメイト達もたいがいおかしいようで、だいぶ早くこの服装でいる俺に慣れている。

 

「あ、あと武器も増えてー…ジャーン!」

 

そういって俺は【失楽園】を取り出す。

 

「ゴッツ!」

 

「重くないのですか?」

 

「軽いね」

 

うーん。先端にリンゴがついてるからかビビる様子がない…そうだ!

 

「ちなみに幻想体のくれる武器の中でこれは、一番強いものになるよ!」

 

「…そ、それはどのくらいの攻撃力で…?」

 

ゲーム好きのリードが聞いてくる。

 

「んー…よくわからん。大体50~60くらいのダメージ。ちな、リードの場合は運が良くても二発で死ぬかな」

「大体56くらいだから」

 

「ヒィッ!」

 

ハッハッハ。そんなビビるなよ。お前たちには使わないって。

 

教室のほとんどが「ホッ」とした表情になる。

 

ボソッ)「ま、俺に敵対しなきゃ、だけどね」

 

「ん?なんか言ったでござるか?」

 

「いんや?別に―?」

 

そう話しながら、俺たちは次の授業のための教室移動を開始するのだった。

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