「……で?いったことをまとめると」
「一つ。あれは【アブノーマリティ】。または【幻想体】と呼ばれるもの」
「二つ。アブノーマリティは貴様の家系能力。【幻想】から生まれたものである」
「三つ。一応全部の個体は知っているが、今回呼び出した【アレ】は最も危険な部類に入るものである」
「四つ。貴様の腹の中にはアレを収容するための施設がある…ということでいいか?」
「アァ。それでOKだよ」
「あともう一つ言っておくと、俺の腹の中にはZAYINが2体。TETHが2体にHEも2体とWAWも1体いるってこと」
「まだまだ増えていって、最終的に110体まで増えていくと思う」
俺はそこで一息はいて組んでいた足を下す。
「で、帰っていい?」
「ああ…と言いたいところだが、貴様の説明が長ったらしすぎてもう朝だ。このまま登校しろ」
「ヴェ⁉アーァ…マジかぁ…」
俺は数秒思案し、
「わかりましたぁー…」
といって部屋を出るのだった。
<><><><><><>
教科書もらったりなんやかんやして一週間程度経過!
「行くぜ行くぜ行くぜェェ~~!!」
ガラガラッ!
俺は全力疾走で地下の教室、異端児クラスへと入る。
「おっはよぉー!って誰もいねぇ!」
ならばこちらにも策がある!
ブチブチブチブチィッ!と前の通り腹を引き破ってそこから出てくるは【狂研究者のノート】。
「フンッフーン~~♪」
鼻歌を歌いながら読むこと十数分。
ガラガラガラガラッ
扉が開き、一人の少女が入ってくる。
「えッ?あっ、おはようございます…」
「ウン。おはよー」
「「……………」」
そして二人は同じ思考に包まれる。
((気まずい…!))と。
俺はなんか相手が話すのが苦手そうだから話さない。でも周りに人がいる状態でこれを横から読まれでもしたらマジでやばい。
少女はあからさまに【THA!陽キャ!】って感じの俺に話しかけることに躊躇している。
そして少女は適当に取り出した新聞を読みだす。
俺も、相手も何かし始めたし、なんとなくということで腹を裂いてノートをしまってから【罰鳥】を呼び出した。
そして、罰鳥は俺にほおずりしてから少女の方に飛んでいく。
「隠スナ!」
「隠スナ!」
「隠スナ!」
そう鳴くと、罰鳥は、少女の眼鏡をとる。
「あっ、オイ!」
「あっ!」
そして二人とも相手のことを見ずに罰鳥を止めようとして、
ゴンッ!
額同士がぶつかる。
そして俺は、
「oh,,,Beauty Four,,,」
そして真っ赤に茹で上がった少女が手を振り上げ――
ここで記憶は途切れている。
カウント・ザ・アブノーマリティ!
いまキンザが抽出済み登録しているアブノーマリティは?
【たった一つの罪と数百もの善】【ペスト医師】【罰鳥】【輝く腕輪】【狂研究者のノート】【オールアラウンドペルパー】【審判鳥】【溶ける愛】
のZAYIN2、TETH2,HE2,WAW1,ALEPH1の計8体!
残りの登録数は101体!