研究者の悪魔奇譚   作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ

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B:暴走する知恵を欲する案山子
B-1:爆誕する案山子


「ふいっ魔術授業でぇす」

 

別日、あれからイルマってやつが金剪の長に乗ってゴールにサブノックっていう筋肉達磨と一緒に来たり、黄金(ソロモン)の指輪を位階梟から取り出して周りを襲ったりしたけどそれは割愛して…

 

俺達はスージー先生の元、植物塔で授業を受けていた。

 

「特殊な苗に手を翳して【クワンックワンッ】!」

 

その呪文とともに植物は成長し、

 

「ふいっ花が咲きましたぁ」

「コツは自分の魔力を形として見て、完成形を思い浮かべることでぇす」

「がんばってね!」

 

フーン。じゃ、作るk「げぇっ見ろよ…」この声は…確かシャックス・リードか。

 

俺を含め数人が、言われた通り指を指した先を見る。

 

「生徒会だ」

 

ヘェー…いいね…いい実験台になる素質を持っていそうだ。

 

「生徒会は下級生のことなんか見に来ねぇのに」

 

「何をしに来たんでござろうか?」

 

とは、全社が黒髪の男、アンドロ・M・ジャズの。後者が白髪で顔を隠したガープ・ゴエモンの言だ。

 

「まぁいい…さて、と」

 

俺は机に植木鉢を置き、

 

「【クワンックワンッ】!」

 

そして植物は成長し、成長…成、長…のはず、だ、が…マズイッ⁉⁉

 

植物はだんだんと案山子の姿を造っていく。

 

「全員逃げてッ!アブノーマリティ―が生まれましたッ!」

 

俺が必死に叫ぶが、

 

「なんだなんだ?このウヌに逃げることを要請するとは…「五月蠅いッ!テメェ程度じゃどうやったって死ぬわッ!アホウッ!」なんッ!」

 

「フンッ、貴様程度が役に立つわけがn「テメェもだッ!馬鹿野郎ッ!」きさッ!」

 

チィッ!まずい!早めに逃げてもらわんとッ!

 

「先生!全員逃がして戻ってきてください!」

「緊急事態です!このままじゃ死人が出る可能性があります!」

 

「フイッ⁉わ、わかりましたぁ!皆さん!こっちですよぉ!」

 

ヨシッ!先生はカルエゴ先生から聞いてたか!カルエゴ先生よくやった!

 

「じゃぁ…来い。【溶けた愛】」

 

俺が溶けた愛を呼べば、魔法陣が出てきて溶けた愛が出てくる。

 

「はーい!来たよ!」

 

「今は話す暇がねぇッ!全力で案山子を狩るぞッ!」

 

「えっ?あっ…うん!」

 

その返事とともに、溶けた愛の姿は内部に幾つもの骨が浮かぶ、長い腕を持つ巨大な粘液の塊へと変わる。

 

その変質中に俺はジャスティティアを腹から取り出し、

 

その瞬間に案山子の構成が終わった。

 

【智恵を欲する案山子】危険ランクHE

 

さぁ、案山子狩りの時間だ!

 


 

《とある職員のレポート》

 

[Melting Love(D-03-109、溶ける愛)は、少女の姿をしたピンク色の粘液のアブノーマリティです。]

 

[頭部からは、腰ほどの長さを持つ髪のような粘液が垂れ下がっています。 彼女は、白い瞳を持つ2つの目、閉じた口、細身の体、一対の腕を持ち、常に胸元に片手を当てています。 下半身は不定形で、水たまりのように溶けています。]

 

変更

 

[Melting Love(D-03-109、溶ける愛)は、少女の姿をしたピンク色の粘液のアブノーマリティです。]

 

[頭部には、腰ほどの長さを持つ髪を模した粘液が垂れ下がっていますが、その髪の部分のみが透き通るような水色になっています。彼女は白い瞳を持つ2つの目、閉じた口、細身の体、一対の腕を持ち、常に胸元に片手を当てています。下半身は不定形ですが、確実に足と言えるような形を取っています。]

 

enter

 

Logout…Logout…completion

 

[お疲れさまでした。明日の作業をお待ちしております]

 

…俺は、PCをシャットダウンして閉じた。

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