私気づいた。銃より拳のほうが強いんじゃないかって。 作:まっしろたまご
『プロローグ』
風音ホノカ。年齢15。中等部にしてマダムの寵愛を受け、圧倒的な実力で周囲をねじ伏せながらも自己研鑽を怠らない優秀な生徒。
人間性にも一切の問題なしで、マダムの許可さえ取れれば是非『スクワッド』に引き入れたい人物である、と私こと錠前サオリは評価していた。
また、彼女の姉こと風音カオリも然りである。最も、マダムの懐刀として重宝されている彼女を勧誘するのは不可能であるが。
一度、彼女ら姉妹を相手に演習をしたことがあるが、結果は完敗。アズサを加えてもそれが揺らぐことはなかった。
クリアリングに顔を覗かせれば打ち抜かれ、トラップは知らぬ間に解除され、知覚できたと思えば別の方向から弾丸が飛んでくる。その上確実に当てられる状況でしか発砲せず、連絡は基本目配せや手話で済ませるのだから音は頼りにならない。
正に阿吽の呼吸と言えるであろう連携を披露され、私たちは呆然と立ち尽くすしかなかった。
姉と共に大きく目立ち、アリウス自治区を震撼させていた彼女だが、ある日突然姿を眩ませる。
多くの者がこう思った。
『彼女すらも消されてしまうのか』と。
思えば、彼女はマダムの教えに懐疑的であった。
『
アリウスの名を背負うものが延々と繰り返させられる文言。もはや聴き慣れたお決まりの言葉だ。
昔、彼女は言っていた。『全てが虚しい物なのだとしたら、今積んでいるこの研鑽もいずれ消える物の一つだ』と。
しかし、決まっていつも、『だからと言ってそれはベストを尽くさない理由にはならない』と続けた。
彼女は本物の姉をよく慕い、私やアズサも姉のように後を追ってついてきた。きっとこれはアズサに似たか、受け売りなのだろう。
だからこそ、彼女が『消された』時、アズサはひどく傷ついていた。
当然だろう。もしかしたら、自分が吹き込んだ考えのせいで大切な妹分が行方知れずとなったのだから。
マダムの反感を買ったのちの生徒の行方は誰も知らない。記憶を消されて外に放り出されるとか、殺されるとかはたまた内通者として派遣されているだけだという説もある。どれも根も葉もない噂だ。
時折、カオリと共に彼女へ思いを馳せることがある。
やれ、あんなことがあっただの。やれ、こんなこともあっただの。思い出せば取り留めのないことばかりだ。
じきに、任務のため私は外部へと派遣される。
これからはカオリとのやり取りを介してマダムから任務を受け取る。
トリニティへの潜入にティーパーティーとも接触。そして私たちの司令塔までやってのけながら戦闘力は随一というのだから全く頭が上がらない。
ふと、『外に出ればホノカに会えるだろうか』と聞いてみた。
カオリは薄く微笑んで、『わからない』と答えた。
これからプライベートな話をできる時間はどんどん減っていくだろう。
今のうちに、思っていることは吐き出しておく。
これは、そんななんでもない
カオリ「妹来るからよろ」
ハスミ「ゲヘナから妹?妙だな」
ホノカちゃんに使わせたいよって武器や技
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パイルバンカー
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グレード類
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ジョジョみたいなラッシュ
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そこらへんに落ちてたパイプ
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