僕のヒーローアカデミア 〜個性『性転換』〜   作:イケスケ

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3、自己紹介

 

「はいそれでは皆さん初めまして、私が皆さんの担任をする水野だ。よろしく」

 

 入学式が終わり教室に戻ってきた俺たちは担任の先生の水野先生に自己紹介をするように言われた。

 

「じゃあ右の列から自己紹介してくれ。まずは赤坂だな」

 

 右の手前にいた女子、赤坂さんは立ち上がった。その赤髪のおとなしい感じの彼女は自己紹介を始めた。

 

「はい、わかりました先生。私は赤坂 炎 個性は「炎」です。突然ですが私はこのクラスの委員長を志望します。よろしくお願いします」

 

 彼女は静かに座った。

 

「すげぇ炎の個性だって」

 

「エンデヴァーと同じじゃん」

 

「真面目そうだよね」

 

 みんながザワザワする中、水野先生は次の生徒に自己紹介を進める。

 

「俺の名前は桐本 剣だ! 個性は「剣」!腕を剣に変えれるぜ! 赤坂さんが夢語ってたから俺も言うぜ! 俺は絶対にヒーローになる!」

 

 彼の元気な自己紹介に夢を応援する声も聞こえる。そのままどんどん自己紹介は進んでいく。

 

「夜谷 黒子です! 個性は「黒煙」。周りに黒い煙幕をだせまーす!」

 

「うっす時 定士です。個性は「時間停止」 触った相手の時間を自由に止めれます。よろしくっす」

 

 自己紹介は進み、クラスの半分が自己紹介した時、次はリコの番になった。

 

「そよ風 リコです。個性は「風」で空を飛べます。私もヒーロー目指してます。よろしくお願いします」

 

「お互い頑張ろうな! そよ風さん!」

 

 桐本君が声かける。リコも笑顔で答えた。次は俺の番だ。俺の個性はハッキリ言って気持ち悪いのだろう。だけどもう逃げないって決めたんだ。

 

「次は転田だな」

 

「あ、はい」

 

 ついに俺の番が来た。

 

「転田 ヒカルです。こ、個性は「性転換」で、実は男です。だからズボンなんですけど、、、皆んなと仲良くしていきたいです。よろしくお願いします」

 

 急いで座ってしまった。今の違和感無かっただろうか、個性は気持ち悪いと思われなかっただろうか。心臓の鼓動が速くなる。

 

 みんなは何も言わず拍手をしてくれた。それがどんな思い出していたのかはわからないけど。不安ではあった。

 

「よし、次」

 

 後ろの人が自己紹介を始める。そのまま自己紹介は終わり、今日はもう下校してもいいとの事。

 

「なあ時君、一緒に帰ろうぜ!」

 

「お、いいよ桐本君」

 

「赤坂さん! 私と帰らない?」

 

「いいですよ夜谷さん、家はどちらに?」

 

「えーとねぇ、結構遠いの!」

 

 みんな気の会いそうな人と一緒に下校をしようとする。これが高校生活初日の鉄板だと俺も思う。俺も速く誰か誘わないと。

 

 一緒に帰るなら元気で明るい桐本君が1番かな。すぐに仲良くなれそうだし。流石に女子を誘うのは勇気がいるしね。

 

「ねぇヒカル」

 

 桐本君に声を掛けようと思ったその時、リコが俺に話しかけた。

 

『え、気持ち悪い』

 

 リコの成長してても変わらない顔を見ると過去を思い出す。でも悪いのは俺の個性だ。リコは悪くない。そうだ、だから昔のように接しよう。

 

「な、何? リコ」

 

「一緒に帰らない?」

 

 

 




◯キャラ設定紹介

そよ風 リコ

 緑色の髪をした少女。ヒカルとは幼馴染だったが小学校のあの事件からヒカルと話すことは無くなった。趣味は運動。ヒカルの影響でヒーローになりたいと思っている。好きな食べ物はカレーライス。
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