アーキバスの一般AC乗り(休止)   作:ルビコーン

10 / 11
おしゃべりAIさんからのお便りです。
Q「ビジター、RaDのチャティ・スティックだ。
あんたが書いているこの前書きの質問コーナーだが、この調子で行けば間違いなくネタ切れになるぞ。
ちなみに、この間ボスが未だに質問が読まれていないと言ってミサイルを準備していたが...まぁいい、用件はそれだけだ、じゃあな。」
A「ちょっと待て」

※チャティくんの言う通りネタ切れが怖いので感想でなにか質問をしてくだされば採用させていただくかもしれません。


10日目

am1:00

 

「早起きっていうレベルじゃねえぞ!」

 

どうも皆さんおはようございます、と言うよりもこんばんわ。

今日が命日になる予定のシーク君です。

 

学名:ルビコニアンプリケツゴリラからのありがたモーニングコールのおかげで無事目が覚めたのはいいけどマジで早すぎでは?

本人曰く「奇襲を仕掛けるなら早朝か深夜」との事。

でもそれでこっちが眠くなってるやうじゃ意味が...え?強化人間になれば睡眠も食事も必要ない?

 

あっ…ふーん...(察し)

 

 

 

まぁ、起きちゃったものは仕方ないしサクッと準備しちゃいましょうかね。

今回は長丁場になりそうだしこんな所で尺使ってられないですし。

 

準備すると言っても機体に関しては昨日の段階でエンジニアくんとチェックしてるし問題ない。

なんならいつもはジェネレーター起動確認ヨシ!で済ませてるからいつもより安心して乗れる。

 

武器に関しても前回の《SONGBIRDS》だと支援しにくいから両肩《BML-G2/P03MLT-06》6連装ミサイルに切り替えている。

射程が2000m近くあって俺みたいな日陰者にはありがたい武器、これならわざわざ近づかなくていいし小型MT相手であれば十分な威力を持っているから後方支援にはうってつけの武器である。

 

左腕は《HI-32:BU-TT/A》ぶった斬り丸のままでええかとも思ったけど今回接近する機会ないし《MA-T-223 KYORIKU》ジャミング弾ランチャーに切り替えておいた。

これがあれば時間稼ぎくらいはできるだろう、今回は理由にメーテルリンクさんがいるし何とかしてくれるはずだ。

 

そしてそして何よりも大事なお菓子は今日もペイターの手作り...という訳にも行かず昨日売店で買っておいたクッキーみたいな形をしたボーロって名前の焼き菓子をご用意。

彼もなんだかんだで忙しいからね、仕方ないね。

ちなみにボーロにした理由は安かったから、以上。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

記録簿

No:R0-214700

機体名:ホーズキ/S.Hozuki

 

RARM:LR-036 CURTIS[リニアライフル]

LARM:MA-T-223 KYORIKU[ジャミング弾ランチャー]

RBACK:BML-G2/P03MLT-06[6連装ミサイル]

LBACK:BML-G2/P03MLT-06[6連装ミサイル]

 

HEAD:VP-44S

CORE:07-061 MIND ALPHA

ARMS:VP-46S

LEGS: VP-422

 

BOOSTER:BST-G2/P04

FCS:FCS-G2/P05

GENERATOR:VP-20C

 

EXPANSION:NOT EQUIPPED

 

戻る ▶︎登録 呼び出し 訂正

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

という訳で今回のアセンはご覧の通りになります。

整備管理者には昨日のうちに連絡を済ませているからさっさと出撃しちゃいましょう。

 

今回は僚機のメーテルリンクさんの輸送ドックに一緒に積んでもらえるから楽でいい、回収ポイントで待機してるだけであとは勝手に回収してくれるんだよね...いいなぁ...

 

 

 

 

 

am4:00

 

あの後しっかり集合時間に遅刻した俺に冷ややかな視線を送るメーテルリンクさんと最終の打ち合わせを終えて待機中。

南側に位置するこの岩場であれば壁内をほぼ一望できるしメーテルリンクさんは西側で暴れるのでこっち側の警戒は薄れるから多少の接近は問題ない。

 

目標の【ジャガーノート】は現在確認できない、壁内で控えてるのか反対側のエリアにいるのかは分からないがまぁ作戦が始まればいやでも出てくるだろう。

 

そんなことよりもう少しで巡回の交代の時間なのでそのタイミングで奇襲を仕掛ける予定なんだけどさ...

 

「おい、もう少しで交代の時間だぜ」

 

「やっとか...ここ最近まともな飯食ってないからさすがに堪えるな、ベイラムのヤツらも隙あらば仕掛けてくるしこの前も何機やられたんだよ」

 

「そういや昨日久しぶりに本部からの補給があったらしいぜ、その中に食料もあるらしい」

 

「俺らのじゃなくてあの機動砲台のじゃないのか?」

 

「ハハハ...笑えねぇ」

 

笑えねぇ...

おいおいそんな状態だったのかよ...大丈夫?ボーロ食べる?

 

近距離で無線を拾えているためハッキリと聞こえる解放前線MTの会話は哀愁が酷かった。

まぁそうだよね、前に比べて企業もどんどん勢力増してきてるしそれに伴って解放戦線側は追いやられるわけだもんな、酷いなベイラムって企業()

 

こんな状態ならわざわざ手を出す必要なさそうだし今からでも僕からメーテルリンクさんに...

 

『そろそろ時間です、行きますよ』

 

「あっ、はい」

 

 

 

 

 

 

 

「相変わらずの強さだよなぁ」

 

またひとつ爆発した地点を眺めながら呟く。

現在メーテルリンクさんは壁上砲台の射程外である貨物の留置所付近で迎撃に来たMTを相手にしている、この調子なら支援砲撃の出番はなさそうだ。

 

それでも解放戦線側も思っていたより行動が早く即座に前線を下げ砲台付近へと誘い込む形で展開している。

接近にはABで堀の上を突っ切るか、2機大型ガトリング砲台が設置された唯一の通路であるあの橋を渡る必要がある。

 

後者は論外として前者の場合は接近の際は嫌でも壁上の砲台の射程に入ってしまうため注意が必要だろう。

それに未だ姿を見せない【ジャガーノート】にも注意が必要だ、壁上からであればこの壁周辺は全て有効射程だろう、俺の位置もバレればヤバい、余裕でこんがり肉にされてしまう。

 

今回の任務は偵察だけだからある程度荒らすだけでいいしこれ以上進む必要は無いだろう。

と言うよりパルスシールド持ちでも下手に突っ込んで無事で済むわけが無いし【ジャガーノート】の位置も分からない現状で突っ込むわけが無いというか突っ込まないでください、巻き添い食らうのは俺なんすよ。

 

せめて位置さえ分かれば対処出来るかもしれないけどさっきからそれらしい動きがないんだよなぁ、無線もさっきの人達どっか行っちゃったから途切れ途切れしか聞こえないし。

と言うよりさっきからメーテルリンクさんも何も話してないんだよな、おーい、メーテルリンクさーん?おーい。

 

「...ゴリラニアン」

 

『は?』

 

わりい、俺しんだわ

アーキバスの一般AC乗り 〜完〜

 

「き...聞こえてるようでよかったです」

 

『…』

 

すぅ...こういう時は秒で謝りましょう、ソシャゲの最高レア位の確率で許されるからね、うん。

謝罪王シーク(自称)、このシルクのように軽い頭を下げさせて頂きましょう。

 

せーのっ♪いちっにっさんっしっ♪

「ごめんなs」

 

〔ビーッ!ビーッ!ビーッ!ビーッ!ビーッ!〕

 

「ひょ?」

 

突如鳴り響いた警報に呆気に取られていると近くの岩場でグレネードが爆ぜた。

幸い少し離れているので直接ダメージがあった訳では無いが着弾点は酷く抉れ爆発の熱が残っているのが伺える。

 

え、嘘やん...ガチギレやん...

あんなの当たったらひとたまりもないぞ...

 

『惜しい人を亡くしましたね』

 

「生きとるわい!」

 

やっぱ殺る気満々じゃねえか!

...靴でも舐めたら許してくれないですかね?

 

ん?メーテルリンクさん持ってんのってプラズマキャノンとパルスガンじゃなかったっけ...

この流れつい最近も汚染市街でやったような気がする...

 

『あなたが何度も通信してきたおかげで目標が出てきましたよ』

 

遮蔽物の多い市街地の方へ即座に移動し新たに機体反応が表示された地点を確認する、場所は壁上中央...と、反対側の壁内にも反応があるな。

壁上いるあのデカブツは目標の【ジャガーノート】で間違いないとして反対側のはなんだ?

ここに来て増員は面倒だな...暴れてるメーテルリンクさんの方行ってくださいね

 

そもそもうちの通信って暗号通信じゃなかったっけ?

解放戦線側に解読されてるのまずいですよ...ってあれ?

 

「通信がオープンになってる...」

 

『...気づいたなら早く戻したらどうです?』

 

そりゃシステムほとんど落としてるのに位置バレするよなぁ〜

 

もっと早く言ってくれないですかね!?

 

射線は建物で切れているので砲撃は飛んでこないがスキャンを入れてみると解放戦線のものと思われるMTがうじゃうじゃいるし確認せずに飛び込んだせいで気づかなかったけどここ壁の目の前の区画じゃねえか、つまりは壁に大量に設置されている砲台の射程内に入ったということでもある。

 

さて、どうしようか...

メーテルリンクさんが来るまで耐えるのは確定としてそれまでどう時間稼ぎをするか、ジャミング弾ランチャーがあるからマシとはいえ考え無しに逃げ回っても土地勘のあるあっちの方が有利だろうし射線が通った瞬間に砲台に蜂の巣にされてしまう。

 

...このままスキャンを通しながら隠密行動するのが1番マシだな、最悪MTくらいならリニアライフルで落とせるだろうし囲まれなければ問題ない。

システムも必要最低限しかつけてないし通信しステもだってさっき...あれ、公開になってるままやん。

 

イマジナリージャガーノート「もう助からないぞ♡」

 

隠れていた建物の近くでグレネードが爆ぜる。

おそらく大体の位置目掛けての砲撃なので直撃は間逃れたが間違いなくだいたい位置はバレてる。

 

即座にジャミング弾を展開し遮蔽物を利用しながら移動する。

展開していた小型MTはライフルで牽制しつつ近距離まで近づかれたらそのまま蹴っ飛ばす、パルスブレードを置いて来たからこれしか選択肢がないのと動きを止めたら砲台の餌食になる。

 

ジャミング弾のおかげでMTからの被弾は無い。

ただ砲台に関しては範囲攻撃だから少しずつダメージが蓄積していく、射線を切りながらとはいえ最低限のブーストではこれが限界だ。

 

幸い、MTは分散して対処しているせいか数はそこまで多くない。

砲台もメーテルリンクさんがもう近くまで来ているのか別方向にも砲撃をしているためまだマシ。

もし全部こっち来てたら多分今頃もう【ジャガーノート】の餌にされてたと思う。

 

『イ...アス、.....ガン...言う.....聞.....け』

 

おっ、解放戦線のものとは違う通信をゲット。

結構近いし多分メーテルリンクさんだろう、通信システムにダメージが入ったのか声もポツポツで声も男っぽく聞こえるけど多分、いや部分的にメーテルリンクさんだから問題ない。

 

発信源付近では戦闘音が聞こえる、確かこの先に少し開けたエリアがあるはずだ。

おそらくそこで戦っているのだろう、見た感じ高層ビルの様な建物で壁の砲台の斜線は切れている、そうと決まればこの両肩の6連装ミサイルの出番。

ブーストを吹き、上昇すると共に状況を確認すると解放戦線のMTが3、4機展開しているのが見えた。

 

これならば右肩分だけで足りそうだな。

マルチロックをかけ上空から6発全て叩き込む、しっかり上空から撃ったしかなりの至近距離からなので回避は厳しいだろう、次々着弾して行き機体反応が消えていく。

 

『ぐぉあ!』

 

やっべ、メーテルリンクさんにも当てちまった。

なんで?友軍機にマルチロックかかったこと今までないんだが?

マジでやべぇって...規則違反で再教育センター送りとか嫌だぞ、てかヴェスパー相手だから最悪ファクトリーありえるんだが?

 

 

 

...ってあれ?

 

「誰...?」

 

土煙が晴れ着弾点から現れたのはメーテルリンクさんの機体とは違う機体、脚部が確か《LG-022T BORNEMISSZA》っていう重量タンク脚。

カタログで見た時かっこよすぎてペイターが止めてくれなかったら危うく買っていたパーツだから覚えている。

 

念の為スキャンをして機体情報を取得しておく。

機体名がキャノンヘッド...識別名が...G4ヴォルタ...

 

 

 

...G4?

 

 

 

........え?

 

 

 

 

 

 

 

pm2:00

 

「ヴォルタが殺られた」

 

朝っぱらからふざけた通信を送ってきたあいつの顔面をぶん殴るため格納庫のいつも使っているソファでくつろいでいると副長のナイルが現れそう言い放った。

 

「おい...たとえ副長のあんたでもあまりふざけたこと抜かしてるとぶちのめすぞ...」

 

朝のふざけた通信もありイライラしてた俺は気づけばナイルの胸ぐらを掴んでいた。

普段なら胸ぐらに手をかけた時点でこいつとミシガンならばすぐ返り討ちにあっているはずだ。

 

「少し落ち着いたらどうだ」

 

「...ちっ」

 

肩透かしを食らった気分だ、心中お察ししますみたいな態度が余計に腹が立つ。

掴んだ手を乱暴に離し、元いたソファへと戻る。

 

あいつとはここに来る前からの付き合いだ、思うことはある。

元よりあいつとはセットで動くことが多く死ぬ時は一緒だと思っていたくらいだ、そんな奴が独り知らねぇ場所で死ぬのは許せねぇ。

先日のダム襲撃で喋りすぎだとか意味わからねぇ理由で謹慎にしやがったミシガンもあいつ単独で【壁越え】をさせようとしたベイラムの連中もいつかぶっ潰してやる。

 

「後日あいつが送ってきたデータを元に【壁越え】のチームを再編成するそうだ、それまで大人しくしておけよ」

 

「それはベイラムからの指示か?」

 

「いや、これはレッドガンとしての任務だ」

 

「そうかよ」

 

「...意外だな、てっきりあいつがいなくなればお前はここを抜けるもんだと思っていたが?」

 

「てめぇには関係ねぇよ」

 

「そうかい」

 

少し呆れたような素振りを見せナイルは去っていった。

確かにあいつがいなくなった以上ここにいる必要は無い、元々ミシガンの野郎に無理やり連れてこられた部隊だ、こんなとこに残っている方がおかしい。

 

このACでも持って行ってドーザーの野郎に売りとばすのもありだろう。

それなりにまとまった金が手に入るだろうしこんな惑星からも脱出する手段も無い訳では無い。

 

 

 

だが

 

「...まだあいつの顔面に1発もぶち込めてねぇだろうが...馬鹿野郎...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新着メッセージ 1件

『ALLMIND』

 

 




作者「この作品はコメディだと約束したな」

ヴォルタ「あぁそうだ作者、助け...」

作者「あれは嘘だ」

爆ぜるスウィンバーン「おわぁぁぁぁぁ!?」



マジですみません、ほんとは生存させる予定だったんですけど今後の流れ的にこうなっちゃいました...
あの人強すぎんねん...
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。