Q「そろそろ狩るか…♡」
A「huh?」
am7:00
やぁみんな、俺だ、自称一般AC乗りのシークだ。
やっぱ早起きはいいね、モーニングコールがもっと穏やかな声だったらもっと良かったんだけどね!
昨日はあの後何とか包囲を脱出して堀の中でジャガーノートからの砲撃から隠れていたところをメーテルリンクさんに引き摺られて戦線を離脱できた。
ジャガーノートの戦闘データに関してはスネイル閣下曰く「及第点でしょう」との事。
なんでも昨日俺が逃げ回ってる間にメーテルリンクさんがデータの収集をしていたらしい、なんなら反対側の壁側の偵察も終わらせているた言う有能ぶり。
俺がジャミング弾ばら撒きながらあちこち走り回ってたおかげで意外に錯乱出来ていたんだってさ。
...あれ、役割入れ替わってね?
まぁそれは置いといて聞いた話だとあのジャガーノートが2機もいたんだとか。
スネイル閣下からしたら胃痛案件でしょうね、どこかのV.Iはどうかは知らないけども。
てかフロイト隊長出るんだったらやっぱ偵察要らなかったよね、ラスティ隊長もいるんだからもういっその事もっとヴェスパーかストライプ投入しちゃいなよスネイル閣下♪
え?俺は無理ですよ?
「聞いていますか?」
「あっ、はい」
とまぁそんなわけで無事帰ってきたのはいいんですが俺は今スネイル閣下から絶賛お説教タイムです。
こんな昼間から説教されるとか...おいは恥ずかしか!生きておられんごっ!
え?今更だって?
...それはそう。
「全く...あなたの役割は情報収集だと言うのに通信システムは公開にしたまま、更には敵陣に突っ込み大暴れ、挙句の果てにはベイラムの番号付きの撃破ですか...」
「ハハハ...すみまs...」
「笑い事じゃないですが?」
「ハイ」
いやまじで申し訳ないと思ってますよ?
理由はわからんけど通信ダダ漏れさせてたし壁の方に逃げて逃げ回って最終的にメーテルリンクさんに助けられた訳ですからね...
でも最後のは違うと言うかほんと偶然というか漁夫の利と言うか...最後の一押しをしてあげただけなんですよ...
でもちゃんとオールマインドちゃんに報告はしました()
「前者2つはあなたのことなのでいつもの事で済ませる予定でしたが...最後のは見過ごせませんね?」
なんでもアーキバスとベイラムってお互いに暗黙の了解でお互いに攻撃してないっぽいんだよね(傭兵を雇って攻撃しないとは言ってない)、だから今回みたいにアーキバス所属の機体がベイラムの、しかも番号付きを殺っちゃったのはかなりまずいらしい。
ていうか前者における俺の信頼度低すぎませんかね?
「いやぁ...あれは手が滑ったというか...」
「あなたの手が滑って落とせるほどの相手では無いと思いますが?」
「それはそうなんですけども...」
「...まぁいいです、幸いベイラムに動きは見られませんし様子を見ます」
「ありがとうございますぅ...」
許されちゃった!
正直、企業間で戦争じゃ...の辺りからあっ、これ再教育センター待ったナシじゃね?とか思ってたからよかった...
「ただし、現在独立傭兵に募集をかけている任務の中でひとつ達成状況が著しく悪い任務があるのでその任務に就いてもらいますがよろしいですね?」
「もちろんでございやす」
よっしゃ!それで許されるならなんでも出来る気がする!
不法占拠してるドーザー共の基地の殲滅ですか?それとも危険地帯への配達ですか?
何でもしやすよ兄貴!
「ではこの【武装採掘艦破壊】はあなたに一任しますね」
「了解しまし...はい?」
pm1:00
「てなわけなんすよ」
「あーそれは彼氏が悪いわ」
「...だからフロイト隊長にも来ていただけないかなと」
「とりあえず飲みに行こか(経費で)」
「絶対話し聞いて...うげぁッ!」
(93戦1勝92敗)
「相変わらず変な動きだな」スッ
とりあえずフロイト隊長連れて行けばどうにかなるんじゃね?
理論でシミュレーター室に来たわけですがとりあえず有無を言わせず戦闘になりましたよね、相変わらずのバトルジャンキーです事...
まぁそれ自体はいつもの事なんでいいんだけど問題はこの戦闘狂がストライダー討伐にあまり興味がなさそうなこと。
え、なんで?風邪でも引いたん?
「ほら、もう1回行くぞ」
「ちょいとお待ちください」
「どうした?ストライダーの件なら行かないぞ」
「やっぱり?」
やっぱ風邪か。
あっ、でも出撃は3日後の予定なんで全然治ってると思いますよ?
というよりあなた以外にあて無いんですが、タスケテ。
「あのでかいのはもういい、動きが単調だし面白くない」
いつものフロイト隊長だったわ...
でもなぁ、フロイト隊長行けないとなるとヴェスパーのは人達は黒色職務の真っ最中だしあと頼られるのはストライプのアホどもか...
チェイは...無いな。
あのスッスッスッ野郎は法外な金額を請求してくるだろうしな、ちなみに成功報酬は400000COAM近く貰えるらしく仲間集めの予算としては200000COAMくらいか。
お前なにもしないのに半分も持ってくの?...だって?
そ う だ よ
「そんなことよりさっさと準備しろ、今日で100戦目記念日だ、楽しませてくれよ?」
あと7戦は確定なんですね...
「と言うかストライダーならフィアットにでも声をかければついていくんじゃないか?」
「それはそうなんですけどもっ」
警報を元にレーザーキャノンの砲撃をど根性QBで避ける。
なんでも近々販売するからその試験運転も兼ねてるんだとか。
同じレーザーキャノンの《VP-60LCS》と比較してもデカいし威力も衝撃も高い性能で纏まっている、チャージした時に関してはEN兵器とは思えない爆発の仕方してるし。
弱点の反動に関してもパルスシールドで上手く補っているし錯乱のため接近すればパルスブレードで兜割りにされる隙の無さ。
とはいえ離れていればレーザーキャノンとアサルトライフルで削られて行く。
てかなんで使ったことないはずの機体でそんな動けんねん。
あとその脚何?《DF-LG-08 TIAN-QIANG》?
太くていいね♡
「あいつ全然喋らないし怖いじゃないすか、絶対俺と相性悪いっすよ」
俺も負けじと回避可能距離で得意の6連ミサイルとリニアライフルで応戦するがミサイルはほぼ避けられるか至近弾だしリニアライフルはチャージして弾速を上げなきゃ当たらない上にその反動で動けない間にレーザーキャノンで木っ端ミジンコにされる、ニュータイプかよ。
「まぁお前とは真逆で真面目だし無難に強いしな」
「え、なんで急にディスられたんすか?」
痺れを切らしたかフロイト隊長が接近して来る。
シールドを展開した状態でレーザーキャノンをチャージしているのが確認できる、パルスブレードも装備しているから応戦すればここで勝負が決まるだろう、逃げてもレーザーキャノンでズドンだろうけどね。
既に会敵してる上残念ながらマップも拓けた市街地エリアなのでいつもみたいな小細工も出来ない。
...と、思っていたのか?
リニアを手放し左肩に装備していたジャミング弾を展開する。
前の偵察でジャミング弾の旨味を味わってしまったからね、これ展開しとけばエイムアシストが完全に機能しなくなるからまじで攻撃当たらないんだよな。
更におまけの6連ミサイル。
今回は直接ではなく足元に横一列に放つ、こうすれば足止め程度はできるだろうし何よりジャミングと視界不良のダブルパンチで相当やりにくいはずだ。
「いい動きだ」
とまぁ普通の相手なら結構効く戦法だと思うんだけどさぁ...この人うちの首席なんだよね...
着弾よりも早くブースターを点火し上昇したかと思えば速攻でレーザーキャノンを叩き込まれた。
ジャミングのおかげか直撃では無いがシステムがスタッグしてしまいその隙をこの人が見逃すはずもなく...
(102戦1勝101敗)
...おい、100戦以上してるじゃねぇか。
pm5:00
結局あの後他の奴らにも声をかけては見たがいい返事は貰えなかった。
ストライプの連中も
X「悪いが忙しくてな...」
ⅩⅠ「いくらくれるっすか?」
ⅩⅡ「あなたといると疲れるから嫌よ...」
ⅩⅣ「ムムムムムリデス!」
世知辛い...
誰か1人ぐらい暇やろと思って声をかけまくってたわけだけど見事に惨敗、と言うか忙しそうなの1人だけやん 、後者2人に関しては完全に拒絶されてて1人部屋で泣いてた。
「...」
とはいえ、ヴェスパーもストライプも出せないとなるともうソロか野生の傭兵を雇うしかないんだよな...ソロはまず無いとして野生の傭兵は当たりハズレが酷いからな、前汚染市街で会ったあの傭兵とかが来てくれれば大当たりなんだけどほとんどは俺と同じかちょい上レベルのやつばっかなんだよね。
有名な傭兵に直接依頼を出すのが1番楽ではあるんだけどそうすると報酬が全部吸われてしまう始末、最悪はそうするしかないんだけどさぁ。
「...」
...そういえば今日の夜ご飯は何にしようかしら。
今日は作業の片手間に食べられるパンとかがええな、この前フロイト隊長に(経費で)買ってもらったやつで久しぶりの違法改造FCSタイムだしフィーカも入れちゃおうかな。
精密機器触ってる時に食べ物食ってんじゃねえよと思ったそこのあなた。
その感性は大切にしようね(2敗中)。
いやまぁ拾ってきたやつだったからよかったけどさぁ、半導体部分にパンくずこぼしちゃってその後の仮動作で動かなかった時あるんだよね。
今回使うのは普通に新品だし1個あたり輸送任務1回分の金額になる、正直3つとも売ってしまいたいけど心の中の俺がこれ使ったらめちゃくちゃすごいの作れそうじゃね?って騒いでいるので使ってしまおうと思う。
...怖いので1つは予備に取ってお来ましょうね♪
「...」
...さ、さーて今日は何パンにしようかしらあんま悩んでるとそろそろ人が押しかけてくる時間だからね、さっさと決めてしまいましょうか。
前フロイト隊長に食われたジャムパンは確定であと1個何か欲しいな、幸いラッシュ前なのでまだ結構残ってる。
シンプルにマフィンとかか?ただ前食べたカルツォーネも美味かったしな...
「...」
「...なんか食います?」
「...クリームパン」
俺が買う予定のマフィンならば2.3個買えるような値段のパンを平然と頼みやがるフィアットさん。
さっきから無言で後を追ってくるから怖すぎてこっちから声をかけてしまった、しかも俺が奢る流れでだ。
てか俺より稼いでるんだから自分で払ってくださいよォ...
この前だってストライダー討伐で報奨金出てたやないすか。
「クリームパン1個とジャムパン1個で...」
「2個」
「...クリームパン2個で」
なんでだよ!
俺の一日分の食費になっちまったじゃねえか!
強化人間って食事いらないんじゃないんですかぁ!?
でも怖いから断れねぇよ...
何考えてるか分からないし下手なこと言ったら事故を装って平然とあの重装備で捻り潰してきそう。(偏見)
それにあの目!俺の事を見る時たまにすげぇ鋭くなるんだよ、あれは養殖場のミールワームを見る目だね。(偏見)
クリームパンだって金欠の俺に対する嫌がらせに違いない、きっと人の困った顔を見るのが好きなタイプの悪魔に違いない。(多分偏見)
支払いを済ませて紙袋からジャムパンを取りだし、残りを袋ごと渡す。
受け取りやがれください。
「ありがと」
そう言い早速1つ目に手を付けた。
あぁ...俺だってまだ食べた事ないのに...
まぁいいや、さっさと戻ってFCSタイムだ。
予定外の出費でジャムパンしか買えなかったからね、さっさと食べてしまおう。
2人並んで食べながら格納庫へと向かう。
「...」モグモグ
え?2人並んで?
「...」モグモグ
「...なんでいるんすか?」
「まだ要件聞いてない」
要件を聞いてない?
言ってないならまだ分かるけど俺からフィアットさんに特に用はないはずなんだけどな...
「フロイト隊長から困ってるって聞いたんだけど?」
「あぁ、ストライダーの件ですね...」
そういう事ね。
てかあの人俺がこの人の怖がってるの知ってて呼んだんですか?
人の心とかないんか?
いやまぁぶっちゃけ一緒に行く分には良いんですけど...と言うか戦力として申し分無いんですけど...
やっぱり怖いんだよ!
何も言わず急にブースター点火してすっ飛んで言ったと思ったら敵MTスクラップにして帰ってくるし、俺が戦闘してても遠くでボーッとしてる時もあるし...
俺この子の事がわかんねぇよ!
「それ、私が行く」
「あー...でも報酬とか全然出せませんよ?」
「どれくらい出せる?」
「100000COAMくらいなら...」
「なら100000COAMで」
「...アイ」
勘弁してくれよ...
もう予算の半分到達しちゃったじゃねえか...
まぁなんとかなるか、フィアットさん強いし、それにもう1人雇う予定なんだけどこっちは明日連絡するし来るの確定じゃ無いしな。
まぁどの道俺はいつも通り後方支援彼氏でもやってますかね、変なことしなきゃ大丈夫なはずだし...多分...きっと...おそらく...
「じゃあ3日後の夕方にべリウス西部の最後に確認されたポイント集合でお願いします」
「わかった、後でメッセージでも送っといて」
仲間集め終了、ヨシ!
と言うより魔王がパーティーに強制加入してきた感じだけど...ま、ええか。
と言うわけでそろそろお開きに...
え?結局着いてくるの?
あっ...そう...
pm9:00
「3日後...ですか...」
企業に潜伏させている作業員からアーキバスのACが3日後にストライダー討伐に出るとの連絡があった。
ヴェスパー部隊のメンバーは出ないとの事だったがストライプの番号付き、しかも噂の段階ではあるがベイラムのG4を落としたとのこと。
現在動かせるACは壁の防衛やその他の重要拠点防衛でいない、先日から独立傭兵に声をかけ戦力の確保を図っているがそれでも戦力は足りない。
とはいえMTだけでは間違いなくアーキバス相手では戦力不足だ。
先日の襲撃でストライダーも残すは現在稼働中の1機のみ、これを失えばべリウス西部における我々の行動範囲が大幅に限られてしまう。
「独立傭兵...【レイヴン】...」
先日ダム襲撃の際、ベイラム所属の機体と共に行動していた独立傭兵。
配置していた戦車や小型MTだけでなく重装4脚MTやダナムまでこの傭兵に完膚なきまでに殺られてしまった。
ベイラムの所属だと思っていたがどうやら独立傭兵らしい。
どう言った繋がりであの場にいたのかは分からないが戦力としては申し分ないだろう、罠だと警戒される可能性もあるがこれに賭けるしかない。
COAMさえ払えばどの陣営にも付くのが独立傭兵だ、ここ数日はこの独立傭兵にかなり被害を受けているがここでこちらの戦力に加えることが出来れば大きなアドバンテージとなるだろう。
幸いこの独立傭兵乗ったデータは収集済だ、ブラックリストという意味でだったがこういう形で役に立つとはな。
あとはアーシルに指定で募集をかけてもらい、色のいい返事を期待するしかない。
「この傭兵が眠れる戦士であることを祈ろう...」
「コーラルよ、ルビコンと共にあれ...」
久々にアーマードコアシリーズの小説漁るかぁ〜
ってあれ?更新日時順の2ページ目に僕のヤツあるやん...