アーキバスの一般AC乗り(休止)   作:ルビコーン

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かなり投稿遅くなりすまんかった…
やっぱり戦闘シーンの描写が苦手だ…やはりほのぼの系で行こう、あとは任せたぞレイヴン。

かなり日数分けて書いたので変なとこあるかもしれないのでご了承ください…


4日目

am4:00

 

「さっさと起きてください先輩、あまり遅いと報酬なくなるっすよ!」

 

「...なら俺のことは置いてってくれ」

 

朝から部屋の中で体を思いっきり揺すってくる後輩くん、これが幼馴染の女の子とかだったらどれだけ幸せだったか...いや、この時間だったら関係なくキレてるわ、うん。

 

このアホことチェイくんもストライプ入りしてすぐの時はもう少し可愛かったんだけど最近は完全にバカにしてると思う、いや確実にしている。

そりゃまぁストライプのくせに未強化だし雑務ばっかだから仕方ないんだけどさ...もう少し手心というかねぇ?

 

昨日も食堂で会ってから今日の任務に付き合えってうるさい...

なんでも解放戦線の武装採掘艦が何機か動いてるのが確認できたから破壊しに行くとの事、撃墜数に応じて報酬が出るらしく他のストライプも何人か行くらしい、昨日も食堂でMT部隊とどっちが多く落とせるか言い争ってたし。

 

てか武装採掘艦って何?解放戦線のコーラルを掘り起こす兵器とは言ってたけど砲台とかアイボールって言うレーザー兵器も備えられているらしいしそれはもう大きいとのこと。

解放戦線の護衛MTも付近に到着しているらしくそれも厄介だ、タイマンならACが有利かもしれないけどあいつら束になってかかってくるからなぁ...

 

「そういう訳には行かないっすね、1人は面白くないっすもん」

 

「他にもいるだろ...プルームさんとか...フィアットとか...」

 

「あんな戦闘狂共と居たら手柄減るじゃないすか!周辺の雑魚相手を任せられる先輩じゃないとダメなんすよ」

 

「帰れ」

 

マジでコイツ...

なんで寝起きからこんなディスられてるんだ俺...

 

「仕方ないっすねぇ、今度の合コンめちゃくちゃ可愛い子連れてくるんでお願いしますよー」

 

「...」

 

マジで眠い、昨日はめんどくさくてテキトーに行けたら行くわって言ったけどやっぱ無理ですね。

てかお前らと違ってこちとらノーマル人間やねん、睡眠大事。

 

「あーあ...せっかく今年の大豊娘娘に選ばれた子も呼ぼうと思ってたのになぁー」

 

「え?まじ?」

 

「まじっすまじっす、この前オールマインド主催の先行展示会でたまたま会っちゃったんすよ!ほら、その時の写真」

 

「うお!まじじゃん!めっちゃ可愛い!」

 

「でしょでしょ?それで今度飲み会しないかって聞いたらぜひ行きたいです!って言ってたんすよ!」

 

「まじで?いついつ?」

 

「それが今日なんですよねぇー、早く終わらせないと間に合わないっすねぇー」

 

「おいバカ何してんだ!さっさと終わらせていくぞ!その武装採掘艦?とか言うやつさっさとぶっ潰すぞ!」

 

「その意気っすよ先輩!」

 

持つべきものは良き後輩だな、うん。

待っててくれよ...俺の大豊娘娘...

 

時間外での出撃は整備責任者の確認は必要ない、その代わり自己点検記録書の提出が必要なんだけど昨日フロイト隊長からCORE以外のアーキバス量産型AC届けられて彼専属の技師に交換してもらったから問題ないだろう。

 

兵装もその時にコンテナパーツから《SONGBIRDS》グレネードランチャーに変更したし左腕にも近接でも対応出来るようジャミンググレネードから《HI-32:BU-TT/A》パルスブレードに付け替えてある。

 

「一応ブリーフィングの映像共有しとくっすか?」

 

「そんなもんいるか!さっさと行くぞ!」

 

「ははは...ほんと相変わらずっすねぇ...」

 

今ならストライプ...いや、スウィンバーンさんくらいなら同じ力を出せる気がする。

待っていやがれ武装採掘艦!

 

 

 

am7:00

 

「いや何あれ」

 

「例の武装採掘艦【ストライダー】っすね」

 

「デカすぎんだろ...」

 

砂塵も舞う中、まだ距離にして30km位あるのにもう見えてきたよ...何あれ...

ベリウス南部の砂漠地帯だから見通しがいいとはいえこの距離で見えるのはやばい、遠近法が仕事してないよ。

 

「全長で5km位あるらしいっす、高さも確か1kmあるとかないとか」

 

「どうやって壊せばええねん...」

 

見た感じ並の攻撃じゃダメージなんて入らなさそう、そもそも砲台やら護衛MTやらがうじゃうじゃいるのにどうやって近づくの?

 

AC用の輸送ヘリ(後輩の)でまだ覚めきっていない頭を頑張って回転させているとストライダーの背中に青白い光が収束しているのが確認できた。

 

「お、あれが噂のアイボールっすね」

 

「ふえぇ...?」

 

収束した光は前方へと一気に撃ち出され地面を削り取っていく、何機かMTかACが巻き込まれたのか時々爆発しているのが見える。

 

...無理じゃね?

見た感じあのアイボールの射程5km位はあるよね?

射程外からちまちま削るのは無理、でも近づくにはあのレーザーを避けてなおかつ護衛MTと砲台がうじゃうじゃ配置してある場所突っ込まなきゃ行けないんでしょ?

 

「僕がストライダーに乗り移ってジェネレーターやらアイボールとか潰すんで先輩はMTの足止めと余裕があれば砲台の破壊をお願いするっす」

 

「近づかないって選択肢は?」

 

「無いっすね」

 

終わった...

すまんな大豊娘娘...俺死んだ...

 

「まぁそれなりに報酬出るんで他にも独立傭兵やらうちのMTもいるんで照準はバラけるはずですから余程運が悪くない限りは大丈夫ッスよ!」

 

「ちなみに他のストライプ組は?」

 

「既に1機落として機体も損傷したんで帰ったらしいっす」

 

「...あと何機いるの?」

 

「3機っす、落とせるだけ落とすっすよ!」

 

「帰りたい...」

 

そんな思いとは裏腹に輸送ヘリは着々とストライダーへと近づいて行く、どんどんその機影は大きくなっていき途中で首が疲れたので途中から虚空を眺めていたと思う。

 

そろそろアイボールの射程内にはいる頃だろう、このまま輸送機ごと落とされるのも嫌なのでそろそろ行きますか。

戦闘システムに異常はない、各パーツも問題なくリンクしている。

輸送機の後方ハッチが開き機体の出撃準備が完了した。

 

「んじゃお先に行ってるっす」

 

引き出されたドッキングアームから後輩の機体が落下していく、それと同時にブースト前回でストライダーと敵MT達の元へと駆けていく。

少しはこっちの身にもなって欲しい、生身であんなことすれば多分戦闘どころではなくなる。

 

「はぁ...行くかぁ...」

 

やる気は無い、ストライダーは多分あいつらが何とかするだろうけどこっちは周りのMT相手が精一杯だから報酬もしょっぱいだろうし、燃料代も最近高騰してるらしいからなぁ...

とりあえず軽くヘイトを集めながら後方支援、アイボールは最悪QBで回避しよう、一応訓練はしてるし数回なら意識を保てるはず。

 

「ヨシ、行くか」

 

生きて帰る、これは絶対条件だ。

あくまで目的はこの後の合コン、それを忘れてはならない。

 

 

 

「も゛う゛む゛り゛」

 

アイボールのレーザーを吐きそうになりながらもQBで回避して接近することが出来た、その間解放戦線のMTも何機か落としたがそれでもまだ前方に何機か確認できる。

今もストライダーに合わせ移動しつつMTを迎撃をしている、少しでも気を抜けばMTとストライダーの各所に設置された砲台の餌食になる状態。

 

「やっぱり高さ1kmはダテじゃないっすね、ジェネレーターすら狙えないっす」

 

「どうすんねん!」

 

「うーん...プルームさんは軽量機体なんで上まで行けたんでしょうけど僕のは行けないっすねぇ...」

 

「計画性が...」ドゴァァァァァン

 

こんな悠長におはなししてる場合じゃねぇ!

マジでやばいよ、こいつは簡単に回避してるけどこちとら警報音で気が狂いそうなんじゃ!

このままだと間違いなくジリ貧だよなぁ...

 

「高さがもう少し低けりゃ行けるんだな!?」

 

「さっき登った感じ行けるとは思うっす」

 

あーもう知らねぇ!届かないなら跪かせてやらぁ!

ブースターを全開に...は出来ないがある程度強めに吹かして脚部関節に向け接近する、これだけの巨大だ、脚1本崩すことが出来ればバランスを崩すだろう、関節部分ならどれだけ装甲が固くても攻撃が通る可能性もある。

 

途中かなりの弾幕を浴びたが全弾回避するなんて出来ないので諦めて頂きます、流石に榴弾とかは軽くブースターを使って回避する。

意外なことに接近すればするほど弾幕は薄くなる、どうやら真下は死角になっているらしい。

 

MT戦で弾薬も消耗している、こいつの脚もどれだけ叩き込めば崩れるかも分からない。

ただひたすらにリニアライフル、グレネードキャノン、ミサイルを撃ち込みまくる、いつかは崩れることを信じて。

これでダメだったら本格的に撤退します、弾切れって言い訳できるしやれることはしました感が出せる、パルスブレードは近接対応用なのでノーカンです!

 

チェイくんも意図を察したのか再びストライダーのに向け上昇していく。

崩せればあとは彼に任せて撤退、崩せなくても弾薬切れで撤退、我ながら天才的な作戦ですね。

え?まだ2機もいる?

...知らん、ペイターでも連れてくるんだなぁ!

 

俺は安全に離脱して合コンに行くんだ!

そのためにもこの残弾全て使い切る、武装の一斉射、相手も鈍足なためロックは外れない。

 

残弾数の警報がなった所でストライダーの脚部が爆発した、ほんとナイスタイミングだろ。

破損した脚部から巨体が崩れる、ワンチャンこのまま全部壊れないかとも思ったけど連結を解いて全壊は避けられてしまった。

 

...まぁあとは任せよう、このままここにいたら残骸に押しつぶされるしあいつがヘイト買ってる今のうちにここ離脱した方が良さそう。

 

ストライダーに背を向け全力で撤退する。

警戒した所で回避する体力なんて残ってない、幸い砂塵も舞い始めて逃げるには好都合だ。

 

「残弾無くなったから撤退するからお前も無理すんなよー」

 

「了解っす!先輩にしてはすごいいい仕事でした!お気を付けて!」

 

相変わらず可愛くねぇ...

まぁ合コンに免じて許してやるか、帰って服とか準備しなきゃな。

いつもより足取りが軽い、今なら全力のアサルトブーストにも耐えられそうだ!

...いや、やっぱ止めとこ、それで体調崩して合コン行けなかったら馬鹿らしいしね。

 

ある程度離れた場所からでもストライダーが見えた、最初に見た時よりかなり出力が落ちているところを見ると無事ジェネレーターは破壊出来たんだろう。

よかったよかった、うんうん。

 

 

 

pm6:00

 

「という訳で自己紹介と行きましょうか、僕はACの搭乗員やってるチェイです!一応ストライプの肩書きも貰ってるのでよろしくね」

 

それに続いて続々と挨拶していく面々、話に聞いていた大豊娘娘の姿もある、眼福眼福。

 

あの後無事(?)ストライダーを討伐できた訳だがチェイ曰くトドメは途中から来たヴェスパーに取られちゃったとの事。

まぁあの至近距離でアイボール潰すってなったらなかなか苦労しそうだし仕方ないと言えば仕方ないか。

ちなみにその増援で来たヴェスパーもお疲れさん会という名目で呼んだらしい、まぁペイターとかラスティさんとかだろうしいいだろうと思っていた。

 

だけど...

 

「V.VI のメーテルリンクです、こういう場は不慣れなのでよろしくお願いします」

 

「V.I フロイトだ、無料で飯が食えると聞いて来た」

 

なんでよりによってあんたらやねん!

フロイト隊長はまだわかる、どうせチェイに飯で釣られたんだろう、ストライダー討伐も面白そうだという感じでまだ無断出撃でもしたんだろうし。

ちなみに単機でストライダーを相手にして倒しちゃったらしい、やっぱ化け物だよこの人。

 

んでなんでメーテルリンクさんがいる訳?

あなた絶対こういうの参加しないタイプじゃん!

しかもこれ絶対合コンってわかってるよ、さっきからめっちゃ睨まれてるし...

絶対後でグチグチ言われるよ...合コンにでも言ってる暇があるなら壁越えにでも行ってきてくださいとか言われる未来が見える...

 

フロイト隊長だけならまだ良かったのに、どうせ飯食ったらさっさと帰って機体整備するだろうしなんも気にしてなさそう。

唯一懸念点があるとすれば飯を食べ終わった後シミュレーターに連れ去られる可能性があること、この戦闘狂め!

 

「ほら先輩もさっさと挨拶するっす」

 

「ああ...わかった...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「スネイル閣下、例のストライダー討伐の件ですが4機中3機の破壊を確認しました、残る1機はベリウス西部ボナ・デア砂丘にて依然稼働中です」

 

急な募集だったとはいえそれなりの報酬を出したおかげで戦力は充分集まった、フロイト隊長が無断出撃するとは思ってなかったけど。

メーテルリンクさんも欲しいパーツでもあったのか出撃していたしヴェスパーの2人が行くならばMTやストライプ組には募集はかけなくても良かったかもしれない。

 

「そうですか... V.VIII、報告ご苦労様です、残る1機については【シュナイダー】からの依頼という定で傭兵を公開で募集しておいて下さい」

 

「シュナイダーですか?」

 

「ええ、ストライダー破壊の実績でも欲しいのでしょう、先程上層部から1機分の討伐実績をシュナイダーで登録するよう連絡がありましたので」

 

「なるほど、そういうことでしたら募集をかけておきます、報酬はシュナイダー請求でよろしいですか?」

 

「ええ、構いません」

 

わざわざシュナイダーからで公開募集をかけるのはさすがだと思う、そうすれば高い報酬もある程度負担させられるし仲介料もこちらに入る。

独立傭兵に払う報酬はなるべく少ない方がいい、変に力をつけられるのは厄介だしうちのCOAMがベイラムに流れるのは極力避けたいのだろう。

 

「今回のストライダー討伐の参加者には一律で報酬を支払っています、中でも貢献度が高かったフロイト隊長、メーテルリンク隊長、ストライプのチェイ、プルームの4名には特別褒賞を出す予定ですがこちらも問題ありませんか?」

 

「特別褒賞の予算内であれば分割は任せます、ただフロイトは無断出撃だったので褒賞の方は用意しなくて構いません」

 

「わかりました」

 

また無断出撃だったのかフロイト隊長...

あの人はパーツを買うのに報酬は貰うがそれ以上に戦うことを楽しんでいる、特別褒賞に関してもストライダーを討伐できてご満悦の様子だったから特に文句を言うとは思えない。

 

メーテルリンクさんはなぜ出撃したんだろうか、お金に困っているとは思えないし...特別出撃する理由は無いと思うが。

ストライダー討伐の慰労会にも出ているらしいので相当暇だったのだろう、普段なら絶対に出ないしそれ以外考えられない。

 

「そういえば、術後体に異変等はありませんか?」

 

「はい、問題なく馴染んでおります」

 

「そうですか、であれば今後は出撃の機会も増えると思います、傭兵起用担当に関しては今のまま兼任するか後任を決めるかはあなたに任せます」

 

「わかりました、傭兵起用に関しては決まり次第改めて報告致します」

 

まぁ強化手術に関してはいつもの観察期間が終わったってことだろう、この人は自分が受ける強化手術は何人かで様子を見てから行う、いわばモルモットと言ったところか。

だがそれに対して憎悪や忌避感はない、最近の手術は危険度が低いため私としても無料で最新の手術が受けれることに抵抗はなかった。

 

「任務等は追って連絡しますので機体の整備を怠らないように」

 

「はい、それでは失礼します」

 

一瞥して部屋を出る。

相変わらずこの部屋は狭苦しくて嫌いだ。

 

今ならまだ打ち上げにも間に合うはずだ、会場となっている格納庫へと向かうとしよう。

なんでもフロイト隊長にシミュレーターに引きづり込まれそうになっている同期と変な酔い方をして暴れ回っているメーテルリンク隊長が見られるらしい、特に後者はなかなかレアなのでぜひカメラに収めたいところだ。

ストッパーという名目でスウィンバーンさんも連れていこう、絶対に面白くなる。

 




この後シミュレーターでボコボコにされた主人公くんに延々とめんどくさい上司ムーブをかますスウィンバーンさんがいたとか…

結構お見苦しい文章になっていますが次はほのぼので行くので多分大丈夫です…多分。
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