……やはりどうしても自分の知識もあり、D×D側に傾くなぁ。
なるべく今後は、ほかの人たちもかかわらせたりD×Dキャラを出さない流れとかも入れないと、原作タグが機能しなくなるしなぁ。
イッセーSide
『なら俺は―――朱乃さんを愛します!!』
ぎゃぁああああああ!?
俺は割とマジで、恥ずかしさのあまり顔を覆ったよ。
『俺の夢はハーレム王なんだからッ! 好きな女は、愛する女は、全員幸せにして見せますッ!!』
畜生! 身内で見る分には恥ずかしかったですんだけど、であったばかりの人の前で見せられるのはきつい!
しかもこれ、バラキエルさんの前で言ったんだぞ! お義父さんの前で言っちゃってるんだぞ!?
『彼女の幸せを保証しますっ! ―俺が姫島朱乃を生涯幸せにしてやるっ! 朱乃さんは、俺のもんだ! 朱乃、大好きだぁあああああっ!!!』
ちょっとホントやめて。サプライズでこんなの流さないで!?
「……お、おぉ……っ」
誰かがものすごく感心してるし。
もう誰が言ったのか確認するのもきついよ! 何この拷問!?
「因みに、これは第一弾ですー。こっから続きますよー」
エルシアさんってば、全部流す気だ!?
ちょっと待って勘弁してくれと思うけど、そこで羽交い絞めと結界が俺を止める!
っていうかデュリオにゲオルグ!? お前ら、何しやがる!!
「ま、実際いい機会だしいいじゃん良いじゃん。イッセーどんがいい奴だってのもわかるだろうしさ?」
「そうだな。今後の連携を考えるのならどうせ明かされることだ。いい機会だしいいところをまず見てもらえ」
「おまえらぁああああああ!!」
あ、さらに始まったし!?
『我が「
『ま、待って!! じゃ、じゃあ私も―――紫藤イリナのことも、お嫁にもらってください!! お願い、イッセー君ッ!!』
うぉおおおおおい! ゼノヴィアとイリナの逆プロポーズも来るのかよ!?
「そういや、アーシアちゃんとは告白したのかい? この試合だとしてなかったけど」
「したよ! 後でしたよ! アーシアとはもっとこぉ、空気を呼んだ告白したよ!」
俺のことを初めて愛してくれた子だよ!? もうちょっとこう、いい感じの時にしたよ!?
ああもう、覚えてろデュリオ。リベンジマッチを此処でしてやろうか!?
『イッセー! 子供は最低でも五人だ―』
『―わ、私だって! 子供は二人以上欲しいわ―』
いやぁああ! 将来設計まで初対面で異世界な人たちに聞かれてるぅうううううっ!!
試合の真っ最中に勝つための最終手段で逆プロポーズして、成功したら本当にポテンシャルが上がるとか、どう反応したらいいんだよ。
試合中は一生懸命だけど、こうしてみると恥ずかしい。何より一緒に見ている人が初対面で異世界な方なんですけど!?
『―姉に一言の相談もなくプロポーズだなんて、どういうことですか!』
『シスター・グリゼルダ。妹の門出だ、ぜひ祝ってくれ』
そしてオチのようにグリゼルダさんとのあれこれまで出さないで! グリゼルダさんを被害者にするなよこの番組!!
『白音! 勝った方が先に将来の旦那、イッセーと初夜を迎えるの! これは姉妹間の初夜争いよ!!』
『―――わかりました、その挑戦を受けます!』
そして白音ちゃんと黒歌の件まで放送されている!?
「今にして思えば、なぜ自分が参加してない試合でプロポーズをしているんだ、赤龍帝?」
ゲオルグの野郎、動きを止めながらマジツッコミを入れやがった!
「うっせぇ! じいちゃんが作ってくれた新技をやってみたら、どっち「
そんなの許せるわけねえだろ。黙ってられないって。
正直あの技、タイミングと過程がアレすぎて最初は微妙に思ってたよ。でも最適なタイミングでゲットしたと思ってるよ。
「ハーレム王になる男が、どっちかなんてあるわけねぇだろ!? どっちかを切り捨てる対決なんて認めません! どっちもオンリー!!」
そこは隠すことなくはっきり言うよ。
……なんか畏怖の視線が向けられたけど、そこに後悔はない!!
『―おっぱい! おっぱい! おっぱい! おっぱい! おっぱい! おっぱい! おっぱい! おっぱい!―』
そして番外編的な感じで、サイラオーグさんとの試合キター!?
畜生、そういえばこれも公開プロポーズだから、そりゃ出てくるよな。
あ、そしてリアスの胸が紅に光った。
そっかぁ。外から見るとこんな感じなのかぁ。
あ、俺も真女王の鎧を展開したぞ~
「イッセーどん、自棄になってないかい?」
心配するなら離してくれよ。悪ふざけにも限度があるぜ、デュリオ。
でもまぁ、そりゃこの流れならリアスが出てくるよな。出ないとだめだよな。
なんたって俺たち、広義的には「リアス・グレモリー」眷属だもん。リアスを出さなかったら嘘だよね!? 冥界の番組だし、リアスをのけ者にしたらダメだよね!?
『惚れた女のイメージカラーだ。部長は、リアス・グレモリーは俺が惚れた女だ』
わぁ。俺ってばこんなこと言っちゃったんだ。言っちゃったんだぁ。
『惚れた女を勝たせたい。惚れた女を守りたい。惚れた女のために戦いたい。俺は……俺はっ!!』
やっべ。離れてみると恥ずかしくて死にそう。
しかもここから本番だしさぁ。
『俺を求める冥界の子供たちと! 惚れた女の目の前であなたを倒す! 俺の夢のため! 子供たちの夢のため! リアス・グレモリーの夢のため! 俺は今日貴方を超える! 俺はリアス・グレモリーが大好きだぁああああっ!!』
あーもう! リアスの顔なんてとっても真っ赤だし。かわいいです!
『ハハハハハハハハハ!! リアスの胸が発する光を浴びて、何かに目覚めたようだな! ならば俺はそのお前を打ち倒しわが夢の糧とするっ!!』
そして始まっちゃったよ、サイラオーグさんとの殴り合い!!
もう、全てを出し切った戦いだったよなぁ。
俺は鎧が解除されるまで戦ったし、サイラオーグさんは気絶してもなお殴り掛かってきたし。
でも、こんな形で見たくなかった。こっ恥ずかしくて死にそうです! 何度目かな!?
『因みに、本来なら二学期に入る再来週にはリアスとの婚約発表記者会見が開かれる予定だった。まぁ、これだけの事件が起きては遅れるだろうけどな』
アジュカ様、そこは今どうでもいいっス!!
そして試合の内容もちょこっと流しながら、今度はヴィーザルさんとの戦いだ。つまりロスヴァイセさんだ。
……映像にちらちら映っている、ドライグとテュポーンの頂上決戦もヤバいな。先にロイガンさんたちと戦ってなければ、もしかするともしかしたかも?
『そんなわけがないだろう、相棒』
いやいや、間違いなく凄い強敵だからね? もうちょっと善戦した俺の仲間たちを評価してね?
ま、そんな現実逃避も終わっとこうか。
深呼吸して……そろそろか。
『ロスヴァイセさん、聞いてくれ!!』
はーい。言っちゃうぞー。すごいこと言っちゃうぞー。
『ロスヴァイセさん! 俺の子を産んでくれ!! たくさんたくさん産んでくれぇえええええええ!!!』
『う……産みます! イッセー君の子供をたくさん産ませてください!!』
はい、大一番で自発的に告白しましたー。
ははは。なんか一週回って楽しくなってきたかもなぁ。
あ、
「いいなぁ」
ゲオルグの付き人なお姉さんが、めっちゃ羨ましそうに画面を見てる!!
やっぱりバトルジャンキーなのかな?
あんな戦いをしてみたいって感じか。俺って本当にバトルジャンキーの好感度を稼ぐよなぁ。
そんなことをしみじみ思いつつ、予定になっている俺とリアスの婚約記者会見についての情報も流して、ようやく映像は終了した。
才司Side
映像が終わっても、少し間皆が沈黙していた。
『ちなみに、悪魔社会では上級クラスなら一夫多妻も一妻多夫も可能だ。そしてイッセー君はすでに上級悪魔であり、本妻になるだろうリアスも当初からそこは了承しているので、何の問題もない』
それとなくアジュカ様がフォローも入れている。
まぁ、近年の人間社会は一夫一妻が基本だからね。その当たりのフォローは必須だよね。
じゃ、僕もフォローを兼ねて行っておくかな。
「このあたりは本当に尊敬してます。僕も心から見習いたいと思ってますからね、赤龍帝」
うん、嘘は一切言ってない。
こういった女性関係でのスタンスは、本心から尊敬できる。彼は人間世界では間違いなく問題児で嫌われるだろうけど、いいところはしっかりとある。だからこそハーレムを作れてるんだと理解している。
……かつての自分を振り返り、本当に見習いたいと痛感する。
常に彼のような人を心に思い描いておこう。そう心がけ、僕は日々精進しているしね。
と、それがきっかけになったのか反応が見えてきた。
「……キャー! もう男のロマン満載じゃん! すっごい、すっごいよ!」
と、赤毛の明石さん……だったっけ?
彼女はものすっごくテンションが上がってる。まさかこの流れで女性からこういった意見が即座に出てくるとは思ってなかった。
というか、ちょっとこの赤い顔は何かが違う気が。
「あんな可愛くておっぱい大きい女の子侍らせるなんて、やるじゃん! あーもう! 一緒にお風呂に入ったら天国行っちゃうかもー!!」
……そっちの人?
首を傾げていると、赤龍帝さんはなんか照れ臭そうだった。
「ふ、本当に天国だぜ? 最近は白音ちゃんやロスヴァイセさんも、タオル巻かずに入ってくれるかランドグリーズッ!?」
あ、赤龍帝さんの胸倉を新八君が掴んだ。
「嫌味かぁあああああああ!! それとも彼女いない男が近くにいるって、そんな想像もできないのかぁあああああっ!!」
「うるせぇえええええっ! 彼女出来る前に、目の前で連続ディープキスなんて見せつけられてから出直しやがれぇええええええ!!!」
そして赤龍帝も掴み返した。
というか、どんな経験があるんですか、赤龍帝。
「大体いい事ばかりじゃねえよ! 起きた時にベッドから蹴り落とされてて、俺のいないベッドの上で女の子達がいい寝顔を見せてくれる光景は変な性癖が目覚めそうになるんだぞ!?」
「宣戦布告かぁああああ! てめえモテない男に対してその発言は、絶滅戦争の火ぶたを切るんだぞコラぁあああああっ!!!」
互いに目が血走ってるけど、止めた方がいいかなぁ、これ。
「落ち着け、お前達。いちいち喧嘩をしている場合でも―」
「「クッ! 妻子持ちの余裕が憎い!?」」
「―なんで分かった?」
ダメだ、カイ少佐ではフォローが追い付かない。
これは妻子持ちでない人がフォローするべきではないかと。
でも妻子持ちでないと変な開き直りとか詭弁と化するだろうしなぁ。
「落ち着きなさいよアンタら。いや、まぁ童貞はそういう嫉妬をするでしょうけど」
と、そこで五十鈴が止めに入った。
「年頃の男ってのは基本そういうものだけど、年頃の女子はそういうのもアウトだから落ち着きなさい。尚更童貞卒業が遠のくわ―」
「「……マジか」」
あれ?
五十鈴の言い分に食い気味の反応が、何故か二重だった。
視線を動かすと、赤龍帝も愕然としていた。
「男が女を求める、ただそれだけが、女にとって苦痛だと?」
「……傾向はありますけど。でも赤龍帝、貴方天界からのクリスマスプレゼントに天使がエロいことできるアイテム貰ってるし、もう童貞なんて―」
五十鈴が言い終わるより先に、赤龍帝は崩れ落ちた。
あ、これ使えてないって感じだ。
いや、ちょっと待って?
「あの、
僕がそういうと、赤龍帝は更に黒いオーラを纏い始めた。
「……もう、鍵をかけても強引に突破して争奪戦でうやむやに……っ」
あ、そういう展開。
足の引っ張り合いで誰もが目的を達成できない。そういう展開かぁ。
うわぁ。モテるっていい事ばかりでもないんだなぁ。僕も昔はちょっとぐらい憧れたけど、やっぱり身の丈に合った恋愛が一番なんだろうね。
「………頑張れっ!」
「……頑張るっ!!」
あ、明石さんと赤龍帝がなんか分かり合った。
「……ざまぁ」
「うっせぇよ!」
そして新八君。嫉妬はみっともないよ?
五十鈴Side
ま、まさか半年以上前にエロいこと用のアイテムを貰っておきながら、一度も本来の目的で使われてないとか。
流石にちょっと同情するわね。っていうか、話を聞く感じ足の引っ張り合いだし。
「ま、高校生の恋愛だと男が一年ぐらい我慢してほのめかしても、「体目的なんてサイテー」って感じで女がフる場合もあるしね。その気が満々なだけましってもんですよ、赤龍帝」
とりあえず、流石にちょっと可哀そうだからフォローしたわ。
ただ、赤龍帝は信じられないぐらい愕然としているし。
……うん、男ってそういうところあるけど、落ち着きなさい。
「えっと、そういうもの……なのかな?」
「ま、そういうことあるよなー。女は「やだー、これだからは男は―」とかいうことあるだろうけど、男だって言いたくなる時は腐るほどあるもんだよ」
あ、高町一等空尉と天パの人がなんか話してるわね。
それはそれとして、赤龍帝は信じられない話を聞いた表情だわ。
「馬鹿な……っ! 付き合って一年もたって、エッチしようとしたら最低!? なんだその地雷女!? もはや詐欺だろ!?」
「……うんうん。プラトニックな恋愛ってのもあるけどさ、いい年した男女が一年も付き合ってるなら、やることやっといてもいいよね、うん!」
明石薫さんだったかしら。男の機微に理解がありすぎない?
「ま、安心しても皆本! 私はむしろオールオッケー! タイミングさえ外してないならいつでも大丈夫だから!」
「このタイミングでそれは最悪だろうがー!」
あら、そういう関係?
年は離れてそうだけど、まぁそれなりの年齢だしそういうこともあるのかしら。
とはいえ、まだ明石の方は女子高生みたいだし、これだと事案扱いされるかもね。ちょっとぐらい助け舟でも出すべきかしら?
今後を考えると、ややこしいことになるのもあれだしね。皆本とかいう人にはフォローした方がいいでしょう。
「ま、赤龍帝が最後に告白した相手、担任教師だからそれよりはましでしょ。大丈夫大丈夫」
「それは別の意味で最悪だろ!? え、何考えてんのどっちも!?」
……フォローの仕方を間違えたわね。これ、もしかして状況最悪。
「いいじゃん別にー。愛し合う関係に職業差別反対ー!」
そしてエルシアだったかしら? 何か琴線に触れたのかしら?
と、皆本さんの方が大慌てな状態で反論体制の入っているわね!
「そ、そもそも! 僕はだな!」
と、かなり顔を赤くして照れ隠し的なことを―
「……あくまでも薫が高校を卒業して将来の進路をきちんと決めて、両親の許可がもらえて、まだ気が変わってなければ交際も視野に入れるといっただけで……!」
「回りくどいわぁあああああ!!!」
思わず天パがツッコミ入れたわね。
まぁ、周囲を見る限り八割同意みたいだけど。
「往生際が悪いだろ! 男なら、もっとまっすぐはっきりと答えてやれよ!!」
「赤龍帝に同意。そういうのはいっそのことはっきり言った方がいいと思いますよ」
赤龍帝と才司も、さすがにツッコミを入れてきたわね。
こと赤龍帝は恋愛において一家言持って当然だし、これは言うでしょう。
この流れでこの往生際の悪さ、さすがに明石ってのもイラっと来るんじゃ―
「……十歳に出会ってからずっと、迷走とかもしたけどいろいろ頑張った結果、ようやくここまで来れました!!!」
―来るわけないわね。
そっか、みたところ高校生。十歳からそこまでとか、本気の恋なのは間違いない。
……そっか、そっかぁ。
「……頑張ったのね。なら、そのまま進みなさい」
「え、うん? その……ありがと?」
ちょっと戸惑われたけど、つい本音を言ってしまったわね。
……ええ、まぶしい乙女の恋心を見せてもらったわ。
「……まぁ! なんてったってこのスーツも皆本特性の特注品だし? 純白なんてもう、「お二人の門出・共同作業」といっても過言じゃないよね!!」
あ、なんか特注品っぽい服だと思ったけど、専用の特別装備だったのね。
「過言が過ぎるって言ってんだろうがぁああ! だからそれはプロトタイプで着色してないだけだって、さっきも言ったろうがっ!」
これはまだまだ本番は永くなりそうね。男の方が奥手というか、なまじ小さい頃から知ってるから抵抗が抜けきらないあれね。
「……もうちょっと、好意は素直に言った方がいいですよ?」
「いや、だからね!? っていうか、さっきからアンタはどんなスタンスなんだ!?」
思わず、肩を叩いてアドバイスをしてしまったわ。
「そうだね。二人っきりの時ぐらいは素直になった方がいいですよ」
「だから何なの!? っていうか何そのコンビネーション!?」
「大丈夫です! こんなに好かれてるんですから、ちゃんと真剣に向き合えばもうちょっとどうにかなります!」
「と思ったらスリーマンセルか! あれ、君たちお知り合いか何か!?」
才司も彩里も、ちょっと生暖かい空気になってしまってるわね。
……ま、流石にこの辺にした方がいいでしょう。
「ちょうどいいわ、赤龍帝には言いたいことがあったし、ちょっと辛辣なアドバイスをしてあげましょう」
「え、いきなりぶった切るの!?」
あえて空気を読まないのも、時としては重要な手段と知りなさい赤龍帝!
微妙に原作のセリフとは変えているし、セリフに関しても抜粋してます。
ですが、それでも引っかかって消されないかちょっと不安……っ!