それはそれとして、今回はやってみたけどネタ晴らしまではできなかったことをリベンジしてみます!!
彩里Side
銀さん達も合流したと思ったら、凄い勢いで指を沖田って人に突きつけている。
「ふざけんじゃねえぞ、このチンピラ警察二十四時ドS担当がぁあああああ! お前はそこの連中を徹底的にいたぶって、悪徳警官として告発される奴だろうがぁあああああ!!」
「なぁに悪党の使いっ走りやっとるアルか! 頭に電極でもぶっ刺されたとは情けないネ!!」
銀時さんと神楽ちゃんが鋭く批判をするけど、そこで割って入ったのが明石さんだ。
「違うよ。さっき皆本が言ったけど、たぶんあいつの
あ、そんなこと言ってたっけ。
「あいつ……の元? ……とにかく、「相手の心に抑圧している感情」とかを利用して、あいつに都合のいい存在に書き換える感じの催眠能力を持ってるんだ! だからその、普段のあの人じゃない感じで」
「いやまんまだけどぉおおお? チンピラ警察二十四時だけどぉおおおお?」
銀時さんがそう言うけど、そこに対してビーモスが小さく苦笑してた。
「確かにそういった能力もあったけど、あまり効果がなかったからね。今回はもうちょっと趣向を変えたのさ」
か、変えた?
そう思っていると、神楽ちゃんがその辺に転がっていた撃破された機体の残骸を掴んで持ち上げていた。
「なら右斜め四十五度ネ。この手のタイプはボコれば正気に戻ると相場が決まってるヨロシ」
『いや、駄目だ! あいつの催眠は特殊で、そう簡単に行かないケースもいくつもあっ―』
皆本さんが止めようとするけど、既に神楽ちゃんが投げ始めていた。
「くたばれドSぅううううううっ!!!」
「殺す気か!? うちの蛮族でもそこまでせぬぞ!?」
テイルブラックが絶叫するけど、その瞬間、何かが急に現れて残骸の盾になった。
え、どういうこと!?
「……ごふぁっ……!?」
「総悟……て……めぇ……っ!?」
「何人を盾に……ガフッ!」
というか、全員同じ人っぽいんだけど。
そっくりさんな人達は、血まみれになりながら倒れていく。
そして消えたと思った時には、何故か沖田って人が両手に一人ずつ持っていた。
「お返しのマヨラー中毒だぜ、チャイナぁあああああっ!!」
「「てめえ総悟ぉおおおおおおおっ!?」」
そして投げたよ!?
「危ない!?」
咄嗟になのはさんが前に出ると、衝撃緩衝材っぽいのが出てきて投げられた人を受け止める。
咄嗟に防御しつつ、投げられた人も守るいい塩梅……と思ったらなんか急に爆発した。
「「総悟テメぇえええええええッ!?」」
吹っ飛ばされてそのまま消滅していくそっくりさん達。
そして吹っ飛ばしたのは、ロケットランチャーを構えていた沖田って人だった。
「何しやがんでぃ、サイドテール女ァ。もっと固い防御で顔面骨折させろってんでぃ」
「……どういうことだ。なんでさっきから土方の奴がたくさん出て来てやがる!」
舌打ちまでしてた沖田って人に、銀時さんが困惑気味で木刀を突き付ける。
それに答えるのは、ビーモスの方だ。
「簡単だよ。これが新技……という事だね」
そう語るビーモスは、ちょっと苦笑してる。
「さっきその子が言った力だけど、あまり嫌がらせとして効果が無くてね? だから色々考えて、こういう手法をとってみたのさ」
「……どういう手法だ!」
テイルレッドが剣を突き付けて問いただすと、ビーモスは軽く微笑んだ。
「エキセントリックな部分を核とする形で、ESPネットワークを使い合成能力者に変え、それを軸として都合のいい存在に変えるってところだね」
合成能力者?
『合成能力者は、複数のESP能力を特定の条件に乗っ取った形でのみ発現する特殊な
皆本さんがそう説明してくれるけど、それとさっきの現象がちょっとつながらないかも。
そう思ってると、沖田って人がにやりと笑う。
「俺の場合は簡単でさぁ。攻撃に対する防御で大量の土方を出して土方をまとめて吹っ飛ばしたり、土方を攻撃として投げ飛ばしたり鈍器にしたりできるって寸法だぜぃ」
……はい?
「なんだそのピンポイント嫌がらせ能力はぁあああああ!? キーワードの範囲が狭すぎるでしょうがぁあああああ!?」
新八君が速攻でツッコミを入れるけど、その肩を明石さんがポンポンと叩いた。
「ありえるんだよね。その……キーワードが姉限定な弟とかもいるし」
『なんだ、その役に立たなさそうな条件は……っ』
ユウキ君もかなり困惑しているけど、凄いのがあるんだなぁ。
『……ってことは、あの女の子達もそんな感じ?』
と、カーラちゃんがそれに気づいた。
そっか。あそこにいる女の子達も、みんな洗脳されて変な能力を得てるのか。
だから、赤龍帝さんの乳技も通用しないのかな?
「そういう事か! てめえ、ウチの学園の女子生徒達に何をしやがった!!」
赤龍帝さんは怒っているけど、同じ学校の生徒達だったんだ。
……となると、どんな能力を持ってるのか考えるべきなんだろうね。
『気を付けるんだ。合成能力者の戦いは相手のキーワードを知ることが勝利に繋がる。彼女達のキーワードを知らねば、敗北する可能性もあるぞ』
皆本さんがそう言うけど、おそらく対イッセー君に特化した仕様ってことだね。
気を付けないと―
「……いえ、違います」
「……ああ、違うよな」
―そこで、新八君と銀時さんがそれを否定した。
ど、どういうこと?
視線が集まる中、
「あいつらは洗脳されてるんじゃねえ。……調教されてるんだ」
……銀時さん、よく分からないです。
「調教……調教!? は、どういうこと!?」
「ちょ、調教なの!? 訓練じゃなくて!?」
五十鈴ちゃんや高町さんが困惑しているけど、本当になにがどうなってるのかな?
ただ、沖田って人は得意げな表情を浮かべてるからその通りっぽい。
え、え、えっと……?
「フッ。
得意げにそんなことを言うけど、え?
今ちょっと、え?
それってつまり、あの子達、裸?
「……がぼぁっ!」
赤龍帝さんが血をこぼして崩れ落ちた!?
「ボディペインティング……だと? つまり、今裸なのか!?」
あれ? もしかして鼻血かな?
「イッセー君見ちゃ駄目だからね!」
高町さんが即座に注意するけど、あれ裸なんだ。
えっとその、全然分からないぐらいちゃんとできてるね?
「何言ってんでぃ。こうしてわざわざ連れてきてやったんだ。しっかり劣情の目で見せてやらねえとなぁ?」
「ふふふ? さぁ見て頂戴!」
「ああ、ご主人様の調教……いいわ!」
「今初めて、アンタの視線が気持ちよくなった。ありがとう、兵藤!!」
「あんたが変態で良かったわ、ご主人様が調教してくださるもの!!」
沖田って人に引っ張られるように言うわ言うわ。
う、う~ん。これどうしたらいいんだろう?
「見てあげた方がいいよね、これ。観させることが目的なんだし」
ちょっと首を傾げちゃうけど、これは観てもいい奴だよね?
うん、やっぱり出来がいいっていうか、ボディスーツにしか見えないなぁ。
『なんでだよ!? むしろ止めようよ女の子だろ!?』
皆本さんがツッコんでくるけど、これは大事だと思うよ?
『……待て! 誰かが近づいてきてるぞ!!』
と、ルルーシュさんが急に慌てていた。
え、今度は―
「……見つけましたよぉおおおおおおおッ!」
『二人とも、大丈夫かぁあああああああっ!』
―なんか小さな飛行機に乗った女の人が飛んできたよ!?
「ホワイト!」
「メガ=ネ!」
あ、テイルレッドとテイルブラックが反応した。
外観も近いところがあるし、たぶんあの子のツインテイルズかな?
そう思っていると近づいたホワイトさんは飛び降り、飛行機は人型形体になって着地する。
「ようやく会えましたね、レッド! ああもう、全然出会えない時間の分だけ、私の胸は張り裂けそうで出会えた喜びで涙もよだれも愛えルボォッ!?」
「ちょっとすっこんでろ変態がぁあああああっ!」
銀時さんが回し蹴りを叩き込んだけど、変態さんかな!?
「いきなりなんだこの変態はぁあああああっ! 変態博覧会かここはぁあああああ!」
「あ、ゴメンなぁ? ツインテイルズ、割とこんな感じやけどみんないい子なんや? 許したって?」
ロボの人がフォローしてるけど、銀時さんはげんなりしてる。
「なんですかこの展開。もう胃もたれしてるんだけど。ボディペイント軍団でお腹いっぱいなんだけど」
新八君もちょっといっぱいいっぱい気味な中、すぐに飛び上がったホワイトが拳を握り締める。
「なんですか貴方達は! ここは愛し合う二人が感動の再会で誰も立ち入れなくなるタイミングです! くんずほぐれずぐちゅぐちゅぬちゃぬちゃの時間をダイレクトアタックで壊さないでください!」
「事案だコラァああああああっ! 前から後ろから変態大乱舞すんなぁああああ!!」
ホワイトさんの反論に、新八君が鋭いツッコミを入れてくれる。
というか、これどういう状況?
「……おっと、どうやら彼らも無事に退避できたようだ。なら、ちょっかいはこの辺にしておくかな?」
「へいへい。じゃ、お前らも今日は帰るぜ? 次はカメラで生中継してやるからな」
『『『『『『『『『『はい、ご主人様!!』』』』』』』』』』
え、この流れで帰るの!?
ここからが本番だと思ったんだけど。ここから変態大乱舞とかじゃないの!?
「さて、僕らはこれからもちょっかいをかけるけど、当分はちょっかいにとどめるから安心してくれ。……ま、ちょっかいで死ぬようならそれまでだけどね?」
そう言いながら、ビーモス達は帰っていく。
……えっと、この空気どうしよう?
Other side
『ファファファ。ニュクスめが暇潰しにあの者らを引き連れていたようだが、やはり赤龍帝は参戦していたか』
「そのようですが、どうやらシャーデンフロイデにとっても想定外のようです。更にアルティメギルという別勢力が、乱入までしてきていると」
『多次元レベルともなれば、そういうこともあるだろうて。まず儂らがやるべきことは、足場を固めることだ』
「承知しました。あとニュクス達からの報告ですが、シビリアン・サイズも含めた対策は上手くいっているようです」
『なるほどな。あの男に女が使えるというのは効果的だ。直接ぶつけるのは避けるべきだが、同じ戦場で併用できるのは利点だな』
「そうですね。それと、悪魔の母リリスについてですが増産が始まっております」
『各世界の技術で強引にやっているようだが、どうなっている?』
「ノイエDCから、かつての事件で流れた技術の流用を進めているとのことです。それもあって最上級以上ではなく、とにかく数を揃える方針となっています」
『そうか。まぁ、今は足場を固めることが最優先だ』
「よろしいので? 早いうちに他の参戦者を減らす方がよろしいのでは?」
『油断するのは良くないが、余裕は自覚せよ。まずは足場を固め、本格的に動く準備を整えるのだ』
「ニュクス様達が動きたがっておりますが」
『なら、当面の行動は奴らに任せればよい。その間に儂らは本命を備えておくのみよ』
「なるほど。となれば、是非とも広報活動に尽力していただきたい」
『……気は進まぬが、仕方ないか』
「ええ。我らのアドバンテージを最大に生かし、その後の未来に繋げる為にも必要なことです。これは会議で既に決まったことでしょう?」
『ファファファ。人が神に物申すとはな。だが、実際に人間による赤龍帝の排斥は、人間を無視できぬ異形にとって効果的か』
「その通り。この事態を乗り切るには。人が神と常に連携をとる必要があります。……今時むやみやたらと人々に隠し事をするなど、ナンセンスなのですから」
かつて得たった作品で、イッセーに敵対する駒王学園女子生徒を出したことがあります。
……その理由がこれです。「操られたドSに調教された」です。
……ぶっちゃけ、銀魂を参戦作品にした理由の大きな一つがこれだったり。
石投げないでくださいね?
いや、銀魂思い出して沖田総悟の調教ネタを思い出し、ふと思ったんですよ。
あれ? ボディペインティングなら洋服崩壊防げるんじゃね? ……って。
いやぁ、エタってしまってネタ晴らしができなかったけど、何とかリベンジできた!!
本当に石投げないでくださいね?