ディルファの精鋭部隊がラド・ア・ベル艦隊であり、ザフトやオーブ首長国連邦にも負けない宇宙艦隊である。特筆すべきは艦隊の司令長官がそのまま、キラ・ヤマトになっている事、ただキラ・ヤマトはディルファの評議会から命令する事があるだけでヴォストン級艦長で息子のルーク・ヤマトが実質、総督である。
特にネルスキュラ級ボディスラームにアレクシスとルーク・ヤマトは搭乗しており、ここから出撃したりする。他にも艦隊なので戦艦や航空母艦などがあるので言っておこう、まずヴォストン級クロムライズ、強襲用戦艦である。ルーク・ヤマトが以前、艦長として勤めていた艦である。ラディボード級エルバフ、破壊用戦艦、普通は破壊工作に用いたり、核法撃があるのでそこらへんの宇宙の岩などの掘削に使ったりする。現艦長はガストン・アマリューズ少佐である。
ダイモンド級ロットアーサー、空襲用戦艦、アスラン・ザラの息子であるオーレット・ザラを艦長にしている。ダムスピッサ級フルブレーツ、輸送用戦艦はシン・ストームサンダーの息子であるエイブラハム・ストームサンダーが艦長を勤める。他にもあるのだが本編にそろそろ読みたい人もいるだろうからここで区切っておく。
アレクシスは先にネルスキュラ級ボディスラームに帰艦しており、一つの休息を取った。
「おやアレクシス、珍しいですが一応、言い分だけ聞いていきましょう。出たのはニコル・アマルフィだった。」
「ニコル様、先の失態で私はルーク・ヤマト様に甘んじて先に帰艦しております。」
「となると目立った活躍はさほど君はできなかったのですか?」
「いいえ、敵方のザクウォーリアを6体撃破しました。」
「なるほど、それだけなら十分な成果とはいえません。幸いな事に未だにラディーオーブ近郊で戦いは続いています。貴方には申し訳ないのですが新型のモビルスーツを開発中なのです。それのエルプレードは私直々に設計を指揮して造られた。キラ・ヤマト様のストライクフリーダムやシン・ストームサンダー様のインパルスディスティニーは通称、ガンダムと呼ばれている。」
「ガンダム?」
「まぁ君に理解してもらうのも難しいかもしれん。ザフトには未だにニューミレニアムシリーズと現在、採用されているアドバンスジェネレーションズシリーズが存在している。我々もモビルスーツ開発をしたは良いのだが君のガンダムの機体でフィードバックされた情報を元に新しいモビルスーツが出来るのだ。」
「新しいモビルスーツとは?」
「君はもう機体があるから乗らないだろうがモビルスーツからモビルアーマーに変形できる可変フレームを採用したジム・ソルジャーとクシャルダオラだ。」
「相手方のそのアドバンスジェネレーションズシリーズによるモビルスーツはどんな感じなんですか?」
「接見隊や間者の報告によるとジンⅡやザクヴァンガード、グフスティンガーなどだ。こちらも私達と同じくモビルスーツからモビルアーマーに変形できる可変フレームを採用したらしい。特にジンⅡやディンⅡなど新型量産機が完成されているなら大変かもしれないが。」
「ではニコル様、行ってきます。」
「うむ。敵の主力はザクウォーリアだが主将はザクヴァンガードに搭乗しているとの情報がレオンハルト少佐から聞いた。アレクシス・ユーティライズは本日付で特別任務いわゆる特務を私から与えよう。それはザクヴァンガードの討伐だ。鹵獲しても良いが難しいだろう。」
「これ読んだか?」
「ラインハルト、またかあの小説かい。宇宙世紀の英雄という小説。」
「アレクシス、察しが良いな。このアムロ・レイという主人公に憧れているんだ。この人の乗っているロボット、ガンダムっていう名前のモビルスーツらしいぜ。」
「ガンダム⁉」
「どうした?アレクシス、顔色が悪いぞ。」
「ラインハルト、僕の乗るモビルスーツもガンダムらしい。エルプレード。」
「えっ!? エルプレードがガンダムなのかよ。」
「ルーク・ヤマト様の乗るストライクフリーダムもそうらしい。」
「そうか。ガンダムの系譜はこうやって受け継がれていくんだよ。…………俺達はこの小説の主人公達の…………生まれ変わりかもしれない。」
「アムロ・レイか。僕はその人、覚えている気がする。確か赤色のザクに乗っていて…………」
「シャア・アズナブルだよ。この小説ではジオン公国のザビ家に復讐を誓う男で赤色のザクに乗っていて赤い彗星と畏怖されてたんだ。」
「シャア・アズナブルか。」
「とりあえず、気晴らしに出撃してこい。」
「ありがとう。ラインハルト。」
「ガンダムの系譜か……………」
「ラド・ア・ベル艦隊、アレクシス、只今、出撃致します。」
「エルプレードどうぞ」
「ザクか。赤色のザクウォーリアを見るとなぜか鮮明に思い出す。僕も赤い彗星と呼ばれるようになるのかな?」
エルプレードガンダムはザクウォーリアを見つけ次第、討伐していく。
「1機………2機………3機…………」
「ルーク・ヤマト様に合流しなければザクウォーリアもそうだが主将の乗っているザクヴァンガードはどこだろう?」
「おっ!!あれがルーク様の乗っているストライクフリーダムだ。未だに交戦していたのか。」
「ルーク様、助太刀に参りました。」
「十分な休息が取れたようだな。アレクシス力を貸してほしい。ラディーオーブから主将が陣取っているのがサマンザでな。サマンザで一戦を交えるぞ!!」
「はい!!」
アレクシスとルーク・ヤマトらは戦場をラディオーブからサマンザに移動する。サマンザは砂漠だらけの星である。ここに戦場を見に置く敵将とは一体なんなのか。