霊夢side
いきなり落ちてきた一体の竜に魔理沙がやられてしまった。そしてあの竜とやり合うことになってしまったのだが…。
さっき火を吐いてきたところを見ると本当に竜みたい。いや、火を吐いてるから"火竜”、かしら?しかも戦い慣れてるみたい、長くなりそう…
「さっさと終わらせるわよ、魔理沙の安否も気になるしね。」
私は竜に宣言する。言った瞬間に竜は突進して来た!普通に躱せるわね。ほいっ、と。でもさっきの魔理沙を叩き潰した動きを見るにもっと早くなりそうね、まだ本気じゃないって事?
そして今気づく自分が何の前に立っていたか、そして竜がそのまま止まらなかったことに
「ああああああああああ!?!?!?!?」
博麗神社の正面がガラガラと音を立てて崩れていく、全部は壊れてけど修理するのにどれくらいよ…、ふざけるんじゃないわよ。
「さすがに怒ったわよ?あんたの鱗全部引っぺがして売りさばいて修理費にしてやる!!!」
私はそらに浮き空中戦に備える。やはり竜も飛んだ、その剛翼は力ずよく飛んでいて機動力はあっちの方が上そう。空中戦に持ち込んだのは失敗だったかしら。いやいや、考え込んでる場合じゃー
バキィッ!!「ぐあっ!?」
考えている間に竜の攻撃を食らってしまう。こいつ!考えてる間は攻撃しないのがセオリーじゃないの!?尻尾を空中で当ててきた…やっぱり力が信じられないほど強い…。
「〈夢想封印〉!!」
まずは普通の弾幕!効くかしら?って考えてないで物理で殴る!この祓い棒でね
放った弾幕は火竜の大きな体に避けられるはずもなく全弾命中する。さて、効果は……ないわね!もっと威力を上げればあるのかもしれないけど、まずは、一発!
「グギャアア!?!?」
流石に全力の振りかぶりは効いた!頭に直撃させたけど、これでも大分痛い程度なのね。でも確かに効いてるからまずはこれで行く!
弾幕の威力を上げてみましょうか。
「ハッ!〈夢想封印〉!!」
「グオオオ!!!!」
私の放った弾幕と竜の吐いた火球が衝突し、お互いを消滅させる。流石にまだ"本気ではない"とは言え久しぶりにやりがいがあるじゃない。
「グギャアアアアアアァァァァァ!!!!!!!!!!!」
不意打ちの咆哮に耳を防ぐのが間に合わず少しクラクラしてしまう、ぐ…これは…
「グオオオォォォォ!!!!!!」
火球が放たれ直撃してしまうが意識が戻った…最悪の起こし方ね。弾幕を今度は三つを出す。
それに対して竜も火球を三つだしすべて消滅させる。賢いだけじゃなく器用なのね。
「大分賢いじゃない、ただの獣…いや竜だと思ったけど、幻想入りしたことで賢くなったのかしら?」
私はニヤッと笑いながら言う。これで理性を欠いてくれれば楽になるし、ただの竜ってことになるわね。
グギャャャアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!
竜が今までで一番大きな咆哮を上げる。よし!起こったみたいね
…いや、怒りはしたけど理性を欠いているようには見えない。喉あたりが赤く発光し傷や黒かった眼球が真っ赤に光輝いている、第二形態…?
「グギュオオオォォ…」
な!?今までとは比べ物にならない火球を放ってきた!流石に大きすぎる、避けられない!だから!考えてる場合じゃなくて!
「〈夢想天生〉」
火球がすぐそばまで来ると大爆発を引き起こす。しかし、スペルカード夢想天生を使って半透明になった私には当たらない。目を閉じてしまっているが、弾幕は自動で放たれている。はず。
私は目をあけ竜にめをやるととんでもない速さで空を飛び弾幕をすべて回避していた。どうやら焦っていないみたい、変ね。明らかに大技だったと思うのに。まさか、見たことがあるとでもいうのかしら?
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霊夢は知る由もないがヌシリオレウスはハンターと何度も戦い、生き残ってきた個体である。先ほどのヌシの大技の爆発の範囲内にいたはずなのに飛び込んだだけで無傷で立ち上がったハンターを、見たことがあるのだ。
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「さっきのは流石に焦ったわよ、やっぱりなかなかやるじゃない。」
「グルルルル…」
火竜は恨むようにこちらを見ている、誰かと勘違いしている…?いや、そもそも人間に?どっちにしても、一回ぶちのめすことには変わりないけどね!
冷静に相手の動きを見ていたおかげで猛スピードで近づいてきた竜の足の一撃をギリギリでよける。そしてその時だけ、竜の動きがとても遅く見えた。そして、いつものスピードで近づき頭を何発も叩き込む、そして大きく振りかぶって!強烈な一撃を与える!
「グガォ!?!?」
一瞬のうちに多くの攻撃を食らったことで翼の制御を失い急速落下したみたい!落ちたことで更にダメージを負い転倒する。そしてなかなか起きられないようね
私も下にスピードを上げながら降下していく、途中弾幕を竜に向けて放つ。更なるダメージを出すために。
私はまたも竜の頭を狙って祓い棒をぶつける、高さも相まってかなりの威力になってるはず、そして降下中に放った弾幕のほとんどが命中する
≪ヌシリオレウス部位破≫ ≪ヌシリオレウス部位破壊≫、≪ヌシリオレウス部位破壊≫
頭、背中の甲殻が一部壊れ、片翼の少しが破れた。
が、まだ立ち上がってくる…、まさかここまでタフだとは…!
「グ…ギャアアアアアァァァァァ!!!!!」
どこか力なく咆哮を上げながら空高く飛びまたあの大火球を私に向けて放つ、流石に避けるしかない。この攻撃は威力が違う!その場から離れ、その後の風圧に耐えようとしていると、
「グギャアア!!!!」
いつの間にいたのか竜が後ろから突進してきてもろに食らってしまった
「きゃあああっ!?」
流石にこれはこらえたので悲鳴を上げてしまう、いやまって!ふっとばされそのさきは!!気が付くと大火球が目の前まで来ていた、流石に…!無理よ!!受け身を…!!
「マスタースパーク!!!!・フルバーストォォ!!!!!」
ドオオオオオオォォォン!!!!!!!
目の前の大火球が虹色の光の線に変わる、その光が消え去り、いた方向を向くと目が覚めた魔理沙が立っていた。
「どうだ… !私のマスタースパークは。はは…、疲れたんだぜ…」
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魔理沙side
「グオォ!?!?グギャアアァァ!!…」
驚いた飛竜だが、とても疲れているように見える! が、立ち上がれない霊夢に向けて口を開けて近づいてる!流石に庇わないとまずい!
マスタースパークは間に合わない!
「グギャアア!!!!」
仕方なく飛竜の強力な噛みつきを自分の腕に受けさせる、噛まれた部分は肉がえぐれおびただしいr量の血が噴き出ていた。私は霊夢みたいな超人じゃないんだよ!
「痛い!!マスタースパー…」
ズシン!…
「「え?」」
急に噛みつく力が抜けたと思ったら飛竜が力なく地面に落ちる。すこし、吠えるように頭を上げるが倒れてしまった、これは…、霊夢…こんなのを瀕死寸前まで追いつめてたのか…。やっぱり人間じゃないと思う。
そんな場合じゃない!!早く包帯を!自分の腕に目をやるとなぜ動いているのかわからないほど肉がえぐれ骨まで見えていた。痛みを感じないと思ったが、かなりやばい所まで来ていたようだ。
「ちょっ、大丈夫魔理沙!?止血剤ならあるわよ!」
「助かるぜ…痛みはあんまりないんだけどな…」
急ぎ包帯を巻きながら、飛竜に目をやると、本当に微かに、息があった。
「幻想郷は全てを受けいれる、だったわよね?スキマ妖怪」
「そうよ、よく覚えてたわね。霊夢。」
起き上がった霊夢が言うとスキマから紫が出てきた。さすが霊夢、どうやってわかったんだぜ?
「ずっと見てたのかしら?見てたなら手伝っても良かったのに。」
「察知はしたけど、来たのはさっきよ!それに、戦いを楽しんでいたように見えたけど?」
「それに関してはなにも言わないわ。で?どうせこの竜についてでしょ。アンタが来たのは。」
「正解よ、話が早いわね」
「人が幻想入りするのはたまにあるけどこんなファンタジーみたいなのが入るのは初めてじゃない。」
「この竜についてはあまりわかってないわ。ただ幻想郷の外にもこんなのはいないから別世界、でしょうね。で、入ったのはどう見てもあれでしょうね。」
「あれってなによ?」
「霊夢上、上」
紫ばかり見ていた霊夢に教えてあげた。痛たい…、痛みが戻ってきた。
霊夢が上を見ると、そこには真っ黒な丸、穴があった。そしてその周りからは黒色の霧が出ては吸い込まれ続けている。穴にも見えるものを見た霊夢は紫に問いかける。
「なるほどね、結界に穴が開いたってこと?」
「多分、違うわ。開いた、じゃなくて繋がった?ってとこね。わからないのよ、結界に異常は何もなくてね…。はぁ…」
「確かに…結界には何もないわね。でも、あの黒からは凄い寒気がする。どこかに繋がってるって事ね。あの霧が出てきてからすぐ消えてるのも別世界のものだからなのかしら。」
「はえー、なるほどな。じゃあこの飛竜もどこからか来たって事なのか」
「そうでしょうね、私のスキマでもそこにはなぜか近づけない……腕、大丈夫?」
「多分だけど、大丈夫たと思うのぜ。」
コツ…コツ…
三人で話しているところに階段を上がってくる音がした。珍しいな、参拝客か?しかし、明らかに霊夢と紫は警戒している。私も立ち上がり鳥居の方に意識を向ける。
コツ…コツ…
そして、上がってきたのは…
霊夢の赤白の巫女装束を黒に、赤黒にしたような巫女装束を着ていた髪の少し長い霊夢だった。
「「「……。」」」
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霊夢side
私たち三人は絶句してしまった。そして、もう一人の私はこっちに気付いたらしい、こっちに向かってくる。近くで見るとでかいわね…。
もう一人の私は口を開けてしゃべろうとした。が、どうしてもギザギザの歯に少し意識が向いてしまった。
「ワルイケド、スコシハナシヲキカセテモラウワヨ。」
「いいけど、まず、なんで私そっくりなのとか聞かせてもらっていいかしら。」
もう一人の私……黒い私の質問に私は答える。サッと魔理沙の方を見ると額に汗が流れていた、確かにとんでもない威圧感ね。人間なのかしら?
「…イイワヨ。デモ、コッチノシツモンニモコタエテモラウカラネ。」
「じゃあ、紫、お願い。」
「あら?あなたが全部引っ張っていくと思たけれど違うのね。」
「自分と似たやつ話してると、少し気が狂うのよ。アンタは?」
「…ドウカンヨ。ムカシノジブンヲミテルヨウデキツイワ。」
「ちょっと聞き捨てならないけど後で話させてもらうわ。」
紫にバトンタッチして質問してもう。自分より少し声が低いくらいで似てるから、区別がつかなくなるのよ。
「じゃあ、まず…
テミー戦闘描写コンナナガイトオモテナカタ!
ヌシ・リオレウスさん 「やっぱり人間じゃない」