親友と一緒に転生したんだけど、親友が好きなゲームの世界であって、僕は知らないよ?あと、なんで性別変えた? 作:柳 凉梛
僕は、ライザがやらないからと、農業の手伝いやら、村の人の手伝いやらをよくやっている。
そのため、ライザ達と一緒によく遊ぶってほどではなかった。
レイのやつはめちゃくちゃ遊んでるよ?
こっちが苦労してるっていうのに…。
ま、皆の喜ぶ顔がいい褒美だからいいけどさ。
それより、こんなことをやってたせいで、大きな異変に気付けないでいた。
なんか最近、ボオス兄がライザ達と関わっていない気がする。
モリッツさんになんか言われたのかな?
この村で1番偉くなるんだから、遊んでばっかはやめろ的な?
本人に聞いてみるか。
「ボオス兄〜!」
「ルウか。どうした?」
「いや、最近ライザ達と遊んでないじゃん?何かあったのかなーって。もしモリッツさんになんか言われてたとしたらまた僕が言ってやるよ?」
ちなみに、前にボオスが遊んでばっかだった時にモリッツさんが色々言ってきたってことがあったの。
その時、威圧出しながら反論しまくったら、勝ったの。
だから、モリッツさんに言う時は大体僕が先導なんだよねー。
「…俺は、あいつらに見せつけてやりたいんだ。」
「え?」
「俺は…ブルネン家の男とし、あいつらに見せつけるんだ!逃げないで本気とぶつかれる強さを、勇敢さを!」
ボオス兄…何があったかはわからないけど…当分いや、結構戻ってこないだろうな。
「そうなった理由を教えてもらっていい?」
ボオス兄は、静かに頷いたあと、話してくれた。
とある事件の事を。
ライザが溺れた。
それを聞いた瞬間、僕の背筋が凍ったような感覚に襲われた。
...怖かった。
そして、ボオス兄が言われた言葉に、怒りが込み上げてきた。
「何が逃げただよ!助けてもらったのはそっちのクセに!何ボオス兄が悪い風に...!!」
「ルウ!」
「っ!ごめん...っ!」
「大丈夫だ。ただ、お前は気にしないであいつらと楽しんでいろ。」
そんなこと...出来るかよ...。
あれから、どれくらい経っただろうか。
僕は16歳だ。
レイのやつがもうすぐ原作だと言っていた。
ライザ達は今も楽しくやっている。
ボオスは...僕も少しは会ってるとはいえ、変わっていない。
それだけ。
「ルウ、少しいいか?」
「アガーテ姉さん、どうしたの?」
「実はな...。」
ふむふむ...バレンツ商店ってところが来るから、船着き場でモンスターが来ないか見てくれと。
まぁ、僕が強いのは分かってるんだろうね。
「いいよ。」
そういえば、ライザ達も島の外に行こうって言ってたな。
...見つけたら連れて帰ろう。
バレたらアガーテ姉さんに怒られるだろうから、隠してあげるか。