宇宙世紀に転生憑依したのですが、失敗したうえにとんでもないことになってます~超?・機動戦士ガンダム   作:ひいちゃ

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宇宙世紀0079、サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に宣戦布告した。
その戦いで、全人類の半数が犠牲となり、人々は己の行いに恐怖した……。


Re:Act.24 『閑話4:地球連邦正統政府』

「ね、姉さん、あれ……」

「あぁ……」

 

 地球連邦政府が、一年戦争終結後の新首都として整備しているアフリカの都市、ダカール。

 その都市の、近くもなく、だが遠くもない地点から立ち上がる爆炎を、まだ幼い少年……甥のリディと眺めていたマリナ・マーセナスは、ただ呆然と立ち尽くしていた。だが、それはテロを目撃した衝撃からだけではない。

 

 それを目撃したマリナは、自分の頭に身に覚えのない記憶……前世の記憶が流れ込んでくるのを感じたのだ。

 

* * * * *

 

 記憶に流れ込んできたのは、若者と対峙し、彼から厳しい言葉を投げかけられてる自分という光景。

 そして、祖国が戦火に焼かれる光景、難民キャンプで子供たちの世話をしたり、歌を歌ったりしている場面、と次々と記憶が脳裏をよぎる。

 

―――あぁ、そうだ、私は……。

 

 そこでマリナは前世の記憶を全て思い出した。彼女の前世での名はマリナ・イスマイール。前世での彼女は、こことは違う世界にある中東の国の王女だった。

 彼女は祖国を救おうと奮闘した。その中で若者と出会ったのだ。しかしそれはかなわず、祖国は地球連邦の特殊部隊によって滅ぼされてしまう。その悲劇の中、彼女は対話による平和という道を歩むことを決意する。

 その活動と、若者たちの組織の戦いのおかげで、世界を覆う闇は晴れ、彼女の国は無事に復興したのだった。

 

* * * * *

 

 前世の記憶を取り戻したマリナだったが、現実は彼女に混乱させている時間を与えてくれなかった。リディが、ある一点を指さして、彼女に告げたのだ。

 

「ねぇ、マリナ姉さん、あれ……」

「あれ……?」

 

 リディが指さした先にいたのは、迷彩服をまとった、いかにもテロリストと言った感じの男たちだった。だが二人は気づかなかったが、その男たちは、テロリストというには違和感があった。その振る舞いや動きが、いかにも正規の軍人といった感じだったのだ。連邦かジオンの軍人だろうか?

 

 そして彼女たちにとって不幸だったのは、彼らが二人に気づいてしまったことだった。男たちが向き直ったと同時に、マリナは甥を抱えて走り出した。

 

「ちっ、見られたか!」

「殺せ! 生かしてはならん!」

「おう!!」

 

 兵士たちはこちらに対し、小銃を撃ってきた!! その弾雨の中をマリナたちは逃げていった。そして、男たちはひとしきり銃を撃つと、彼女たちを追いかけだした。

 

* * * * *

 

 脇道の路地に逃げ込んだマリナたちを、男たちは追撃する。そして、彼らが銃を構えたその時!

 

「ぐはっ!!」

 

 そのうちの一人が吹き飛ばされた! 残りの男たちが背後を振り向くと、そこには髭面の大柄の男がいた。その顔に刻まれた縦一文字の傷が、この男がただものでなく、多くの修羅場をくぐってきたことが察せられた。

 

「な、何者だお前は!?」

「ぐふふ、お前たちに選ばせてやるぞ。俺によってフリカッセの具にされるか、彼女たちの追撃をあきらめるか、好きな方を選べ」

「ふ、ふざけるな、やってしま」

 

 そう言った男は、その先を言えなかった。ひげ面の男の丸太のような腕の一撃を受け、近くの建物の壁に叩きつけられて絶命したからだ。全身打撲と全身の粉砕骨折であった。

 それで息をのむテロリストたちに反撃の暇を与えず、ひげ面が飛び込んでいった。その結果は言うまでもないだろう。

 

* * * * *

 

 全てが終わった後、裏路地には生きている者はいなかった。例のひげ面以外には。

 

 そのテロリストたちの死体を眺めながら、ひげ面の男が言い捨てる。

 

「ふん、これなら、あの薔薇の騎士(ローゼンリッター)のほうが骨があったわ。まぁ、俺を拾ってくれたあの方からの命令だ。多少食い足りないのは我慢しなくてはな」

 

* * * * *

 

 一方、マーセナス邸。そこでは、リディの父でマリナの兄でもある、ローナン・マーセナスが電話を受けていた。深刻そうな表情を浮かべて。

 

「そうか、ありがとう。後はこちらでうまく事後処理を済ませておく。続いて例の件を頼む。もしかしたら一刻の猶予もないかもしれない」

 

 そう言って電話を切る。そして溜息一つ。

 

「まさかテロにマリナとリディが巻き込まれるとは……。事態が悪化し、最悪の可能性が実現することにならなければいいが……」

 

 ローナンは再び溜息をつく。そこに執事が扉の外から声をかけてきた。

 

「ご主人様、マリナ様とお坊ちゃまがおかえりになられました」

「そうか。すぐに行く」

 

 そういうと彼は、席を立ちあがったのだった。

 

 そしてこれから先に、彼の不安の通り、そして彼の祈りを裏切るように、事態は急展開を迎えるのである。

 

* * * * *

 

 マリナたちがテロリストに襲われてから三日は何事もなく過ぎて行った。

 しかし、リディと楽しい時を過ごしながらも、マリナの心は、あのテロリストからの襲撃と前世の記憶、そしてその記憶の中に出てきた青年の姿に揺れ動いていたのである。

 

 恋とかそういうのではない。だが、あの青年を思うと、不思議な感情が心を満たすのだ。それは、姉や母親が、弟や子供を思う気持ちにどこか似ていた。

 

「あの人とまた会えるのかしら……? うぅん、この時代に来てほしくはない。あの世界で無事で、できれば幸せでいてくれれば……」

「姉さん?」

「あ、ごめんなさい、リディ。なんでもないの」

 

 いぶかし気に聞くリディに、そうごまかすように微笑むマリナ。その光景が何度繰り返されたことか。

 

 しかし、彼女の想いを無視するかのように、事態は動き始める。

 

 その日、マーセナス邸に軍人たちがやってきて、兄ローナンとマリナにこう告げたのだ。

 

「ローナン・マーセナス議員と、マリナ・マーセナス議員ですな。何も言わず、ご同行いただきたい」

 

 そう言って、銃を突きつける。それにおびえるマリナに、ローナンはその肩を抱いて諭した。

 

「大丈夫、私に任せたまえ、マリナ」

 

 そして二人、そしてリディは、銃を突き付けられながら、外に停まっていた黒塗りの車に乗り込んでいった。

 

* * * * *

 

 いずこかへ運ばれるローナンとマリア、リディの三人。軍人たちの雰囲気からして、よからぬ場所に連行されるであろうことは予想がついた。

 

 だがマリナに声をかけた通り、ローナンは無策のままではなかった。

 

 突然目の前に、謎の車が停車したのだ。軍人たちの車は急ブレーキを踏んだが停車しきれずに衝突してしまう。

 そしてさらに、軍人たちが車を出て、その車に近づこうとしたその時、かの車から何かが投げ込まれたかと思うと、周囲を白く染め上げた。発煙筒だった。

 

 軍人たちがその白煙に混乱したと同時に、車から誰かが飛び出してきて、軍人たちにとびかかった。

 その男の戦いは見事だった。そして容赦がなかった。その太い腕や脚による攻撃を受けた者は皆残らず、絶命していった。ある者は殴られた衝撃で内臓が破裂し、またある者はその巨腕の一振りで首の骨をたたきおられた。

 その男の戦う様は、マリナに『石器時代の勇者』という言葉を思い起こさせた。

 

 そして煙が晴れたあと、そこに立っていたのは、スーツを身にまとったいかつい髭面の男だった。その男の雰囲気は、まさに『石器時代の勇者』という言葉を彷彿とさせた。

 そんな男は、ローナンに向けて、無愛想に一礼する。

 

「お迎えにまいりました、ローナン様」

「あぁ、ありがとう。オフレッサー」

 

 そう礼を言ったローナンに、オフレッサーはやはり無愛想に一礼した。粗にして野にあらずという印象だが、悪意はなさそうに感じる。

 

「それで例の件は?」

「はい。既に飛行機の準備を済ませ、他の議員の方々も既にお迎えしております。あとは、ローナン様だけでございます」

「そうか。それでは急ごう」

 

 そして、ローナンはオフレッサーが乗ってきた車の中に入っていった。その様子に警戒の様子が見えないところを見て、マリナとリディもそれに続く。そして最後に、オフレッサーが乗り込んで扉を閉めた。

 

* * * * *

 

 ローナンの話では、オフレッサーはこんな非常時のために秘密に雇っていたボディガードなのだという。マリナが見るに、ボディガードというよりはギャングという感じだが。

 また、彼は今回のことも教えてくれた。なんでも軍がクーデター軍『ティターンズ』を起こし、ジャブローとこのダカールを制圧して、クーデターを起こしたのだという。

 

「お兄様、それでは数か月前のルーディン議員の変死も……」

「あぁ。強硬派によるものと見て間違いないだろう。そういったこともあり、私は軍がクーデターを起こそうとする可能性を考え、色々手だてを考えたり、もしもの時に備えていたのだが、起こってしまうとは……」

 

 そして車は極秘の民間飛行場にやってきた。そこは空港というほど大きなものではなく、本当に民間サークルの飛行場という感じだったが。そのせいもあり、軍に目を付けられなかったのだろうか。

 そこには既に多くの穏健派議員たちの姿があった。その中の一人、キノコのような髪型をして、どこか嫌味ったらしい顔立ちの男性議員が、ローナンとマリナの姿を見て駆け寄ってくる。

 

「おぉ、ローナン議員、マリナ議員! ご無事で何よりだ!」

「心配かけて申し訳ない、フレーゲル議員。あなたもご無事でよかった。ルーディン議員とのつながりが深かったうちの一人でしたからな」

「あぁ。奴らが来る前に抜け出してやったわ。誉ある貴族の一員である私が、あんな胡散臭い者たちに捕まるわけがないのだ。はっはっはっ!! あ、貴族というのは、あくまでそんな気がするだけだがな!」

「ははは……」

 

 そう苦笑いを浮かべるローナンの横で、マリナも困ったような表情を浮かべる。フレーゲル議員はいつもこうなのだ。本人には悪気はないのだろうが、なんか変な高慢さがあって、こちらも疲れてしまう。

 

 そこでパイロットが、飛行機の入口から顔を出してきた。

 

「議員の皆さん、早くお乗りください! ティターンズの部隊が接近中との知らせがありました!」

 

 それを聞き、議員たちが次々と飛行機に乗り込んでいく。そして。

 

「それでは我々も行くとしよう、ローナン議員」

「うむ。さぁ、マリナ、リディ」

「はい……」

「はい」

 

 そして四人も飛行機に乗り込んでいく。それからすぐさま、飛行機は飛び立っていった。

 

* * * * *

 

 マリナたちが避難したのは、チベットのラサ。後の夜には、連邦政府の首都となった都市ではあるが、この時点ではただの一地方都市に過ぎない。

 そのせいか、それとも対ジオンが最優先なのか、『ティターンズ』が彼らを探すことはなかった。

 彼女たちは、とりあえず安息の地を手に入れたのである。つかの間の安息かもしれないが。

 

 しかし、外の情勢はさらに緊迫の度を増していった。『ティターンズ』は、タカ派議員や、自分たちに賛同する議員たちをまとめて仮初の議会を再編し、新たな政府『地球連邦救国評議会』を築いた。

 新政府は経済リソースの大部分を軍事力増強に振り分けるだけでなく、プロパガンダや場合によっては弾圧や思考統制をもって、国民をジオンとの戦争に駆り立てていったのである。戦争に反対する声や和平を訴える声を発した者は、容赦なく『ティターンズ』の兵士たちに捕まり、連行されていった。その後、彼らがどうなったか知る者はいない。

 

 このままでは、地球連邦とジオン公国との戦争はとどまるところを知らなくなり、最悪、行き着くところ……互いの絶滅まで行き着いてしまうだろう。

 しかし、それがわかっても、ラサに逃げ延びた自分たちにはどうすることもできない。マリナを含めた議員たちは焦りと絶望の中にいた。

 

 その中、ラサの村の隅にあるマーセナス家の、邸宅というにはあまりにも小さい家に、一人の男が訪れた。その男を、ローナンが出迎える。

 

「おぉ、フレーゲル議員! よく来られた。そちらのほうは落ち着かれたのか?」

「うむ。高貴な者のもとには、有能なスタッフがつくものと相場が決まっているのだ。それはそうと、例の件で話があってきたのだ。マリナ議員はおられるだろうか?」

「あぁ。最近はなぜか部屋で考え込んでいることが多くてな。案内しよう」

 

 そして、ローナンはフレーゲルを家の中に招き入れた。

 

* * * * *

 

「えぇ!? 私が……ですか?」

 

 そして、フレーゲルが持ちかけた話は、驚くべきものだった。

 

「うむ。軍政に対抗するために、我々が準備していた亡命政権、地球連邦正統政府、あなたにはその代表になってもらいたいのだ」

「私が代表に……」

 

 マリナがそうつぶやいたところで、フレーゲルは真摯にうなずいた。

 

「そうだ。このままでは、ジオンも我が連邦も悲惨な末路を迎えるだけだ。高貴な貴族、いや、連邦の一市民として、それを看過するわけにはいかん。たとえ小さいことでも、それを阻止する手立てを打たねばならない。だが、私は高貴すぎるためか、人望がからっきしなのだ。そこで……」

「でも、私に代表なんて……」

 

 そう躊躇するマリナに、フレーゲルはなおも言い募る。

 

「いいや。あなたは気づいておられぬだろうが、あなたの人望はかなりのものがある。他の議員の中にも、あなたに象徴として立ってほしいとの声も多くあがっているのだ」

「……」

「もちろん、正統政府が立ち上がり、あなたが代表になれば、我々はもちろん、あなたにも危害が及ぶ可能性はある。それでも私は、高貴な貴族として、そして地球圏の未来を憂う一市民として、あなたにお願いしたい。どうか、正統政府の代表になることを承諾してもらいたい!!」

 

 そう言って、フレーゲルは頭を下げた。高貴なことを理由に、今までほとんど頭を下げたことがない彼が、である。

 マリナはフレーゲルの顔を見た。その目には真摯に地球圏や人々のことを案ずる光が宿っていた、どこか狂信的なものもわずかに感じるが。

 

 でもそれでも、マリナは決断することはできなかった。彼女はこう答えるだけだった。

 

「……少し考えさせてください」

 

* * * * *

 

 その夜、マリナは自室のベッドで横になりながらも、眠れずにいた。

 それというのも。

 

(このままではいけないということはわかる。でも、議員とはいえ、こんな私に……)

 

 フレーゲルの要請を受けるか否か、その悩みが、彼女の心身の領域から眠気をはじき出していたのである。

 

 その時であった。

 

「!? 誰です!?」

 

 窓の外に何かの気配を感じたマリナががばっと起き上がり、窓のほうを見る。そこには……。

 

「小鳥……休みに来たの……」

 

 そう、ベランダの手すりに小鳥が停まっていたところだった。そのことにほっと一息をつく。

 そして、来訪者に微笑みを浮かべて。

 

「どうぞ、ゆっくり休んでいってくださいな……」

 

 だがそこで、小鳥は飛び立っていった。それを見送る中。

 

「あ……」

 

 そこで彼女の脳内にある映像が浮かんだ。夜、来訪者と窓を挟んで向き合っている光景。それが、彼女の前世の記憶の一部を呼び覚ましたのだ。

 

 ほぼ同じシチュエーション。違うのは、対峙していたのが小鳥ではなく、ガンダムマイスターを名乗る少年だったこと。

 少年は、彼女の祖国に滅ぼされ、それからも洗脳されて少年兵として戦わされていた者だった。

 

 敵意とともに銃を突きつける少年。だがその出会いは、マリナに彼とはまた違った戦いを決意させるものとなった。

 武力ではなく対話を通して。

 

 二人は、互いを理解しながらも交わることなく、互いの戦いを遂行したのであった。

 

 そして、その記憶が、今のマリナの背中を押した。

 

* * * * *

 

 フレーゲルの来訪の翌日。マリナの姿は、地球連邦正統政府発足式典の会場にあった。式典とはいっても、大々的なものではなく、小さな町で行われるお祭りレベルのささやかなものであったが。

 

 その壇上で大げさかつ仰々しながらも、キザッたらしい口調と内容の演説を行っているフレーゲル議員の背後で、マリナは立ち尽くしたまま自問自答していた。

 

(私にできるの……? この亡命政権の代表として、戦争を止めることが……普通の女性でしかない私が……)

 

 そこで彼女は、心の中で首を振った。

 

(ううん。できるのかではなくやらなければ。今は、この戦いを止めるために力を尽くすことが私の戦い……。そうですよね、刹那……)

 

 そこで司会がマリナの名を呼ぶ。彼女は顔をあげ、不安と決意をミックスさせた表情を浮かべたまま壇上に上がっていった。

 

 『ティターンズ』の決起、彼らの傀儡である軍政政府の誕生に続く、一大転機であった。

 ジオンとの和平を標榜し、目的とする『地球連邦正統政府』の発足である。




感想と、テテテUCを書いてくれる人、どちらもお待ちしております!!

* 次回予告 *

救国評議会とティターンズに対抗して立ち上がった地球連邦正統政府。
しかしティターンズは、それを潰そうと動き出す。
ペガサスJr.は正統政府を守るため、再び地球に向かおうとするが?

次回、『大気圏突入』

君たちは生き延びることができるか?

※次の更新は、6/8 13:00の予定です。お楽しみに!!
※作者の就職が決まったので、これからは更新日がずれたり不定期になるかもしれません。そうなったら申し訳ありません(汗 でも未完結にならないように頑張ろうと思っています。

テテテUCのフロンタル、原作UCフロンタルの記憶を受け継いでてほしいですか?

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