地の文なしのひたすら会話なんだけど、びっくりするくらい筆が乗ってまさかのこの短編集で1番文字数が多くなりました。なんでだ。
「行くよ? みのり」
「う、うん! せ〜のっ!」
「「もあもあ〜……じゃんぷ!」」
「皆さんこんにちは、MOREMOREJUMPの桐谷遥です」
「こ、こんにちは〜! 同じくMOREMOREJUMPの花里みのりでしゅ!」
「みのり、早速噛んでる」
「だ、だって緊張しちゃって〜」
「あはは、ということで、今週の『もっと! もっと! ラジオ!』はこの2人でお届けします」
「なにとぞ〜!」
「さてみのり、あけましておめでとうだね」
「あ、そっか! セカ……じゃなくて、実際に会うのはこれが最初なんだ! 新年初遥ちゃん、ありがとうございます!」
「うん、来年もその後も……ずっとずっとよろしくね、みのり」
「ひょえ〜〜〜! は、遥ちゃん!! そんなのもうプロポーズだよ〜!!」
「ふふ、みのりは今年のお正月、何か印象に残ったことはあった?」
「ふぇ! う、う〜ん……あ! 私の家で飼ってるワンちゃんがいるんだけど」
「サモちゃんね」
「そう! なんとなくサモちゃんがふっくらしてる気がして、体重を測ってみたの……そしたら1ヶ月前と比べて3キロも太ってたんだよ〜」
「ふふ、犬も正月太りってするんだね」
「だから朝のお散歩兼ランニングも太った分の3キロ増やしたんだけど」
「3キロも?」
「もう毎日くたくただよぉ……私すっごく後悔してる」
「ちなみに元は何キロ走ってたの?」
「3キロ」
「わ、2倍……それは大変だね」
「遥ちゃんはランニング何キロしてるんだっけ?」
「ん? これくらいかなぁ」
「え、えええええええ!? ちょっと今、皆には見えないと思うんだけど! 遥ちゃんの綺麗なお手手の全ての指が直立しています!!」
「ふふ、解説ありがと、みのり」
「では遥ちゃんの素晴らしさを再確認したところで、『もっと! もっと! ラジオ!』スタートです!」
□■□■□■□
「よし、じゃあ早速行こうか」
「はい!」
「みのり、最初のコーナー紹介お願いね」
「『今日も推しが、尊すぎるッ!!』」
「いえーい!」
「えっと、このコーナーでは皆さんが私達の配信やラジオなんかを見て、あ! 尊い! と思ったシーンを教えてもらいます!」
「これ、嬉しいけどちょっと恥ずかしいよね」
「うん、分かるな〜その気持ち……あ! でも遥ちゃんへの愛だったらいつでも! どこでも! いくらでも叫べるよ!!」
「ふふ、じゃあ私もお返しで、みのりの好きなところ、後でいっぱい教えてあげるね」
「ひょえ〜〜〜〜!!」
「じゃあまずはこのお便り! えっと……M希さんより頂きました。みなさん、こんもあ〜」
「「こんもあ〜!」」
「今日も推しが可愛すぎたので是非聞いてください!! だって、みのり」
「う〜……今から恥ずかしいよぉ」
「それは配信でババ抜き大会をしていた時の事でした。正直始まる前からみのりちゃんが激弱なのはわかりきっていたのですが、あまりにもあまりにもでとっても可愛かったです」
「ちょ、ちょっとー! 私だって頑張ってたのに!」
「特に遥ちゃんと2人で一騎打ちになった時、遥ちゃんの「みのり、ジョーカーはどっち?(イケボ)」を喰らって自ら当たりを差し出す様はもう堪りませんでした」
「フイウチハルカチャ」
「次の配信も楽しみにしています……だってさ、よかったねみのり」
「これ褒められてるのかな!? でもありがと〜! 次は負けません!」
「それは無理だね」
「そ、そんなことないもん!」
「私、弱いみのりが好きだな(イケボ)」
「ひゃ、ひゃい〜〜〜!!!」
「それじゃあみのり、次のお便りお願いね」
「う、うん……えっと、Sのめさんからのお便りです! みなさんこんもあ〜!」
「「こんもあ〜っ!」」
「これは配信等ではなく、私の夢の中の話なのですが」
「へぇ、夢の中」
「何故か桃井愛梨さんがコアラになっていて、そのコアラ愛梨さんを我が家で飼っているという内容でした……ってコアラ!?」
「ぷっ……ふふ……」
「コアラ愛梨さんはよく食べ、よく寝て、よく遊ぶいい子だったのですが、爪が思ったよりも鋭くて抱き着かれると痛かったです……遥ちゃん?」
「あ、愛梨が……コア……っふふふ」
「あ、ちょっとツボっちゃったみたい。必死に笑いを堪える遥ちゃんも可愛いなぁ」
「無理……ぷっ……しんどい……」
「えーと、抱き着かれると痛かったですまで読んだよね……また、コアラ愛梨さんは基本人見知りで、誰彼構わず威嚇するのですが、家の姉にだけベッタリと甘えていて、可愛かったです。というか非常に羨ましかったです……だって!」
「ふぅ……ふぅ……やっと落ち着いてきた」
「愛梨ちゃんがコアラか〜……きっとすごくふわふわなんだろうなぁ」
「ふっ、みの……思い出させないで……ふふ」
「という訳で、Sのめさん、ありがと〜! ちょっと速いけど、遥ちゃんが壊れちゃったから一旦曲に移るね! 曲が終わるまでに遥ちゃんは復活出来るのか! 乞うご期待です!」
□■□■□■□
「ふふ……あはははははは!」
「ほらみのり、曲終わっちゃったよ?」
「だ、だって……ふふ、遥ちゃんそれはズル……ぷっ、だよぉ」
「ふふ、かわいいね、みのり」
「ひょえ〜〜〜〜〜〜〜〜!」
「わ、エコーかかった……最近音声さんが段々とみのりが叫ぶタイミングが分かってきたのかたまにエコーがかかるよね」
「なんでわかるの〜!?」
「さて、それじゃあ次のコーナーはこちら!『ペンギン! ペンギン? ペンギン!!』」
「待ってました〜!」
「このコーナーでは、リスナーさんが街中で見かけたペンギンっぽいものを教えて貰って、ペンギンソムリエこと私が100ペンギン満点中何ペンギンかを採点するよ」
「相変わらず半分くらい何言ってるかわからない! でもそんな所も可愛いよ遥ちゃーん!」
「ふふ、ペンギンは一日にしてならず、だね」
「うん! 遥ちゃんが言うならきっとそう!」
「それじゃあまずはK代Rいさんからのお便りです、みなさん、こんもあ〜」
「「こんもあ〜!」」
「僕が見つけた街中ペンギンは、信号機だよ」
「ほえ? 信号機?」
「あのまるみを帯びたフォルムに流線型の体、そして綺麗な楕円を描くボディライン」
「これ全部丸って言ってるだけじゃない?」
「そして極めつけは大切に抱く卵にそっくりなライト、これはもうペンギンでしかないのでは? だそうです」
「う〜ん……私的にはあんまりピンと来ないけど……」
「たしかにあのフォルムはなかなかペンギン
「ペンギン
「そして卵のようなライト、そう言われたらもうそうとしか見えないね、これは……」
「じゃかじゃかじゃかじゃか……」
「65ペンギン!」
「わ! 思ったよりも高い!」
「やっぱり大きかったのはフォルムのペンギン
「ペンギン
「でも、流石に厳しいなぁって所もあったからこの点数にしたよ。でもいい挑戦だったね、ナイスペンギン」
「ナイスペンギン! 出ました!」
「それでは次のお便りです。時間的にこれが最後かな?」
「え! もう!? 遥ちゃんと過ごす時間は楽しすぎてあっという間だよ〜」
「じゃあこの後一緒にデート行こっか」
「で、でででで、でででででででででででででっででーでで」
「あ、壊れちゃった」
「ひゃ、ひゃ〜……頭のてっぺんから消滅していっちゃいそうだよ〜」
「ふふ、じゃあ改めまして、OとりMさん……お、OとりMさん?」
「いったい何だほいの人なんだろうね……」
「えーOとりMさん、こんにちわんだほい! 言っちゃったよもう!」
「わー! 番組が乗っ取られる!」
「私が見つけたペンギンさんは! 《ピーーーー》の《ピーーーー》くん!」
「版権! 版権がピンチです!! えむちゃん! 辞めて〜!!」
「みのり、誰のこと言ってるの? Mさんだよ?」
「なんで遥ちゃんはそっちサイドなの!?」
「ん? はいはい、版権元からOKが出た? しかもタダで? 流石だね、Oとりグループ……」
「もう言っちゃってるよ〜!!」
「えーでは改めて、私が見つけたペンギンさんは! フェニックスワンダーランドのフェニーくんです!」
「い、今もしかして、実は物凄いことが起こってるんじゃ……」
「フェニーくんはまるまるっとした体によちよちっとした足にくりくりー! ってしてるおめめがすっごくペンギンさん!」
「表現が全部可愛くて癒されるね」
「ホントは不死鳥さんなんだけど、この前アンケートを取ったら来園者7割の人はペンギンさんだと思ってたよ!」
「わー! 絶対ここで明かすことじゃないよ〜!」
「つまりフェニーくんはペンギンさん! そうだよね! 遥ちゃん!」
「……とりあえず1個だけ言わせてください……ちっちゃい子っぽく元気いっぱいに手紙を読み上げる遥ちゃんがかわいすぎましゅ!!!」
「そこなの? まぁそうだね。正直最初にフェニー君っていう名前を見た瞬間から評価は決まってたよ」
「じゃかじゃかじゃかじゃか……」
「じゃん! 100ペンギンです!」
「わー! 100ペンギン! ……え、いいの? 100ペンギンにしちゃって」
「フェニーくんは、ペンギンです」
「まずいよ遥ちゃん!! それだけはまずいよ!! 炎上しちゃう!!」
「みのり」
「ひゃ、ひゃい!」
「私の目を見て?」
「ふぇ! そ、そんな……恥ずかしぃよぉ……」
「フェニーくんはペンギン、フェニーくんはペンギン」
「ふ、フェニーくんは……ぺ、ぺん……ぎ……ん……」
「ふふ、えらいねみのり、素直な子は好きだよ」
「えへへ、えへへへへへへへ」
「じゃあ、みのりが他の人には見せられない顔になったところで、そろそろエンディングに入ろうかな」
「はっ! ここはどこ!? 遥ちゃんは私の命!」
「斬新な目覚めの挨拶だね、ほらみのり、エンディングだよ」
「え、え〜! はやすぎるよ〜!」
「今年のお正月は本当に色々とあったけど、私達は変わらず、みんなに希望を届け続けていくよ」
「うん! 私達のラジオとか配信で、1人でも多くの人を笑顔にするために!」
「「『もっと! もっと! ラジオ!』でした!!」」
「またね〜〜〜〜!!!」
「また来週」
《蛇足》とあるラジオ視聴者M希のひとりごと《限界オタク》
「きたーー! 今週みのはるって最高すぎない!?」
「遥ちゃんが超ストイックなのはわかってたけど、みのりちゃんもそんなに走ってるんだ…………いやいやいや! ボクは大丈夫!太ってない! 絶対無い!」
「え! うそうそうそ!! ボクのお便りなんだけど!!!」
「まっっっっっっって!!!!!! 推しにみのりちゃん推しって認知されてるっっっっっっ!! え、死ぬ??? ボク今日死ぬの?????」
「あっっっっっ! 遥ちゃんのイケボ……っ!! まずい! みのりちゃんになる……っっ!!」
「コアラぁ!?」
「……絶対かわいいじゃんこんなの」
「逆転してる!? 1分半に何が!! え、めっちゃ気になるんですけど!!!」
「あーるいって……隠しきれてないよ……」
「ペンギン
「アッハッハッハッハッ! OとりM! くっ、ふふ……死ぬ……えむちゃん可愛す……アッハッハッ!!」
「ひぃ……ひぃ……笑い止まんない……死ぬの明日じゃなくて今日だったかも……ひゅっ、ふふ」
「…………はぁぁぁぁぁ、今週も面白かった」
「ツッコミ……いなかったな……」
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《セカイの紹介》
まんまですね、みのはるてぇてえ。はい。
感想、高評価、お便り、全部お待ちしております。
みんなも街中ペンギンを見つけたら是非教えてね!!