プロセカおむにばす!   作:さめまる。

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ちょっともあらじ楽しすぎるかもしれない。
定期的に書くかもしれません


まさかの第2回! もっと! もっと! ラジオ! 〜しずあい〜

「でね、その時のしぃちゃんが本当にかわいくって」

「ちょっと雫! もう本番始まってるわよ!」

「あ、あら! ごめんなさい、つい熱が入ってしまって」

「まったく……それじゃあタイトルコールするわよ、せ〜のっ!」

「「もっと! もっと! ラジオ!」」

「みなさんこんにちは、MOREMOREJUMPの桃井愛莉です」

「日野森雫です」

「今週は私達2人でやっていくわよ」

「よろしくね、愛莉ちゃん」

「えぇ、よろしく……で、さっきは何を言いかけてたのかしら? ちょっと気になってるのよ」

「そう! しぃちゃ……Sちゃんが本当に可愛かったのよ!」

「その略し方だと雫もSちゃんになるわね」

「この前Sちゃんがお友達と買い物に行ってきたみたいで、その時にウサギさんのブローチを私に買ってきてくれたの」

「へぇ、あのツンツンしてる妹ちゃんが珍しいわね」

「それだけでもとっても嬉しかったのだけれど、よく見たらSちゃんのカバンにも色違いのウサギさんがちょっとアレンジされてついてたのよ! 喜びすぎて思わず抱きついちゃったわぁ」

「あー……目に浮かぶわねぇ」

「その時のSちゃんの顔が困ってるようだけれどどこか嬉しげで……危うく食べちゃうところだったのよ」

「程々にしないとまた避けられちゃうわよ……まぁなんだかんだあの子も雫のこと大好きよねぇ、本人は絶対に否定するでしょうけど」

「本当!? 今度直接聞いてみようかしら」

「絶っっっ対にやめときなさい」

「しゅん」

「っ!? 」

「あら? 愛莉ちゃん? 顔が真っ赤だけど、急に顔を背けてどうかしたの?」

「な、なんでもないわ……可愛すぎてびっくりしたとかじゃないから安心してちょうだい」

「ふふ、愛莉ちゃんにそう思ってもらえるなんて嬉しいわ〜、でも愛莉ちゃんもとっても可愛いから安心して!」

「あーもーうるさいわよ! 『もっと! もっと! ラジオ!』スタートぉ!!」

 

□■□■□■□

 

「ふぅ、やっと落ち着いてきたわ……それじゃあ最初のコーナーに行くわよ」

「えぇ、よろしくね、愛莉ちゃん」

「『何を? デリバリー』!!」

「わ〜!」

「このコーナーでは、みんなが最近届けられた、届いたものを紹介するわ!」

「どんなお便りが届いてるかしら? 楽しみね、愛莉ちゃん」

「えぇそうね、それじゃあ早速1通目に行こうかしら」

「じゃあ読むわね、まずはT馬Sさんからのお便りよ」

「えっとなになに……みなさんこんもあー!」

「「こんもあー!」」

「いつもラジオ、楽しく聞かせてもらってます! 私が届けたものは、愛莉ちゃんへのファンレターです!! どうもありがとう!」

「まぁ! ファンレターを書いてくれたの? よかったわねぇ愛莉ちゃん」

「やっぱり手紙って気持ちがこもってるというか、貰うととっても嬉しいわよね! えっと続きは……今回生まれて初めて推しへのお手紙を書いたのでとっても緊張しました! いっぱい愛を込めたので、ちょっと恥ずかしいですが喜んで貰えたら嬉しいです! いつも応援してます! ですって」

「あらあら、とっても可愛いお便りありがとう!」

「Sさんから貰ったお手紙、勿論読ませて貰ったわ! いっぱい愛がこもっててすっごく嬉しかったからよく覚えてるの、ちゃんと伝わってきたわよ! いつもありがとう!」

「ふふ、素敵なファンができてよかったわね、愛莉ちゃん」

「えぇ、私は幸せ者ね」

「もちろん私も愛莉ちゃんのこと大好きよ」

「ちょ、ちょっと雫!? こんなとこでそんな……やめなさいよまったく!」

「ふふ、照れてる愛莉ちゃんもかわいいわぁ」

「ああもう! とにかく! こうやって応援してくれてる皆の為にも、これからも頑張っていくわよ!」

「ええ! それじゃあ次のお便りに行きましょうか」

「A名さんから頂きました……あんたイニシャルEじゃない? んっんん、みなさんこんもあー!」

「「こんもあー!」」

「私には最近とても大変そうな友人が何人かいるのですが、彼女達に私に何か出来ることはないかと聞いてみた所、私の描く絵が欲しいと言ってくれました」

「まぁ、素敵なお友達ねぇ!」

「彼女達の絵を描いてプレゼントすると、とても喜んで貰えました。私の絵が欲しいと言って貰えたのがとても嬉しくて、贈ったのは私なのに、それ以上に大切な何かを貰った気がしました……ですって、なんだか心温まる話ね」

「プレゼントって贈るのも楽しいけれど、渡した時に相手が嬉しそうな顔をしてくれるとこっちまで嬉しくなってくるものね」

「えぇ、友達のために絵を贈ってあげるA名さんは勿論、その友達もきっといい人なんでしょうね」

「もし辛いこと、大変なことがあった時は、私達に会いに来てくれると嬉しいわぁ」

「今回こうしてお便りを贈ってくれたことだし、今度は私達が元気をお返ししちゃうわよ!」

「ふふ、愛を?」

「デリバリー!」

「被せ気味に来たわね愛莉ちゃん! すごい反応速度だわ!」

「ま、この程度できなきゃハッピーエブリデイは名乗れないわよ」

「ハッピーエブリデイの名は軽くは無いのね……」

「もちろんよ! その名にかけて、みんなに希望を届けちゃうわよ!」

「私も頑張っちゃうわ! A名さん、頑張ってね!」

「それじゃあ一旦曲に移るわね」

「今日流す曲はこちら! 楽しんで貰えると嬉しいわ」

 

□■□■□■□

 

「じゃあ雫、次のコーナー行くわよ!」

「『教えて、魔法のようなお話』」

「いぇーい!」

「みんなの周りであった魔法みたいな出来事を教えてもらうコーナーよ」

「日常の中のふとした時に出てくる非日常って、とってもワクワクするわよね」

「えぇそうね、この前もしぃちゃんが……」

「はい雫ストップ、30分はかかるわよ」

「はっ、ごめんなさい……ついうっかり」

「あと伏せるのも忘れてるわね……まぁいいわ、今回はどんなお便りが届いてるかしら?」

「あっそうね! えっと、まずはこれね! T馬Tさんからいただきました、こんもあー!!!!!」

「わ、すごい声量ね……雫のそんな大声久しぶりに聞いたわ……」

「ふふ、とっても力強い文字で書いてあったから、ついつい力が入っちゃったわ」

「あんまり雫に声が大きいイメージ無かったけれど、毎日あれだけ発声練習してるだけあって結構出るのね……飛行機のエンジン音くらい出てたんじゃないかしら?」

「そ、そこまでは出てないんじゃないかしら……? えっと、続き読むわね」

「あ、そうね! ついつい盛り上がっちゃったわ」

「私が体験した魔法のような出来事は、空を飛んだことです!!!」

「………………え?」

「私は高校に通っているのですが、そこのクラスメイトに平賀源内みたいな人がいて、その人の発明で空を飛びました!!!!」

「情報量が多すぎるわよ!!! 」

「まぁ正確には大砲のようなもので吹き飛んだだけなので、飛んだというより吹き飛んだ、が正しいかもしれませんが(笑)」

「ちょ、ちょっとストップストップ!!」

「そして……あら? どうかしたの? 愛莉ちゃん」

「ごめん、どこから突っ込めばいいかわからいのだけれど取り敢えず1個だけ言わせて、現実の話よね!?」

「でも愛莉ちゃんだってハッピーエブリデイ時代に大砲で吹き飛ばされるくらい……」

「ないわよ!! いい雫! 空を飛んだと錯覚するほどの勢いで人間を発射できる大砲なんてもの使うと流石のハッピーエブリデイでも大放送事故が起こるわよ!」

「た、たしかに言われてみればちょっと凄いかもしれないわね……」

「それがなによ(笑)って! 笑えないわよ!!」

「えっと、続き読むわね? 天翔るペガサスとなった私を目撃したクラスメイトや他クラスの生徒達からは絶叫と笑い声が1:2くらいで聞こえて嬉しかったです!!」

「笑い取れてるじゃないの!!!! アンタ今すぐアイドルになりなさい!! 売れるわよ!! バカみたいに!!」

「まぁ授業中だったのでその後先生方にこっぴどく叱られましたけどね(笑)」

「(笑)やめろぉ!!」

「人間って空飛べるんですね、高度に発展した科学は魔法と見分けがつかないとは言いますが、文字通り身をもって実感しました……とのことです」

「はぁ……はぁ……なんかドッと疲れたわ……」

「お疲れ様愛莉ちゃん、今日もツッコミが冴え渡ってたわよ〜」

「嬉しいんだか嬉しくないんだか微妙な褒め言葉ね……いやでもホントにそこまで体を張ってかつみんなを笑顔に出来たことを素直に喜べるのはすごい才能だと思うわ、アナタもアイドルにならない?」

「あ! それ知ってるわ愛莉ちゃん! あか」

「雫」

「あれよね! お前もお」

「雫、色々と不味いしちょっと古いわ」

「あら? そうだったかしら……ラジオって難しいわねぇ」

「今のはちょっと私も熱くなりすぎたわ、ごめんなさいね……さて、次のお便り行くわよ!」

「わかったわ! 次のお便りは……Mふゆさんからね、みなさんこんもあ〜!」

「「こんもあ〜!」」

「初めてお便りを送らせていただきます。最近いろいろと辛いことが多くて、悩み事が多い生活を送っていたのですか、友達が色々と気を使ってくれて、まるで魔法みたいに心が軽くなりました」

「そうそう、こういうのよこういうの」

「以前はそもそも自分が辛かったことすら分からなかったため、それに気が付かせてくれた皆には感謝してもしきれません」

「友達のための優しい魔法ね……とっても素晴らしいと思うわ」

「まだ怖いことは多いですが、皆といるとなんだか心が暖かくなる気がします。きっと魔法ですね、とのことです……いい子ねぇ、Mふゆさんも、その友達の皆も」

「そうね、辛い時、しんどい時って友達の存在が本当にありがたかったりするわよね」

「私もちょっと前、色々あって苦しい時期があったのだけれど、愛莉ちゃんやみのりちゃん、遥ちゃん達のおかげで今ではとっても晴れやかな気分でアイドル活動ができているわぁ」

「私もよ、MOREMOREJUMPのみんなには感謝してもしきれないわね」

「ふふ、このラジオを聞いてるみんなも、何か悩んでること、困ってることがあったら、信頼出来る友達にお話してみれば少しは楽になるかもしれないわよ」

「誰かに相談するっていうのは結構勇気がいるものね……それが怖かったら、こうして私達にお便りを頂戴! 私達に出来ることはあまり無いかもしれないけれど、それでも精一杯! 相談に乗らせてもらうわよ!」

「みんなからのお便り、いっぱい募集してるわ! 是非送って頂戴ね」

「と、いうことで、そろそろエンディングかしらね」

「あら、もうそんな時間なの?」

「今回も中々濃いお便りがいっぱいだったわね……」

「えぇ! とっても面白かったわぁ!」

「ま、まぁ楽しんでくれたならよかったわ……」

「これが放送される頃は丁度期末試験の頃かしら?」

「う、嫌な言葉を聞いたわ……」

「ふふ、一緒に頑張りましょうね、愛莉ちゃん」

「これを聞いてるみんなも、是非このラジオをBGMにして勉強頑張ってちょうだい! 大丈夫! 努力は必ず報われるわ!」

「そうね! 辛い時こそあと一歩! その気持ちが大事よ! 頑張って!」

「それじゃあ今週はこの辺で」

「「もっと! もっと! ラジオ! でした〜!!」」

「またね〜〜!!」

「ばいば〜い!!」




『こっちもあるよ』とあるラジオ視聴者M希のひとりごと『絶対に続けます』

「よっ! まってましたーーー!!」

「あはは! 最初から雫ちゃん全開でたすかる!」

「しずあいたすかる……ありがとうございます……」

「えっ待ってこれこの前のお土産のやつだよね!! 雫ちゃんの生活の1部に私がいるってこと!? 待って無理ホントに無理なんだけど!!」

「照れてる愛莉ちゃん……尊……」

「A名……これはボケなのか……? それともEななんが果てしなくバカなのか……?」

「ハッピーエブリデイ……重みが違うね……」

「うわびっくりした! 雫ちゃんってこんなおっきな声出せたんだ」

「(笑)腹立つな」

「あっはっはっは!!! 待って無理、しんどい……ぷっ、あっはっはっは!!」

「まふゆ……」

「てかまふゆもこのラジオ聞いてるんだ………………誰推しなんだろ……」

「今週も良かった……本当にありがとうございます……」

「ツッコミって……やっぱり大事なんだな……」
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