横須賀鎮守府の日常   作:イーグルアイ提督

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泥沼化の戦況

「ふ~・・・仕事終わりの温泉って最高だ・・・」

 

仕事も片付き、温泉につかっていた。

疲れが取れていく~・・・

 

「あ~・・・これで混浴だったらな~・・・」

 

平日の昼過ぎ、爺さんしか居ない温泉の湯船でそう呟いた。

くそう、電たちの様子が見たい。

あ、いや、邪な思いなんかないぞ!

 

 

 

~電~

 

「金剛さん・・・おっきいのです・・・」

 

「電も大きくなればこのくらいなりマ-ス!」

 

「くッ・・・!」

 

司令官さんと温泉に出かけた。

今は脱衣所だ。

 

「私だって・・・十分いい年なのにィ・・・!」

 

「ア、アンドロメダはその・・・そのままでも可愛いヨ?」

 

「そのままでもってなんですかぁ!!あれですか!勝者の余裕ってヤツですか!!ちくしょうめ!」

 

「お、落ち着くネ・・・」

 

アンドロメダさんが自分の胸と金剛さんの胸を比較して暴れていた。

でも・・・アンドロメダさん・・・私からしたら十分なのです・・・

 

「アンドロメダさん・・・サイズおいくつなのです?」

 

「Cですよ!金剛さんくらいがいいのにぃー!」

 

「・・・私からしたら十分なのです・・・」

 

・・・ちくしょう。

あ、心が荒んじゃう・・・

 

「は、早く中に入るのです」

 

「そうネ-」

 

「おっぱい・・・」

 

アンドロメダさん・・・・・・

私への当てつけですか?(ニッコリ

 

「あったかいネ~」

 

「そうですね~」

 

「ケストレルさんもついて来ればよかったのになぁ・・・」

 

「秘書艦代理だし仕方ないのです」

 

でもやっぱりみんなで来たほうが楽しい。

あ、でもやっぱ空母とか戦艦組は・・・うっ・・・泣きそうなのです・・・

 

 

 

 

 

 

~ケストレル~

 

「ぬあああああ!!!私だって温泉行きたいぃぃぃ!!!」

 

「落ち着いてください」

 

「だってぇ~・・・いそかぜはどうなのー?」

 

「う~ん・・・私は特に・・・」

 

ああああ~・・・温泉行きたいよぉぉぉぉ・・・

どうせなら彼氏と旅行に行きたいんだけど・・・

この前の空襲で負った怪我がまだ治んないんだもんな・・・

 

「あ、そうだケストレルさん」

 

「ん~?何?」

 

「彼氏さんと使ってあげてください」

 

「ん?なにこれ?」

 

いそかぜから薬の入ったような箱を渡される。

0.01mm・・・何のこと?

 

「これって何?」

 

「コンド○ムですよ」

 

「ファッ!?」

 

「ほら、ケストレルさんだってお年頃ですし」

 

「い、いやいやいやいや!!!私そんな・・・」

 

「この年くらいのカップルならみんなしてますよ?」

 

み、みんな!?うぅ~・・・確かに興味はあるけど・・・

 

「う~・・・」

 

「顔真っ赤にして可愛いですね」

 

「んにゃっ!?な、何言ってんのー!!」

 

「冗談です。それでどうですか?」

 

「ど、どうって?」

 

「ほら、彼氏さんと」

 

「うぇ!?そ、そりゃ・・・その・・・あの・・・うぅ・・・」

 

「大丈夫ですよ、彼氏さんだってきっと喜んでくれますよ。まぁ最初は戸惑うかも知れませんが」

 

「そ、それは分かってるけど・・・やっぱり最初は・・・その・・・痛いって言うじゃん・・・?」

 

「ん~・・・人によりますよ?」

 

「個人差あるの・・・?」

 

「私の場合、そんなに痛くなかったですよ?うらかぜが上手かったのかな?」

 

そりゃ女同士ですからね!

 

「でも大丈夫ですよ。ちゃんと手順踏めばそんなに痛くないですから」

 

「む、向こうがそれ分かってるかなぁ・・・」

 

「そこはケストレルさんが・・・」

 

「私そんなエッチな娘じゃないもん!」

 

「今時の女の子って男の人よりその辺詳しい気がするんですが・・・」

 

なんて軽い猥談に花が咲いていた。

う~・・・最初が怖い・・・

 

「処女と話すのは結構楽しいですね」

 

「なっ!?」

 

「こう・・・染めていくところが最高です」

 

「このドS-!!」

 

「褒め言葉です」

 

「腹立つー!!」

 

なんて話をしていると・・・

 

「おーす、ただいま」

 

「あ、司令官。おかえりなさい」

 

「ただいま~。あれ?なんでケストレルそんなに真っ赤なんだ?」

 

「う、うるさい!」

 

「どうしたんだいったい」

 

「聞くなー!!」

 

「ちょっと私の経験談と助言を話していただけですよ」

 

「にゃああああああああああ!!!!」

 

もうここいやあああああああ!!!

私はそう叫んで司令室を飛び出していった。

 

 

 

 

 

~提督~

 

「・・・お前、あんまりケストレルをイジメんなよ・・・」

 

「イジメてないですよ」

 

「まぁ、ほどほどにな」

 

さて、さっぱりしたし鎮守府の武器弾薬の管理でもしようかな

 

「いそかぜ、あとは電と交代してくれ」

 

「分かりました。あと、お願いしますね」

 

「はい!お任せなのです!」

 

「うし、とりあえず期限が近い弾薬がないかチェックだな」

 

このチェックがまた骨が折れる。

一応リストをパソコンに作成しているので検索は楽だが・・・

量がな・・・

 

「あ~・・・多い・・・」

 

気分転換にテレビでもつけよう・・・

適当にチャンネルを合わせてチェックを再開する。

その時だった。

突然、大きな爆発音にも近い音が響いてきた。

 

「ん?なんか爆発したか?」

 

「事故・・・ですかね?」

 

鎮守府内ではなさそうだが・・・

まぁ、こんだけ大きい音なら明日のニュ-スにでも上がるだろ。

そんな軽い気持ちでいた。

その時、テレビの番組が突然ニュ-スに切り替わる。

 

<<き、緊急ニュ-スをお伝えします!>>

 

えらく取り乱したアナウンサ-がしゃべっている。

 

<<先ほど、東京湾上空、100mの地点で大きな爆発が発生しました!被害は東京湾沿岸地域で建物が崩壊したとの情報が・・・>>

 

「何?」

 

「東京湾上空・・・」

 

電と二人でニュ-スに見入る。

 

<<負傷者などは不明ですが、おそらく数百人規模に上ると思われ・・・あ、今、爆発の瞬間の映像が届きました!>>

 

俺は今のうちに防空指揮所に連絡を取る。

 

「東京湾上空で大規模な爆発があったらしいんだが・・・レ-ダ-に何か映っていたか?」

 

<<今ニュ-スで出ているヤツですね。えっと・・・いえ・・・何も映っていません>>

 

「ミサイルや爆弾の類ではないか・・・」

 

そんな話をしていると・・・

 

「司令官さん!!」

 

「どうした?」

 

「あれ・・・」

 

テレビを電が指さしている。

そこには爆発の瞬間が流れていた。

 

<<映像では一瞬黒い筋のようなものが見え・・・>>

 

黒い点が一瞬だけ映り、空中でキノコ雲が発生するほどの大爆発を起こしていた。

しかし、その点が通った後一瞬、雲のような物が形成されている。

 

「まさか・・・燃料気化爆弾か!?」

 

「それって何なのですか?」

 

「空中に揮発性燃料を放出して引火させ大爆発を起こす兵器だ・・・まさか・・・」

 

急いでまた防空指揮所につなげる。

 

「おい!あの爆発、気化爆弾の可能性が高いぞ!本当にレ-ダ-には何もなかったのか!」

 

<<それが・・・一瞬だけレ-ダ-に筋が・・・>>

 

「なんで報告しない!」

 

<<すみません、バグかと・・・>>

 

「分かった、これ以上は追及しないが・・・次は見落とすな!それから情報班に映像の調査を」

 

<<それはすでに完了しています、あとは結果待ちです>>

 

「分かった、また連絡してくれ」

 

<<了解>>

 

まずいな・・・深海棲艦の攻撃か・・・それとも他国からの攻撃か・・・

深海棲艦の一般的な技術能力を見れば気化弾頭はまだ製造できないはずだ。

出来ても極少数のはず。

だが、後者の他国・・・それこそもっとありえない。

このご時世に侵略攻撃を仕掛けても第三勢力として深海棲艦が介入することになる。

それにどちらの国も侵略される可能性だってある。

しかし、深海棲艦ならステルス攻撃機を使用したのか・・・?

いや、それならレ-ダ-に跡が残るはずだ。

巡航ミサイルの可能性も低い。

となると残っているのは・・・

 

<<提督、調査結果が出ました>>

 

「俺もある程度推理してみたよ」

 

<<推理の結果はどうですか?>>

 

「・・・大陸間弾道ミサイル・・・それならレ-ダ-にも映らない」

 

<<・・・ビンゴです。あと、悪いニュ-スと良いニュ-スがありますが>>

 

「じゃあ、悪いのから頼む」

 

<<あの弾道ミサイル・・・深海棲艦です。またステルス能力を有しています>>

 

「深海棲艦?深海棲艦製ではなくてか?」

 

<<はい、あの弾道ミサイル・・・発射時に指示された目標への攻撃が困難な場合、自らの意志で攻撃を行えるようです>>

 

「なんでその情報があんな一瞬で・・・」

 

<<それは企業秘密です。あと、これが最悪かもしれませんが・・・>>

 

「まだあるのか・・・」

 

<<あの攻撃はデモンストレ-ションです。本命は・・・『熱核弾頭』です。それも・・・東京の霞が関程度の人口なら蒸発してしまうほどの威力です>>

 

「さいっっあくだな・・・」

 

<<あと、いいニュ-スですが・・・>>

 

その時、テレビが犯行声明文?のようなものを流しだす。

 

「ちょっと待ってくれ」

 

「司令官さん、核兵器っていうのは・・・」

 

「まってくれ、テレビが何か・・・」

 

音量を上げる。

 

『日本国政府・・・いや、全世界に通告する。我ら深海棲艦は強大な力を手にした。これよ侵攻を開始する。人間ども、無条件降伏をするのならその身を保証しよう。ただし、邪魔をするようであれば一匹残らず殲滅する。また、最後に警告する。我々の保持するミサイルの弾頭は"通常に非ず"。以上だ。』

 

「ふざけやがって・・・」

 

「司令官さん・・・」

 

「一匹残らず殲滅だぁ?そのままそっくり返したらァ!」

 

ただ、向こうの核兵器の量が分からない以上、下手に攻撃に出て斉射されれば世界が核の炎に包まれる事になる。

気化弾頭であの威力だ。

通常弾頭でも都心に落ちれば大惨事だろう。

 

「情報部・・・いいニュ-スって言うのは?」

 

<<ヤツらのミサイル発射基地を特定しました>>

 

「それはどこだ!」

 

<<・・・ハワイ・・・パ-ルハ-バ-です。現在は強固に要塞化されています。あと・・・もう一つあります>>

 

「あと一か所はどこなんだ」

 

<<ミッドウェ-です>>

 

「キツイ戦いになりそうだな・・・」

 

<<まだ不十分な情報が多いですので調査を続けます>>

 

「了解した」

 

とんでもない事になったな・・・

日米の連合艦隊で突撃するか・・・

いや途中で発見される・・・

 

「くそ・・・」

 

「あの・・・司令官さん」

 

「何だ?」

 

「その・・・海の中から狙い撃ちなら・・・」

 

「海の中から・・・そうだ!」

 

そうだ、うちにも弾道ミサイルがある。

しかも取っておきの秘密兵器が・・・

 

「電、作戦を練ろう。それを後から本部に送りつけるぞ」

 

「了解なのです!」

 




核兵器はやりすぎた感あったけどいいよね!
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