横須賀鎮守府の日常   作:イーグルアイ提督

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書いてて若干砂糖吐きそうになった(

あと一昨日、タナカ製の99式短小銃購入したぜぃ!
とりあえず99式にホロサイトとIRレーザーつけてパラミリ風装備でサバゲに行こうヽ(゚∀。)ノ




電の仕返し

「んぐぁぁぁぁ・・・・」

 

背伸びをしたらそんな声がでた。

いつも通りの事務仕事・・・。

 

「お疲れ様なのです」

 

「ホント疲れた・・・」

 

電が持ってきてくれたお茶を啜りながら残りを片付ける。

大体は各部署からの最終確認関係の書類だった。

主にハンコを押すだけだが。

 

「自動ハンコ押し機とか発売されないもんかな」

 

「そしたら司令官さんの仕事なくなっちゃいますよ?」

 

「軍人は仕事無いくらいが丁度いいの」

 

「それサボりたいだけなんじゃ・・・」

 

「む、人聞きが悪い」

 

そんな感じで電と談笑しつつハンコを押していく。

その時電話がなった。

 

「はい横須賀鎮守府」

 

《どうも提督、大本営だ》

 

「うぇ・・・なんですか・・・」

 

《あからさまに嫌そうな声を出すんじゃない。傷付くだろうが》

 

「メンタル弱いなオイ。それでなんですか?」

 

《いや、こっちから送った訓練命令の書類に目を通してくれたかなと思って》

 

「書類?いや、来てないですよ」

 

《おかしいな・・・トンツーで送ったのに》

 

「そりゃ分かるわけないわ!!ウチの通信班員に和文モールスの勉強させて無かった俺も悪いけどそもそもモールスで命令来るなんて想定外なんだよ!!」

 

電話機に向かって怒鳴りまくる。

 

《え・・・だって昔・・・》

 

「昔じゃねーよ!!今何年だよ!!もっと別の手段使えバカタレ!!」

 

《わ、分かったから落ち着いて・・・そうだLINEで》

 

「アンタに情報保全って単語は無いのかよ!!陸軍の前期教育でもいってこい!!」

 

《じゃあどうやって送れというんだ・・・》

 

「専用の回線とか使って送信すればいいだろうが!!」

 

《そんなものは無い。》

 

「無いのかよ!!」

 

ダメだこの軍隊。

電にどうにかしてくれと目で合図したが苦笑いで返された。

 

「はぁ・・・じゃあこっちからヘリ出すんでパイロットに書類渡してください・・・」

 

《分かった、ついでに訓練資材もそこに積んでおくよ》

 

「了解です・・・」

 

そして電話は切れた。

 

「はあ・・・あいつらの頭は何年前で停止してんだ・・・」

 

「何か毎回の事で見慣れちゃいましたね」

 

「なんかすまん・・・」

 

俺はそのまま電話で飛行班に大本営まで飛んでくれと指示を出した。

なんかもう疲れた。

 

「電・・・ちょいと来てくれ」

 

「なんですか?」

 

「俺に癒しをだな・・・」

 

「癒し?はわっ!!」

 

抱きまくらみたいに電を抱いた。

あぁ・・・いい匂い・・・

 

「ちょ、ちょっと司令官さん!」

 

「もう俺のメンタルは限界なんだちょっと許してくれ」

 

「・・・分かったのです、でも今日だけなのです!」

 

「はいはい」

 

「・・・聞いてます?」

 

「聞いてます」

 

電を抱きしめたままそう返した。

最近、忙しくてこんな感じに出来なかったからここで電の成分補給だ。

 

「司令官さん、も、もう離してなのです!」

 

「えー・・・もうちょい」

 

「もうちょいじゃないのです!見られたら恥ずかしいのです・・・」

 

「大丈夫、大丈夫」

 

電の頭に俺の顔を押し付けたままそう言った。

 

「絶対大丈夫じゃないのです!バカップルとか言われるのです!」

 

「大丈夫、大丈夫」

 

「・・・聞いてませんよね?」

 

「大丈夫、大丈夫」

 

「むぅ・・・こうなったら・・・」

 

電は電話に手を伸ばした。

 

「離さないとここの電話でアメリカ合衆国に宣戦布告するのです!」

 

「さぁ仕事に戻るぞー!」

 

速攻で電を離した。

ここの番号でそんな事された日には第三次世界大戦が起こる・・・

 

「電・・・脅しがシャレになってない・・・」

 

「そういうのは2人きりの時限定なのです!」

 

「今も2人きり・・・」

 

「そういう意味じゃないのです!2人ってお部屋に帰ってからの話なのです!それならその・・・何してもいいのです・・・」

 

電は顔を赤くしてゴニョゴニョと喋った。

めちゃくちゃ可愛い。

 

「ん?今なんでもって?」

 

「な、なんでもなんて言ってないのです!」

 

「え、でも今何してもいいって・・・電も溜まってるんだなー」

 

俺はちょっと悪い顔をして電をからかってみた。

電は顔を真っ赤にしてプルプルしてした。

そして・・・

 

「司令官さんがイジメるのですぅぅぅぅ!!」

 

「あっ」

 

執務室を飛び出していった。

 

 

〜電〜

 

司令官さんのアホ!ド変態なのです!ちょっと頭冷やすといいのです!

そりゃ私だってここ1ヶ月くらい司令官さんと・・・

 

「んにゃぁぁぁぁ!!」

 

なんかモヤモヤして廊下でちょっと大声だした。

 

「うひゃぁ!?い、電?」

 

「ま、マーフィさん?」

 

車椅子のマーフィさんが近くにいた。

 

「まだ足は治らないのです?」

 

「うん、医者に診てもらったけど艤装を付けてないと歩くのは難しいかもって」

 

「そうですか・・・」

 

「そんな顔しないで。車椅子生活にも慣れたから大丈夫よ。ところでどうしたの?」

 

「ちょっと司令官さんと・・・」

 

私はマーフィさんにさっきの事を話す。

 

「くっ・・・・砂糖吐きそうなくらい甘いわね・・・」

 

『じゃあマーフィさんも私と砂糖吐きそうなくらいイチャイチャします?』

 

「なんでアンタが出てくんのよ!!」

 

「あ、シンビルスクさん」

 

もう幽霊を見慣れた感じがするのです・・・

 

『電さんも最近私を見慣れた感じがしますね、驚いてる時が可愛かったのに・・・』

 

「アンタこの子にまで手を出したら司令官ブチ切れるわよ」

 

『私寝取られ物は嫌いなので大丈夫です』

 

何の話か分からないけど何故か鳥肌がたった。

 

「そうだ電、司令官の意地悪な事にはこっちもお返ししましょうか」

 

マーフィさんはちょっと悪い顔をして言う。

 

「まず電は2〜3日くらい司令官を避けるようにして部屋に籠るの」

 

「お部屋にですか・・・でも私のお部屋・・・」

 

「それは私の部屋使わせてあげる、それで私が代わりに司令官に電が怒ってるって伝えてあげるわ」

 

「それでどうするのです?」

 

「これで少し頭冷やすんじゃないかしら」

 

「・・・」

 

任務で会えないなら仕方ないけどこうやって2〜3日会えないのは私も辛い。

 

「まぁ電が辛くなったら止めればいいわ」

 

「うーん・・・」

 

ただちょっと司令官さんのイタズラには困ってる所があるのでやることにした。

 

「・・・やるのです!」

 

「じゃあはい、これ」

 

「なんですかこれ?」

 

「盗聴器みたいな物よ」

マーフィさんは軽くウィンクして渡してきた。

そしてシンビルスクと一緒に執務室に向かっていった。

・・・大丈夫かな

 

 

〜マイケル・マーフィ〜

 

さてどんな顔するやら

 

「司令官いるかしら」

 

「ん?どうぞー」

 

『失礼しまーす!』

 

「お前も一緒かい!」

 

『ひどいですね、私とマーフィさんは愛を誓い合った仲なんです』

 

「断じて違う」

 

変な誤解招きそうだからやめてくださいホントに!

 

「あぁ、うん・・・ほどほどにな」

 

ほら招いてるー!

 

「あの、司令官。本題なんだけどいい?」

 

「あぁ。まぁそれもいいんだが電見なかったか?」

 

「見たわよ、その時すっごく怒ってたけど」

 

「!?」

 

「2〜3日くらい私の部屋に籠るって言ってたわ」

 

「そうか」

 

あれ、意外と冷静。

 

「ずいぶん冷静ね」

 

「当たり前だろ。指揮官が不測の事態で混乱したら全員死ぬ事になる。とりあえず電お茶をくれ」

 

ダメだめちゃくちゃ混乱してる。

 

『はい、司令官さん』

 

なんでアンタが電の真似をしてるのよ

 

「おお、ありがとう。あれ?電なんか透明になってね?」

 

『あはは、何を言ってるんですか。私は元々透明ですよ』

 

「おっとそうだった、はっはっはっ!」

 

『あはは』

 

なんだこれ!

 

「シンビルスク、ふざけてないで帰るわよ・・・司令官も電帰って来たらちゃんと謝りなさい」

 

「うわぁぁぁぁ!!消えないでくれ電ぁぁぁぁ!!」

 

「聞きなさいよ!!」

 

「うわぁぁぁぁ!!」

 

話しても無駄そうなので部屋をでた。

とりあえず作戦成功?

その時、ジェームズとすれ違った。

 

「あら」

 

「お姉ちゃん、どうしたの?」

 

「ちょっとね、今司令官暴走してるから気をつけて」

 

「暴走・・・何してるのあの人・・・」

 

 

〜ネイサン・ジェームズ〜

 

「入るよ」

 

ドアをノックするが返事がない。

 

「司令官?」

 

開けて見ると小麦粉の袋から粉を出してまるで麻薬みたいな状態にして吸おうとしてた。

 

「・・・なにやってんの?」

 

「この粉吸うとね、気持ちよくなるんだよー!たーのしー!」

 

「・・・どうしたの?」

 

「君もこの粉を吸いたいフレンズなの?」

 

「フレンズってなんの事言ってるさっぱりなんだけど」

 

「たのしー!」

 

「おいコラ、日本語喋れ」

 

目が逝ってる。

 

「あなたは怒る事が得意なフレンズなんだね!」

 

「いい加減にしてくれないかな」

 

「大丈夫!フレンズによって得意な事と苦手な事違うから!」

 

「いい加減にしろボケナス」

 

私は思いっきり司令官の頭を引っぱたく。

 

「はっ・・・!俺は一体何を・・・!」

 

「なにそのテンプレみたいな気づき方」

 

「あぁ、ジェームズか。どうした」

 

「どうしたってこれ、司令部に書類取りに行かせてたんでしょ」

 

「あ、あぁ、ありがとう」

 

「それより電は?どうしたの?」

 

「・・・・」

 

司令官は黙り込む。

大体予想がついた。

 

「どうせ余計な事して電怒らせたんでしょ?」

 

「なぜ分かった」

 

「そんな顔してたから」

 

私はタバコを取り出して火をつける。

 

「司令官も吸っとく?」

 

「俺は止めたって。それよりもここで吸うなって何回言えば・・・」

 

「いいじゃん、どうせ私以外吸う人居ないんだから」

 

「まぁそうだけど・・・」

 

「それで、書類の内容なんだったの?」

 

「ん・・・あぁ、艦娘の陸戦訓練か・・・」

 

「へぇ、陸戦訓練。楽しそう」

 

司令官は書類に目を通していく。

私はヘリから下ろされる訓練機材を眺めていた。

 

「やり方は各鎮守府に任す・・・訓練機材は・・・」

 

司令官は大きなため息をついた。

 

「今どきバトラーも無しでチームを分けて戦闘訓練なんてやらないぞ・・・」

 

司令官はほれという感じで訓練機材の目録を渡してきた。

 

「うわ・・・」

 

小銃類は38式歩兵銃や99式短小銃。

弾薬はペイント弾・・・

 

「この訓練器材は無かったことにしてウチはうちのやり方でやるか・・・」

 

「どうするの?」

 

「たぶんコレは敵泊地に上陸して司令部陥落を目指すための訓練だろうな。陸戦隊の到着を待ってる時間も惜しいしな」

 

「なるほどね」

 

「ジェームズは車運転出来るか?」

 

「大型までなら大丈夫だよ」

 

「武器庫に行って、これだけ全部あるか見てきてくれないか?」

 

「武器庫ってここの建物にないの?」

 

「あるにはあるが基本自衛用の装備しか置いてないからな、この鎮守府で使う大半の装備を収めてる武器庫がここから2キロ位のところにある」

 

「そうなんだ。了解」

 

私はメモを持って外に出る。

えーっと・・・小銃はM4A1が20、Mk18mod.0とmod.1それぞれ10づつ・・・

 

「CQB向きの装備・・・だね」

 

実際、敵司令部となると施設内での戦闘になるだろう。

そう考えるといいかもしれない。

私は司令官に言われたハンヴィーに乗り込み武器庫に向かった。

 

 

〜提督〜

 

「電ぁぁぁ・・・」

 

1人机につっぷして呟く。

 

「うおおおお!!帰ってきてくれええええ!!俺が悪かったぁぁぁぁ!!」

 

叫ぶのはいいが虚しくなる。

 

「はぁ・・・いいや、訓練の事考えよ・・・」

 

上陸して敵司令部制圧となると大火力の戦艦、イージス艦はなるべく洋上に残したい。

対潜警戒はイージス艦の哨戒ヘリとソナーで大丈夫だとは思うが装甲もあり、対潜戦闘も可能な軽巡も残したい。

そうなると重巡と駆逐、潜水艦娘を重点的に訓練するか。

 

「重巡に指揮を任せて、ちっこくて素早い駆逐艦がライフルマンあたりか・・・潜水艦は隠密行動が得意だから破壊工作・・・」

 

バトラーシステムがあったからあの子達に痛い思いをさせる事はないだろうが、実際に弾丸が飛んでくるという事は分からないかもしれない。

訓練後半でペイント弾使うか・・・

 

「まぁ、これでいいか・・・」

 

一息ついてコーヒーを飲む。

1人だけの執務室でぽけーっと天井を眺めていた。

 

 

〜電〜

 

・・・執務室にはやく戻ってあげたいけど・・・

 

「うぅぅぅ・・・」

 

マーフィさんも今居ないし・・・

 

「んにぁぁぁぁ!!私はどうすればいいのですー!!」

 

『どうもこうも、自分に正直に行動したらいいと思いますよ』

 

「はにゃっ!?」

 

『心配なんでここでさっきからずっといましたよ』

 

いつまにかシンビルスクさんが部屋にいた。

 

「正直に・・・」

 

『提督さんもだいぶ反省してると思うし、大丈夫じゃないですか?』

 

「そうですね!私戻るのです!」

 

マーフィさんの部屋を出て執務室に向かう。

 

『提督さんと距離置くみたいな事言って約30分で戻るとは・・・』

 

何か聞こえた気がしたけど気にしない。

 

「司令官さん?入るのです」

 

だが返事がない。

もしかして・・・

 

「司令官さん!!」

 

ドアを思いっきり開けると机に突っ伏して寝ていた。

 

「ね、寝てたのですか・・・変な心配しちゃったのです・・・」

 

司令官さんに毛布を掛けてあげて机に乗ってる書類をまとめる。

 

「ふぅ、こんなもんなのです」

 

わかりやすいようにまとめて、私はソファーに座った。

ぼけーっとしながら天井を眺めた。

 

「今日はなんか暖かいのです」

 

そう呟いてお茶を入れて元の位置に座る。

お茶を啜りながらいつ起きるのだろうと司令官さんを眺めた。

 

「可愛い寝顔なのです」

 

なんて呟いた時だった。

 

「んぐ・・・んごぉぉぉぉぉ」

 

「おっさんみたいなイビキなのです!?」

 

熟睡していた。

私はその姿を眺めながらお茶を飲んだ。




ここまで書き切るのにけものフレンズのOP、10ループくらいした(
けものフレンズの放送日までが遠い・・・1週間が長い・・・
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