横須賀鎮守府の日常   作:イーグルアイ提督

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警備任務

「さむっ!もうこんな季節か・・・」

 

朝起きて窓を開けると冷たい風が流れ込んでくる。

ついこの間発動された中規模作戦が第二海域まで進攻できた。

・・・秋月があの海域にいるとは思わなかったけどな・・・

しかもアンドロメダに積んであるCIWSにシ-スパロ-にRAMに興味津々だ。

 

「さて・・・仕事仕事」

 

司令室に向かう途中で朝起きてきたばかりの電と出会った

 

「お、電。おはよ」

 

「あ!司令官さん!おはようございます!」

 

「あれ?イメチェンしたか?」

 

「はぇ?」

 

電は?と言う顔をしたが今日は髪を下ろしている。

 

「ほら、髪を下ろしてる」

 

「あ、これは髪を上げてると首元が寒くて・・・」

 

なぜか申し訳なさそうな顔をする

 

「んな申し訳なさそうな顔するな。似合ってるよ」

 

「はわわ!?お、お先にいくのです!」

 

顔真っ赤にして走っていった。可愛い。

 

「そういや今日は作戦あったっけ・・・」

 

とりあえず司令室にPCを確認する

 

「ん・・・何だコレ」

 

一通のメ-ルが入っていた

 

「・・・警備任務かよ・・・」

 

めんどくせぇ・・・いや、俺は疲れないがあの子たちが疲れるからな~・・・

どうすっかな・・・と悩んでいると続々と起きて来た艦娘が司令室にあいさつに来る

 

「隊長!おはよ!」

 

「お、ケストレル。ちょうどよかった今日遠征とかの予定あるか?」

 

「ううん、ないけど?」

 

「シンファクシとか引き連れて警備任務行ってくれるか?」

 

備蓄資源もたくさんあるしな

まぁ、正面海域だからそんなに遠くはないだろう

 

「いいよー!あ、そうだ!秋月と浜風も連れてっていい?」

 

「いいけど、もう打ち解けたのか?」

 

「うん!しかしあの浜風って娘・・・えぇ乳しとるのぅ・・・」

 

「おいお前いつからそんなキャラになった」

 

「え、何の話?」

 

すっごい笑顔で言ってきますねアナタ。

 

「まぁいいや・・・とりあえず1200から行ってくれるか?今、渾作戦でこの鎮守府の戦力のほとんど出払ってるみたいだから」

 

「隊長は行かなくていいの?」

 

「う~ん・・・まぁ、あんまり行く気ないからいいかな」

 

「ふ~ん・・・ま、分かったよ!じゃぁ伝えてくる!」

 

「おう、よろしくな」

 

ケストレルはひさびさの出撃で少し嬉しそうだ

 

「そういえばこの前ヴィルヴェルヴィントだっけ・・・どんな装備なんだ?」

 

書類に目を通す。

 

「ええっと・・・38cm連装砲に5連装酸素魚雷に12cm両用砲に・・・」

 

へぇ5連装酸素魚雷持ってるのか。

んで機関がっと・・・

 

「機関が・・・・・・・・・・・おかしくね?」

 

明らかにおかしな表記あるんですが・・・

複合サイクルエンジンとか言うのが主機とかと別枠で書かれてる

・・・そういや背中の艤装についてたな・・・

速度は超速て・・・超速てお前・・・

そんなこと思ってるとヴィルヴェルヴィントが起きて来た

 

「Guten Morgen!今日は出撃あるの?」

 

「おはよ。今日は・・・ん~・・・お前はオフだな」

 

「やったー!実は今日レ-ベとマックスとお買い物行きたかったんだ!」

 

「お、じゃ楽しんで来い!晩飯までには帰って来いよ」

 

「うん!」

 

後から挨拶に来たレ-ベとマックスを引き連れて司令室を出て行った。

さてと・・・まずは書類から片付けるか・・・

すると電が朝ごはんをもって司令室までやってきた

 

「司令官さん、朝ごはん持ってきたのです!」

 

「ん?あ、すまんな。」

 

「いっつもカップラ-メンじゃ体に悪いのです!」

 

「だなぁ・・・食生活変えねば・・・」

 

朝ごはんはト-ストにハムエッグと言うシンプルなものだったがカップ麺食べるよりはいいだろう。

 

「ああ・・・クソ・・・またコレか・・・」

 

「どうしたのです?」

 

それは空軍に戻ってこないかと言う手紙だった。

 

「空軍・・・ですか・・・」

 

電はさびしそうな顔をする

 

「そんな顔すんなって。空軍に戻る気はないよ」

 

「ホントなのです?」

 

「ほんとほんと」

 

すると安心した顔をする。

まぁ・・・あんなむさ苦しい場所よりはこの鎮守府のほうがいい。

仕事はキツイがな。

 

「あれ・・・なんだこれ」

 

何かを請求する書類が来てた。なんだこれ

 

「ええっと・・・あ、請求じゃないな・・・消費報告書・・・?」

 

そこには・・・

 

「・・・・・・・・・・・・・赤城ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

「はわぁ!?!?」

 

「あんの大食い女王があああああああああ!!!!!」

 

ボ-キ2万も使いやがって!!!

 

「し、司令官さん落ち着いて!」

 

「落ち着いてられるか!」

 

電は少しおびえた顔をして我に返った。

 

「あ、あぁ・・・すまん。我を忘れてたよ」

 

「も、もうびっくりなのです!」

 

「すまんって」

 

なんてことしてるうちに昼になり警備に行く艦娘が集合してきた

 

「ケストレル以下6隻で警備任務に行ってまいります!」

 

「おう!気をつけて行って来い!」

 

「行ってらっしゃいなのです!」

 

「お、電ちゃんに元気もらったから私がんばるよ!」

 

「あ、あはは・・・」

 

そしてぞろぞろと司令室から出て行った。

 

「ふぅ・・・何も起こらなきゃいいけどな」

 

「あのメンバ-なら大丈夫なのです」

 

「そうだな・・・」

 

俺は司令室から海面を進むケストレルたちを見送っていた。

 

~ケストレル~

 

「さてさて・・・全機発艦!」

 

私は偵察機を発艦させる。

彩雲と言うレシプロ機を赤城さんから貸してもらった。

この子なかなかいいのよねぇ・・・

 

「敵機!敵機はいないかな!」

 

「あ、秋月・・・こないことを祈ってほしいんですけど・・・」

 

敵機を探す秋月の横で浜風が困惑した表情で話しかけていた。

 

「ふふ・・・仲良しですね」

 

アンドロメダは笑顔をその様子を見ていた。

 

「そうだねぇ・・・ってあらら・・・見つけた」

 

「敵ですか?」

 

「うん・・・ってうおおおおい!マジか!!!」

 

「ど、どうしたんです!?」

 

「フラッグ戦艦2隻とヲ級エリ-ト1、駆逐フラッグ3、重巡2!」

 

えらい主力出てきたなぁ・・・まぁ、シンファクシもいるし・・・先制攻撃と参りますか!

 

「全機へ!対艦戦闘!ミサイルをタ級にぶち込みなさい!戦力の差を見せてやって!」

 

<<了解!攻撃開始!>>

 

さて、こっちも対艦戦闘と行こうかね

 

<<ケストレル!いいか、もし攻撃を受けたらすぐに撤退しろ!いいな!>>

 

「どうして?大丈夫だよ隊長」

 

<<お前らの編成は一発一発が致命弾になりかねないんだ!>>

 

「ああ・・・なるほど・・・分かったよ隊長」

 

まったく心配性だなぁ・・・

すると攻撃機から対艦ミサイル命中、タ級撃沈の報告が入る。

 

「ナイス!」

 

「ケストレルさん!敵の無線らしきものを傍受しました!」

 

「え、向こう無線なんて使ってるの?」

 

無線をリンクしてもう

ちなみに秋月は・・・

 

「敵機!敵機来い!」

 

「いやだから来たらマズイですって!!」

 

「ええ~・・・いいじゃん浜風~・・・」

 

平常運転だった。

とりあえず無線を聞くか・・・

 

<<タ級さん!向こうの攻撃は強すぎます!撤退しましょ!>>

 

<<ダメだ。>>

 

<<こちら提督。タ級の言うとおりだ。撤退は許可しない>>

 

<<なんで!>>

 

<<戦力の差など関係ない。敵を沈める。それがお前らの仕事だろう?>>

 

<<しかし・・・このままじゃ全滅も・・・>>

 

<<兵器のクセに死ぬのが怖いのか?>>

 

<<タ級さん!>>

 

<<タ級の言うとおりだ>>

 

ひっどい提督・・・・・・・提督!?!?

 

「ケストレルさん、目標を照準に収めました。」

 

「待って浜風。」

 

「どうしてです?」

 

「何か動きがおかしい・・・」

 

「確かにそうですね・・・」

 

もう少し様子を見よう・・・

 

<<でもタ級さん!この情報を持ち帰れば戦力を整えて出撃できます!撤退を!>>

 

重巡の一隻が前をふさぐ形で増速する。

 

<<我に従う艦は前方を邪魔する重巡洋艦リ級を撃沈せよ>>

 

あれデジャブ

 

<<撃ち方始め!>>

 

そして遠くから砲煙が見える。

同時に黒煙を上げて沈むリ級もだ。

 

<<チッ・・・無駄に撃ちやがって・・・おいタ級、ふざけてるんじゃねぇ>>

 

<<すみません提督。>>

 

<<まぁいい。お前らも分かったか。>>

 

<<・・・・こちらはヲ級。>>

 

<<んだヲ級、文句あんのか>>

 

<<仲間の撃沈を命じる旗艦とは行動をともにできない!私は投降する。同意する艦はついて来て!>>

 

<<旗艦に従わない艦は攻撃する!>>

 

<<私も行く!ヲ級待って!!>>

 

3隻の艦は離反してこちらに向かってきた。

しかしその間に新たな深海棲艦が海中から出てきた。

その数8隻。

 

「どうするの?ケストレルさん」

 

「待って・・・隊長、どうする?」

 

もしかしたら相手は傍受されているの前提で演技しているのかもしれない。やつらは潜水能力を有しているから沈没に見せかけることだってできる。

 

<<・・・・>>

 

「司令官・・・!もうトリガ-を引きそうです・・・!」

 

浜風は照準をずっとヲ級に向けたままだ。

 

<<・・・全艦に告ぐ、作戦変更!>>

 

そして一息つき・・・

 

<<目標は「味方艦隊」の護衛!いいか、絶対に一人も沈めさせるな!この鎮守府まで護りきれ!>>

 

「了解!!」

 

あ、思い出した・・・これセレス海と同じだ・・・

これはあの曲かけたいけど・・・

ま、いっか!

 

「浜風!いい?あのヲ級の後ろのヤツを撃って!」

 

「了解です!!」

 

そして発砲を開始した。

すると向こうから通信が入る。

 

<<こちらヲ級・・・投降します。攻撃を中止してください!>>

 

「中止?端からアナタ達を狙ってないよ!全速でこっちに来て!護ってあげる!」

 

すると少し涙声で・・・

 

<<・・・ありがとう>>

 

「お礼は鎮守府で!」

 

そのとき海中からミサイルが飛び出す。

 

「ちょ!ヲ級たちに当てちゃダメだからね!」

 

<<当てるかバカ>>

 

「アンタってヤツはぁぁぁ・・・・・・・!!!」

 

沈めたろかワレェ!!

 

<<・・・艦隊後方・・・「敵艦隊」・・・砲撃開始!>>

 

<<艦載機発艦!敵旗艦「タ級」を狙って!>>

 

そして遠くで小さな太陽がひとつ出来た。

シンファクシのニンバスだ。

見事にヲ級たちを外している。

 

「・・・流石ね」

 

<<褒められる筋合いはない>>

 

「アンタってヤツは・・・・・何でそんなに可愛げないかなぁ!?」

 

そして30分後・・・敵艦隊は全滅しヲ級たちと合流した。

やっぱり少しおびえている。

 

「始めまして!私は航空母艦ケストレル!」

 

「ヲ・・・ヲ級・・・です」

 

「そんなに怯えなくていいよ!提督は拷問とかそんなのする人じゃないから!」

 

しかし提督と言う言葉に少し怯えている。

 

「どうしたの?」

 

「いや・・・その・・・なんでもない」

 

「とりあえず帰ろう!」

 

そして私達は帰路についた。

 

~提督~

 

「これは・・・鹵獲・・・か?」

 

「そんな言い方しないの!」

 

ヲ級にリ級に・・・

 

「まぁ・・・なんだ。これからよろしく頼む」

 

「え、ええっと・・・その・・・引き渡したり・・・とか・・・」

 

怯えきった表情でヲ級は言って来るが・・・

 

「は?引渡し?んなもんするか。お前らは今から俺らの大切な仲間だ。」

 

「でも・・・この格好じゃ・・・」

 

「ん~・・・そうだな・・・じゃ、コレに着替えようか!」

 

駆逐艦用にセ-ラ-服を出す。

 

「どっから出したの!?」

 

「さあさぁ・・・着替えようか・・・」

 

「ヲッ!?ちょ、ちょちょ・・・!!」

 

ふへへへへへ、おじさん優しいから大丈夫だよ・・・ぐへへへへ

 

「やめんかアホ隊長!!」

 

「ひでぶっ!!」

 

あれ、意識が飛んじゃうぞ。なんでだろ。

あ、あれだ、妖怪のせいだ・・・・

ここで俺の意識は途切れた。

とにかくまた鎮守府に新たな仲間が入ってきた。

とりあえずヲ級には赤城の服を、リ級には利根型の服を、イ級は・・・・まぁ・・・うん。

まぁ、鎮守府がにぎやかになるな。

・・・・・・・・・・・・・・・・そういえば他の提督連中&将校からどうやって隠そう・・・




なんか戦闘シ-ンは微妙なんだよなぁ・・・ま、いっかw
あとカタカナじゃないのは書くと読みにくい!以上!w
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