「・・・・・どちら様?」
いきなりケストレルが司令室に何かケストレルによく似た子を連れて入ってきた。
「私の姉だよ!バ-ベット!」
「建造した記憶がございませんが・・・」
「だってこの子ヲ級だったもん!」
「うそ!?」
一瞬うそ付けぇ!と思ったが噂で深海棲艦の一部が過去の艦艇時代や艦娘時代の記憶を取り戻した時、艦娘になったとか。
・・・奇跡も魔法もあるんだよ!(錯乱
「あ~・・・えっと、バ-ベットだっけ?」
「ええ、そうよ」
「いきなりで紹介遅れたが俺はここの提督のイ-グルアイだ。よろしくね」
「よろしくお願いするわ」
「しっかしまぁ・・・妹のケストレルとは違ってデキる姉っぽい雰囲気だな」
「・・・隊長?表出ます?」
あらやだケストレルさん、額に血管湧き出てますわよ。
・・・・・・怖い。
「すんませんしたあああ!!」
「とりあえず、あいさつも終わったし行っていいかしら?いろいろあって疲れたわ」
「ああ、部屋はケストレルと一緒の使ってくれ。」
バ-ベットはケストレルに案内されて部屋に向かった。
それと入れ違いで電が入ってきた。
「お、電。どした?」
「さっきのバ-ベットさんに関する書類なのです!」
「ほいよ、どうも」
さて燃費とかは・・・
「あ、うん・・・予想通り・・・」
予想通り、いろいろ欠乏状態の大和さん10隻分以上ありますね・・・
あんまり出撃させれないな・・・
ちなみにこの大和さん10隻分というのはあのゲ-ジ一本分が10隻分であって完全に燃料弾薬を欠乏すると普通に1万は資材飛んで行く。
まぁ・・・現代艦艇だし仕方ないっちゃ仕方ないか・・・
「電、今日なんか予定とかある?」
「予定ですか・・・ん~・・・書類整理終わったら今日は何もないですね」
「お、じゃあ終わらせてどっか飯食いに行くか?」
「いいですか!?」
「おう!今日は第六のメンバ-全員で中華街でも行くか!」
「なのです♪」
電はごきげんで鼻歌謡ながら書類整理を手伝ってくれる。
その時、青葉がものすごい速度で飛び込んできた。
「司令官司令官司令官ー!!!」
「な、何だ?」
「スク-プですよ!!」
「またか・・・」
「またかとは何ですか!これ見てください!」
「ん?ええっと鎮守府に開かずの施設がある・・・?」
「そうです!しかもここでは・・・出るんですよ」
「今冬だぞ、幽霊の連中も冬期休暇中だ。」
「ゆ、幽霊さんってお仕事なんですか?」
「おう、時給840円で人驚かす仕事だぞ」
「司令官・・・お化け屋敷じゃないですよ!」
「んじゃ証拠は?」
「その言葉待ってました!これです!」
「どれどれ・・・」
一枚の写真を出す。
そこには・・・
「ひにゃあああああああああああ!!!」
俺より先に写真を見た電がものすごい悲鳴を上げて俺の後ろに隠れる。
いや、隠れるというより抱きついてる。
あぁ・・・極楽じゃ・・
「つーか、そんなに怖いのk・・・・ああああああああああああ!!!!」
「はにゃあ!?」
待て待て待て!!!!!シャレになってないぞ!!
「おい青葉!お払いしてんだろうなこの写真は!!」
「え?さっき撮ったばかりなんで何もしてないですよ?」
「いやあああああああああああああああああああ!!!!」
呪われる、確実に呪われる。
だってお前これ・・・写真の八割がものすごい形相の女の顔で埋め尽くされてんじゃねーか!!しかも一部色が濃かったり薄かったりで呪って文字になってるしいいい!!
一瞬加工かと思ったが加工の跡が無いからな・・・
「それで司令官、今日の夜ここ行きましょう!!」
「いやいやいや!!無理だから!!」
「・・・もしかして・・・幽霊怖いんですか?」
「べべべべべべ別にぃ?!ゆ、幽霊なんて怖くねぇしぃ?!」
「へぇ~・・・じゃあ行きましょう!」
「呪われそうだからヤダ!」
「じゃあ・・・スク-プですね・・・元米軍の提督の弱点発見!幽霊が苦手!でタイトル決定ですね!」
「よし、行こう。来いよ幽霊、呪いなんか捨てて、かかって来い!」
「では、2100に状況開始です!」
そういって青葉はそそくさと部屋を出た。
「電?もう大丈夫だぞ?」
「うううう・・・あ、ごめんなさい!!」
電は顔を真っ赤にして飛びのく。
ずっと俺に抱きついてたからな・・・
「電も夜に行くか?」
「うう・・・司令官さんが行くなら・・・」
「無理はしなくていいんだぞ?」
「ひ、秘書艦としてかんばるのです!!」
「お、おう・・・てか書類はあらかた終わったし、飯行くか」
「なのです!みんな呼んでくるのです!」
さて、夜の準備しとこうか・・・
とりあえず・・・CQBにバレルを変えておこう。
あとは・・・え?何の準備かって?んなもんお前、調査のためだろ。
とりあえずEoTechにフォアグリップ、AN/PEQ-16装備して・・・ストックはMOEに交換しておこう。
ふふふ、我がM4が活躍するときが来たようだ。
サイドア-ムはM9でいいか。
なんてことしてると電がみんなを連れてきた。
「司令官さん!準備OKなのです!」
「よし、行くか!」
鎮守府を出て街に向かう。
何食うかな・・・
「みんな何食べるんだ?お金は全部俺が持つから好きなの言ってくれ。高級中華でもいいぞ!」
「あ、暁は一人前のレディ-だから自分のぶんくらい払うわ!」
「ほ~・・・んじゃ財布見せてみ?」
「い、いやよ!」
「何で」
「だ、だって・・・そ、そうよ!お金ないわよ!悪かったわね!」
「お前見栄張るなよ・・・」
「いいじゃない!」
「んで、いくら入ってんだ?」
「い、一万円・・・」
「・・・・普通に自分の分払えるじゃねーか・・・」
「え、そう!?」
「おう、てか俺があげてた小遣いこつこつ貯めてたんだな。えらいぞ」
「えへ・・・えへへへへ」
やだ暁可愛い・・・
すると雷が・・・
「あー!暁ちゃんだけずるいー!しれーかん私にも!」
「ああもう・・・はいはい」
「ああ!ずるいのです!」
「司令官、私にもしてほしいな」
何この状況、僕もう死んでもいい。
なんてことしてるうちに中華街へ。
「よし!何食べる?」
「コ-ス系食べてみたいな」
「私も食べてみたいのです!」
「私もそれでいいわ!」
「れ、レディはフレンチがよかったけど・・・」
「じゃ、暁は一人フレンチで」
「じょ、冗談に決まってるでしょ!!」
「はいはい、てかお前一人ハブるわけないだろ?」
「し、知ってるわよ!」
とりあえず店の中に入る。
「どのコ-スにする?なんでもいいぞ?」
「私は日替わりで」
「私は四川料理!」
「私も雷ちゃんと同じなのです!」
「私は上海料理がいいわ」
「あいよ~」
俺は・・・うん、辛いの好きだし四川料理でいいかな。
「しかし外寒くなったな・・・ついこの間まで暖かかったのに」
「きっとあれよ!松岡○造が日本に居ないからよ!」
「ああ、すごい納得・・・」
「ねえ司令官、鎮守府に温泉は作れないかい?」
「ん~・・・温泉か・・・本部に聞いてみないとわからないな・・・」
そういえばこうやって第六のメンバ-とご飯食べにくるのは初めてかもしれない。
「このあとどっか行きたいとかあるか?」
「ん~・・・あ!あのタワーみたいなビルの最上階行ってみたい!」
「ランドマ-クタワ-か?いいぞ」
「私はお買い物行きたいのです!」
「私も電と同じで買い物に行きたいな」
「おし!暁は行きたいところあるか?」
「う~ん・・・そうね・・・あ!野毛山動物園行きたい!」
「動物園私も行きたい!」
「じゃあ、飯食ってランドマ-クタワ-行って、買い物したら動物園行くぞ!」
計画も決まったところで料理が出てきた。
「わ~!おいしそう!」
「ココ 料理長 中国行って修行して来たお店ヨ。味最高デスヨー」
最近片言のヤツが全員金剛に見えてきた。
なんてどうでもいいことはおいておこう。
「か、辛いのです・・・」
「電、このマ-ボ-豆腐はご飯と食べるといいわよ」
「やってみるのです!」
「日替わりもなかなかだね」
「んん~!!おいしい!ねえ司令官!私のと少し交換してみない?」
「お、いいぞ」
なんて楽しい時間が過ぎていった。
ランドマ-クタワ-では暁が高所恐怖症らしく涙目で俺にずっと抱きついていた。
可愛かった。
「お、もう7時か・・・早いな」
「もう真っ暗なのです」
「そうだな・・・また来ような」
「・・・この景色を護り通したいね」
「そうだな・・・」
そういえば今朝ODINから攻撃ぶち食らわしたのに街が案外騒がなかったのにはびっくりしたな。
てか・・・あと二時間ちょいで状況開始か・・・銃と弾薬は準備できた。
ちなみに弾薬は著名な知り合いの霊能力者の婆さんに頼んでお払いとかいろいろしてもらってる。
婆さんの弾薬渡されたときに「え、これをどうしろと?」という顔が忘れられん。
「電、帰ったら準備だぞ?」
「な、なのです」
ちなみに電の艤装もお払いしてもらってたりする。
そんなこんなで鎮守府に無事帰還。
「ふぅ~・・・あったか~い・・・」
「暁、何かおじいちゃんみたいだよ」
「し、失礼ね!」
雷、響、暁は楽しそうに話しながら寮へ帰っていった。
「さてと、行くか」
「が、がんばるのです!」
弾薬もある・・・NVGも装備したし大丈夫だ!
え?何でそんな重武装なのかって?お前相手がプレ○タ-だったらどうすんだよ!
「し、司令官・・・どんだけ重武装なんですか・・・電ちゃんも・・・」
「ははは。青葉よ、そんな装備で大丈夫か?」
「いや、プレ○ターがいるわけじゃないんですよ?」
「気分だ気分」
「と、とりあえず入りましょ・・・あれ、鍵かかってる」
「あ、ホントだ」
「仕方ないですね・・・とうっ!!」
青葉が渾身のキックを扉にお見舞いする。
見事に老朽化したドアは壊れた。
「よし・・・GOGOGO!」
「なのですー!!」
「司令官・・・ここタリバンの基地じゃないですよー」
「玄関クリア!」
「廊下側クリアなのです!」
「聞いてないですね・・・」
「よし電、慎重に行くぞ・・・」
「了解なのです・・・!」
「アンタら案外ノリノリだなオイ」
ふははは!タリバン基地襲った日を思い出すぜ!
「ん?電、今なんか言ったか?」
「え?何も言ってないのです」
「ん~・・・今なんか聞こえた気がするんだけど・・・」
その時・・・
「・・・!!!ひにゃあああああああああああああああ!!!」
悲鳴と同時に電ちゃん、主砲斉射。
「うおわあああああ!!どうした!?」
「ままままま窓に何か写ったのですううううう!!」
「おい、青葉!今なんか見えたか?」
後ろ振り向くと・・・
「あれ?青葉?」
青葉が居ない。てか壊れたはずのドアが閉まってる。
んでよく見たらなぜか外に青葉が居る。
そういえばさっき青葉は中には入ってなかったな・・・
「おい青葉、何してんだ、ドア開けろ」
「し、司令官!やばいです!ド、ドアが勝手に・・・」
「は?」
「ドアが勝手にしまったんです!!」
「・・・・冗談でしょ?」
「と、とにかく開かないんです!!」
青葉は涙目で訴えてくる。
必死に開けようとしているがピクリともしない・・・
てかよく見たらこのドア内側からしか閉めれないしなぜか鍵穴が内側に付いている。
「これ・・・鍵探して脱出か・・・?」
「どどどどどうするんですか!?司令官さん!!」
「とりあえず・・・ここの管理室に行こう最悪お前の砲撃でドアぶち破って脱出だ」
でも施設自体が脆いから崩壊するかも・・・
「司令官!司令官が外出してる間に施設の下見したんですがこの施設の反対側にこの前の襲撃で壊れた場所があるのでそこから脱出できますよ!」
「了解!青葉、念のため艤装もって待機!」
「りょ、了解です!」
「電、行くぞ。調査より脱出だ」
「な、なのです!」
二人いるだけまだマシか・・・
すっごい怖いけど。
・・・・・・・・・まてよ?これ吊り橋効果行けるんじゃね!?
やったぜ。
あわよくばココを脱出できたら・・・俺、電にケッコン指輪を渡すんだ!
季節外れのちょいホラーだぜ!
・・・・・・ワイ、ホラー書くの初めてでち。
うまく書けないかもだけど温かい目で見てね(はーと)