横須賀鎮守府の日常   作:イーグルアイ提督

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ケッコン式

電への告白が成功して今は二人っきりで自分の部屋にいる。

ケッコン式の予定とか決めたいのだよ!

 

「ん~・・・どんな式がいいかねぇ・・・」

 

「そうですね・・・私は鎮守府の海が綺麗に見える場所がいいのです!」

 

「ふむふむ・・・そういえばドレスとかはどうするんだ?」

 

「う~ん・・・そのあたりは工廠の被服班がやってくれてるらしいですよ?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・資源使った?」

 

「え、ええっと・・・たぶん・・・」

 

その言葉を聴いた瞬間俺はダッシュで司令室に走った。

 

「どれだ!どの書類だ!この前見たぞ!!」

 

整理中に架空請求かと思って放置した書類があったのだよ・・・

アレじゃないこと祈ろう・・・

 

「あった・・・!ええっと・・・」

 

数字をまっさきに見ると・・・

鋼材6000

ボ-キサイト3000

開発資材40

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

なぜだあああああ!!!!どうしてドレスに鋼材がいるんだああああああああああ!!!

ガンダムでも作る気か!!

 

「し、司令官さん!どうしたのです!?」

 

「電ああああああ・・・・」

 

「どどどどうしたのです!?」

 

「資源がああああ・・・・」

 

「あ、ああ~・・・」

 

でもよく考えてみるとこの世で一番綺麗な電が見れるというのもあるからな・・・

まぁ・・・安いもんか・・・

 

「すまん、ちょっと取り乱しただけだよ。大丈夫」

 

「そ、それならいいのですが・・・」

 

「ところで司会とかはどうする?」

 

「えっとですね・・・式風さんが司会する!って張り切ってましたけど・・・」

 

「却下」

 

「はにゃ!?」

 

・・・任せられん・・・

とりあえず・・・教会から牧師のおっさんでも連れてくるかな・・・

 

「あ、司令官さん、大きな声じゃ言えないんですけど・・・」

 

「どうした?」

 

「新婚旅行・・・どこに行きますか?」

 

「ん~・・・電はどこに行きたい?」

 

「私は・・・スラバヤ沖に・・・お花を持って行きたいのです」

 

「スラバヤに?」

 

「あの時・・・スラバヤ沖海戦でも救助できなかった敵兵さんもいるのです」

 

「ああ、その人に花を手向けようって事か」

 

「なのです」

 

「ふむふむ」

 

ホント、やさしい子だよな。

 

「あとは・・・」

 

「どこだ?」

 

「シブツ海峡・・・いいですか?」

 

「シブツ海峡・・・あぁ、いいぞ」

 

シブツ海峡は駆逐艦「電」が眠ってる場所だからか・・・

俺も花のひとつくらい持っていくか。

 

「電、すまないが花は空中投下になるぞ?」

 

「大丈夫なのです!また・・・海が平和になったら行きたいのです」

 

「そうだな。」

 

まだ深海棲艦が制海権を握ってる以上、海上でのんびりはできないからな・・・

 

「俺も行きたい場所いいか?」

 

「どこなのです?」

 

「イギリスのデパ-トを丸々ゾンビシュ-ティングアトラクションにしたところがあってな!すっげえ楽しそうなんだよ!」

 

「ゾ、ゾンビですか・・・」

 

「怖いか?」

 

「こ、怖くなんてないのです!」

 

「あとは・・・日本に帰ってきて温泉に行きたいな」

 

「温泉行きたいのです!」

 

「じゃあ・・・日数の計算だな・・・」

 

「交通手段は何で行くのです?」

 

「アレ」

 

「アレ?」

 

窓の外の格納庫で今まさに整備中のF-14Dを指差す。

米軍から退役したのを購入したからな・・・宝物だぜ

 

「せ、戦闘機ですか・・・」

 

「まぁな」

 

「ちゅ、宙返りとかしないですか?」

 

「お前アクロバット系苦手だったろ?安全運転でいくよ」

 

「なら安心なのです!」

 

とりあえず計画が一通り決まったところで・・・

 

「電、久々にデ-ト行かないか?」

 

「い、今からですか?」

 

「ああ、今回は空中デ-トだぞ?」

 

「あの戦闘機で・・・ですか?」

 

「ああ、まぁ遊覧飛行だよ。あと知り合いが艦長の空母が近くまで来てるから挨拶に行かないとな」

 

「アメリカ海軍なのです?」

 

「いんや、オ-シアの航空母艦。名前・・・なんだっけ・・・あ、思い出した!ケストレルだ」

 

「ケストレルさんなのです!?」

 

「ああ、二代目だよ」

 

ちなみに艦娘のケストレルとバ-ベット、アンドロメダを護衛に送ってるから喜んでるだろうな。

 

「とりあえず電、そのフライトス-ツに着替えて外の格納庫前な」

 

「なのです!司令官さん、式はいつがいいのですか?」

 

「あ~・・・準備自体は金剛たちが済ませてるらしいから・・・やろうと思えば明日にでも・・・」

 

「す、すごいのです・・・」

 

あいつら仕事速すぎぃ!

とりあえずまた空中で話を進めるか・・・

 

 

そんなこんなで格納庫前。

 

「電、準備いいか?」

 

「OKなのです!」

 

「よし、左の尾翼、主翼を見てくれるか?」

 

「なにするのです?」

 

「動作チェックだよ」

 

「なるほどなのです!」

 

操縦桿を左と左上、左下、ラダ-ペダルを左に切る。

 

「動作はいいか?」

 

「えっと・・・きっちり動いてるのです!」

 

「よし、次は右だ」

 

「なのです!」

 

さっきと同じ要領で操縦桿、ラダ-ペダルを動かす。

 

「動作チェック異常なし!なのです!」

 

「了解、ありがとうな」

 

「旦那さんの頼みごとなら何でもこなすのです!」

 

「だ、旦那さんか・・・」

 

何か・・・まだ信じられないな。

 

「へ、変ですか?」

 

「いや、まだ信じられないというか・・・」

 

「そうですね・・・私もそんな感じなのです・・・」

 

「まさか両思いと思わなかったからな」

 

「でも・・・思いが叶ってよかったのです・・・ずっと一緒にいてくださいね」

 

「当たり前だろ?お前を一人にはしないよ」

 

「司令官さん・・・」

 

「ん?何だ?」

 

「・・・大好き・・・なのです」

 

「・・・俺もだよ」

 

まったく初々しいというか・・・まぁでも・・・こうやって話できるだけでも幸せなんだよな・・・

さて、エンジンも温まってきたし行くか。

 

「鎮守府グランド。こちらブレイズ、リクエストタクシー。」

 

<<ブレイズ、こちら鎮守府グランド、滑走路31までE1、A ホ-ルディングポイント・C6経由でタキシングしてください。>>

 

「こちらブレイズ、滑走路31までE1、A、ホ-ルディングポイントC6経由でタキシングする」

 

スロットルを少し開いて機体を動かす。

 

「おお~・・・動いたのです・・・」

 

「はは、初めて飛行機に乗った子みたいだな」

 

「い、電はもう大人なのです!キ、キスとかは・・・まだですけど・・・」

 

「ぶふっ!」

 

そ、それは式まで我慢かな?

いや・・・式に出来るかは知らんが・・・

 

「電、シ-トベルトは閉めてるか?」

 

「大丈夫なのです!」

 

「よし!」

 

最後の誘導路を曲がり滑走路31に近づく

 

<<ブレイズ、周波数118.4で鎮守府タワ-にコンタクトしてください>>

 

「周波数118.4で鎮守府タワ-にコンタクトする」

 

コンソ-ルのつまみをいじり周波数を合わせる。

久々のフライトだな・・・

 

「鎮守府タワ-、こちらブレイズ。貴局に周波数を合わせた」

 

<<ブレイズ、こちら鎮守府タワ-、滑走路31に入り待機してください>>

 

「滑走路31に入り待機する」

 

今回は雲ひとつない晴天・・・絶好の飛行日和だ

F-14のエンジンも快調に動いている。

 

<<ブレイズ、風は230方向から3ノットです。クリア-ド・フォア・テイクオフ ランウェイ31>>

 

「クリア-ド・フォア・テイクオフ ランウェイ31」

 

そして一気にスロットルを開きA/Bに点火する

 

「飛んだのです!」

 

「はは、ホント可愛いな」

 

「う、うにゅぅ・・・」

 

また声可愛いな・・・

無骨なヘルメットのせいで顔見えないけど・・・

 

<<ブレイズ、高度制限を解除します。よい旅を>>

 

「了解、ありがとう」

 

「まずはどこに行くのです?」

 

「そうだな・・・とりあえず高度8000メ-トルまであがってみるか」

 

「いきなりなのです!?」

 

「おう!」

 

Gに配慮してピッチを20度くらいにする。

ものの2分ほどで高度は8000メ-トルまで上昇した。

 

「わぁ~・・・高いのです・・・」

 

「だろ?」

 

「綺麗なのです!」

 

「富士山見てみるか?」

 

「見てみたいのです!!」

 

「よし!」

 

進路を富士山にあわせて飛行する。

ひさびさに飛ぶと気圧の変化で耳がなぁ・・・

 

「うぅ~・・・耳が変なのです・・・」

 

「気圧の変化のせいだろうな」

 

「ちょっと気持ち悪いのです・・・」

 

「鼻つまんで息をフンッ!ってしてみな、一発で直るぞ」

 

「・・・ふみゅっ!」

 

何でそこまで可愛いのあなた。

 

「ん~・・・お!おお!!直ったのです!!」

 

「だろ?」

 

「すごいのです!司令官さん物知りなのです!」

 

「ははは、ありがとうよ」

 

しばらく飛行していると富士山が見えてきた。

頂上には雪が積もっている。

 

「こんなところから見たの初めてなのです!」

 

「最近は旅客機もあんまり飛んでいないからな・・・どうだ?いい眺めだろ?」

 

「綺麗なのです!」

 

「よーし!次は艦船の君には未知のスピ-ドを見せてやろう!」

 

「?なんなのです?」

 

「音速だよ」

 

「お、音速ですか・・・」

 

「運がよければマッハコ-ンが見えるかもな」

 

「マッハコ-ンって何ですか?」

 

「ん~・・・まぁアレだ。衝撃波が見えるんだよ」

 

「すごいのです!」

 

「とりあえず洋上に出てから音速になるからな」

 

「何でですか?」

 

「衝撃波が地表に達するとガラス割れたりするんだよ。あと騒音問題にもなるからね」

 

「なるほどなのです・・・」

 

「よし、とりあえず進路変えて海にレッツゴ-!」

 

「なのです!」

 

左旋回して海を目指す。

 

「よーし・・・音の壁を越えるぞ!」

 

「おー!なのです!」

 

再びA/Bに点火して加速していく。

そして音速を超えようとした瞬間・・・

 

「ひゃぅっ!?な、なんなのです!?今、ものすごい音と一緒に白い丸い雲が・・・」

 

「それがマッハコーンだよ」

 

「あ、あれがなのですか・・・一瞬だったのです・・・」

 

「でも見えたのはよかったな」

 

「貴重な体験だったのです!」

 

「そか、よかったよかった」

 

増槽を搭載していないから燃料がそろそろ危ない。

帰らないとな・・・

 

「電、そろそろ燃料がすくないから帰るぞ」

 

「早かったのです・・・」

 

「はは、仕方ないさ。それでだ、式は明日挙げないか?」

 

「あ、明日ですか!?」

 

「ああ、電のドレス姿早く見たくてな」

 

「も、もう・・・早すぎなのです・・・」

 

「あはは、ダメかな?」

 

「い、いえ・・・その・・・わ、わたしも明日したいのです!」

 

「お、そうか。じゃあ、セッティングしてもらわないとな」

 

ただ、ブル-エンジェルスは出動できなかった・・・残念だ・・・

でも明日が楽しみなような不安なような・・・そんな心境だな・・・

 

「電、今日は帰ってゆっくり休もう。部屋はどうする?」

 

「え、ええっと・・・できれば司令官さんと一緒がいいの・・・です」

 

「よし!じゃあ帰って引越し準備だ!」

 

「なのです!」

 

これから電と一緒の生活・・・楽しみでもあり不安でもあるな・・・

そんなことを思いながら滑走路18に着陸した。

 

 

 

 

 

~翌日~

 

「ふああああ・・・おはよ~・・・電」

 

「んんん~・・・おはようございますなのです・・・」

 

朝日がまぶしい・・・今日も快晴だ。

 

「さてと・・・今日は俺たちの式だな・・・」

 

「そうですね・・・もうみんなは呼んだのです?」

 

「ああ、ウチにある航空機フル活用してな。式が始まる2時間前には到着予定だよ」

 

「で、では私たちも着替えないとですね!」

 

「そうだな。じゃあ朝ごはんだけ食べたら準備しようか」

 

「なのです!」

 

顔を洗って二人で食堂へ行く。

すると・・・

 

「「「「ケッコンおめでとー!!!」」」」

 

艦娘のみんながクラッカ-を鳴らして祝ってくれた。

食堂の壁には「祝・ケッコン!」って書いた横断幕が張ってある。

 

「電、おめでと!」

 

「雷おねえちゃん・・・ありがとうなのです!」

 

「司令官もおめでとう、電に変なことしたら許さないからね!」

 

「ふむ、変なこととは何かね?暁ちゃん(ゲス顔」

 

「え、そそそそそんなの・・・も、もうバカアアアア!!」

 

「ぐえぶっ!!」

 

神は言っている・・・ここで死ぬ定めではないと・・・

 

「提督、はいお赤飯。ケッコンおめでとうございます」

 

「ああ、間宮。ありがとうな」

 

「いえいえ、夜戦用にうなぎもありますから」

 

「ごふっ!!」

 

盛大にお茶を吹いた。

今のが電に聞こえてなくてよかった・・・

川内には聞こえてたけど。

 

「夜戦!?」

 

「お前はそこに食いつくな!!」

 

「夜戦!夜戦したいよ提督!!」

 

「ああもううるさい!(意味深)で聞き間違えられたらどうすんだ!てか、昨日も一昨日も夜戦してきただろうがお前!!」

 

「あんなのじゃ足りないよ!私はもっと激しいのがいいの!!」

 

「アカァァァン!それ以上いったらアカン!!」

 

「ええー!なんでー!!」

 

コイツは地雷だな・・・いろんな意味で・・・

まあ、おめでたいせいでもあるが・・・いつも以上に騒がしかった。

 

「あれ?そういえば金剛は?」

 

「提督・・・お姉さまは・・・」

 

「ああ・・・まぁ・・・大体は理解してるよ」

 

「式には出ますので今はそっとしておいてあげてください」

 

「ああ、分かってる」

 

金剛・・・やっぱり・・・失恋は・・・な。

まぁ、でもこんなこと思ってると金剛がブチ切れるだろうから考えるのはやめておこう。

でも、辛いのに相談に乗ってくれてありがとうな、金剛。

その時一人の提督らしき人が食堂に入ってきた

 

「イ-グル提督!お初にお目にかかります!メビウスというものです!」

 

「あ、今日配属された人だっけ?」

 

「はい!提督の前歴の活躍見させていただいてから大ファンなんです!」

 

「え、マジで?」

 

「はい!ぜひともお話をまた聞かせてください!」

 

「おう!また司令室に来てくれればいつでも話すぞ!」

 

「ありがとうございます!あ、それとケッコンおめでとうございます!」

 

そう言うと敬礼して出て行った。

まったく式風とは間反対の好青年だったな~・・・

そんなこんなで朝食も終わり、いよいよ式の本番に近づいてきた。

 

「うう・・・やっぱり緊張するな・・・」

 

「自信もって!電ちゃんもかなり綺麗よ?」

 

「んな事言ったってなぁ・・・てか夕張、お前があの教会みたいなの作ったのか?」

 

「そうよ!よく出来てるでしょ!」

 

「夕張・・・」

 

「ん~?なーに?」

 

「グッジョブ!」

 

「へっへっへ」

 

白を基調にしたデザインなんだが・・・何というかザ・結婚式場みたいでスゴイ。

夕張の給料上げてやらねばな

 

「さて、そろそろ時間よ!がんばって提督!」

 

「ああ、ありがとう」

 

心臓がまた激しく動く・・・破裂はしない・・・よな?

そして扉を出た先には・・・

 

「電・・・・」

 

「あ、司令官さん・・・ど、どうですか?」

 

第六駆逐隊の制服をイメ-ジして作られたドレスがよく似合う。

髪を下ろした姿はまるで別人だ。

というか別人かと思った。

 

「すごく・・・その・・・なんだ・・・綺麗だな」

 

「え、えへへ・・・司令官さんもその服・・・カッコいいのです」

 

「え、そ、そうか?」

 

「そうなのです!」

 

「・・・ありがとう、電」

 

「いえいえなのです!」

 

「じゃ、行こうか」

 

「なのです!」

 

「そういえば電」

 

「どうしたのです?」

 

「さっき燃料補給したのか?」

 

「あ、はい!何か初めての共同作業で艤装つけて司令官さんが射撃を指揮するらしいので・・・」

 

「ああ、なるほど」

 

艦娘は艤装をつけた状態は完全に艦船となるので人間の食料を受け付けないが、艤装を外せば普通の人間の女の子なので逆に燃料弾薬を受け付けない。

ただ、補給してすぐに艤装を外せば体内に燃料が残る。燃料自体は重油だが最新の技術で普通の人間には完全に毒だが艤装を外した状態の艦娘でも悪影響がないように作られてるらしい。

科学ってすごいね(小並感

 

「さて・・・同時に扉をあけるぞ・・・」

 

「な、なのです・・・」

 

「3・・・2・・・1・・・」

 

完全に突入のノリである。

※提督と電は緊張のあまり思考が鈍ってます。

 

「GO!」

 

「なのです!」

 

扉オ-プン!

するといっきに拍手が沸きあがる。

それと同時に上空を妖精たちの航空機がスモークを引いて飛んでいった。

 

「おめでとー!」

 

「おめでとう!そして爆発しろ」

 

なんて声がいろんな方向から飛んでくる。

そして一番先頭まで来た。

そういえば司会はだれなんだろ・・・・

 

「え~・・・ケッコンおめでとうございます」

 

・・・・・・・この声はもしや・・・

 

「ようこの色男!」

 

「やっぱりお前かい!!」

 

式風が司会になってた。

 

「いいじゃん別にぃ~」

 

「ま、まぁ・・・いいけどさ・・・」

 

「ええ~・・・オホンッ!二人はどんなときでも愛し合うと誓いまちゅッ・・・誓いますか?」

 

「・・・・そこで噛むか」

 

「うるせぇ!!」

 

周りは爆笑だった。

 

「え~っと・・・そんで、誓うの?誓わないの?」

 

「何で態度変わるの!?」

 

「さっさと決めやがれ」

 

「なんて横暴!?」

 

なんて言ってると・・・

 

「誓うのです!」

 

「誓うよ」

 

「ええ・・・じゃ、このリア充は誓うとかほざきやがったんで思い出話でもね」

 

「・・・・お前司会やめぃ」

 

「重いノリ苦手なんだよ~・・・まぁ、顔見知りばっかだし」

 

「ま、まぁ・・・お前らしくていいけどよ・・・」

 

そして紹介やら思い出話やらが始まる。

 

「・・・・それでね、コイツは俺のハイスク-ル時代からの親友なんですけどね、ええまぁ大層なロリコンでし・・・はっ!?」

 

「ん?どした?」

 

式風が青ざめていた。

・・・電を見て。

 

「電?」

 

なんと電は「言葉には気をつけやがれなのですこの雑種」って言う言葉を目で式風に送っていた・・・

 

「え、ええ~・・・失礼しました・・・じゃあ続いてはじめての共同作業「ドキドキ!?初めての射撃官制!」を・・・」

 

「なにそのタイトル!」

 

突っ込みどころしかない・・・

 

「突っ込みはあとあと。ほら、艤装つけて」

 

「なのです!・・・・式風さん、後で司令部裏に来やがれ・・・来てくださいなのです」

 

「ア、ハイ」

 

無慈悲な死刑宣告が行われていた。

 

「さてと・・・電、準備いいか?」

 

<<OKなのです!>>

 

電は水面に立ち、射撃体勢に入っていた。

 

「第一目標、左15度!」

 

<<射撃用意よし!>>

 

「撃ちー方始めッ!!」

 

<<砲雷撃戦始めます!!>>

 

電は一発でタ-ゲットを撃ち抜いた。

さすがだ。

 

「第二目標!右対空戦闘!主砲、撃ちー方始めッ!」

 

次は迫りくるBQM-74標的機だ

 

<<対空戦闘はじめ!!>>

 

多数の主砲弾、機銃曳航弾が空中にばら撒かれる。

そして3秒もしないうちに小さな標的機に主砲を叩き込んだ。

 

「よし、電、任務完了、帰投せよ」

 

<<ふぅ・・・緊張したのです>>

 

「ナイスだったぞ」

 

<<えへへ・・・>>

 

そして陸に上がってきた。

少し汗を掻いているのか汗の匂いと一緒に電の女の子らしい香りが漂ってきた。

 

「電、これを」

 

「あ、ありがとうなのです!」

 

燃料の入った水筒を渡す。

弾薬は後から補給される。

 

「さてでは・・・メインイベント行っちゃいましょう!!」

 

「は?メインイベント?」

 

「まだ残ってるだろ?キスがな・・・」

 

「ファッ!?」

 

「はにゃっ!?」

 

まぁ・・・うれしいのか恥ずかしいのか・・・

よし、気合入れよう。

 

「電」

 

「司令官さん・・・」

 

そして・・・

 

「ん・・・んむっ・・・・」

 

二人の唇が合わさるのと同時に大きな歓声が起きた。

俺と電の初めてのキスの味は・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・重油の味がした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごふっ!」

 

ぎ、艤装つけっぱなしなの忘れてたぜ・・・・

遠のく意識の中・・・

 

「え、衛生兵を!!」

 

と医者を呼ぶ参加者と・・・

 

「司令官さん!!ごめんなさいなのですううううううう!!!」

 

と涙を流す電。

そして意識が消える瞬間に見たのは・・・

 

 

 

「メディック!!!メディィィィィィィィック!!!!!!!」

 

 

 

頭を抱えて絶叫する式風のメディックを呼ぶ叫び声だった。




いやぁ~・・・・今回は良い出来だと思うよ!(殴
ああ~・・・・リアルで電ちゃんとケッコンしたいんじゃ~・・・ちなみに3次元でな!(ぇ
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