「さて、晩飯どうするよ」
「司令官さん、お鍋がしたいのです」
「あ、私も!」
「んじゃ鍋しようか!」
そんな話してるとア-レイバ-クが
「お鍋・・・ですか・・・?えっと・・・変なこと聞くようなのですが日本人は鉄の鍋を食べる文化が・・・?」
「え・・・」
「あ、あの・・・すみません、まだよく分かってなくて・・・」
「え、えっとねア-レイバ-ク、鍋って言うのは野菜とかお肉を一つの鍋で煮てそれを皆で囲んでわいわい食べる料理にことを言うんだよ」
「えっと・・・提督、それはつまりバ-ベキュ-のようなものですか?」
「うん、それに近いかも」
「なるほど・・・」
「とりあえずス-パ-でも行くか、今日は俺が材料費出してやるぜ!」
「で、でもそんな・・・」
天音提督はものすごく申し訳なさそうだが可愛い後輩に飯を奢るのは先輩の役目だぜ!
そんなわけでみんなでス-パ-に向かう
「あの・・・大佐」
「ん?」
「大佐の前歴ってアメリカ軍だったんですよね?」
「おう、正確にはアメリカ海軍だがな。あとはウスティオ共和国空軍の外国人傭兵部隊だな」
「すごいですね・・・私は高校を出たときにお父さんに海軍に入ることを薦められちゃって・・・」
「あれ、入ったばっかなのか?」
「はい・・・」
「ん・・・?階級おかしくね・・・?」
「そ、それが・・・何故かいきなり提督になることになって・・・それから特別措置に階級も・・・」
「あ~・・・」
「ですから、年上の方に敬語使われるのが・・・」
あ~・・・まあしゃ-ない。
階級が階級だからねぇ
「お、そろそろス-パ-着くな」
ふと後ろを見ると電はもう吹雪やア-レイバ-クと打ち解けていた。
仲いいな~
「とりあえず何鍋にするかな・・・」
「そうですね・・・私は海鮮寄せ鍋が食べたいです!」
「あ、私もそれがいいのです!」
「私も海鮮に一票で!」
「えっと・・・私は・・・」
ア-レイバ-クは鍋がどんなものなのか理解してないようなので・・・説明してやるか
「種類が分からないのか?」
「はい・・・恥ずかしながら・・・」
「ん~・・・簡単に言うと寄せ鍋はス-プに味がついてる直ぐに食べれる鍋で水炊きって言うのが文字どうり水で炊いた鍋だからポン酢とか調味料につけて食べるんだよ」
「なるほど・・・でしたら私も寄せ鍋でお願いします」
「んじゃ今日は寄せ鍋だな」
ポケットマネ-はこの前の強襲作戦でたんまり報酬もらったから懐が暖かいぜ!
「お!蟹発見!買うしかねぇ!!」
「し、司令官さん!無駄遣いはダメなのです!」
「え~・・・」
「もう・・・お金は私が管理するのです!」
「か、勘弁してくれよ母ちゃん・・・」
「だ、誰が母ちゃんですか!」
なんてやり取りしてると・・・
「ふふ・・・さすがケッコンした仲だね」
「そうですね・・・司令官も早くお相手探さないと」
「へへん、私のお相手は直ぐ近くにいるもん」
「え、誰のことですか?」
ちょっとしたアピ-ルしてるのに吹雪はまったく気づいていない。
「うええええん・・・」
「し、司令官!?な、泣かないでください!もう・・・どうしたんですか?」
頭を撫でてもらっていた。
・・・・・・・おい今口元がニヤついてたぞコイツ
「とりあえず何の魚入れるかな」
「ん~・・・鮭と・・・鯛はどうなのです?」
「鯛か・・・鰤も欲しいな」
「あとは魚の団子とかですね」
「そうだな、あとシメのうどんも買わないと」
そんなわけで色々カ-トに放り込んでいく。
・・・蟹買い過ぎたかも・・・
でも皆カニ好きだろ!でもアレルギーあったらごめんね!!
「さて、こんだけ買ったらいいだろ。帰ろうか」
「なのです!」
そんなことしてると一本の電話が・・・
「ん?はいもしもし」
<<あ、隊長!>>
「ん?ケストレルか?」
<<そうだけど・・・その呉を襲ったヤツらの泊地を発見したよ>>
「お手柄だな。それで?」
<<その・・・新しく部隊を編成してるみたい、こっちはいつでも出れるけど・・・>>
「いや、今回は出撃しなくていい。アンドロメダに代わってくれ」
<<うん、アンドロメダ?隊長からだよ>>
<<はい、代わりました>>
「おっし、さっきと同じ要領で攻撃だ、今回はICBMだ」
<<弾頭は?>>
「サ-モバリック、ヤツらの泊地を石器時代に戻してやれ!!」
<<了解!>>
「攻撃のタイミングは任せる」
そういって電話を切った。
でもこれで鎮守府の弾道弾が残弾ゼロ、トマホ-クミサイルも残り数発しかない。もともと決戦と自衛用に取り付けただけだからな・・・
ハ-プ-ンは10発ほどあったと思うけど・・・
まぁウチは対空兵装を充実させてるからね。仕方ないね。
「今の電話はどうしたのです?」
「ああ、泊地を見つけたらしいから大陸間弾道弾で石器時代に戻してやっただけだよ」
「お、恐ろしいのです・・・」
「そうか?」
とりあえず材料も買えたし戻ろう。
「あの、大佐」
「ん?何だ?」
「明日って何するんです?」
「ん~・・・あんまり考えてないな~・・・まぁ・・・演習でもして・・・後は解散!」
「えっ」
「どした?」
「そ、そんなテキト-でいいんですか!?」
「いいのいいの」
だってめんどくせぇしぃ!
てか、それより鎮守府の弾薬補充しとかないと・・・
「どこに電話かけてるのです?」
「知り合いの武器商だよ」
とりあえず今日使った分は買っておかないと
「もしもし?」
<<お、まいど!どした?>>
「ICBMとトマホ-クを計4発ずつ買いたいんだが・・・」
<<オッケ-!>>
「即日お急ぎ便で」
<<・・・いつも言うけどウチはama○onじゃないからな!?>>
「んなこと言うなよ、古い仲だろ?」
<<まぁ近いうちに届けるさ>>
そういって電話は切られた。
いつ届くことやら・・・
そんなこんなで鎮守府に帰ってきた。
「ふ~・・・ただいま~」
「司令官!今日はここでお鍋にしませんか?」
「ん~・・・司令室で?」
「はい!」
吹雪は司令室で鍋をやろうと提案していた。
「俺はどこでもかまわんぞ」
とりあえず食えたらなんでもいい!!
とか言ってるとケ-タイに一通にメ-ルが入る。
「ん?メ-ル?」
「どうしたのです?」
「ん~っと・・・nenohi_love@・・・こ、このアドレスはもしや・・・」
「し、司令官!?震えだしてどうしたのです!?」
「だだだ大本営の総司令官!?!?」
な、何でいきなり!?
とりあえず内容が・・・
「えっと・・・重要事項につき電話で伝える。誤送信の可能性もあるため合言葉を言うこと。合言葉は「今日は何の日?」のあとに何か当てはまる言葉を続けること」
・・・なんじゃこりゃ
「大佐?このメ-ルなんですか?」
「あら、お前のとこにも来たの?」
「はい・・・」
「?一体どうしたのです?」
「ん~・・・ちょっと電話かけて来る」
とりあえずかけるだけかけるか・・・
電話番号入力してっと
「もしもし」
<<合言葉を言え「三合会は?」>>
「ちょーさいこー!」
ノリで言ったけど何だこれ!!
<<あ、ごめん、合言葉間違えた「今日は何の日?」>>
「子音だよ!」
<<よし、名前を言え>>
「はっ、横須賀所属のイ-グルアイです」
<<ふむ・・・とりあえず緊急作戦だ>>
緊急作戦ならメ-ルで言うなよ!!電話かけてこいよ!!
「作戦ですか?」
<<ああ・・・数時間前、トラック泊地から救難信号を偵察機が受信した>>
「なんで偵察機じゃないと受信できないんすかねぇ・・・」
<<まぁその話はあとだ、トラック泊地が空襲を受けている、動けるものはすべて出撃だ、新米ベテラン例外なしだ!>>
そういわれて電話は切られた。
向こうもあせってるのか・・・
「はぁ・・・鍋はお預けだな」
そうつぶやき司令室に戻る。
「提督、吹雪、電、ア-レイバ-ク、緊急出撃だ。トラック泊地が空襲を受けている」
「そ、それ本当ですか!?」
「ああ、俺はここで天音提督の艦隊と合同で敵を迎撃する」
「わ、私の艤装は・・・」
「今向かってる」
俺は無線でアンドロメダを呼び出す
「アンドロメダ、聞こえるか?」
<<はい、もしかしてトラック泊地ですか?>>
「ああ、それだ。いいか、アンドロメダ、シンファクシ、ヴィルヴェルヴィントは鎮守府で待機だ」
<<了解しました>>
「それ以外は出撃、敵を迎撃する!」
<<編成は?>>
「一旦すべての艦を呉まで送ってくれ、そこから決める」
<<了解しました、行動開始します!>>
これでこっちは大丈夫・・・
あとは出撃させるのみか・・・
「提督、艦隊を出撃させるんだ」
「え、でも錬度が・・・」
「大丈夫だ、そこに無敵の盾を持ったヤツがいるだろ」
するとア-レイバ-クは「?」って顔をしていた
「無理は言わない、損害を受けたらすぐに撤退しろ」
「りょ、了解です!」
出張一日目からコレか・・・
とにかくトラックは守らないと・・・
今は鎮守府の兵装がハ-プ-ンと対空ミサイル、CIWSしか残っていない。
先制攻撃を加えれないのが残念だな・・・
とりあえずとんだ出張だった
最後のほうが微妙かも・・・う~む・・・