全作戦終了・・・まぁ俺たちの単独任務だったが・・・
やっと気が抜ける・・・
「ふぅ・・・そろそろ俺たちも鎮守府に帰るかな」
作戦を終えた俺の鎮守府所属の艦娘は帰還していく。
「提督、短い間だったが楽しかったよ」
「はい!私もいい勉強が出来ました!」
俺と電はもう荷物をまとめていつでも帰れるようにする。
帰りも新幹線だ。
「電、もういいか?」
「う~ん・・・ちょっと医務室に寄りたいのです」
「お見舞いか?」
「はい・・・」
「そんな罪悪感に打ちのめされてる様な顔するな」
「でも・・・」
「でもじゃない。ほら、早く行っておいで」
「・・・なのです!」
電は早足で医務室へ向かっていった。
「ほんと・・・仲いいですね」
「そりゃケッコンした仲だからな!」
「・・・・リア充爆散しろ(ボソッ」
「えっ」
「?どうしたんです?」
ものすごい笑顔で首かしげてきますねアナタ。
逆に怖い。
「とりあえず修理用の資源はこちらから送ったから安心しててくれ」
「送ってくれないと私の鎮守府もたないですよ~・・・」
ちなみに俺は毛根が壊滅しそうなんだけどね。
そんなこんなしてるうちに電が帰ってきた。
「おかえり、どうだった?」
「元気になってたのです!ちょっと長話しちゃったのです・・・」
「まぁまたいつか会えるよ」
そういいながら荷物を持って司令室を出る。
「さて・・・まためんどくさい業務にもどるかな~」
「司令官さん・・・お仕事はちゃんとしようなのです・・・」
「え~・・・」
「え~・・・じゃないですっ!」
「勘弁してくれよ母ちゃん・・・」
「だから誰が母ちゃんなのですか!!」
そんなこんなしつつ鎮守府を出る。
「んじゃ提督、またな」
「はい!いつか・・・またお会いしましょう!」
「そのときは練度上げとくんだぞ~」
「はい!」
鎮守府を離れ、駅に向かう。
「はぁ~・・・原潜相手は疲れた・・・」
「あ、そういえばあの・・・えっと・・・ぐそー?でしったっけ・・・」
「ん?」
「艦隊の皆さんは大丈夫なのでしょうか・・・」
「ああ、あれな」
GUSOHを被弾し、気絶していた艦娘は無事に救助されたそうだ。
潜水艦でがんばって引っ張って来たらしい。
それと奇跡的なことに艤装内の妖精に生存者がいたらしい。
ただ、妖精が死亡した武装などについては使用が出来なくなるためその艦隊の艦娘の艤装の大半は廃棄処分になるらしい。
あと帰りに いそかぜ が二箇所を解毒してくれたので海はもう大丈夫だが、GUSOHが海水に溶けている可能性があるため油断は出来ない。
実際、東京に大量の魚の死体が流れ着いたり、たまたまその水を飲んでしまった人が死亡したという話を聞いた。
・・・自然分解まであと2日・・・
それまで東京では水がほぼ使えない。
ろ過や沸騰させた程度でGUSOHは解毒できないらしい。
いそかぜ曰く、GUSOHは6000℃の熱でやっと解毒できるらしい。
「え~っと・・・12時のがあるな」
「あと1時間ほどあるけど・・・どうするのです?」
「ん~・・・まぁホ-ム行ってのんびりしとこう」
とりあえずホ-ムに行く。
腹減った・・・
「電、お腹すいてないか?」
「ん~・・・わたしはまだ・・・」
「じゃあちょっと俺、そこの売店でおにぎり買ってくる」
「いってらっしゃいなのです!」
とりあえず梅のおにぎりでも買おう。
買ってきて食べてると新幹線が来た。
「さて、横須賀に帰ろうか」
「なのです!」
ヘリとかで帰れたら良かったんだけどな~・・・
まぁいいか。
「あ~・・・なんかすごい久々に気が抜ける気がする・・・」
「ここのところ忙しかったですからね」
「帰ったら少し開発いってみるか」
「無駄使いはダメですよ?」
「大丈夫だよ。いそかぜ用の武装とか開発したいしな」
「そういえばいそかぜさんって結局どんな船なのです?」
「前聞いた話だと、アイツは過去に一回沈んで、それを引き上げられて作られたんだと」
「もとは何て名前だったんです?」
「元も いそかぜ だよ」
そこから改装を受け、ブイ・ウェッブ艦になったという
でも・・・ブイ・ウェッブ艦って聞けば聞くほど凄い船だよな~・・・
本来軍艦は政治の延長線上で建造される。
装備は作られたときから固定だ。
でもブイ・ウェッブ艦はそれこそ、素材となる上部構造が何もない船体さえあればどんな艦橋、機関、武装でも簡単に付け替えれる。
装甲厚ですら変更が可能だ。
それこそ、昨日の作戦では標準的な駆逐艦だったのに今日は装甲は戦艦並み、攻撃能力は戦艦を越えることだって出来る。
そのため いそかぜ曰く、「私の装甲を最上位にすれば大和さんの徹甲弾の2発や3発耐えれますよ。正直、一発目は無傷に等しいかも知れません。やりあったことないので分かりませんが・・・」
「いそかぜさんって駆逐艦なのです・・・?」
「う~ん・・・一応?」
「大和さんの砲弾一発食らって無傷の駆逐艦ってなんなのです!?」
「いそかぜの装甲の最上位が80cmらしいから・・・」
「それもうヤバイのです・・・チ-トなのです・・・」
「まぁただ、こんなことすれば兵装、速力に制限は出るし資源消費量も増えるからあんまりしたくないけどね」
「いざというときって感じです?」
「まぁ・・・簡単に言うと最終兵器かもね」
そんな話で盛り上がっていた。
2時間ほどたったときに突然睡魔に襲われた。
「ふああああ・・・ねむ・・・」
「寝ますか?ついたら起こしますよ」
「ん~・・・お願い」
「なのです!おやすみなのです」
「おやすみ」
そういって俺は夢の世界に落ちていった。
「・・・官・・・司令官さん!」
「ん・・・ん?」
「駅ついたのです!」
「ふああああああああ・・・もうか・・・」
「駅にお迎えきてるらしいですよ?」
「お迎え?」
ふと空を見上げると聞きなれた音が聞こえる。
俺の鎮守府のブラックホ-クだ。
「帰りはヘリか。楽でいいな」
「とりあえず駅を出るましょう」
「そうだな」
そして駅を出て広場に行くとブラックホ-クが降りてきた。
・・・・降りてくるのはいいけど一応ここ・・・公共の場所だからね?
「提督!お迎えにあがりました!!」
「ありがたいけどここ公共の場だから!!」
そんな話してると警官が寄ってきた。
「ちょっとそこの君!」
「ん?なんでしょう?」
「君じゃない、パイロットのほう!」
するとパイロットはヘリから降りてきた。
「なんです?」
「君、ここどこだと思ってるの!ここはヘリを下ろす場所じゃないよ!」
「は、はぁ・・・」
「おまけにここは公共の場!それに駐機違反だよ!」
駐機違反って何
「とにかくちょっと来て!切符切るから!」
「え、ちょ」
何で駐車違反みたいになってんの・・・
つれられていくパイロットの背中をただ眺めていた。
そして10分後帰ってきた。
「おかえり」
「んだよあのポリ公!!次やったら免停とかいいやがって!!しかも罰金2万に点数つけられるし!!」
・・・いや、航空機の免停って何
てかなんで点数あるの
というか航空機で交通法違反みたいなのないでしょ!!
「あ、あははは・・・」
「とりあえず帰りましょう」
「そうだな」
そしてヘリは無事に帰路についた。
なつかしの横須賀だ。
というわけで久々の日常であります!
これから当分は日常で行きたいな~・・・