目覚ましの音がうるさい。
朝か・・・
「ふあああああああ・・・・」
電はまだ隣で寝息を立てている。
起きて司令部からメ-ルが無いか確認する。
「えーと・・・あ、一通入ってる」
内容は、キス島作戦中止の知らせだった。
どうやら陸の兵士が大和魂を舐めるなぁぁぁぁ!!と叫びながら泳いで本土に帰ってきたらしい。
ちなみに全員欠員なく、健康状態も最高、五体満足で帰ってきたらしい。
・・・もうアンタ等が深海棲艦と戦ったらいいんじゃないかな・・・
まぁでも、難易度の高い作戦が中止されてよかった。
「そういえば・・・旅行、まだだったな」
最近作戦続きで新婚旅行に行けてなかった。
作戦中止のおかげで一週間くらい予定が開く。
せっかくだし行くかな。
寝ている電を眺めていると起きて来た。
「ふあああああ・・・あ、おはようなのです~・・・」
「おはよ、今日の作戦は中止だってさ」
「あれ、どうしたんですか?」
「・・・連れてかえるはずの兵士が全員泳いで本土に帰ってきたらしい・・・」
「つ、強いのです・・・」
「んで、予定空くし、旅行でも行かないか?海外まで行く余裕はないけど・・・」
「い、いいのですか!?」
「ああ、行こう」
「やったのです!!」
さて、どこに行こうかな。
国内で行くとすればどこがあるか・・・
「電、どこか行きたい場所あるか?」
「ん~・・・北海道とか?」
「北海道か・・・よし、行こう!」
「いつ行くのです?」
「ん?今日」
「え・・・今日ですか!?」
「ダメ?」
「い、いや、準備とか・・・」
「まぁ、夜には出発できたらいいなとは思うんだけど・・・」
「と、とりあえず用意するのです!」
電は着替えなどを探し出す。
俺は・・・移動手段を用意するかな
「電、ちょっくら格納庫のほう行って来る」
「了解なのです!」
俺は部屋を出て格納庫に向かう。
何で行くかな・・・
最近は旅客機があんまり飛んでいないからな。
格納庫に着くと中に入って機体を眺める。
今飛ばせそうな機体はF-18Fか・・・
「ホ-ネットか・・・まぁ、これでいいか」
格納庫に来た整備員に燃料などを任せて部屋に戻る。
「ただいま」
「おかえりなのです!」
「そういえば昨日保護した女の子はどうなった?」
「ん~・・・っとまだいそかぜさん達の部屋だと思うのです」
「ちょっと様子見てくるかな」
「そうですね!・・・いろいろ不安なので・・・」
いそかぜ達はもう起きていて、部屋で何かしているようだった。
耳を澄ませると・・・
「ダ、ダメだって・・・佳織ちゃん起きちゃうッ・・・」
「うらかぜが悪いんですよ?昨日あんなにするから・・・」
「あッ・・・!そこ・・・ダメぇ・・・!」
「ふふっ・・・可愛いです・・・もっとイジメたくなります」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・やめてぇ・・・」
・・・・・・・・・・・
「・・・・・・お前ら」
「し、司令官!?あ、あのこれは・・・」
朝から元気だな・・・
「ああ・・・その・・・なんだ・・・この階の奥に空き部屋があるから・・・」
「司令官さん!?そこじゃないのです!」
いそかぜ達は朝からお盛んだった・・・
とりあえず部屋に入り、女の子の様子を見に行くと女の子は一冊の本を抱えていた。
「あ、その本は昨日読んであげてたんです」
「へぇ、どんな本?」
タイトルを見ると・・・
「エイリアンVS桃太郎」
「・・・なんだこれ」
「いろいろ内容すごかったです・・・」
「はぁ、ふぅ・・・ん・・・」
うらかぜが横で色っぽい声を出しまくっている。
・・・落ち着け。
「あれ、もう一冊?」
拾い上げると・・・
「桃太郎 怒りのアフガン」
ラ○ボーじゃねぇのかよ!!!!
内容が気になりすぎる・・・
とりあえず女の子を毒さないようにみっちりと説教し司令室に電と向かう。
「司令官さん、仕事終わったら出発なのです?」
「そうだな~、仕事って言っても俺がいない間をアンドロメダに任せるってこと伝えないと」
「それだけなのです?」
「あとはちょっとした書類を片付けて終わりだよ」
「お手伝いするのです!」
「ありがとう、助かるよ」
「お安い御用なのです!」
電は頼りなさい!と言わんばかりの顔をする。
「さて、ちゃっちゃと片付けようか」
「なのです!」
書類は10枚程度だったのですぐに終わった。
「んじゃ、いない間頼むな」
「はい、お任せください」
アンドロメダに鎮守府を任せ、部屋に戻る。
荷物はぜんぶ電がまとめていてくれた。
「ありがとうな電」
「えへへ・・・」
頭をなでてやる。
可愛いなもう・・・
「さて、出発しようか」
「まだ12時来てないですよ?」
「いいのいいの」
二人で格納庫に向かう。
「せ、戦闘機で行くのですか・・・」
「こっちのほうが早いしな!」
「でも荷物はどこに積むのです?」
「ああ、荷物用の輸送ポッド取り付けてあるから大丈夫」
「準備いいのです・・・」
「だろ?」
そんな話をしながら機体に乗り込む。
ひさびさのホ-ネットだ
「電、また主翼と尾翼のチェック頼むよ」
「了解なのです!」
俺はマニュアル通りに動かす。
「異常は?」
「ないのです!」
「よし、出発しよう」
エンジンをスタ-トさせて滑走路に向かう。
予定では新千歳についてからいったん旅館に向かい、荷物を置いてから観光に出かける。
電は後部座席でご機嫌に鼻歌を歌っていた。
電と旅行は初めてなので俺も楽しみだ。
さぁ始まりましたイチャラブ編!
ああもう妄想が捗d(ry