横須賀鎮守府の日常   作:イーグルアイ提督

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久しぶりの横須賀

「久々の横須賀だな」

 

滑走路に降り立ち司令部を眺める。

 

「よし、部屋に帰ろうか」

 

「なのです!」

 

電と歩くのも久々に感じた。

まったく深海はなんだってあんなゲテモノ兵器をコピ-するのかねぇ・・・

なんて思いながら部屋に帰る。

もう夏の気温だ。

 

「あっつ・・・」

 

「暑いのです・・・」

 

部屋が蒸し風呂状態だ。

そういえばエアコンが結構古い型だったな・・・指令室も・・・

 

「なぁ電、この後暇か?」

 

「この後ですか?暇なのです」

 

「よし、ちょっくら買い物行くか」

 

「なに買うのです?」

 

「ちょっとエアコンをな、型古いから電気代もかかるし」

 

「ああ~・・・確かに音も大きいのです」

 

「んじゃ行くか」

 

「はい!」

 

とりあえず着替えて外に出る。

電も数分で来る。

 

「ほんじゃ行きましょうか」

 

「はい!」

 

「まずは・・・とりあえず銀行でお金降ろさないと」

 

「カードでいかないのです?」

 

「カードだとなんか無駄使いしそうでな・・・いっつも現金なんだよ」

 

「なるほどなのです」

 

「そういえば電とこうして歩くのも久々だよな」

 

「そうですね・・・いろいろありましたし」

 

「そうだな、まぁ全部片付いたし良かったよ」

 

そんな話をしながら銀行に入る。

 

「えっと・・・14番か」

 

「ATM使わないのです?」

 

「ああ、ちょっと大金だしな」

 

「なるほど・・・」

 

ソファ-に座りのんびりと待つ。

すると・・・

 

「あれ、イ-グル?」

 

「ん?」

 

聞きなれた声がした。

 

「零斗か」

 

「よ、久々」

 

「そうだな~・・・」

 

「買い物か?」

 

「そういうお前も?」

 

「ああ、利根とテレビ買いにな」

 

「なるほど」

 

ふと後ろを向くと電と利根が楽しそうに話していた。

そんな姿を眺めていると外に黒塗りのトラックが止まる。

中からは男たちが降りてくる。

 

「・・・6時に不審者、強盗の可能性あり」

 

「え、なに?」

 

「たぶん強盗だ」

 

「ちょちょちょ!!どうすんだよ!」

 

「・・・お前軍人だろ・・・落ち着け」

 

そんな話していると・・・

 

「ひゃっはあああ!!金出せコラァァァ!」

 

そんな声とともに銃声。

あんたら派手だなオイ!しかも「ひゃっはあああ!!!」って世紀末か!!

 

「どどどどどどどうすんだ」

 

「だから落ち着けっての・・・」

 

めっちゃガタガタ震えてる零斗を横目に強盗の武装を見る。

装備は・・・拳銃と・・・リ-ダ-格が自動小銃か。

よし、元SEALsの力を見せてくれよう。

 

「おいおm・・・」

「オイてめコラ」

 

人質に銃を向ける犯人に対し零斗が立ち上がる。

やっぱり国民を守らんとな。うん。

 

「お前ら・・・ふざけんなよオイ」

 

「んだぁ?黙って座ってろコラァ!」

 

「さっきから黙ってみてりゃテメェら・・・」

 

よし、いったれ!今のお前輝いてるよ!

と心の中で持ち上げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「銃の持ち方違うだろうがァァァ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・そこかいいいいいいいい!!!!!!

 

「お前らバカですかぁ!?そんな片手で持ってたら簡単に奪い取られるに決まってんだろうが!!とくにリ-ダ-っぽいお前!」

 

「え、お、俺?」

 

「AKを片手で構えるとかアホかぁ!?ちょっと来い!」

 

いやあの・・・奪い取ろう。そこは奪い取ろう。銃を。

利根は後ろで「やっちまった・・・」って感じで顔を抑えている。

 

「アホかアイツ・・・どっちの味方だよ・・・」

 

「我輩は何もしらんのじゃ・・・」

 

「とりあえず・・・避難誘導だな・・・」

 

と話していると・・・

 

「おいゴラァ!!人質のクセにしゃべってんじゃねぇぞ!!」

 

ちなみにこの怒声は零斗のものです。

なに役になりきってんだぁぁぁ!!!!!

 

「・・・とまぁ脅すのも大事だ。いいか?こうしないと舐められる」

 

「なるほど・・・」

 

強盗のやり方教練してんじゃねーよ!!!

もういいや・・・

 

「司令官さん・・・早く逃げようなのです・・・」

 

「ああ・・・」

 

「おいそこの小娘、ちょっと来い」

 

「え?」

 

近くにいた男が電をつかむ。

 

「こいつを人質にしようぜ」

 

「ははは!!いいなそれ!」

 

「た、助けて・・・」

 

「ほら、お父さんに助けてーって言えよ」

 

「・・・お父さん・・・?」

 

・・・え。

 

「お、お父さんなんかじゃないのです!!」

 

「じゃあなんだ?お兄ちゃんか?」

 

「夫なのです!」

 

その瞬間場の空気が凍り付いた。

そして人質と犯人が俺を指さし・・・

 

「ロリコンだあああああああ!!!!」

 

「・・・・お前ら全員ぶっ殺したろかああああああああ!?ここをペンキ塗りたての赤い部屋も真っ青なくらいの血の海にしたろかコラァァァァァ!!!!」

 

殺意って簡単に湧くんですね(

 

「はははは、だから俺みたいにこういう子とケッコンすればよかったんだよ」

 

「人の嫁をバカにするのは良くないと思うがのぅ・・・」

 

するとまた空気が凍る。

人質と犯人が零斗を指さし・・・

 

「ロリババアだああああ!!!こいつはきっとババコンだああああ!!!」

 

そんなことを絶叫した。

いやその理屈はおかしい・・・と思ったが俺はこみ上げる笑いを堪えていた。

すると零斗は・・・

 

「よっしゃ全員ぶっ殺したらあああああ!!!血祭りじゃあああああ!!!」

 

どこに隠していたのかPKM軽機関銃を取り出し乱射を始める。

 

「さぁ素敵なパ-ティ-しましょおおおおおおお!!!!」

 

頭おかしいっぽい。

てかお前の背中は四次元ポケットか!

とりあえずこそこそと抜け出せたので銀行を後にする。

中からは銃声が響いていた。

 

「あの・・・いいのです・・・?」

 

「いいのいいの。収穫あったし」

 

「収穫?」

 

「これこれ」

 

なんか強盗の足元にあったスポ-ツバックもらっちゃった☆

何かお札いっぱい入ってた!サンタさんのプレゼントかな?☆

 

「・・・これアカンやつなのですうううううううう!!!」

 

「電、逃げるぞ」

 

「いや早く捨てるのです!ポイするのです!!」

 

「ぽい?」

 

「夕立さんの真似じゃないのですううううううう!!!!!」

 

「ちぇ~・・・」

 

「いいから捨てるのです!!捨てないと・・・指令室の写真燃やすのです!!」

 

俺は音速でバックを放り棄てた。

バカな・・・なぜ・・・あの写真集がバレていた・・・艦娘の隠し撮り写真が・・・

 

「よし、エアコン買いに行こうか」

 

「な、なのです・・・」

 

気持ちを切り替え電気店に向かう。

テレビではさっきの強盗がもうニュ-スになっていた。

 

『先ほど、横須賀の銀行で強盗が発生しました。』

 

「お、もうニュ-スになってる」

 

「早いですね・・・」

 

『現在は警察特殊部隊が突入し事件は収束しましたが犯人の一人が手りゅう弾を使用した模様です』

 

人質は無事だといいが・・・

 

・・・・・・零斗はどうでもいい。

 

『この爆発で人質、犯人を含め6人が遺体・・・失礼しました、アフロ体となって発見されました。』

 

 

アフロ体って何だ!?

 

「アフロ体って何なのです!?」

 

「お、俺が知りたい・・・」

 

「ギャグマンガなのです?!」

 

「ドリフだね(震え声」

 

たぶん零斗もアフロだろうけど・・・

そんなこと言いながらエアコンを探していると誰かとぶつかった。

 

「おっと、すみません」

 

「ああ、いやいや、大丈夫。あれ?」

 

「ん?」

 

ふと見上げると・・・

 

「よ、またあったな!ゲフッ」

 

口から黒煙を吐いてアフロになった零斗であった。

 

「やっぱお前もアフロになってたんかいいいい!!」

 

「はっはっは!!あの手榴弾は俺が投げてやったぜ!」

 

「しかも犯人はお前かよ!!出頭しろ!今すぐ!!」

 

散々な休日になりそうだ・・・

 

 




今回はうまくかけたかな・・・?
最近微妙なのが続いてる気がする。
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