申し訳ない!
「これ・・・どうするかな・・・」
偵察機が送信してきた画像と映像。
写っているのは電とよく似た敵艦だ。
「しかもこれ・・・ESSMじゃね」
この偵察機は映像を送ってきた数十秒後に撃墜されている。
明らかに艤装から対空ミサイルが発射されていた。
弾着の数秒前を一時停止してみるとミサイルがきっちりと映っていた。
形状からしてRIM-162 ESSMだ。
この艦についていろいろ推測していると・・・
「隊長、入ります」
「はいはい、どうぞ」
アンドロメダだ。
お茶を持ってきてくれたようだった。
「それ、なんの資料です?」
「ああ、なんか電とよく似た敵艦がな」
「電さんと?」
「艤装はたぶん、現代艦ベ-スだな・・・それを証拠に腕に76mm速射砲も見える」
「ん~・・・これって元の艦が存在しそうですね」
「たぶんな。あと、日本の艦艇かも」
「なんでです?」
「なんとなくだよ、そんな気がしただけだ」
「そうですか」
司令室でお茶を飲みながらいろいろ考えていると電たちが帰ってきた。
ひどい損傷を受けてないのを見ると無事で撤退できたようだ。
「おかえり、電」
「ただいまなのです、司令官さん!」
電は被弾もなく元気だ。
「では、私はこの辺で秘書艦を交代しますね、お二人の時間を邪魔しちゃ悪いので」
「・・・変な気は回さんでいいからな」
アンドロメダはそのまま微笑んで部屋を出た。
「さて、と・・・」
椅子に座り直しいつもの仕事に戻る。
最近鎮守府に諜報班なるものを作ったし解析はそっちに回そう。
「司令官さん、なんで撤退命令を出したのです?」
「あの状況じゃ・・・な」
「でも、いそかぜさんも・・・」
「たしかに、航空戦力も十分だったし・・・」
続きを言おうと思ったら扉が勢いよく開き、ネコが飛び込んできた
「たいちょー!!!なんで撤退させるニャー!!」
「なんでって・・・戦力がな」
「戦力は十分だったにゃ!!ニャ-だけでも十分にゃー!!!!」
「・・・ラプタ-とか(ボソッ」
「ら、ら、ラプタ-ってなんですかにゃ?ラブプラスの新しいキャラですかにゃ?」
「おいコラすっとぼけんな」
「す、すっとぼけてないですにゃー」
と、鼻歌歌いながら部屋から出ていった。
何しにきたんだアイツ。
「さて仕事仕事・・・」
書類に目を通していると、上空を轟音が過ぎていった。
電が外を見ている。
「戦闘機・・・海に向かって飛んでいくのは珍しいですね」
「スクランブルじゃないのか?」
「スクランブル・・・?」
「緊急発進だよ、ウチでもたまにかかるだろ?基本は陸軍航空隊の仕事なんだがな」
このご時世、スクランブルがかかることは滅多にないが、それでもごく稀に不明機が日本領空に進入することがある。
たいていはフライトプラン未提出の軍用機だったりするんだが・・・
「そういえば何で私たちの鎮守府にスクランブルかかるのです?陸軍航空隊だけでも・・・」
「ウチのは対深海棲艦相手だよ、たまに偵察機が飛んでくるからな」
その頻度も稀だが・・・
「ウチも対空兵器の増強するかなぁ・・・」
「え?でももう十分じゃないのです?」
「一応な・・・ただ、敵は現用の航空機のコピ-を始めた・・・今までは対空砲程度で落ちてたけど、現用機は別だよ」
「ん~っと・・・性能が違いすぎるのです?」
「それもだけど、フレアとかチャフって言うミサイルをかわすための防御兵装を積んでるんだ。いそかぜ達も積んでるんだけどね」
「チャフ・・・フレア・・・?」
「フレアは簡単に言うとエンジンの熱程度かそれ以上の熱源を空中に放出して赤外線誘導のミサイルを避けるんだ。チャフはアルミホイル何かを空中に放ってレ-ダ-波を反射させる兵装で、レ-ダ-誘導ミサイルに使うんだ。艦船にもチャフは積んでるよ」
「なるほどなのです・・・でもコレ相手だとミサイルは使えなくないですか?」
「いや、チャフとフレアも万能ってワケじゃないんだ。あれは生存率を高めれるだけの物に過ぎないんだよ」
実際、熱源誘導ミサイルに追尾されていてフレアを撒き散らしたとしても絶対の回避できるというわけではない。
「まぁ、そんなとこ・・・」
突然、司令室に大音量でベルが鳴り響く。
壁についている電光掲示板にとある表示が灯った。
HOT S/C
「な、なんなのです!?」
外からはジェットエンジンの音が響いてきた。
「防空司令部!状況を送れ!」
<<陸軍航空隊のF-15J二機が太平洋上でベイルアウト!付近に不明機あり!>>
「了解した!救難機を上げれるか?!」
<<待機中のUH60が離陸できます!コ-ルサイン「ピ-クォド」>>
俺の予想では・・・深海棲艦だろう。
「司令官さん!私たちも・・・」
「いや、電たちはまだ休め、待機中の艦娘を出撃させる!」
「でも・・・」
「でもじゃない、疲労がたまってるんだ、出すわけにはいかない」
「・・・了解なのです・・・」
電は悔しそうだがどうしようもない。
疲労した体で出撃させても被害を被る可能性がある。
「防空司令部、救難機はあとどこから出る?」
<<陸軍航空隊所属、百里救難隊から捜索機と救難ヘリが上がります!>>
「了解」
助かるといいが・・・
「ふぅ・・・」
「ため息ついてどうしたのです?」
「いや・・・助かればいいなと思ってな・・・」
「・・・そうですね・・・」
「電、明日からは捜索に行ってくれ」
「明日からですか?」
「疲労もとれるだろうしな」
「了解なのです!」
だが・・・もし電が見つけたとして回収するのが遺体でないことを祈る。
外を見ると救難ヘリが離陸していった。
MGSV楽しいっすね~
ただ私・・・殺傷人数1300人超えてるんだよなぁ・・・
シモヘイヘも真っ青なキル数ですね。
敵地前に進入→安全な位置から偵察→砲撃支援要請→ヘリで近接航空支援要請→残った敵を殲滅
これもうCoDかBFだな(確信)