あの遭遇戦から2日たった。
依然としてあの敵艦は撃沈したのか逃走したのは不明だった。
だが、逃走の説が濃厚だろう。
「ふ~・・・さて、仕事終わりっと」
「お疲れさまなのです」
「あ、電。明日の予定書いたノ-トとかある?」
「はい、すぐ出すのです。えっと・・・」
電は背伸びして棚を漁る。
それにしても最近・・・敵も性能を上げてきている。
ついにはミサイルを使用してくる水上艦が出てきた。
「ありました!」
「サンキュ-。えっと・・・」
明日は赤城と加賀をほかの鎮守府といっしょに異機種間空戦訓練に出さないと・・・か。
あとは個人的な鎮守府内の施設改修と・・・それくらいか。
「電、施設改修なんだけど、業者に食堂の冷蔵庫直すように伝えてくれる?」
「冷蔵庫ですか?」
「うん、最近調子悪いらしくてな。そのままほっといて食中毒出すわけにはいかないし」
「了解なのです」
「さて・・・一応仕事は終わったし、間宮でも行くか?」
「行くのです!甘いもの♪」
「よしっ!」
そういうわけで間宮に向かう。
間宮は鎮守府内にあるが、ここは民間人も立ち入り可能だ。
「そういえば司令官さん、最近新しいパフェ出たのですよ!」
「ほう、どんなヤツ?」
「名付けて・・・鯛焼きパフェなのです!」
「待って嫌な予感しかしない。」
あの・・・鯛焼きが拷問を受けてるようにしか見えないヤツが・・・
いや、間宮さんのことだ。大丈夫だ・・・よな?
「いらっしゃいませ~」
「2人、大丈夫?」
「あら、司令官さん!はい、空いてますよ」
「お、よかった」
案内された席に向かうと近くに赤城と加賀が居た。
ちょうどいいや、明日の事伝えとかないと。
「よ、赤城、加賀」
「あら提督」
「なんでしょうか?」
内容を伝えようとすると、頬っぺたにクリ-ムつけた赤城が・・・
「提督がここに来るのは珍しいですね。はっ・・・もしや私のパフェを狙って・・・?!」
「いや待て」
「このパフェは私のです!指一本触れさせませんからね!!Don't touch my パフェェェェ!!!」
「触らねーよ、てかいらねーよそんあクソデカいパフェ!!!」
すると加賀が・・・
「・・・という事は赤城さんを狙って・・・!?」
「いやあの・・・」
「Don't touch my 赤城さんんん!!!」
「だから触らねーよ!!つーか赤城はお前の物かよ!!」
「やだ・・・加賀さんったら///」
「お前らデキてんの!?」
もうツッコミ疲れたでござる。
「あのな・・・明日、DACTがあるんだよ、それに参加してくれ」
「ああ、そんな事でしたか・・・てっきり私のパフェを狙ったのかと・・・」
「私も赤城さんを犯されるのかと・・・」
「あの・・・提督さん何だと思われてるの?」
そんな疑問をぶつけたが・・・
「ではまた明日詳細をお願いします」
「あ、うん・・・」
パフェ食う前に疲れた・・・
とりあえず席に着く。
「司令官さん、何の話してたのです?」
「ああ、明日の話だよ」
「でも・・・なんか叫んでませんでした?」
「あの・・・もう掘り返さないでください・・・」
「なんかあったのです!?」
「なんかあったのです・・・」
そんな話していると電が頼んでいてくれたのかパフェが運ばれてきた。
そのビジュアルは・・・
「おいしそうなのです!」
「おいし・・・そう・・・?」
鯛焼きが拷問を受けているビジュアルではなく、鯛焼きがパフェのソフトクリ-ム部分を咥えさせられているような状態で、固定のためのチョコのお菓子が鯛焼きに斜めから突き刺さっており、拷問通り過ぎて処刑されていた。
「見た目が・・・」
見た目に引きつつ、パフェを食べると・・・
「美味いな」
「おいしいのです!」
和風のパフェで餡子などが乗っているのだが思ったほど甘くなく、食べやすかった。
これ普通に美味いな・・・見た目は別として・・・
そんな事していると間宮が来た。
「司令官さん、今日はありがとうございます」
「いえいえ、久々に甘いものが食べたくなってな」
「その鯛焼きパフェ自信作なんですよ!でも何故か売れないんですよね・・・」
「いや・・・それは見た目・・・」
「それに、赤城さんが食べてる特盛パフェのほうが人気なんですよ」
「へぇ、どんな客が?」
「主に女子高生とかですよ」
「ああ・・・やっぱり・・・」
「いいですよねぇ・・・若い子って・・・」
あの世代ってあの量を食べてしまうんだから恐ろしい・・・
「しかも華奢な子まで食べちゃいますから・・・」
「それだけ美味しいんじゃないか?」
「それはそうなんですけど・・・鯛焼きパフェ・・・」
「だからそれは見た目が・・・」
「見た目ですか?」
「これ完全に鯛焼きが処刑されてんじゃねーか・・・」
「あ」
なんだ「あ」って。
「おい・・・なんだ「あ」って・・・」
「い、いま気づきました・・・」
「遅くね!?」
ちなみにこんな話の最中にも電は幸せそうな顔でパフェを食べていた。
「か、改善を頑張ります・・・」
「が、頑張ってくれ・・・」
何故かしょんぼりした間宮は厨房に戻っていった。
「味は美味いのになぁ・・・」
どうしてこうなった。って言いたくなる見た目なんだよなぁ・・・
ちなみに胴体貫かれている鯛焼き君、皮はモチモチで美味い。
「ふ~・・・ごちそうさまなのです!」
「ごちそうさま」
お会計を済ませて店の外にでた。
「司令官さん、もう外が暗いですね」
「前はもっと明るかったのにな」
「でも私、この時期好きなのです」
「なんで?」
「なんとなくなのです、強いて言えば外が寒くもなく暑くもなくで夜空を眺めれるから・・・なのです」
「そういや今日は満月だな」
「お月さま、キレイなのです」
月を眺めながら鎮守府構内を歩く。
俺の寝泊りをしている部屋までは約400mくらいだ。
「なぁ電、月明かりもキレイだしちょっと港のほうに行くか」
「港ですか?」
「ああ、たぶん今日は海がキレイだろうしな」
ちょっと遠回りして港に向かう。
昼間は少し騒がしい港も今は静かだ。
「あれ?人影なのです?」
「ん?本当だ」
港を歩いていると二つの影を見つけた。
シルエットからして女の子っぽい。
「ん~・・・誰だ?」
「さぁ・・・」
耳を澄ましていると・・・
「好きだよ・・・いそかぜ・・・」
「私もです・・・」
「ねぇ・・・ここなら誰も見てないし・・・」
「・・・うらかぜとなら・・・いいですよ・・・」
・・・・あのレズ共かい。
てか待て。ここで行為を始める気か貴様ら。
止めに行こうとしたら・・・
「いそかぜ・・・結婚してください!」
「・・・喜んで・・・!」
え・・・プロポ-ズ・・・?
「あの・・・司令官さん・・・・?」
「目の前でプロポ-ズしちゃってるな・・・」
いやあの・・・結婚おめでとうございます。
じゃなーい!!!なんでお前ら今、ここでやってんだよ!!
「とりあえず・・・場所変えるか・・・」
「なのです・・・」
アイツらの邪魔するわけにもいかんしな。
と思いその場を立ち去ろうとして後ろを振り返ると・・・
「うら、かぜ・・・はぅ・・ん・・・!」
行為に入ってた。
やっぱりかい。
「電・・・さっさと部屋に帰ろう」
「なのです・・・」
というわけで部屋に帰り、風呂に入る準備をする。
「おっふろ~♪おっふろ~♪」
電が鼻歌を歌いながら着替えを準備していた。
ちなみに最近、俺の部屋に風呂を増設した。
一応、艦娘寮の個室にも増設できるようにしているがどうしてもまだ時間がかかる。
やっぱり、冬に長い廊下を歩かせて風呂に行かせていては酷だ。
「やたら機嫌がいいな」
「えへへ♪司令官さん、一緒に入るのです♪」
「おっしゃ・・・ってちょっと待てぃ!!」
「なんか変なこと言ったのです?」
「言ってますよ、思いっきり言ってますよ!」
「?」
気のせいか?顔赤いぞコイツ・・・
ふと電の足元を見ると・・・
「あれは・・・俺が冷蔵庫に入れてたオレンジジュ-スサワ-・・・」
間違って飲んだな・・・
「電・・・酔ってるな・・・」
「酔ってなんてないのです!さあ、お風呂行くのです!」
「あれ、気のせいかな?強制?」
「なのです!」
フンス!って鼻息を出しながら答えるが・・・
いやホント待ってください。
「待って、襲うよ俺!?」
「い、いいのですよ・・・?」
「よくねーよ」
冷静に返答してしまった。
しかし電は・・・
「さあ脱げこの野郎なのです!!」
「え」
「脱がんとタマ潰したろかワレェ!なのです!」
「まて!!どこでそんな汚い言葉覚えた!!」
誰だァァァ!!三枚おろしにして南蛮漬けしてしてやるから出てこいコラー!!
なんて事してる間に風呂場に連れ込まれましたとさ。
「んふふ~・・・じゃあ早速・・・」
司令官の主砲をなんで咥えようとするんですかねアナタ。
「まてコラ・・・」
「んぐぐぐ~・・・もうちょっとで~・・・!!」
「もうちょっと俺の理性飛ぶからね!?」
「いっそ飛んじゃえ、なのです!」
「マジですか・・・」
そして力が抜けた瞬間・・・
「あむっ!」
「フォッ!?」
食われた・・・俺の主砲が・・・
というわけで朝。
いやもう疲労がハンパじゃねーです。
「電・・・どんだけ溜まってたんだよ・・・」
しかもまぁ・・・避妊具なんて用意されてないし・・・
「まぁでも・・・電との子供・・・ならいいかな」
「んふ~・・・ママですよ~・・・むにゃ・・・」
「夢の中ではママですか・・・」
「パパ~・・・遊園地行くのです~・・・」
「・・・子供・・・出来たら、みんなで行こうな」
寝言を言う電の頭を撫でながらそんな事を思った。
退役したら北海道にでも引っ越してほのぼの暮らしたいな。
あ・・・でも東京も捨てがたい・・・
なんて将来の計画を立てていた。
何を思ったかこんなタイトルになったでござる。
てか監獄学園にドハマリした。
面白すぎるアレ