ゼロ魔のif召喚ネタ好きなんよ。
使い魔召喚の日、だからといって特別な感情なんてなかった。
大型の魔獣にせよ、小型の動物にせよ、いつもの任務が多少便利になる程度。
……どうせ、私を助けてくれる『勇者』のような存在が現れるわけではない。
だから、
「我が名はタバサ。五つの力を司るペンタゴン、我の
本当の名前じゃなくても、どうでも良い。
成功すれば良し、失敗したら二回目に小声で本名を使えば良い。
どっちだろうと、期待なんてしてなかった。
……そう、この時の私は、何も知らなかった。
召喚の『鏡』が現れ、単純に軽く安心した。
けれど……
「!?」
突然『鏡』がブレ、爆散する。
「ぅわあ!? 何だ!」
「『ゼロ』の魔法みたいに爆発したぞ!」
同級生の悲鳴やら野次が聞こえる。
ミス・ヴァリエールが顔を
失敗?
落胆はあれど、周りから何を言われたとて気になりはしない。
ただ、本名がバレないように唱えなければいけないと思うと、少し面倒……
……違う!
煙の向こうに、何か大きな影を見た。
『何かは召喚できた』と気付いてすぐ、私は無詠唱で風を起こし煙を晴らす。
そこにいたのは……
「ドラ!……ゴン?」
ずんぐりむっくりしたシルエットで、とても自力で空を飛べるとは思えない青白い竜がいた。
青白い……風竜?
違う。周囲に、冷気に起因するであろうモヤが漂っている。
風竜の特徴ではない。
そんな風に私が観察している間、周囲からは悲鳴や
確かに飛べそうもないとはいえドラゴンで、幼竜と呼ぶには成長が進んでいるように見える。
そして何より……『鼻の上に小さな眼鏡』
間違いない。拾った物か、精霊魔法で自ら作り出した物か、どちらにせよ『知性の証拠』
あれは
万が一にも暴れられたら通常の竜の比ではないし、希少種を使い魔にするのは目立ち過ぎる。
周りにバレる前に契約を!
私は『任務』の時さながらに走り寄る。
「我が名はタバサ。五つの力を司るペンタゴン、この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」
「な」
竜の鋭い知覚で私に気付き声を上げかけた正体不明の韻竜に飛び付き、顔面がぶつかっても構うものかという勢いでキスをした。
優先順位を考えれば多少の怪我など気にしてはいられない。
「ぎぃ!?」
ルーンが刻まれる痛みに
周囲に聞かれない声量で
「聞いて。
……さっきので眼鏡にヒビが入ってしまった。
後で直さないと。
竜は小声で応える。
「はぁ? なんで喋ったくらいで……というか、何が何やら……どういう状況なんだよコレ。さっきメチャクチャ痛かったし」
ルーンの効果か、冷静な対応に
「それはゴメン。使い魔を召喚しなければいけなかった。出て来たのが、あなた。痛みは契約のせい」
「……はぁぁぁ……契約って……えらく一方的じゃないか。ま、今さらだし、あのまま『あそこ』にいても遠からず追い出されてただろうから、新しい住み家が手に入るなら、まぁ……置いて来た本は
「……ゴメン……」
本を手放す気持ちは理解できてしまうので、そこだけは本心から謝った。読書家だったとは……申し訳ない。
「ともかく今は喋れないフリをしてほしい。話を合わせて」
「ドラゴンって喋るもんだと思うんだけどなぁ……まぁ良いや。分かった」
「あなたは見た事のない竜。風竜という事にして誤魔化す。私はタバサ。あなたは?」
……後に分かる。これは運命の出会いだった。
例え、どれほど過酷で悲惨な未来が待っていようとも。
「俺の名前は、ヘジンマール。アゼルリシア山脈の
その後は彼に『シルフィード』と名前をデッチ上げ、儀式全体も
……ミス・ヴァリエールが、どこかの国の騎士らしき青年を召喚してしまったらしいが。
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嗚呼! くらいむ! わたしのくらいむ!!
どこ!? どこへいったの!?
……ゆるさない。
ゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさない!!!
わたしからくらいむをうばったやつを、ぜったいにゆるさない!!!
……あのおかたのちからがあれば、きっと……
嗚呼、わたしのすべてをささげます!
どうか、くらいむをとりもどしてくださいませ!!
という事で破滅を約束された世界線()
やっちまったなルイズ!
間違いなくブリミル系メイジ人種は家畜にされてハルケギニアは農場となる事でしょう。
タバサとヘジンマールめっちゃ頑張るけど胸糞エンドっていうドラッグオンドラグーンみがありそう。
誰か続き書いて←おい