バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

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作戦!

明久や雄二たちが意識を取り戻したので、

優子や愛子、霧島たちがいるので話をする事にした。

 

話とは俺と明久の脅迫の件である。

雄二の件は何とか霧島さんを説得させた。

 

優子「そう、そんな事があったのね」

 

貴浩「今、ムッツリーニと光一に頼んで探ってもらってるんだが

   手が足りないから砂原にも手伝ってもらおうかなと思ってな」

 

砂原「そういうことなら了解だよ!」

 

秀吉「しかし、アレは本当に酷い濡れ衣じゃったのう

   ……何故だかワシは被害者扱いじゃったのも解せぬが」

 

楓「ヒデ君、ドンマイです」

 

明久「ホント、酷い誤解だったよ」

 

康太「…………見つかるようなヘマはしないのに」

 

刀麻「ムッツリーニその返事は危ないぞ」

 

光一「ん?貴浩殿に雄二、どうしたんですか?さっきから黙ってますが?」

 

光一が話しかけると、決意したかのように立ち上がる雄二。

 

雄二「……上等じゃねえか」

 

明久「え? 雄二?」

 

貴浩「・・・だな」

 

突然雄二は、怒りを目に宿し怒鳴るように言い放つ。

俺も雄二に同調する。

 

秀吉「どうするつもりじゃ」

 

雄二「真犯人を捕まえてやる」

 

貴浩「さすがにやられたままじゃな・・・腹の虫がおさまらねぇ・・・」

 

命「でもどうやるんですか?」

 

貴浩「俺の考えじゃまだ女子風呂の更衣室に隠しカメラが隠されているはずだ」

 

「「「「「えっ!?」」」」」

 

雄二「やはりお前もそう思うか・・・」

 

貴浩「なら女子にはもう1つの隠しカメラを探しだしてもらうか」

 

雄二「そして俺達は女子風呂へと向かう」

 

明久「な、何言ってるの雄二!?」

 

雄二の一言に皆が驚愕する

 

雄二「まあ落ち着け。おそらく犯人は今回の事でこれで俺達が女子風呂を

   覗くと考えているはずだ。ならそれを逆手に取る」

 

なのは「どうするの?」

 

雄二「まず、今からFクラスメンバーで女子風呂へと突撃する真似をする。

   実際はおそらく教師が見張ってるだろうからそこで進撃を停止する。

   そうしたら明日にはこの噂を犯人が聞くだろう」

 

明久「それで?」

 

雄二「そこでおそらく向こうからもう1度覗きをしないかの誘いが来るだろうから

   それに乗りそこで光一、ムッツリーニ、砂原たちに犯人を突き止めてもらう」

 

明久「でもそれで犯人達がでてくるかな?」

 

貴浩「おそらく出てくる。犯人は俺達に罪を着せて

   自分達に非がでないようにしているし、犯人たちは覗くのが目的だろうから」

 

明久「でもこのままだと僕達も危なくない?」

 

雄二「それは先に翔子や木下姉たちに鉄人に話をしておいてもらう。

   それにこれは最終日まで続くはずだからな。

   犯人は必ず最終日までには姿を現す。そこで最終日は俺達は反旗を翻す。

   先に教師に説明しているから退学にはならないだろう」

 

明久「でも女子には反感を買うんじゃない」

 

貴浩「それは事前に女子には話しておけばいい」

 

雄二「そういう事だ。なら行くぞ」

 

明久「了解」

 

貴浩「じゃあムッツリーニと光一、砂原は情報収集頼むな」

 

康太「・・・・・・・・・任せろ」

 

光一「任せてください」

 

砂原「了解だね」

 

貴浩「じゃあ霧島さん、優子、愛子、なのは、椎名、鉄人に説明よろしく」

 

優・愛・な「「「任せて(よ)」」」

 

椎名「うん」

 

貴浩「・・・そうだ楓、命。このことは絶対に姫路と島田に話すなよ」

 

命「え?話さないの?」

 

貴浩「ああ、少し考えがあるからな」

 

命「うん、わかったよ」

 

楓「兄さんがそう言うなら・・・それに私も少なからず2人には怒ってますので・・・」

 

明久「じゃあ貴浩行こう」

 

貴浩「了解!刀麻も行くか?」

 

刀麻「もちろんだ!友として協力するぜ」

 

 


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