バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

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VS教師陣⑨ 決着

ジュディス「最後の最後で油断したわね。本当に凄いわね。

      でも楽しかったわ。また次もやりましょうね」

 

貴浩「……もうしばらくはいいですね。そういえば皆はどうなったんだ?」

 

俺は周りを見てみると

 

「千葉先生が押されてるわ」

 

「援護しないと」

 

千葉先生が明久に押されている姿を見て周りに居た女子が加勢しようとするが

 

セイバー「明久の邪魔はさせない!」

 

それをセイバーが防いでいた。

どうやら明久の勝負の邪魔をさせないようにセイバーが立ち振る舞っているようだ。

 

明久「これでおわりっ!!」

 

明久が木刀を振るい千葉先生の召喚獣の消滅させる

 

千葉「この私が・・・・・・」

 

 

 

 

         ☆

 

 

 

 

ムッツリーニ「・・・・・・・・・なんだと」

 

鈴村「甘いな土屋。確かにお前の腕輪は脅威だが動きが丸わかりだ。

   そんな動きじゃ俺には勝てない」

 

ムッツリーニ「・・・・・・・・・くそっ」

 

ムッツリーニは鈴村先生に負けたみたいだ。

明久は点数は減っているが千葉先生に勝ったみたいだな。

 

ムッツリーニと千葉先生は負けたことが悔しいみたいで肩を落とし落ち込んでいた。

 

 

 

            ☆

 

 

 

雄二と秀吉は

 

リリス「これで終わりよ!『サンダーソート』!!」

 

雄二「くそっ!」

 

リリス先生が腕輪を発動させ攻撃を放つ。

雄二と秀吉はその攻撃を間一髪避ける。

 

秀吉「雄二このままじゃ負けるのじゃ」

 

雄二「わかってる!ランサー頼めるか」

 

ランサー「しょうがねぇな」

 

ランサーはそういうとリリス先生に向かっていく。

 

ランサー「先生には恨みはねぇが・・・その心臓、貰い受ける―――!

     『刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)』!!」

 

ランサーの一撃がリリス先生の召喚獣の心臓を貫き消滅した。

 

決着がついたようだな。

 

≪総合科目≫

 

 坂本雄二  20点   VS  リリス 0点  

 木下秀吉  16点       

 ランサー 5000点

 

どうやら、雄二と秀吉が勝ったらしい。

 

貴浩「残りは鈴村先生だけだな」

 

教師陣の中で残るのは鈴村先生だけだ。俺達は勝利を確信していると

 

西村「お前らそこまでだ!!」

 

明久「げっ!?鉄人!?」

 

そこで鉄人こと西村先生とスタン先生、森田先生が現れた。

 

雄二「ここで鉄人かよ!」

 

秀吉「それに森田先生とスタン先生もおるぞい」

 

貴浩「さすがにこれはヤバ過ぎるな」

 

明久「それにまだ霧島さんたちもいるし・・・ここまでかな」

 

スタン「さすが織村だな。ジュディス先生を倒すなんて凄いよ」

 

ジュディス「負けちゃったわ。今度は私が勝つわ」

 

鈴村「まさか俺以外の先生が負けてしまうなんてな」

 

森田「さっさと片付けましょうか」

 

そこで先生たちが召喚獣を出そうとする。

 

霧島「・・・・・・・・・待ってください。ここは私が」

 

西村「ん?霧島がか?」

 

霧島「・・・・・・・・・はい。これでも学年主席ですから」

 

そこに霧島が待ったをかけ一人こちらに向かってきた。

 

≪総合科目≫

 

 坂本雄二  20点   VS  霧島翔子  5142点  

 木下秀吉  16点

 ランサー 5000点    

 織村貴浩  18点(強化中)

 ライダー 6000点

 吉井明久  512点

 セイバー 7000点

 

 

ランサー「譲ちゃん1人で俺達を相手にする気か?」

 

霧島「・・・・・・うん。今の皆の点数なら私1人で大丈夫」

 

セイバー「凄い自信ですね」

 

霧島「・・・・・・それに雄二や織村たちだけじゃないから」

 

ん?なにがだ?

 

霧島「・・・・・・私だって持ってる」

 

持ってる?なにを・・・?

 

ランサー「なにっ!?」

 

するとそこで突然、何も無い場所から鎖がでてきてランサーを縛りつける。

 

雄二「なんだ突然!?ランサー鎖に縛られただと!?」

 

そこで俺は霧島から首からぶら下げてるモノに目がいった。

 

貴浩「霧島・・・お前が首からぶら下がってるものって」

 

霧島「・・・・・・・・・・そう。私もオリエンテーションの時手に入れた」

 

そう。霧島の首からぶら下がっていたものは

俺や明久、雄二たちと同じで金色の王冠のネックレスだった。

 

霧島「・・・・・・・・・その鎖は『天の鎖(エルキドゥ)』

   召喚獣の動きを封じ縛ることができる鎖。

   そして『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』」

 

霧島が新たなキーワードを告げると霧島の召喚獣の周りに無数の武器が現れる。

 

霧島「・・・・・・これで終わり」

 

霧島がそういうと無数の武器が射出されランサーや俺達の召喚獣に突き刺さっていく。

セイバーとライダーは傷つきながらも致命傷を避けていくが

 

 ≪総合科目≫

 

 坂本雄二   0点   VS  霧島翔子  4042点  

 木下秀吉   0点

 ランサー   0点    

 織村貴浩   0点

 ライダー 3200点

 吉井明久   0点

 セイバー 4100点

 

その攻撃により、俺達の召喚獣は一瞬で消滅した。

ライダーとセイバーも俺達の召喚獣が消滅したことで具現化できなくなり姿を消した。

 

貴浩「ぎゃあああああぁぁぁぁ!!!何コレ?凄い体が痛いんだけど!?」

 

明久「だ、大丈夫!!貴浩!!」

 

俺の召喚獣はまだ自身の腕輪の能力が続いていたので

腕輪の欠陥によりフィードバック効果が通常の4倍になっていたことで

今の霧島の攻撃により、体が悲鳴を上げている。

 

そしてあまりの痛さに俺は意識を手放した。

 

霧島「・・・・・・・・・あれ?やりすぎた?」

 

雄二「やりすぎだ!今すぐ貴浩を救護室へ連れて行かないと」

 

その後俺は救護室で治療されて、部屋へと戻っていった

 


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