バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

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最終決戦③ 連絡待ち

姫路「邪魔ですよ織村君!!」

 

島田「そこをどきなさい織村!!」

 

島田と姫路が俺に攻撃を仕掛けてくる

 

貴浩「・・・・・・」

 

俺は2人の攻撃を軽くかわしていく

 

貴浩「まず島田からだな・・・・・・封神雀華(ふうじんじゅっか)!!」

 

俺は島田の召喚獣に向かって刀を払い、

納刀しながらの打撃へと流れるような連撃をあびせる。

そこで点数差もあり一瞬で島田の召喚獣が消滅する。

 

島田「え!?うそ!?」

 

貴浩「次は姫路、紫電滅天翔!」

 

俺は前進しながら連続突きを繰り出し斬り上げる。

(ちなみに本当のテイルズの技なら電撃を帯びていますがこの技にはないです)

 

貴浩「とどめ、すべてを切り裂く『獣破轟衝斬(じゅうはごうしょうざん)』!!」

 

俺は抜刀した状態で姫路の召喚獣に近づき、

居合いから刀で横に薙ぎ払い刀を持ち直し、勢いよく斬り上げた。

さすがに姫路の点数でも攻撃が直撃したので消滅した。

 

貴浩「よし、まず2人討ち取った!!」

 

「すげぇ、一瞬で2人をやったよ」

 

「しかもあの姫路相手だぜ」

 

「これで理想郷(アガルタ)に近づけるな」

 

「ああ、確かコイツらは昨日、高橋女史を打ち倒したらしいからな」

 

あちこちで男子達が声を上げる。これで一応男子達の指揮は上がったな。

 

須川「良かったのか? あの2人を倒して、作戦に支障はないのか?(ボソッ)」

 

貴浩「大丈夫だ。あの2人は敵だからな。さあ皆、踏ん張るんだ!!」

 

『『『『『おお!!!』』』』』

 

高橋「これ以上の失態はしませんよ」

 

スタン「さすが織村だな。だがこれ以上は通しはしないぞ!」

 

A・B・C男子たちと教師・女子連合が戦いが激しくなる。

 

貴浩「よし須川、近藤。俺達の部隊を少し下がらせろ(ボソッ)」

 

近藤「わかった(ボソッ)」

 

須川「戦力を温存するんだな(ボソッ)」

 

貴浩「さて、あとは現れるのを待つだけか・・・・・」

 

 

 

~ 2F ~

 

 

 

雄二「皆、粘れ!!粘れば俺達の勝ちだ!!」

 

『『『『『おう!!!』』』』』

 

ジュディス「簡単にはやられないわよ」

 

2Fでも3Fからやって来たEクラス男子達が加わり激戦と化している。

 

森田「あ~!!もううざいわね!一気に蹴散らすわ!

   『スパイラルフレア』!!」

 

森田先生が腕輪の力を使い巨大な炎が男子生徒の召喚獣に向かっていく。

 

雄二「そうはさせねぇ!!『ランサー』!!」

 

雄二がキーワードを告げるとネックレスが輝き

雄二の召喚獣に2つの槍が装備される。

 

雄二「『破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)』!!」

 

雄二が槍を振るうと巨大な炎がかき消される。

 

森田「なっ!?」

 

雄二「よしっ!これなら森田先生の腕輪に対抗できるな」

 

そう雄二のネックレスの能力の1つ『破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)』は

相手の魔術要素みたいな攻撃を打ち消すことができる。

なので森田先生には相性最悪の力なのである。

 

秀吉「ナイスじゃ雄二!!皆ここが踏ん張りどころじゃ!!

   ・・・雄二よ、あとは犯人が現れるのを待つだけじゃな」

 

雄二「ああ、頼むぞ明久」

 

 

~ 女子大浴場前 ~

 

 

明久「よし、目的地に到着したね」

 

西村「吉井よくここまで来れたな」

 

明久「鉄人!」

 

僕達の前には鉄人と鈴村先生、それになのは、数人の女子生徒がいた。

 

刀麻「どうする明久?まだ連絡はないが・・・・」

 

明久「…連絡があるまで戦うよ」

 

刀麻「わかった!」

 

康太「・・・・・・鈴村先生の相手は俺がやる」

 

明久「わかったよムッツリーニ。じゃあ僕は鉄人だね」

 

刀麻「なら俺はなのはの相手──」

 

康太「・・・・・・八神を相手にしたら後ろから刺す」

 

刀麻の後ろでそうムッツリーニが呟く。

 

刀麻「・・・はやめて、まわりの女子を相手するか・・・・・」

 

康太「・・・・・・ならいい」

 

明久「ムッツリーニ完全になのはの事好きだよね」

 

康太「・・・・・・そんな事実はない(ブンブン)////」

 

ムッツリーニは顔を真っ赤にさせながら否定する

 

なのは「えっ!そうなの・・・・・・ガッカリ」

 

康太「!?」

 

明久「あっ、なのはを落ち込ませたよ」

 

康太「・・・・・・(オロオロ)」

 

なのは「なんて嘘だよ土屋君♪」

 

康太「・・・・・・・心臓に悪い」

 

鈴村「ゲフン・・・・・・・もういいか?」

 

明久「あっ!?忘れてた!よし、行くぞ鉄人!!」

 

康太「・・・・・・今度は負けない『試獣召喚(サモン)』」

 

鈴村「教師が生徒に負けるわけにはいかないからな『試獣召喚(サモン)』」

 

 

 ≪ 保健体育 ≫  

  

  土屋康太 774点  VS  鈴村瀬名 698点

   

 

鈴村「なに!?」

 

土屋「・・・・・・言ったはずだ。負けないと」

 

鈴村「っ!」

 

そこでムッツリーニと鈴村先生の戦闘が始まった。

 

明久「鉄人いきますよ『試獣召喚(サモン)』!!」

 

 

 ≪ 総合科目 ≫

   

  吉井明久 2962点

 

 

西村「ほう、かなり点数が伸びたじゃないか」

 

明久「それは貴浩たちのおかげですよ」

 

今度は僕と鉄人の戦闘が始まった。

鉄人は色々あって今は自分の召喚獣を持っていないらしいので自分の体で戦っている。

召喚獣の動きについてこれるなんて化け物だよ!

 

刀麻や他のAクラスの男子と一緒に女子と戦っている。

 

あとは連絡を待つだけだ・・・・・・


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