~ 1F ~
カン! キィン! キィン!
久保「ふん!」
貴浩「はっ!」
俺と久保は数度、打ち合うとお互い距離を取る。
貴浩「さすがAクラスだな。でもお前には負けられない!」
俺は久保の召喚獣に足を引っ掛けて倒すと左手で銃を構えた。
貴浩「久保、お前の負けだ」
久保「・・・・・・ああそうだねっと言うと思ったかい!」
貴浩「ッ!?」
久保が懐から何かを俺の目に向かって投げてきた。 目潰しか!?
久保「ふふふははははは。油断したね、織村君!!」
貴浩「っ!!」
そこで俺は胸に痛みを感じる。
今ので俺の召喚獣が攻撃を受けたみたいだ。
≪ 総合科目 ≫
織村貴浩 VS 久保利光
725点 1761点
久保「さてこれで終わりだよ。これで吉井君の隣は僕のものだ」
貴浩「っ油断したぜ。まさかこんな手まで使ってくるとわな。
だがまだだ!言っただろ俺は負けねえよ。
こんな卑怯な手を使ったお前にはな」
久保「くっ」
貴浩「久保、こんな勝ち方をして明久の隣にいたいのか?
それに明久の隣は俺のもんでもねえし、お前のものでもねえよ!」
久保「・・・・・・」
貴浩「それになこんな方法で明久の隣にいることが本当にお前が望んでた関係なのか!?
違うだろ。お前が望んでいる関係は対等な対場で笑い合える関係だろうが!
それにな別に俺がいたからお前が明久の友達になれねえんじゃねえよ!
お前が明久のところに向かっていかないからだろうが!いい加減に目を覚ませぇ!!」
俺は召喚獣の持っていた刀を前に向けて、久保の召喚獣の心臓部に突き刺した。
それと同時に久保の召喚獣は消える。
≪ 総合科目 ≫
織村貴浩 VS 久保利光
725点 0点
久保「・・・・・すまないことをしてしまったね織村君」
貴浩「自分の間違いに気づいたんだそれでいい。
・・・・・・・それより、久保、あの写真誰から買ったんだ?」
久保「こういうのは言ってはいけないんだけど・・・・・・Dクラスの清水さんだよ」
・・・・清水か。あいつもムッツリーニみたいに隠し撮りをしているのか。
久保「もちろん、あの写真は全て処分するよ」
貴浩「ああ、頼むぜ」
久保「・・・・・・・・・では、僕はこれで・・・」
貴浩「…待てよ久保。今度明久とAクラスに遊びに行くからな。
そこでお前がどう行動するかは任せる・・・・」
久保「ありがとう。今回は本当にすまなかったね」
さて、これで終わったな。
久保が話がわかってくれて助かった。
これで姫路や島田みたいだったら色々大変だったな。
さて、後は明久と雄二たちだな。
俺は残りの男子達を始末するかな・・・・・