明久「・・・・・・そうだ!」
そこで明久が皆に見合わせする。
貴浩が壊した柱を見ていた明久が何かを閃いたようだ。
「「「「!!!!!!!!」」」」
俺達は明久と目を合わせると明久の作戦内容を理解した。
雄二「なるほど、そういうことか。明久ナイスな発想だ!!」
康太「・・・・・・・・さすが明久」
秀吉「このような策を思いつくとは明久も悪知恵が働くのう」
刀麻「どうしたんだ雄二?」
刀麻や優子たちAクラスの面々は訳もわからず首を傾げていた。
これは俺達Fクラスメンバー(男子)だけが使えるアイコントクトでの会話だ。
≪自作自演タイム≫
貴浩「・・・・・・了解!うわぁああああああ!!!!
よくも、よくも、こんな事をしてくれたな根っこコンビ!!」
俺は1度廊下の壁を強く叩き声を震わせながら言った。
根っこ「「へっ?」」
丁度気絶していた2人が目をさます。
明久「覗きが上手く行かなかったからって西郷君と一緒に合宿所の柱を壊すなんて」
根っこ「「なっ!?」」
西郷「なんだと!?」
そう。明久の作戦とは全ての責任をこの3人に押し付けようということだった。
秀吉「最低の輩じゃのう」
根城「この惨状はお前らが──」
根城が何か話そうとしてるが
明久「雄二!」
雄二「了解!『アウェイクン』!!」
雄二は腕輪を発動させる。
明久「『セイバー』!!」
すぐさま明久はネックレスの力を発動させセイバーを召喚する。
セイバー「『エクスカリバー』!!」
根城「──が引きお──ぎゃあぁぁぁぁ」
喋ろうとした根城をセイバーのエクスカリバーで制裁!
明久「手間をかけさせないでよ」
必殺口封じ☆
雄二「人のせいにしようとするとは最低だな。ムッツリーニ!!」
康太「・・・・・・任せろ」
ムッツリーニはどこからか持ってきたパソコンを取り出し、
何故か先ほどの映像を撮って少し修正?して
貴浩が壊した壁をまるで根っこコンビが壊したように映像を作り変えた。
しかも・・・・・
根本(秀)「覗きが上手くいかなかった腹いせだぁ!!」
西郷(秀)「私も加勢しよう」
と秀吉のものまねで音声も収録。
雄二「この情報を教師たちや生徒達にに流せ」
貴浩「本当にナイスだ明久!」
雄二「あとはこいつらを気絶させて反抗しないようにしないとな」
根っこ「「や、やめろ」」
西郷「やめたまえ」
俺達はジリジリと3人に近寄っていき、近くの部屋につれこみ少しした撮影会を開いた。
西郷だけは軽くボコって気絶出せただけだが。
・・・・・・だってあまり近寄くにいたくないし。
その後、教師達に映像つきで3人を引き渡した。
貴浩「ふぅ~」
明久「危なかったね」
雄二「ナイス発想だったぞ明久」
秀吉「そうじゃな。これで貴浩は安心じゃな」
明久「貴浩を守るためだもん」
康太「・・・・・・映像も完璧」
刀麻「・・・・・・お前らは本当に凄いな」
優子「・・・・・・あ、あなたたち・・・あんなことをして何も感じないの?」
さすがに俺達の行動にAクラスの優子や刀麻たちは引いていた。
貴浩「感じてはいるさ」
明久「そうだね。恨んでもらってもかまわないよ」
秀吉「だがの友達は見捨てられぬのじゃ」
なのは「でも・・・・・これは・・・・」
愛子「ねぇさすがに・・・・」
翔子「・・・・・・少しやりすぎ」
康太「・・・・・・けど」
貴浩「これが俺達」
貴・明・雄・秀・康「「「「「『Fクラス』だぁ!!!!」」」」」
刀麻「・・・・・・・最低だな」
優子「・・・・・・それなら納得ね」
刀麻「え!?」
翔子「・・・・・・それなら納得できる」
なのは「そうだね」
愛子「なんか少しずつ慣れて来たしね」
刀麻「おい、お前ら正気に戻れ!」
こうして今夜は男子達を退治して覗き事件は終了した。
柱の件はあの3人に押し付けて・・・・・・・
そして明日は4日目、明日こそはゆっくり入浴ができるか?