バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

150 / 231
5/5 修正


愛子とムッツリーニと保健体育雑談

愛子「それは違うよ!世論調査では成人女性の68%以上が…」

 

康太「……違わない。世界保健機関の調査結果では成人男性の72%が賛同している」

 

愛子とムッツリーニが保健体育で熱論している。

 

愛子「またそうやって屁理屈を…!」

 

康太「…屁理屈じゃなくて事実。」

 

愛子「くぅ…! こうなったら今度のテストでムッツリーニ君を抜いて

   ボクの方が正しいって証明してみせるからね!」

 

康太「……学年1位の座は揺るがない」

 

愛子「そうやって憎たらしいこと言って…ムッツリーニ君なんてこうだよっ!(ピラッ)」

 

愛子はそういうとムッツリーニの隣で勉強していたなのはのスカートを軽くめくる。

 

なのは「きゃああああ////」

 

康太「……卑劣な……!!(プシャァァア)」

 

なのは「なにするの愛子ちゃん!!」

 

愛子はなのはを巻き込んで再びムッツリーニと保健体育の勉強に戻った。

 

明久「貴浩……」

 

貴浩「ん? どうした明久」

 

明久「ここなんだけど……」

 

命「あっ貴浩君。私も同じところが……」

 

椎名「……私もです」

 

その時、俺はと言うと明久と命、椎名に勉強を教えていた。

 

貴浩「でも、結構わかるようなってきたな2人とも。

   椎名もAクラスだから飲み込みが早いな」

 

明久「それはもう貴浩に鍛えられたからね」

 

命「私もですよ。特に理系科目は貴浩君のおかげで成績が上がってきてますし」

 

椎名「織村君の教え方が良いんです」

 

貴浩「それはなによりだ。教えた甲斐があったもんだ」

 

 

 

      ☆

 

 

 

刀麻「おい島田。貴浩たちの方ばかり見ていないで集中しろ」

 

雄二「お前の国語は今のFクラスでも下位なんだからな。 

   せめて2桁は取れるようになってもらわないと

   2学期の試召戦争でしかけられた時に困る」

 

島田「う…わ、分かってるわよ!でも、その…物理や化学も、ちょっと自信がなくて」

 

雄二「大丈夫だ。お前の物理や化学はは全体からみれば酷いがFクラスとしては普通だ。 

   それよりも弱点を強化しろ。お前は問題文が読めたら即戦力なんだから。 

   現国のほうが効率的なはずだ」

 

刀麻「そうだな。問題文が読めるか読めないかでは全然変わってくるからな」

 

島田「うぅ…。今のままで良いのに…」

 

島田は雄二と刀麻の2人がかりで国語を教わっていた。

 

雄二「ダメだ! 設備を維持する為には必要なことなんだよ」

 

大掃除と清涼祭の売り上げで結構まともになってきてはいる。

 

島田「そ、それはそうだけど・・・」

 

雄二「…まぁ良い。次の問題だ。【『はべり』の已然形を用いた例文】を書いてみろ。」

 

島田「以前食べたケーキはベリーデリシャスでした」

 

雄二「お前、ちょっとそこに正座しろ…」

 

刀麻「前途多難だな……」

 

 

 

       ☆

 

 

 

一方、楓と秀吉はというと

 

楓「ヒデ君も大分成績が上がってきましたね」

 

秀吉「楓のおかげじゃ。楓の教え方がいいからのう。凄くわかりやすいのじゃ」

 

楓「この調子で頑張りましょうね」

 

秀吉「わかったのじゃ」

 

2人は仲良く勉強していた。

優子は霧島や光一、姫路と静かに勉強していた。

 

 

 

 

そして再び愛子たちを見てみると

 

愛子「ムッツリーニ君。流石にこの問題は分からないでしょ?」

 

康太「……中一で70%。中二で87%。中三で99%」

 

愛子「どうして、こんな事まで知ってるの!?」

 

康太「……そんなの一般常識」

 

愛子「うぅ…正攻法で勝てる気がしなくなってきたよ…」

 

康太「…工藤はまだまだ甘い」

 

砂原「なんか面白そうだね。私も混ぜてね」

 

愛子「……こ、こうなったら。あのね、ムッツリーニ君。知ってるかな…」

 

康太「…?」

 

愛子「なのはの胸が大きくなってるんだって」

 

康太「っ!?(ボタボタボタ)」

 

なのは「っ!?//////」

 

愛子「この前体育の時間着替えてる時、なのはが言ってたんだ」

 

砂原「そうだねん。しかもナノナノの胸って形がいいんだよね」

 

愛子「そうそう。それがどうしてかってそれはね

   …実は(ボソボソ)って感じのマッサージを

   いつも(ゴニョゴニョ)ってなるまで、毎晩毎晩・・・」

 

なのは「あ、愛子ちゃん!!鈴歌ちゃん!!/////それは内緒って言ったよね!!////」

 

康太「……殺す気か!(ブシャァァア)だが情報ありがとう(グッ)」

 

ムッツリーニは鼻血を噴き出しながらも親指をたてていた。

 

なのは「康太君も何言ってるの!?って大丈夫なの!?凄い量だよ」

 

愛子「殺すだなんて人聞きわるいなぁ」

 

砂原「そうだよん。私はただ情報を教えただけだよん♪」

 

愛子「それに別にボクは、ムッツリーニ君が出血多量が原因でテストで

   実力が出せなくなるといいのに、何て事も考えてないし。

   それにムッツリーニ君も嬉しい情報だよね」

 

康太「……この程度のハンデ、どうという事はない」

 

愛子「ふ~ん。そんな事言うんだ?」

 

康太「……お前には、負けない」

 

愛子「そこまで言うなら遠慮無く…それで、さっきのなのはの話の続きだけど、

   (モニョモニョ)を身体が熱くなるまでやるんだよ」

 

砂原「そして最後には(ホニャホニャ)を使って(ヒソヒソ)を・・・」

 

康太「…死んで…たまるか…!(ダバダバダバ)」

 

このままだとムッツリーニが死んでしまう。

 

貴浩「愛子」

 

愛子「ん?どうしたの貴浩君」

 

貴浩「お前はこっちで一緒に勉強しような。砂原も勉強に戻れ」

 

砂原「了解♪」

 

俺は愛子と砂原の2人をムッツリーニから引き離すように連れて行く。

 

なのは「大丈夫康太君!」

 

康太「……だ、大丈夫!(ガクっ)」

 

なのは「康太君ーーーーーーーー!!!!!!」

 

貴浩「やりすぎだ」

 

愛子「テヘッ」

 

砂原「テヘペロ♪」

 

貴浩「笑ってごまかすな」

 

そして2人の監視を含め明久たちと一緒に勉強を始めた。

ムッツリーニはなのはに任せて


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。