バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

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5/5 修正


勝負と鈍感といじめ(笑)

勉強を始めて3時間経ったので

今度は霧島に明久と命に文系科目全般を頼み

楓と椎名と砂原が秀吉と島田に現代文と古典を(+砂原の監視)

光一が雄二に理系科目をなのはがムッツリーニに物理を教えており

 

その中で残った俺と優子、愛子、刀麻は模擬テスト勝負をしていた。

愛子とムッツリーニをこれ以上一緒に勉強させないためでもある。

 

      織村貴浩   木下優子   工藤愛子  不知火刀麻

現代国語  215点   395点   354点   412点   

古典    141点   357点   312点   290点  

世界史   329点   302点   312点   291点      

日本史   597点   323点   321点   549点

現代社会  154点   356点   251点   251点

数学    762点   331点   291点   301点

物理    512点   319点   246点   271点

化学    442点   303点   245点   224点

生物    452点   312点   413点   256点

英語     73点   382点   356点   104点 

保健体育  455点   302点   496点   323点

 

総合点数 4132点  3682点  3587点  3272点

      

※今回は選択科目である家庭科と美術は試験してないので

 総合点数は総合科目よりかは少し点数が下がっています。

 

 

優子「ダメね。やっぱり理系科目じゃ全く貴浩に叶わないわ」

 

愛子「僕も同じだよ」

 

貴浩「優子は総合的に点数がいいよな。愛子の場合は保健体育と生物が高いな。

   刀麻は現代文と日本史が高いな」

 

刀麻「まだ貴浩に日本史で負けてるか……ってか総合点数でも負けてるし。

   なんでお前Fクラスなんだよ……」

 

優子「アタシもよ。その点数でなんでFクラスなのよ。

   それにしても愛子点数伸びてきたわね。もう少しで追いつかれそうね」

 

愛子「まだまだ優子には勝てないよ。

   不知火君も点数伸びたよね。選択科目抜きでも

   僕とは500点以上差があったはずなのに」

 

刀麻「まぁ貴浩に負けてから頑張ったからな……でもまだまだだな」

 

貴浩「俺はまだ伸ばすぞ。理系はある程度伸びたから次は文系科目だな。

   英語も点数上がったし」

 

優子「えっ? あれで?」

 

愛子「強化合宿の時と変わらない気がするけど?」

 

優子「えっと・・・貴浩は確か吉井君のお姉さんに英語の勉強を教わったんじゃないの?」

 

愛子「確かそう言ってたよね。

   吉井君のお姉さんはハーバードを卒業したって言ってたし」

 

優子と愛子には初日の勉強会について話してある。

 

刀麻「マジで!? それでこの点数か!?」

 

貴浩「な、なにを言う! ほら強化合宿のときより15点も上がってるだろ!!」

 

 

英語

 強化合宿時   →   現在

   43点       73点

 

 

優子「たったそれだけしか上がっていないじゃないの!!」

 

刀麻「俺も英語は苦手なほうだけどそれでもなんとか3桁いったぞ」

 

貴浩「……英語なんてできなくていいんだよ俺日本人だし」

 

愛子「それだったら新婚旅行のとき困るよ? 海外に行けないよ?」

 

貴浩「それは大丈夫!」

 

優子「どういうことよ?」

 

貴浩「新婚旅行は国内ですませれば良いだけだ!

   それにもし海外に行ってもボディランゲージで何とかなるだろ」

 

刀麻「うわぁ……」

 

貴浩「おい刀麻引くなよ……それに新婚旅行って言ってもな。

   それ行くのに結婚しないと駄目だろ」

 

刀麻「まあそうなるな」

 

貴浩「となると彼女を見つけないといけないよな」

 

刀麻「まあ見合いとかしないのであればそうなるな」

 

貴浩「だろ。なら俺は当分無いな」

 

刀麻「何で?」

 

貴浩「だって俺を好きになる女子なんて少なくとも学園内にはいないだろ」

 

刀麻「はぁ~!?」

 

刀麻は俺の発言に大声で驚く。

 

貴浩「な、いきなり大声出すなよ。ビックリするだろうか」

 

刀麻「悪い……ってか貴浩はそれ本気で思ってるのか?」

 

貴浩「? 当たり前だろ」

 

刀麻「なあお前殴っていいか?いや殴らせろ!!」

 

貴浩「なんでだよ!?」

 

刀麻「なんでもクソもあるか!」

 

優子「………まだアタシ達の想いに気づいてないのね(ボソッ)」

 

愛子「……うん、ちょっと悲しいよね(ボソッ)」

 

貴浩「ん? どうしたんだ2人共。なんで落ち込んでいるんだ?」

 

優子・愛子「「なんでもない!!」」

 

貴浩「な、なんだよ。そんな大声出すこと無いだろ」

 

命「まだ気づいてもらってないんだ」

 

明久「鈍感すぎだよ貴浩」

 

楓「・・・・・・・・・」

 

優子「話は戻るけど貴浩の英語は残念すぎるわ」

 

愛子「そうだね。だから英語の勉強始めようね」

 

貴浩「えっ!? できれば遠慮したい……」

 

優子「問答無用よ!」

 

愛子「じゃあ頑張ろうね」

 

貴浩「NOoooooooooooo!!!」

 

やる気満々の優子と愛子に、絶叫しながらも準備を始める俺。

刀麻の野郎は逃げやがった。

 

俺が優子と愛子に英語の勉強と言う名のいじめをうけてしばらくすると

 

翔子「……そろそろ夕食だから、別の部屋に来て」

 

雄二「ん?もうそんな時間か。じゃあ一先ず中断するか」

 

優子「そうね。代表の言う通りね」

 

愛子「ところで代表の家ってどんな料理が出るのかな?」

 

貴浩「やっと……終わった」

 

明久「これだけ金持ちなんだから、

   満漢全席とかフランス料理のフルコースでも出たりしてね」

 

家が家なので、全員楽しみにしながら翔子に続いた。

 

 


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