バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

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男女と恋バナと期末試験

俺達が風呂から上がった後、霧島に先ほどのことを伝えて普通の試験勝負となった。

試験は国語、数学、英語、理科、社会の5教科の勝負となった。

ちなみに国語は現国・古典が、理科は化学・物理・生物が

社会は現代社会・歴史系が混ざったもので全て100点満点の問題である。

 

結果は・・・・・・

1、霧島・・・・・・500点 

2、楓・・・・・・・491点

3、姫路・・・・・・483点

4、優子・・・・・・451点 

5、光一・・・・・・442点 

6、貴浩・・・・・・437点 

6、八神・・・・・・437点

8、砂原・・・・・・431点

9、愛子・・・・・・412点

10、椎名・・・・・・411点

11、刀麻・・・・・・391点

12、雄二・・・・・・389点

13、命・・・・・・・369点

14、明久・・・・・・312点

15、秀吉・・・・・・309点

16、康太・・・・・・259点

17、島田・・・・・・201点

 

 

となった。俺は6位となった。やはり英語がネックになった。

それに上限があるから点数が下がるな。

こういう時は優子や光一のように全てが平均的に高いヤツがいいな。

 

そして部屋割りは

【男子部屋1】 貴浩・明久・光一・秀吉

【男子部屋2】 雄二・康太・刀麻

【女子部屋1】 霧島・優子・愛子・なのは・命

【女子部屋2】 砂原・椎名・姫路・島田

という風になった。

 

 

 

 

 

【女子部屋】

 

アタシ達は貴浩たち男子と別れて

女性陣は1つの部屋に集まって雑談をしていた。

 

椎名「代表、あのヴェールって坂本君からもらったんですか?」

 

翔子「・・・・・・うん」

 

優子「坂本君も何かと言いながらも満更でもないのね」

 

意外と坂本君も代表のことを思っているのね……羨ましいわ

 

愛子「それで楓となのはは秀吉君とムッツリーニ君とはどこまでいったの?」

 

楓「えっ、な、なんですか急に!?////」

 

なのは「そうだよ。どこまでって何がですか!?////」

 

愛子「それはねぇ~もちろん~」

 

砂原「率直に聞くねん♪キスしたの?」

 

楓・なのは「「ッ!?//////」」

 

優子「それは気になるわね。で、どうなの?」

 

愛子ナイスよ。正直アタシも楓と秀吉の関係が気になっていたのよね。

もしかしたら将来義妹ができるかもしれないのだから。

 

翔子「・・・・・・私も気になる」

 

命「・・・・・・私も少し」

 

姫路「気になりますね。付き合い始めてから結構経ちますしね」

 

島田「……参考になりそうだし……」

 

楓「命ちゃんまで!?」

 

皆がなのはと楓に注目する。

 

愛子「さあ白状しちゃいなよ」

 

なのは「わ、私はまだ……////手を繋いで歩いただけだよ」

 

愛子「へぇ~意外。ムッツリーニ君って積極的に見えるんだけどな」

 

愛子の言うとおり意外ね。土屋君って意外と奥手なのかしら

 

優子「それで楓は?」

 

楓「………1回だけなら////」

 

命「えっ?」

 

砂原「おぉ~」

 

愛子「さすが~」

 

椎名「す、凄いです」

 

姫路「楓ちゃん積極的ですね」

 

島田「ウチも見習わないと」

 

さすが楓ね……それにしても秀吉も意外と根性座っているのね。

 

なのは「わ、私達のことより…そういえば鈴歌ちゃんや雪ちゃんは好きな人いないの?」

 

なのはが鈴歌と雪に矛先を変える。

 

愛子「あっ、そういえばそうだね。どうなの? 気になる男の子っているの?」

 

砂原「私? う~ん。気になる男子はいるかな?」

 

優子「えっ? いるの?」

 

砂原「気になってるのはター君とアッキーだね」

 

「「「「「「えっ?」」」」」」

 

砂原の発言に皆が驚きの声を上げる。

 

なのは「……鈴歌ちゃん。タカ君と明久君が気になるの?」

 

……まさか愛子だけじゃなく鈴歌まで貴浩に……

 

砂原「うん♪ だって2人とも話題に事足りないんだもん♪」

 

優子「そ、そういうことなのね」

 

少しビックリしたじゃない

 

愛子「ちょっとビックリしたね」

 

翔子「……好きな男子はいないの?」

 

砂原「そうだね~。う~ん、今はいないかな?

   今は部活とかで忙しいしそれが楽しいからね。別にいいんだよん♪」

 

翔子「……そう」

 

なのは「そういえば雪ちゃんってタカ君とは仲いいよね。

    結構一緒に遊んでいるところ見るけど」

 

砂原「そういえばそうだねん。ユッキーって人見知りするタイプなのに

   結構ター君と仲いいよね。確かこの前映画にも行ってたし

   買い物も一緒に行ってなかったっけ?」

 

優子・愛子「「えっ?」」

 

えっソレ本当なの?

 

椎名「そうですね。貴浩君とは一緒に映画も見ましたし買い物にも行きましたね。

   あとは貴浩君の家で遊んだりしましたね」

 

命「そうなの?」

 

翔子「・・・・・・意外」

 

姫路「参考なんですがどのような映画を見たり買い物をされたんですか?」

 

椎名「えっとですね。映画はアニメとかが多いですね。

   買い物もグッズ集めとか一緒にゲームとかしましたね。

   やはり同じ趣味の方がいると楽しいです。

   鈴ちゃんも同じ趣味を持ってたら良かったんですが……」

 

砂原「アハハハ……私はそういうのはね……」

 

アタシや愛子より一緒に遊んでないかしら?

……ってそういえばアタシ……貴浩と2人でどこかに行ったことないわね。

いつも楓や秀吉、命、吉井君がいたものね。

 

楓「そういえばそうでしたね。この間も泊りがけでゲームしてましたしね」

 

優子「泊りがけで!?」

 

まさかそこまでっ!?アタシも泊まったこともないのに……

 

椎名「はいですっ!寝袋持参しましたっ!」

 

楓「今も寝袋は私達の家に置いてますしね。

  それにあの時は明久君と雄二君もいましたね」

 

椎名「はいですっ!やはりモ●ハンしてると時間が経つのを忘れちゃうのです。

   気がついたら朝でした」

 

楓「私が寝る前と起きた時と同じ位置でしたからね。さすがに驚きましたよ」

 

椎名「ですから貴浩君とは同じ趣味で気が合う友達ですね♪

   試験後もゲームする約束です♪」

 

優子「……話を聞く限りではまだ大丈夫みたいね」

 

愛子「……うん、でもこのままだと…危ないね」

 

椎名「?」

 

多分アタシの一番の障害になりそうね……そして女子部屋では話は続いていった。

 

 

 

 

 

 

【男子部屋】

 

刀麻「ところで雄二は代表と、秀吉は楓と康太は八神と付き合ってるんだよな?」

 

雄二「ん? どうしたいきなり?」

 

俺達男子は集まってトランプをして遊んでいるとふと刀麻が突然そんなことを聞いてきた。

 

刀麻「いや…まあ…少し気になってな」

 

明久「なにが?」

 

刀麻「……3人はどこまでいったんだ?」

 

なるほど…そういうことか・・・

 

雄二「はぁ?」

 

貴浩「確かにそれは気になるな。よし……3人とも詳しく話そうじゃないか」

 

俺は手に持っていたトランプを置き3人に詰め寄っていく。

 

雄二「……お、俺は何もしてねぇよ」

 

光一「そういえば雄二は霧島に合宿の時キスされてなかったか?」

 

雄二「○☆hfy8wくゃ!?////」

 

光一の発言に顔を真っ赤にさせ何か言おうとしているが正直何を言ってるのかわからない

 

雄二「み、見てたのか……////」

 

光一「まあ偶然なんだがな」

 

雄二「チックショー恥ずかしい////」

 

ほう…あの合宿でそんなことがあったのか…俺はアレだったというのに……

 

明久「秀吉とムッツリーニは?」

 

康太「・・・・・・俺はまだ手を繋ぐ程度」

 

貴浩「マジか? ムッツリーニって結構奥手なんだな」

 

康太「・・・・・・」

 

刀麻「秀吉はどうなんだ?……って貴浩それじゃ聞きづらいだろ?少しは気を落ち着かせろ」

 

貴浩「お、おう…悪い。さぁ秀吉…楓とどこまで言ったんだ? 正直に話すんだ」

 

俺は秀吉の肩を俺なりに優しく(・・・・)掴む

 

刀麻「だから落ち着け。雄二、光一抑えるの手伝ってくれ」

 

雄二・光一「「了解」」

 

貴浩「だ、大丈夫だ! 俺は何もするつもりは無い! ……はず……だから」

 

刀麻「それじゃあ全然説得力ねえよ!」

 

明久「あいかわらず貴浩は楓に関しては凄いね」

 

秀吉「……ワシは1度だけじゃが……キスしたのじゃ」

 

貴浩「な、な、な………」

 

刀麻「おお、秀吉は意外と積極的だな」

 

貴浩「………まさか秀吉……それ以上はしてないよな?」

 

秀吉「あ、当たり前じゃ!!////」

 

そうか・・・まだ・・・そこまでの関係なのか・・・・・・

 

貴浩「……それならまだ大丈夫か。

   ・・・・・・それに今ならアレ話しても大丈夫か(ボソッ)」

 

雄二「ん? 何か言ったか?」

 

貴浩「いや、何も…そういえば光一や刀麻はどうなんだ? 好きなヤツいないのか?」

 

光一「俺は好きな人っていうか……許嫁がいますし」

 

康太「・・・・・・・やはりいたのか」

 

明久「大企業の息子だもんね。いて当たり前か」

 

刀麻「俺は……いるぞ」

 

雄二「おっ、いるのか? 誰なんだ?」

 

おっ驚きだな。一体誰なんだ?

 

刀麻「俺は……砂原のことが気になっているんだ……」

 

貴浩「砂原か…やっぱりあの性格がいいのか?」

 

刀麻「ああ、アイツの楽しそうなところが気になってるんだ」

 

へぇ~意外って言えば意外だが……まあお似合いなのかもな

 

秀吉「告白はしないのかの?」

 

刀麻「ああ……まだしない。多分今しても振られそうだしな」

 

貴浩「……そうか。まあ応援してやるよ」

 

刀麻「ありがとう。ところで明久と貴浩はどうなんだ?」

 

明久「えっ、僕は……」

 

明久は俺のほうを1度見ると

 

貴浩「雄二、光一、刀麻。秀吉を捕まえておけよ」

 

俺は3人にそう指示する

 

雄二「ん? なんかわからんがわかった」

 

光一「了解。秀吉、大人しくしろ」

 

秀吉「な、なんじゃ!? 何をするつもりじゃ」

 

3人が秀吉をガッシリ捕まえる。

 

貴浩「お前らには話しておくが明久は命と付き合ってるぞ」

 

「「「「「なっ!?」」」」」

 

明久「ちょっと貴浩!? なんでいきなりバラしちゃうの!?」

 

秀吉「そ、それは本当かの?」

 

明久「あ~うん…姉さんが帰ってくる前なんだけどその時から一応命と付き合ってるよ」

 

秀吉「な、なんじゃと……」

 

貴浩「ま、今まで内緒にしてたけどな」

 

雄二「それは気づかなかったな」

 

康太「・・・・・・驚いた」

 

雄二「だがなんで今教えたんだ?」

 

貴浩「ん~今なら大丈夫かなって思ってな。だけどまだ女子連中には内緒だぞ」

 

話したら姫路と島田がまた暴走するかもしれないし

シスコンの優子も暴れるかもしれないからな

 

刀麻「ああ」

 

光一「俺達以外に知ってる人はほかにいるんですか?」

 

貴浩「俺達以外なら楓となのはが知ってるぞ」

 

秀吉「楓もじゃと!?」

 

康太「・・・・・・なのはもか」

 

貴浩「俺達兄妹が協力したからな。ちなみに俺は新学期すぐからずっと協力してたがな」

 

雄二「結構前からだな」

 

貴浩「まあな」

 

秀吉「そうじゃったか……ふむ。明久よ」

 

明久「な、なにかな秀吉?」

 

秀吉「そう緊張するでない……命をよろしく頼むのじゃ」

 

明久「えっ?」

 

光一「意外だな。明久は攻め立てると思ってたんだが」

 

秀吉「ワシは命の幸せを願っておるだけじゃ。

   最近命の機嫌がすこぶる良いのでな。何かあったとは思っていたのじゃが

   まさか明久と付き合っておるとはの」

 

明久「秀吉……」

 

秀吉「じゃから明久よ。命のことをよろしく頼むのじゃ」

 

明久「あっ、うん。任せてよ秀吉」

 

おお意外と上手くまとまったな。

 

雄二「さて後は貴浩だけだな」

 

貴浩「えっ、俺か?」

 

俺は何も無いんだけどな。

しいて言うなら失恋したことだが・・・…それは話す事でもないだろうしな

 

明久「ねぇ貴浩。聞きたいんだけど工藤さんと優子さんのことどう思ってるの?」

 

雄二「ストレートに聞くな明久」

 

明久「うん。貴浩にはこういう風に聞いたほうがいいと思って」

 

雄二「確かにそうかもな」

 

貴浩「優子と愛子か。2人ともかなり可愛いいほうだと思うぞ」

 

刀麻「なら」

 

貴浩「でも2人とも好きな男いるだろ?」

 

「「「「えっ?」」」」

 

貴浩「俺なら嬉しいが……俺なんか好きになるわけ無いだろうし・・・」

 

雄二「ならもし……2人がお前のこと好きっていえばどちらと付き合うんだ?」

 

貴浩「そんなことにならないと思うが……過程の話ならそうだな…

   不純だが両方と付き合うか付き合わないかのどちらかだな。

   2人ともいい女だからどちらか選べないな。

   俺、意外と奥手で優柔不断なのかもしれんな」

 

明久「そうなんだ」

 

貴浩「まあそんなことにはならないと思うけどな」

 

明久「そう……」

 

そしてもう夜も遅くなったので部屋に戻って寝ることにした。

 

 

 

 

 

         ☆

 

 

 

 

 

         ☆

 

 

 

 

 

そして期末試験当日

 

「では筆記用具を置いてください」

 

俺はペンを置く……やっと全教科終了か……

 

明久「疲れた……」

 

貴浩「まったくだ……」

 

秀吉「勉強会をしたおかげで結構解けたのじゃ」

 

康太「・・・・・・・・・同じく」

 

楓「やった甲斐がありましたね」

 

命「私も今回は大分できましたね」

 

雄二「俺もだな。今回のできなら翔子に……」

 

貴浩・明久「「無理だな(だね)。」」

 

雄二「勝て……って、いきなり否定すんじゃねえ!!」

 

貴浩「本当にそう思うのか?」

 

雄二「………もしかしたら……勝てるかもしれねえな」

 

貴浩「一気に自信無くしたな」

 

命「明久君はどうだったの?」

 

明久「多分過去最高点に行ったかも……」

 

雄二「まああれだけ勉強したらな」

 

秀吉「おそらく勉強会をした皆、成績は上がっておるじゃのうな」

 

康太「・・・・・・・・・俺も伸びたはず」

 

楓「そういう兄さんはどうなんですか?」

 

貴浩「俺もできたと思うぜ」

 

雄二「英語はどうだったんだ?」

 

貴浩「………………大丈夫なはず」

 

明久「貴浩もあまり自信ないんだね」

 

貴浩「良いんだよ!あとは結果待ちなだけだ!」

 

秀吉「そうじゃな。結果をまつとするかの」

 

 

 

 

 

 

~結果(Fクラス)~

 

織村貴浩

 総合科目 4831点

 

吉井明久 

 総合科目 2152点

 

坂本雄二

 総合科目 2792点

 

木下秀吉

 総合科目 1741点

 

土屋康太

 総合科目 1599点

 

木下命

 総合科目 2012点

 

織村楓

 総合科目 4974点

 

姫路瑞希

 総合科目 4651点

 

島田美波

 総合科目 982点

 

 




少し長くなりました。
これで一応期末試験編は終了です。

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