命「明久君、たこ焼きです」
明久「ありがとう命」
翔子「…雄二、焼き鳥」
雄二「サンキュー」
なのは「ハイ、康太君、やきそばだよ。アーン」
康太「……自分で食べられる////」
なのは「食べさせたいの///」
康太「……じゃあ遠慮なく////」
楓「ヒデ君りんご飴買ってきました」
秀吉「すまぬの楓」
楓「私がそうしたかったのでいいんですよ」
秀吉「ありがとうなのじゃ」
貴浩「たこ焼き買ってきたぞ」
刀麻「おっ! 1ついただきっ!」
貴浩「いいぞ。優子と愛子もどうだ?」
砂原「いやいや、ゆうこリンとアイアイはたこ焼きより
ター君のあ~んがほしいんだよね」
優子「・・・そんなことないわよ」
愛子「・・・鈴歌ちゃんの勘違いだよ」
貴浩「2人ともいらないのか? なら椎名はいるか?」
椎名「1つ頂いてもいいですか?」
貴浩「いいぞ。ほらっ」
俺は爪楊枝で1つたこ焼きを取ってあげそのまま椎名に食べさせようとする。
優・愛「「あっ!」」
椎名「あ~」
椎名も口をあけたこ焼きを食べようとするが
貴浩「あっ」
ひょい
椎名「ん?」
食べる直前にたこ焼きを遠ざけた。
椎名「・・・・・・////」
砂原「お約束だね!」
椎名「・・・貴浩君いじわるです」
貴浩「い、いや、意地悪でやったんじゃなくてな。
中がアツアツだから少し冷ましたほうがいいと思って」
椎名「・・・本当ですか?」
貴浩「もちろん、ほら」
椎名「あ~ん、パクッ・・・・・・うん、美味しいです♪」
貴浩「そうか、それなら良かった」
優子「・・・・・・」
愛子「・・・・・・いいなぁ」
刀麻「おーい! あっちに金魚掬いやってるぜ。明久、雄二、貴浩、勝負しないか?」
貴浩「のった!」
明久「受けてたつ!」
雄二「金魚すくいって、お前ら子供かよ」
貴浩「じゃあ雄二はしないんだな」
明久「なら3人で勝負!」
☆
刀麻「・・・・・・う~ん、言ってみたが難しいな」
勝負を始めてすぐ刀麻が挑戦したがすぐにポイがやぶれてしまった。
雄二「下手糞だなお前」
刀麻「くっ・・・言い返せない」
貴浩「甘いな刀麻。見よ! この繊細なポイ捌きから生まれる金魚フライハイ!!」
俺はポイを上手く使い金魚を高く掬いあげる。
刀麻「飛ばすなっ!!」
雄二「金魚も嫌がってないように見えるぞ」
愛子「心無しか生き生きして見えるよ」
刀麻「金魚! 嫌がれよ!!」
貴浩「続いて、金魚スピン!!」
先ほどと同じように高く掬い上げると同時に回転を加える。
刀麻「やめいっ!!」
明久「なら、僕もするかな」
そこで明久もポイを構え金魚を入れる容器を構え始めようとすると
ベリッ ポチャン
明久「えっ?」
貴浩「はっ?」
そこにはあろう事か金魚が自らポイを破り明久の容器に入っていく。
まるでサーカスの輪くぐりのようだ。
ポチャン ポチャン ポチャン
そして最初の1匹に続き2匹3匹と続くように明久の容器に入っていく。
久保「これは・・・吉井君凄いね」
刀麻「金魚掬いの概念壊すなよっ!!」
貴浩「勝負にならないぞコレ」
明久「僕の意図じゃないんだけど・・・それにさっきの貴浩のスピンに言われたくないよ」
そして明久の容器に入りきれないほどの金魚が入っていた。
最終的には明久は2匹ほどもらいそれを命にプレゼントした。
俺も5匹捕まえたので優子、愛子、椎名の3人に1匹ずつプレゼントした。
残り2匹は家で飼うつもりだ。