バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

18 / 231
4/22 修正


Bクラス戦 卑怯な行動

貴浩「……うわ、これは酷いな」

 

秀吉「まさか…こうくるとはのう」

 

明久「……卑怯だね」

 

教室に引き返した俺たちを迎えたのは、

穴だらけになった卓袱台とヘシ折られたシャーペンや消しゴムだった。

 

明久「酷いね。これじゃ補給もままならない」

 

秀吉「うむ。地味じゃが点数に影響の出る嫌がらせじゃな」

 

俺たちは再び教室を見渡していると、楓と命がしゃがみ込んでいる姿が目に見えた

 

貴浩「楓・命どうしたんd───」

 

俺が2人に話し掛けようとして言葉が途切れた。

 

秀吉「ん?2人ともどうしたのじゃ───」

 

秀吉も心配に2人に声をかけると途中で言葉に詰まった。

 

なぜなら2人が泣いていたからだ。

 

楓「に、兄さん……私の鞄が……」

 

命「ひ、秀兄……」

 

見ると楓と命の鞄がズタズタに引き裂かれていたのだ。

よく見ると周りの何人かの鞄も引き裂かれていた。

 

明久「ここまでやるなんて」

 

雄二「まさか、ここまでされるとはな」

 

すると雄二が教室に入ってきた

 

貴・秀「「楓(命)を泣かせるとはあいつら(あやつら)覚悟できているだろうな(の)!」」

 

明久「……雄二。どうして教室がこんなことになっていることに気づかなかったの」

 

雄二「Bクラスから、16時までに決着がつかなかったら戦況を

   そのままにして続きは明日の午前9時に持ち越し。

   その間は試召戦争に関わる一切の行為を禁止するっていう

   協定の申し込みがあってな。調印の為に教室を空にしてしまった」

 

明久「それ承諾したんだ」

 

雄二「そうだ」

 

明久「でも体力勝負に持ち込んだほうがウチとしては有利じゃないの?」

 

雄二「楓・命・姫路以外は、な。

   あいつらを今日の戦闘は終了だろう。そうなると作戦の本番は明日になる。

   その時はクラス全体の戦闘力より、楓と姫路の戦闘力のほうが重要となる」

 

貴浩「明久。とりあえず俺たちは前線に戻るぞ。

   向こうでも何かされているかもしれないしな。秀吉と雄二は2人を頼む」

 

秀吉「了解した」

 

俺はそう言うと駆け足で戦場に戻って行った。

……Bクラスの奴らを八つ裂きにしてやる

 

 

 

        ☆

 

 

 

少しすると明久も追いついてきた。

 

明久「なんか、まだまだ色々やってそうだね」

 

貴浩「そうだな。この程度で終わるとは思えないしな。気を引き締めて行くぞ」

 

そういい戦場に戻ってみるとやはり問題が起きていた。

 

明久「待たせたね!戦況は!?」

 

須川「かなり不味い事になっている」

 

やはりこちらにも何かやっていたのか。根っこコンビめ。覚えていろよ。

 

ひとまず現状を聞いてみると島田が人質にされているらしい。

今度は人質か!どこまで卑怯なんだ!

 

貴浩「……ひとまず状況をみたい」

 

須川「それなら前に行こう。そこで敵は道を塞いでいる」

 

俺たちは須川に着いていき、部隊の人垣を抜けると須川が言った通りの状況だった

 

明久「島田さん!」

 

島田「よ、吉井!」

 

B「そこで止まれ!それ以上近寄るなら召喚獣に止めを刺して、

  この女を補習室送りにするぞ!」

 

島田を捕らえている敵の1人が俺たちを牽制してくる。

 

あいつら、わかっていないな。

島田に止めを刺した瞬間、お前らもすぐに補習室に送ってやるよ。

それに早くBクラスのヤツをぶちのめしたい。

 

楓を泣かせたんだ…覚悟はできているんだろうしな。

 

フッフフフ………

 

明久「総員突撃用意ぃーっ!!」

 

F「隊長それでいいのか!?」

 

おっ!明久も俺と同じ考えか?

 

B「ま、待て、吉井!コイツがなんで捕まったと思っている?」

 

明久「馬鹿だから」

 

島田「殺すわよ」

 

……違ったみたいだな

 

貴浩「……おい、お前ら。俺たちの教室や筆記道具を壊しておいて、

   次は人質をとるのか。覚悟はできているんだろうな?」

 

俺は殺気を込めて言うと

 

???「その話本当か?」

 

人質をとっているやつ等の後ろのほうから女性の声が聞こえた。

そうすると、2人の女性が姿を現した。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。