バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

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使者

雄二「明久にはDクラスへの宣戦布告の死者になってもらう」

明久「ねぇ雄二、今使者の字が間違ってなかった?

   それに下位勢力の使者ってたいてい酷い目に遭うよね?」

雄二「大丈夫だ。騙されたと思って行って来い」

命「あ、あの。心配なので私も明久君と一緒に行きます」

 

命が立ち上がってそう言った。

明久「えっ?命、良いの?」

命「はい。一緒に行かせてください」

秀吉「命よ、そう無理を言うものじゃないのじゃ」

命「でも秀兄、明久君が心配で……」

秀吉「そうかもしれぬが……」

貴浩「命、明久と行ってくれば良いさ」

秀吉「なッ!貴浩よ。いきなり何を言いだすのじゃ?」

貴浩「でもよ秀吉。命って一度言い出したらもう意思は変わらないだろう」

秀吉「し、しかしじゃな」

貴浩「それに何かあっても絶対明久が自分の命に代えても命を守るはずさ。だろ明久?」

明久に尋ねるように聞いてみる

明久「うん、そうだね。絶対守るよ!」

貴浩「だってよ、秀吉」

秀吉「うぅ……わかったのじゃ。では明久よ、命をよろしく頼むのじゃ」

明久「うん。じゃあ命行こうか」

命「はい!」

そして2人はDクラスに向かって行った。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

しばらくすると

明久「ただいま雄二、Dクラスに宣戦布告してきたよ」

秀吉「大丈夫じゃったか命よ?怪我はないか?」

命「うん、大丈夫だよ秀兄。Dクラスの人たち優しかったよ」

 

秀吉は心配そうに命に駆け寄って行った

雄二「おい、明久ちょっといいか?」

明久「ん?どうしたの雄二?」

雄二「いや、ぶっちゃけお前が酷い目に遭うと思っていたんだが…」

明久「やっぱりそう思ってたんだね。…まあ…うん。

   僕1人なら絶対酷い目に遭ったね。

   でも命がいてくれたから無事ですんだんだ」

 

明久が無事だったのは、明久がやられる前に命が涙目でやめるようにしたらしい。

雄二「……チッ(無事だったか)」

明久「ねぇ今、舌打ちしなかった?」

雄二「さて、今からミーティングを行うぞ」

明久「あれ、今スルーされた?」

貴浩「じゃあ行こうぜ。明久もブツブツ言ってないで行くぞ」

秀吉「そうじゃな」

康太「……了解」

貴浩「おーい、ムッツリーニもう畳の後なら消えてるぞ」

康太「…………!!(ブンブン)」

秀吉「いや、今さら否定されてもの」

康太「…………!!(ブンブン)」

貴浩「大丈夫だ。ムッツリーニがHなのはよく知っているから」

康太「…………!!(ブンブン)」

貴浩「……ちなみに何色だった?」

康太「みずいろ・しろ・ピンク」

………即答か

貴浩「答えたって事は楓のを見たってことだな」

秀吉「命のもじゃな」

康太「…………!!(ブンブン)」

貴浩「さて、今はさすがにまずいだろうから。

   後でちょっとOHANASIいいかな?ってかいいな?」

秀吉「そうじゃな、ワシも後で一緒によいかの?」

康太「…………!!(ブンブン)」

俺と秀吉はムッツリーニの肩を掴みながら屋上へ向かっていった。


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