バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

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許したと思うなよ

俺はシフト表を確認すると

 

貴浩「じゃあ霧島休憩入ってきて良いぞ」

 

霧島「・・・・・・・・良いの?」

 

貴浩「ああ、もちろん。こっちは俺たちに任せてくれ。

   だから雄二と2人で休憩してきて良いぞ」

 

雄二「な、なんで俺が!?」

 

そこで突然雄二の名を出したことで雄二がうろたえる。

本当に俺が許したと思っているのか?

 

貴浩「雄二もまだ休憩してきてないだろ。

   2人は試合もあるんだから今のうちに休憩しないとな。

   だから雄二…ちゃんと霧島をエスコートしてあげるんだぞ」

 

霧島「・・・・・・・・・織村はいい人」

 

貴浩「じゃあ楽しんできてくれ」

 

雄二「な!?、ま、翔子。あぁぁぁぁああ!!!!」

 

雄二は霧島に連れられて行った。

俺はそれを笑顔で手を振り見送った。

 

貴浩「ムッツリーニも休憩してきて良いぞ。

   今までずっと任せてたから大変だっただろ?」

 

俺や明久は試合などがあってここから離れたりしたが

ムッツリーニはずっとここで働いていたんだ。

さすがに疲れるだろう。

 

康太「・・・・・・・・・わかった」

 

ムッツリーニは頷くと休憩に入っていった

 

貴浩「じゃあ厨房は明久と楓、命、なのは、刀麻で頼む。

   後の主要メンバーはホールでよろしく」

 

俺は両方兼任で行うとするか

 

姫路「あ、私が厨房に入りましょうか」

 

貴・明・秀「「「ホールでお願いします(するのじゃ)!!」」」

 

姫路が厨房に入ろうとしたので3人で断りを入れた。

姫路が入ったらせっかく戻ってきた評判がまた悪くなってしまう。

 

葉月「あの馬鹿なお兄ちゃん。葉月もお手伝いしたいです」

 

明久「えっ?葉月ちゃんも手伝ってくれるの?」

 

葉月「うん!手伝うから、お姉ちゃん達が着ている服ちょうだい!」

 

あの年でなんていい子なんだ。涙が出てくるよ

 

明久「けど、ごめんね。気持ちは嬉しいけど、葉月ちゃんの分の制服は…」

 

明久が申し訳なさそうに言っていると

 

康太「・・・・・・・・・!!(チクチクチクチクチク)」

 

休憩に入っていたはずのムッツリーニが凄い勢いで裁縫していた。

 

明久「ム、ムッツリーニ!?確かさっきまでいなかったよね」

 

康太「・・・・・・・・・俺の嗅覚をなめるな」

 

秀吉「なぜじゃろう。物凄いかっこいい台詞なのじゃが、

   凄くかっこ悪い気がするぞい」

 

貴浩「じゃあ葉月ちゃんの分の制服はムッツリーニに任せるとして俺たちは仕事に戻ろう。

   島田は葉月ちゃんと一緒にいてあげて」

 

島田「えっ?ウチたちはもう少ししたら試合に出ないといけないから難しいかも」

 

貴浩「そうなのか。なら砂原一緒にいてあげて」

 

砂原「了解なのさター君!」

 

俺たちは砂原に葉月ちゃんを任せ仕事に戻った。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

しばらくしてから

俺たちは仕事を手伝っていたが試合の時間がきたので大会の会場へと向かった。

 

 

 

 

4試合目の試合は対戦相手が腹痛のため棄権したので俺の不戦勝となった。

 

 

 

明久と雄二のペアは4試合目で姫路と島田のペアとあたった。

その勝負は雄二の1人勝ちで終わった。

内容は古典の勝負で明久が姫路を抑えている間に雄二が明久もろとも

姫路を倒し、残った島田さんを倒したらしい。

 

 

 

 

 

次の俺の試合までには時間があるので仕事に専念する事にした。

俺の次の試合は5試合目なので、

準決勝ということなので少し準備が必要なので時間がかかるらしい。

 

仕事では俺と明久の2人がホールと厨房を交代しながら仕事し、

試合から戻ってきた姫路さんと島田さんにはホールに入って貰う。

ムッツリーニと雄二には厨房に入ってもらい、霧島もホールに入ってもらった。

 

そして次になのはと刀麻の2人に休憩に入ってもらった。

途中で試合に出る人がいたら場所を交代させながら仕事をこなしていった。

(もちろんの事、姫路は絶対厨房に入れないようにしている)

 

ライダーやセイバーはなるべくは出していたいが

俺と明久の場合、召喚獣を召喚した上での召喚なので

疲れもフィードバックされるので時間を決めて召喚している。

 

しばらく仕事をこなしていき、一通り客足が減ってきたので一度店を閉めて

全員で掃除をする事にした。

 

 

掃除だけなので教室には

工藤さん、楓、命、なのは、椎名さんたちに任せて

後の人は在庫の整理や確認などの作業にまわってもらった。

 

 

そして俺達はその間に試合となり会場へと向かっていった

 

先に明久と雄二の試合があるらしいので俺は試合を見ることにした


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