バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

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明久ラブレター事件(裏側)

明久が異端審問会の連中に追いかけられている時、貴浩はAクラスにきていた。

 

愛子「あれ貴浩君だ。どうしたの?もしかして僕に会いに来てくれたのかな?」

 

貴浩「え!?ち、違う!」

 

優子「愛子、貴浩をからかわないの」

 

愛子「はーい」

 

貴浩「・・・・・霧島いるか?」

 

優子「代表?代表なら・・・」

 

霧島「・・・・・・・・・なに?」

 

貴浩「うわっ!?」

 

俺の後ろからいきなり現れるとは、本当にムッツリーニに行動が似ているな。

 

霧島「・・・・・・・・どうしたの織村?」

 

貴浩「ああ、霧島にプレゼントがあってな」

 

砂原「何々プレゼント?駄目だよター君。

   しょこリンにはユウユウという旦那さんがいるんだからね。

   はっ!?まさか愛人関係になるとか?」

 

椎名「ちょっと鈴ちゃん落ち着こうよ。ごめんね織村君」

 

すると霧島だけでなく、砂原や椎名、なのは、刀麻まで俺の所に集まってきた。

 

貴浩「残念ながら雄二の奥さんだから取りもしないし愛人になりたいわけでもない」

 

砂原「なーんだつまんない」

 

刀麻「・・・・・・つまらないって」

 

優子「・・・・・・貴浩×坂本君もありね(ボソッ)」

 

何か優子がブツブツ言ってるが・・・

 

貴浩「そんな事より。はい、霧島これあげる」

 

俺はグランドパークのチケットをあげる

 

椎名「これって如月グランドパークのペアチケットですよね?」

 

貴浩「そうだな。俺には使い道ないから霧島にあげるよ。

   これで雄二と行ってきなよ」

 

優子「良かったわね代表」

 

なのは「良かったね翔子ちゃん」

 

霧島「・・・・・・・ありがとう。本当に織村はいい人。

   困った事があったら私に言うといい、手伝うから」

 

貴浩「その時は頼むとするさ」

 

砂原「でもター君良かったの?ター君ならモテそうだから

   声掛けたら誰か来そうだけどねん♪特にあの2人はねん♪」

 

貴浩「でも誰も俺なんかといかないだろ。ってか2人って誰のことだ?」

 

優子「あ、あなたが気にする必要はないわよ////」

 

愛子「そ、そうだよ。気にしちゃダメだよ////」

 

優子「・・・・・・・私なら行くのに(ボソッ)」

 

愛子「・・・・・・・僕に言ってくれたら一緒に行くのに(ボソッ)」

 

なのは「タカ君って鈍いね」

 

貴浩「え?なに?なのは」

 

なのは「なんでもないよ」

 

貴浩「それにその日は霧島さんのサポートする予定だからな。

   おそらく雄二のヤツは逃げ出そうとするからな。それを阻止してやる」

 

刀麻「それはおもしろそうだな。俺も手伝うぞ」

 

砂原「なら私も手伝うよん♪」

 

椎名「・・・鈴ちゃんが手伝うなら私も」

 

愛子「なら僕も手伝うよ」

 

優子「アタシも手伝うとするわ。代表の為よ」

 

霧島「・・・・・・皆ありがとう」

 

貴浩「なら霧島は雄二と腕を組んだりしないとな」

 

霧島「・・・・・・どうすればいいの?」

 

愛子「こうな風にやるんだよ」

 

愛子がそういうと俺の腕に手を回してきた

 

砂原「そうそう。それで胸を押し当てると喜ぶよん♪」

 

その逆側では砂原さんが俺の腕にくっついて胸を押し当ててきた。

やべ、気持ちいい。前に優子と愛子に抱きつかれたけどそれ以上に凄いな。

 

優子「貴浩。今、失礼な事考えてたわよね」

 

貴浩「え!?い、いえ、そんなことは、ぎゃあああああ」

 

俺の腕の関節をはずされた。

 

優子「ふん、失礼な事を考えていたからよ」

 

貴浩「うぅ、い、痛い。・・・・・・よっと」

 

俺は自分で関節をはめなおす

 

刀麻「・・・・・・お前凄いな。自分で関節はめなおすとは」

 

貴浩「ん?これって皆できるんじゃないのか?

   Fクラスの男子は全員できるぞ。秀吉だってできるしな」

 

刀麻「普通そんな事できねえよ」

 

砂原「さあしょこリン。ター君相手に実践してみよう」

 

霧島「・・・・・・わかった」

 

貴浩「え?何故俺?」

 

砂原「おもし───ゲフン。言いだしっぺだからだよん♪

   さあしょこリン行くんだ!」

 

霧島「・・・・・・・(コクン)」

 

貴浩「絶対面白そうって言おうとしt──痛ぁいたいいたい!」

 

霧島が俺の腕の関節を決めてきた

 

なのは「ちょっと翔子ちゃん、違うよそうじゃなくて」

 

貴浩「た、助かったよ。なのは」

 

霧島「・・・・・・難しい」

 

愛子「代表練習しようよ」

 

霧島は俺から離れてなのはと椎名、砂原に教えてもらっているみたいだ。

その間に俺は愛子や優子、刀麻と昼飯を食べていると

 

刀麻「何か廊下のほうが騒がしくないか?」

 

愛子「そうだね。何かあったのかな?」

 

そこで愛子が教室の扉を開けてみると

 

『吉井は見つかったか!!』

 

『どこに行きやがった吉井のヤツ』

 

『探せ!必ずヤツを見つけ出すんだ!!』

 

『A班とE班は回り込んで挟み撃ちにするんだ!』

 

Fクラスのやつらが明久を探していた。おそらくラブレターの件で探してるんだろうな

 

優子「アレってFクラスの人たちよね」

 

貴浩「ああ」

 

刀麻「いつもああなのか?」

 

貴浩「そうだな。ってか今日の朝も俺は追いかけられたぞ」

 

刀麻「なんで?」

 

貴浩「楓と木下3姉妹となのは、愛子と登校しているのを奴らに見つかってな。

   男1人で美少女と朝から一緒に来るなんて羨ましいとか言ってな。

   まあ可愛いのは否定しないが秀吉は男だから男1人じゃないいんだが」

 

刀麻「・・・朝から大変だな」

 

優・愛「「・・・・・・・か、可愛い////」」

 

貴浩「ああ、結構大変だな・・・・・・さてなら行くか」

 

愛子「どこに行くの?」

 

貴浩「あいつらを始末してくる」

 

そう言って俺は廊下にでると

 

貴浩「おいお前らまだ懲りてないようだな」

 

F「げぇ!?織村だ」

 

F「死神がきやがった」

 

F「俺達は吉井に用があるんだそこをどけ!」

 

姫路「そうです。私たちは吉井君に用があるんです!」

 

島田「そうよ。今アンタは関係ないわよ!」

 

貴浩「うるせぇな。昼休みぐらいゆっくりさせろや!」

 

バキッ

 

俺はすぐ近くにいたヤツを殴る

 

F「ぷべらッ」

 

F「ひぃ」

 

F「臆するなあいつは今、武器を持ってない」

 

F「そ、そうだな」

 

貴浩「誰が武器を持っていないって?」

 

俺は今日、光一からもらった風呂敷を広げるとそこには頼んでおいた物があった。

 

F「ト、トンファーだと!?」

 

貴浩「そうだ。これからお前らを始末するための武器だ」

 

F「ひ、ひるむな。全員でかかれ!!」

 

貴浩「うざい!」

 

 

ドコッ

 

バキッ  

 

 

 

それから5分後

 

 

 

貴浩「さてまだやるか?」

 

F「て、撤退だ」

 

そこでようやく諦めて逃げていった。

いつの間にか姫路と島田の姿がなかったがまあいいだろう。

それに女子に手を出したくないし

俺はトンファーを学ランにしまうとAクラスへと戻った。

 

砂原「さすがター君だね。ター君の周りは話題がいっぱいだよ。

   今度ター君に密着取材するかな。面白そうだしねん♪」

 

貴浩「・・・・・・やめてくれ」

 

優子「あなたも大変なのね」

 

愛子「・・・・・はははは(苦)」

 

その後もゆっくりAクラスで過ごす事はできなかった。

砂原からからかわれ、再び異端審問会の介入などで全然ゆっくりできなかった。

理由はAクラスの女子といるが見つかったからだ。


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