バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

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明久と秀吉のその後

~ SIDE IN 命 ~

 

気絶した明久君を寝かせるために敷地内にあるホテルに来ています。

その1室で明久君をベットに横にさせたはいいものの、

一緒にきていたなのはちゃんと土屋君はすぐ帰っちゃうし、

秀兄と楓ちゃんもさっきまでいたけど帰っちゃったし、貴浩君や優姉、愛子ちゃんも帰っちゃた。

最後に貴浩君が『襲うなよ』とか言ってたけど・・・・・・

私がそんな事するわけが無いじゃないですか・・・・・・・多分

 

明久「・・・・・・う、うーん」

 

命「明久君、起きた?」

 

命「・・・・・・・み、命?・・・・・・・・・・そうだ、あいつら!」

 

さっきの事思い出したみたい・・・・・って早くとめないと!

 

命「落ち着いて明久君。もう大丈夫だから。それにもう私達以外帰っちゃったよ」

 

明久「そっか・・・・・・・・・じゃあ、もう帰ろうか。居てもしょうがないし」

 

命「そうだね帰ろうか」

 

その後は明久君に手を繋いで帰りました。

 

~ SIDE OUT 命~

 

 

 

 

 

 

~ SIDE IN 楓 ~

 

 

兄さんたちとと別れた後、私と秀吉君ははジェットコースターや観覧車、

買い物を楽しみ、その後は結婚の衣装をきて写真をとられ

レストランで食事をたべ、雄二君と翔子ちゃんの体験ウエディングを見ました。

そこで秀吉君にマスコットのぬいぐるみを買ってもらいました////

 

秀吉「今日は楽しめたかの楓?」

 

楓「はい、秀吉君と一緒に遊べて楽しかったですよ。

  ・・・・・・でも最後は少し残念でしたけど」

 

翔子ちゃんは大丈夫でしょうか?心配ですね。

 

秀吉「そうじゃな。ワシも楓と一緒に遊べて楽しかったのじゃ」

 

楓「翔子ちゃんは大丈夫でしょうか?」

 

秀吉「おそらく大丈夫じゃろう。貴浩と光一が何かしておったし、雄二もおるからの。

   もしかしたらこれで雄二と霧島はカップルになっておるかもしれんの」

 

そうですね。兄さんと光一君がいましたから大丈夫ですよね

それに坂本君がサポートしてますよね

 

楓「そうかもしれませんね」

 

 

しばらく秀吉君と歩いていると秀吉君が思いつめた顔をしていました

 

 

楓「どうしたんですか秀吉君?」

 

秀吉「な、なんでもないのじゃ!!」

 

秀吉君は慌てた様に手を振って誤魔化しています

 

楓「本当にどうかしたんですか秀吉君?悩み事なら私でよければ相談にのりますよ」

 

秀吉「本当に大丈夫じゃからの」

 

楓「そうですか。何かあったら私に言ってくださいね。相談にのりますから」

 

秀吉君が何も言わないならこれ以上は私は何も言いません。

秀吉君を困らせたくないですしね。

 

 

 

 

 

その後またしばらく歩いていると

 

秀吉「・・・・・・楓よ」

 

楓「なんですか秀吉君?」

 

秀吉「いきなりこのような事を言うと驚くかも知れぬが・・・・・」

 

楓「どうしたんですか?いきなり・・・?」

 

秀吉君が決意を込めたような顔をしてますね

 

秀吉「楓よ!ワシと付き合ってもらえぬじゃろうか!!」

 

楓「へぇ!?////」

 

私の聞き間違いでしょうか?

今、秀吉君が私に・・・こ、告白したみたいに聞こえましたが・・・/////

 

楓「す、すみません。もう一度言ってもらっても良いですか?聞き取れなくて・・・・」

 

秀吉「も、もう一度かの・・・・」

 

私がそういうと再び秀吉君が決意を込めて

 

秀吉『ワシは楓の事が好きじゃ!ワシと付き合ってもらえぬじゃろうか!!』

 

やっぱり私の聞き間違いじゃなかったみたいです。

秀吉君が私のことを////本当に秀吉君が私のことを////

 

秀吉「あの楓?どうかしたのかの?」

 

楓「え!?////あ、はい」

 

秀吉「で、どうなのじゃ?」

 

楓「・・・・・・・私なんかで良いのなら・・・・・・喜んで」

 

秀吉「ほ、本当かの!?う、嬉しいのじゃ!」

 

秀吉君がまるで子供のように喜んでいますね。

私も嬉しいですけど/////

 

楓「はい、不束者ですがこれからよろしくお願いします////」

 

秀吉「こちらこそよろしく頼むのじゃ////」

 

楓「あの・・・それで秀吉君。お願いがあるんですが良いですか?」

 

秀吉「ワシに出来る事ならなんでも言ってほしいのじゃ」

 

楓「これからヒデ君って呼んでも良いですか?」

 

秀吉「ヒデ君?」

 

楓「はい、私だけの呼び名が欲しかったので駄目でしょうか?」

 

秀吉「全然大丈夫じゃぞ!むしろそのほうが良いのじゃ!!」

 

楓「良かった。改めてこれからよろしくお願いしますねヒデ君////」

 

秀吉「よろしくなのじゃ////」

 

楓「ではこれから兄さんに今日の事を話さないといけませんね」

 

秀吉「うっ・・・そうじゃった。じゃが楓のためじゃ頑張るとするかの!」

 

楓「はい、頑張ってくださいねヒデ君」

 

そうして私はヒデ君の彼女になりました。

この後は兄さんに今日の事を話さないといけませんね。

大丈夫でしょうか?少し心配です

 

 

 ~ SIDE OUT 楓 ~

 

 

 

 

 

 

 

 

今、俺の家には俺と優子、愛子そして明久に命、楓に秀吉がいる。

なのはは自分の部屋にいてもらっている。

 

貴浩「さて秀吉、何故俺に嘘をついてまで楓と出かけたのかな?

   ・・・・・・・確かに秀吉は演劇部の部員と行くって言ってたから

   楓も部員の1人だから嘘じゃないけどさ。なんで正直に言わなかった?」

 

秀吉「そ、それは・・・・・ワシが楓と行きたいとお主に頼んでも

   断られると思って言わなかったのじゃ」

 

貴浩「ふーん、そうか」

 

秀吉「お主に嘘をついて楓と遊びに行ったのは悪いと思っておる。

   すまなかったのじゃ」

 

貴浩「・・・・・・・まあ今回は良いけど、今度からはちゃんと言ってくれよ。

   ・・・・・・・色々心配だからな」

 

まあ秀吉だから他の男子とは違って楓に変な事はしないだろうからな。

と安心していると

 

秀吉「わかったのじゃ。以後気をつけるのじゃ」

 

楓「良かったですねヒデ君」

 

貴浩「ヒデ君?」

 

愛子「あれあれ?何か2人ともいつもと雰囲気が違うような気がするけど?」

 

秀吉「え、えっとのぅ。ワシと楓は今日から付き合うことになったのじゃ」

 

「「「「「え?えっええええええええええ!?」」」」」

 

貴浩「な、なんだと!?か、か、楓!!その話は本当なのか!!??」

 

楓「はい、本当ですよ。私はヒデ君とお付き合いすることになりました」

 

ま、マジか・・・・・・orz

 

明久「た、貴浩!?気をしっかり持つんだ!」

 

貴浩「あ、明久。俺、今何か幻聴が聞こえたような気が・・・・」

 

明久「・・・・・残念だけど幻聴じゃないよ」

 

貴浩「っ!」

 

向こうでは楓と秀吉は皆(俺と明久以外)から祝福されている。

み、認めるしかないのか・・・・・・

 

明久「貴浩?」

 

貴浩「・・・・・・・・・・・・秀吉」

 

秀吉「・・・なんじゃろうか?」

 

秀吉は緊張しながら返事をする。

 

貴浩「少し2人で話がしたいんだが良いか?」

 

秀吉「わ、わかったのじゃ」

 

俺は秀吉を連れ自分の部屋に向かった

 

 

 

俺の部屋につき扉を閉める。

 

貴浩「率直に聞く。楓の事が本当に好きなんだな?」

 

秀吉「当たり前じゃ!!こんな事で嘘はつかぬ!

   Aクラスの試召戦争の時、姉上に演劇の事を馬鹿にされた事を

   楓がワシなんかのために姉上に向かっていってくれたのじゃ。

   その時ワシは嬉しかったのじゃ。楓があそこまで演劇に対して

   怒ってくれたことに。ワシの選んだ演劇という道は

   間違っていなかったと感じさせてもらったのじゃ」

 

貴浩「・・・・・・そうか」

 

秀吉「た、貴浩?」

 

貴浩「・・・・・・・・・・わかった。これから楓のことをよろしく頼むな!」

 

俺は秀吉に土下座をして頼む

 

秀吉「た、貴浩!ん、何を!顔を上げるのじゃ」

 

貴浩「楓は俺の双子の妹だ。だから妹の幸せを願っているんだ。

   秀吉なら楓のことを幸せにしてくれると思ったし、

   それに楓が秀吉に好意を向けていたのは前からなんとなくではあるがわかってたからな。

   だから、楓のことどうかよろしく頼むな。

   だが・・・・・・もし、楓の事を泣かせでもしたらどうなるかはわかるよな?」

 

秀吉「貴浩・・・任せるのじゃ!!楓のことはワシが幸せにするのじゃ!」

 

貴浩「よろしく頼むな。じゃあ皆のもとに戻るか」

 

俺は秀吉との話を終え皆のもとに戻った

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

優子「もう秀吉との話は終わったの?」

 

貴浩「ああ、終わったよ。今後の秀吉に期待するさ」

 

愛子「それって?」

 

秀吉「貴浩がワシと楓の交際を認めてくれたのじゃ」

 

優子「それ本当?良かったわね楓」

 

楓「はい!」

 

優子「でもよくあなたが認めたわね」

 

貴浩「・・・・まあ相手が秀吉だから大丈夫だと思ったからな。

   まあ楓を泣かせでもしたらOHANASIが必要だけどな」

 

愛子「そうなんだ」

 

貴浩「じゃあ次は明久たちの番だけど、優子どうするんだ?」

 

優子「・・・・・・どうもしないわよ。それに貴浩が秀吉の事を許したんだから

   私が吉井君にどうこう言えるわけ無いじゃない!そこまで器はせまくないわよ」

 

貴浩「だそうだ明久」

 

明久「よ、良かった」

 

優子「でも、そうね、何も罰が無いのはアレだから、

   何か夕飯でも作ってもらおうかしら」

 

愛子「それはいいかも!秀吉君と楓のお祝いもかねてだね」

 

貴浩「そうだな。じゃあ明久1人じゃ大変だから俺も手伝うぞ」

 

その後は俺と明久で料理を作り皆で盛り上がりながら過ごしていった。


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