バカと俺達の召喚獣   作:ターダン8

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Dクラス戦①

開戦時間になり、Fクラス対Dクラスの試召戦争の火蓋は切って落とされた。

貴浩「ついに始まったようだな」

試召戦争の火蓋は切って落とされたのだが、

俺と楓、命、姫路の4人は回復試験験を受けていた。

というのも俺達は振分試験を欠席・途中退出したので0点扱いになっているので、

回復試験を受けて点数を確保しなければならないからだ。

貴浩「さっさと試験受けて戦線に加わらないとな」

楓「そうですね兄さん」

命「待っててくださいね。秀兄と明久君」

姫路「頑張ります」

「それでは、回復試験を始めます。準備はよろしいですか?」

「「「「はい」」」」

「それでは、始めてください」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

試験を受けてる最中

 

《ピンポンパンポーン》

 

《船越先生、船越先生》

 

この声は確か……須川だったか。放送を使ってどうするんだ。

 

《吉井明久が体育館裏で待っています》

 

《生徒と教師の垣根を越えた、男と女の大事な話があるそうです》

 

…明久。グッドラック!

 

明久「須川あああああああ!!」

 

放送直後に遠くで明久が叫んでる声が聞こえた。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

貴浩「さて回復試験も受けたし戦線に行くとするか」

「「「はい」」」

Fクラスに戻ると雄二が護衛をつれて立っていた

雄二「よし、試験は終わったか。そろそろこちらも出るとするか」

するとそこへ明久が戻ってきた

明久「雄二、校内放送聞こえてた?」

雄二「ああ、バッチリな!」

明久「それよりも、須川君がどこにいるか知らない?」

貴浩「須川ならもう少ししたら、帰ってくるんじゃないか?」

雄二「ちなみにだが、さっきの放送を指示したのは俺だ。」

明久「シャァァアッ!」

雄二「お、船越先生」

凄いな明久。

雄二が船越先生の名をあげた瞬間に掃除用具のロッカーに入って行ったぞ。

雄二「さて、バカは放っておいて、そろそろ決着をつけにいくか」

秀吉「そうじゃな、ちらほらと下校している生徒の姿も見え始めたし、頃合じゃろう」

康太「・・・・・・・・・・(コクコク)」

雄二「おっしゃ!Dクラス代表の首を取りに行くぞ!」

F『『『『応っ!』』』』

やっと、戦えるぜ!  

せっかく回復試験を受けたんだから、戦わないとな!

命「あの~明久君。船越先生が来たっていうのは嘘みたいですよ」

そう命が言うと同時に

明「キシャアアアアアッ。逃がすか雄二ぃッ!!」

明久は奇声をあげて雄二を追いかけていった。

貴浩「……俺たちも行くか」

楓「……そうですね兄さん」

命「う、うん」

俺たちは苦笑いしながら戦場へ向かった


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